2017年12月31日

本来仏なり

今日も来てくれてありがとう。

今年最後のクリック応援を。

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さてこれからも、

世間の役割を生きていきましょう。


時には


親であり


子であり


社会人であり


教師であり


生徒であり


脇役であり


主人公であり


ご近所さんであり


一介の通行人であり



そしてどの役も自分自身ではないことを覚えていましょう。



だって、本当の自分はブッダなのだから。

ブッダとは何ものにも染まっていない、純粋で透明な存在のこと。



中には、いまの自分を超えた、高い意識の自分になることを目指す人もいます。

いつの日かブッダフッド(ブッダの境地)に至り、悟りを開いた暁には、特別な魂としてこの世の道標になろう。

自分がブッダになったとき、特別な存在に生まれ変わって、そこから本当の人生が始まるんだ。


このような発想は、いまあるがままのものは認められず、ないものの中に素晴らしいものが隠されているはずだという、しぶとい誤解から来ています。






真実は、いまあるがままがあるだけ。


これ以外が存在したことはないし、これからもありません。



いまのあるがままのあなたがブッダであり、あなたに付け加えるものも取り去るものもありません。

このままの、まさにいまあるがままのあなたがブッダなのです。



一休禅師はこう歌います



はちす葉の にごりに染まぬ露の身は

ただそのままに 真如実相



ハスの葉の露は、葉の色に染まって見えるけれど、

露自体は染まっていない。


あなたも世間に生きているときは、世間の色に染まって見える。



でもあなた自身は染まっていない。


その透明さ、純粋さが、真如実相の現れであり、ブッダなのだ。





今年もいろいろありましたが、

あなたも僕も、本質は透明無垢のまま。


来年は、また来年の色に染まりましょう。




それでも僕たちは、



はちす葉の にごりに染まぬ露の身は

ただそのままに 真如実相





それではみなさん、良い年をお迎えください。





来年に向けての、応援クリック (^^)/

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Posted by Toshiro Abe at 10:56Comments(41)

2017年12月30日

真如(タタータ)

今日も読む前によろしくお願いします。

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昨日のコメントに、自殺をした人も救われているかという質問がありました。


これはきっと、

「ありとあらゆる人は救われている」

という言葉を受けての質問でしょう。




カーラさんの質問


>身内が自殺しましたが、自殺した人も救われますか? 

>また、わたしは彼女に対して、どういう気持ちでいれば、救われるですか? 

>もし、来世があるなら、幸せな来世を送って欲しいと願っています。 

>縁があって身内で生まれたのに、何もしてあげられなかったことに後悔しています。 

>元気のでる素敵な言葉をいっぱい伝えるべきでした。
 



質問を読むと、亡くなった方に対して、自分はもっといろいろしてあげられたという罪悪感を持っているようです。


ありとあらゆる人は救われていますが、質問者は罪悪感の中にいます。


というより、罪悪感というフィルターを通して見ている現実を生きて、それを経験していますが、経験している当の自分は、TVゲームのプレイヤーのようなもので、ゲーム内容に影響されていません。

ですからカーラさんも、すでに完全に救われています。




さて、罪悪感のような感情は、我々を夢の世界(ゲームの世界)に繋ぎ留めておく強力な力を持っています。


起きていることをどう解釈するかも、全部自分がやっていることですが、そんなふうに生きている現実を超えたリアリティが存在することに気づくのは、最も大切です。

それが空(くう)の発見です。



空を実感すると、なにごとも作りだしているのは自分の思考であり、その思考は自由に変えられることを知ります。

その結果、自由自在に生きられるのです。


空を完全に体感できなくても、たとえば瞑想の安心感に寛ぐことで、起きる出来事に対する余裕が出てくることもあります。



起きることが起きる


それ以外は決して起きない


この単純な事実を受け入れること、それが宇宙を信頼するということです。



誰の人生にも受け入れがたいことが起きていきます。


それでも



起きることが起きる


それ以外は決して起きない


という事実は変わりません。






たとえこのことを知っていても、腹を立てることもあれば、誰かを憎むこともあることでしょう。


それも含めて


起きることが起きていきます。



このことに対する基本的な信頼が持てたら、人生は根本から楽になりますね。







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Posted by Toshiro Abe at 11:10Comments(30)

2017年12月29日

一番うれしい福音

今日は猫が膝に乗っていて、キーボードやマウスを動かすとジャレてくるので、上手く書けません。


気が向かない時は、こちらがどんなに猫なで声を出して呼びかけても完全無視のくせに、気が向くと、こちらの都合に関係なく自分のほうから寄ってきます。


自分勝手と言えばこれほどの者たちはいないと思いつつも、可愛いのは何故でしょう。




話は全く変わって・・・

いつぞや、宇宙の仕組みがすべて明らかになったときのこと、



同時にいろんな気づきが現れるんだけど


その中の一つ



宇宙の計画は、何一つズレルことなく、完璧に、粛々と成されている。


超ミクロから超マクロに至るまで完璧だ。



計画と言っても、実際に起きているのは、時間を超えたいまに関すること。


言葉では表せないが、大いなる計画はいまも進行中だ。



一見混沌として見える現象界だが、その奥には途方もない秩序が隠されている。


あなたも僕もその一部であり、同時に、宇宙全体を創造している共同制作者だ。






これ以上言葉で言えないし、証明もできないけれど、


ただひとつ言えるのは



「あなたの人生で、何が起きても大丈夫」



ってこと。




僕らは、最終的に救われていて、そこだけは絶対大丈夫。


救われているも何も、最初から絶対的な存在なのだから。



最終的な次元こそが真実で、


他は夢みたいなものなので、


真実の自分が救われているっていうのは、


この世で最も嬉しい「福音」だよね。




たとえすぐに実感できなくてもね。








それはともかく・・・よろしくお願いします。


クリックして、行った先の「かんながら」をクリックして戻ってくる。


わずか10秒で、アベッチを喜ばせてあげられる!


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Posted by Toshiro Abe at 11:17Comments(36)

2017年12月28日

いい気分でいるには

今日も来てくれてありがとう。

まずはよろしくお願いします。

クリックした先で、「かんながら」をクリックすれば戻れます。


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人間の中には基本的な不快感があります。

この不快感は、自分が全体から分離しているという錯覚から来るのですが、自分ではそんなふうには思いません。


したがってこの不快感は、他の理由を探します。

例えばそれが仕事の事だったり、人間関係だったり、お金の事だったりします。

しかし不快感の本当の原因は、不快感そのものであり、理由にしたことではありません。



ここに気がつかないと人生が一連の問題解決の舞台なってしまいます。

不快感を解消して幸せな気分になるために、自分がフォーカスした問題に取り組むのです。

これはキリがありません。


しかもこうやって、いつもいい気分ではいられないようにしているのです。


いい気分を感じるというのは、意外と難しく、深い意味があるのかもしれませんね。






分離は緊張と同時に起きています。


緊張とは何かを警戒し、受けて立っている状態です。


分離を無くすには、どこまで身体と心の緊張を抜いていけるか。



緊張を抜くには、信頼していくこと。

この命に対する、存在に対する、絶対的な信頼です。



完全に信頼した時、分離はありません。

不快感も消えています。


そうやって人生の流れがスムーズになっていきます。


空即是色

の生き方が始まっていくのです。



なんとなく方向は分かりましたか?


またしつこく書いていきます(笑)




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【お知らせ】


1月の瞑想伝授は東京のみとなります。

初めての方はコチラからお入りください。



  


Posted by Toshiro Abe at 10:56Comments(39)

2017年12月27日

12月27日の記事

みんないい人達だなァ

いま僕にとって一番いい人はポチッとしてくれる人。

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今年もなんだかんだ言ってまいりましたが、つまるところ


「優しい気持ち」


が大切だと思います。



何に対して優しいかではなく、いま自分の内側が「優しい気持ち」になっているかということ。


生き方ではなく「在り方の質」のようなもの。


正しさとか、意義だとかの前に、まずはそんな気持ちでいるのかがチェックポイントだと思うのです。



ハートが開いて、あるいは緩まって、いまに寛いでいる感じです。


だからハートチャクラを調整する瞑想は役に立ちますし、誰にでも必要だと思います。




電話が鳴ればそれに出る


喉が渇けば水を飲む


今日もそんなふうにして、起きることが起き、それに対処していくのでしょう。






人生はとてもシンプル。

それを難しくしているのが我々のマインドです。


マインドは起きていることを一定方向から把握し、それまで培ってきた経験によって、起きている事実を判断j評価します。


自分が、制限された枠の中からしか見ていないことを自覚できれば、一歩先に進むことが出来ます。

そうやって、ただあるがままをあるがままに見る目を養っていきます。

完全にそのように見えた瞬間、それまでの人生の重荷はすべて降ろされています。



それが目覚めるということ


人生という夢のストーリーからの目覚めです。



それはものすごくシンプルな気づき。


ずっと気づいていたことを、あらためて認めるだけのこと。




まずは、いまここに落ち着きましょう。


ほんの数秒でもいいから、目を閉じて深呼吸してみる。



そして外側の出来事に全く影響されていない、自分の純粋な存在を感じてみる。


それはいつも「いまここ」にいるので、見つけられない時はありません。






また書きますね。






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Posted by Toshiro Abe at 10:44Comments(29)

2017年12月26日

息を吸って私は静か

今日も来てくれてありがとう。

最初にお願いします。


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早朝1時間くらい目が覚めたものの、また爆睡。

久しぶりに10時間以上寝ました。

疲れていたのかなァ。


そうだ、いい気分、いい気分。



息を吸って私は静か


息を吐いて私は微笑む



おほほ、なんかいい感じ。



静かに微笑んだら、もうすでに幸福感が漂っているから、すでに満たされているわけだ

望む物も欠乏感からじゃなく、楽しみのプロセスとして描いているだけになる。


そういう夢は叶うと奥平女史は言う。


いまの状況にとてもじゃないけど満足できないという強い思いがある人は、気分をシフトさせるのが大変だけど、その工夫が修業だと、やっぱり奥平女史は言っています。


やって損はないので、あきらめずにできるところからコツコツと。





今年の一番の出来事は、11月の天河神社特別神事だったかな。

僕個人としても、29年越しの円が完結しました。


祭りの準備を何カ月もお手伝いしたのに、肝心な大祭の初日にご奉公を止めてしまったこと・・・

自分が納得できる祈りを捧げるのに30年もかかってしまった。


でもやはり、こうなっていたんだなという実感もあります。



この静かな安心感こそが、祈りの賜物。


これが宇宙の流れに乗っていく秘訣なのでしょう。


だから神社詣でするのかもしれませんね。




今回の天河神社特別神事のビデオは、天河の気と、参列者の祈りの気がそのまま納められている、そこが他の天河映像との違いだと思います。


年内は特別価格です。


スピタメ




やっぱりこの呪文は効く。


ゆっくり息を吸いながら


「息を吸って私は静か」


と言って、息をいっぱいに溜めてからしばらく止めて、そこで静寂を味わう。



そしてゆっくり吐き出しながら


「息を吐いて私は微笑む」


といって、唇の両端を上にあげて微笑みを作る。


もし人がいてそれができないのなら、心の中でだけでも微笑んでみるんだ。



少しでもブルーな雰囲気が漂い出したら、この呪文を唱える。


というより、一日中繰り返してもいいくらい。

頭の中でゴチャゴチャ考えているより、よっぽどいい。




そんなわけでいい一日をね(^o^)





冒頭のお願いをスルーした人にお願い。

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Posted by Toshiro Abe at 12:01Comments(32)

2017年12月25日

If you want it

いつも応援ありがとう

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昨日の奥平亜美衣さんとのコラボトーク、やっていてすごく楽しかった。


話の内容を簡単にまとめれば


素直に望んだものは、すでに空(くう)の次元で実現していて、それをいかに3次元の立体現実として投影していくか。


そのためには、空の波動と、生身のいまの波動を一致させていくこと。


だからいい気分を選んでいく。


そういうことです。



そのための自分のベースを作るために、瞑想は不可欠だということも再確認できました。


そして、「いまここ」や「ワンネス」の真理と引き寄せの法則は、切っても切れない表裏一体のものだということも明確になってきました。


さらには毎日の自分に対する気づきが重要であり、それすなわち禅であると。


2017年の年末に来て、いままでの活動の全てが統合されていくような、奇妙な快感を持っています。


いままでは主に、空の世界観を解説してきましたが、これからはそれを人生に反映させていくガイドになりたいと思います。



空即是色



この言葉がこれからのキーワードになっていくように思います。



このヒントをくれたのが、三千院門主の堀澤祖門大僧正。


昨日祖門さんにメールを出して、そのことを伝えたらとても喜んでくれました。


来年は祖門さんとも、なにかやってみたいです。



こうやって、素直に願ったことは自然に成就していきます。


そうなって欲しいと強く念じているわけでも、絶対に叶うはずだと強く信じているわけでもありません。


ただ、抵抗なく素直に願っているのです。



昨日の話でも、過去自然にうまく行ったときのことを思い出し、そのときどんな気持ちで願っていたのかを知ることで、この先に応用できると。

それってある種の感覚だなって思いました。



以上、簡単なご報告でした。


今日はマインドを使って整理しながら書いたので、やや理屈っぽくなってしまいましたが、このままアップすることにします。








今日はクリスマスだね。

クリスマスソングで一番好きなのは、ジョンレノンのハッピークリスマス。



世界がこのままでいいとは思わないけれど、

Happy Xmas!




この歌はベトナム戦争のさなかに作られていて、反対運動が過渡期を迎えていた時、反対するんじゃなくて平和を描こう、平和を願おうって。


これは人類の集合意識への、真実からのメッセージですね。









今日は阿部さんにXmasプレゼントクリックだ(^^)


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Posted by Toshiro Abe at 10:25Comments(35)

2017年12月24日

タメ

今日は朝からワクワクしています。

奥平亜美衣さんと、「引き寄せの奥義直伝」というコラボトークをするからです。


「引き寄せ」という言葉は、実際の僕の感覚から言うと少し的外れ。

起きていることは欲しいものを引き寄せているのではなく、創造しているのです。


「奥義直伝」なんて言うと大げさに聞こえるかもしれないけれど、当人はいたってマジです。



押し付けられた勉強が嫌いで、学校もろくに行かなかった男が、一応の体裁を保って生きてこられたのは、自分の願いは何でも叶うという、いい意味で思い込みが強かったからだと思います。



いまだって、これからが人生で一番大きな花が咲く、いままではその準備に過ぎなかったって本気で信じてます。


あっ、言っちゃった。

秘密だったのに。



64歳にしては珍しいかも。

強がっているわけじゃなくて、本当にそう思っているんだから。



馬鹿でしょ?

その馬鹿のブログをあなたはいま読んでいます(笑)



すでにやりたいことはやったし、願った以上のものも手に入れた。

不満は何もないけれど、これからもっとやりたいことをやっていくんだ。


なんて強欲な奴なんだろう。



その一方で、何もいらないって静かに思う時もある。

いまに完結して、それはそれで至福の時間だ。



するとまた戻ってくる。

よっしゃ、バリバリ行けるとこまで行ってみるかってね。

どこまで行っても同じだけど、だったら思いのままに生きてみようって。


ちょうど呼吸みたいなもので、エネルギーを吸ったり吐いたりしている感じ。



僕とかあなたとか呼べる主体的な自己など存在しないことも分かった。


現象はただ起きているだけで、良いも悪もないことも分かった。


しかも表面的に起きているように見えているだけで、その実、何も起きていないことも分かった。


その上で、どう生きるのか。



えっ?どう生きるかも、ただ起きることだって?


その通り。


で、その上で、どう生きるのか。


あはは、話が前に進まない。







いまここに生きている、絵にかいたような俗物の生きざまをこれからも曝していきます。


俗物だけど神様を道連れにしている。

だって、神様と僕は「タメ(同等)」だから。


み~んな、「タメ」


もちろんあなたとも「タメ」


どんな偉そうな顔をしている人とも「タメ」

向こうが僕を見下していても、僕はそいつと「タメ」


だって源は一つの同じものなんだから、「タメ」じゃないわけがない。


それさえ分かれば怖いものなしだ。


この感覚を心の底に持つことが出来たら、生き方は大きく変わるよ。

もっと大胆に生きられる。


これも、自由に現実を創造していくときの奥義の一つだと言っておこう。



なんだか今日の僕はエラそうだなァ。


でも許してほしい。


だって、「タメ」なんだから。




それでは準備して行ってきます(^^)/



ところで、「タメ」って死語?





ここのクリックに強運力を念じておくからね。

クリスマスプレゼントのアベッチパワー!


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・・・・・・・・・・・


【お知らせ】


北海道で開催する西遊記。


孫悟空(さとうみつろう)

沙悟浄(雲黒斎)

猪八戒(阿部敏郎)


これは最初で最後のお祭りです。

次にみられるのは来来来世だから。


花火は一度きりが美しい。


みんな札幌まで見に来てね。

翌日は一緒に「雪まつり」に行こう。


詳細とお申込みはコチラから








  


Posted by Toshiro Abe at 09:30Comments(43)

2017年12月23日

路傍の花

今日も来てくれてありがとう。


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たとえば道端に咲いている、誰も気にとめない小さな花に意識を向けると、その花の存在感がグッと増してくるでしょ。

そこには二つとして同じものがない、その花独自の個性があって、もっとよく見ると、その花がここまで育つ過程までもが見えてくる。

雨に濡れながら、陽の光に当たりながら、少しずつ大きくなっていったんだよね。


そこまで見えたとき、ほら、その花が喜んでいるのが分かるでしょ。

貴方の意識が、その花に存在を与えたから。



花じゃなくても、雑草でも、いやその辺に落ちている石ころでもいい。

ジッと見てあげることで、命を吹き返すよ。


頭の中で描くだけじゃなくて、実際にやってみよう。

対象は街路樹でもプランターの植物でもいいから、まるで自分の延長のようにじっと見てあげるんだ。

すると、いままで見えてなかったものまで見えてくる。



あなたの意識は、万物の母みたいなもの。

なんでも産みだす魔法の力。



人だって同じこと。

意識を向けてあげれば、相手の中に力が湧いてくる。


判断や評価を横に置いて、ただ意識を向けてあげるんだ。

たとえ傍にいなくてもいいから、遠くの人でもいいから、あなたの意識を向けてあげよう。


その意識が愛。


あなたが愛。



想念や観念が、その愛を閉じ込めてしまった。

世界全体がそうなってしまった。



もう一度掘り起こそう。


秘訣は判断しないこと。


本当は最初から愛しか存在していないのだから。


これが内側の神事。




外側の神事は、想念や観念を祓うこと。

そこに残るのが、神という名の愛。



「宮司さん。神って何ですか?」



「ご自分のことです」





たまにはクリックしてあげよう(^^)


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【お知らせ】


明日の奥平亜美衣さんとの、現実創造の奥義の開示。

実は今日の記事の中にもヒントが隠されています。

数名分、空席ができましたので、満席で申し込めなかった人はコチラからお申し込みください。






  


Posted by Toshiro Abe at 09:20Comments(36)

2017年12月22日

神様たちは踊り続ける 終わりはいつも始まりだから

僕にとっての天河は29年前に完結したはずだった。

なぜまたいま天河なのかと思う。

「なぜ」は人間が考えるものであって、やはり起きることが起きているのだろう。


もしかしたら、この30年というのは一つの区切りであり、まさに平成時代の30年間だったのかもしれない。



やりたいことは、みんなに天河を知ってもらうこと。

そして関心を持ってもらうこと。

関心を持つというのは意識を向けるということ。


大変な思いをして天河まで足を運んで欲しいわけじゃない。

意識を向けるだけで十分だ。


あなたが意識を向けた時、意識を向けた先のそれは存在する。

量子の科学者が言うように、観察者がいて存在が現われる。


宇宙がなければあなたは存在しないけれど、あなたがいなければ宇宙も存在できないということ。

あなたと宇宙の相互依存によって森羅万象が作られているのだ。



意識の力はとても大きい。

たくさんの意識が天河に向かえば、天河の神が復興していく。



「復活」じゃなくて「復興」だ。

復活というのは、いまは眠っているということ。


天河は眠ってないよ。

いまもエネルギーは生き生きとしている。


そこに多くの意識が向かえば天河は復興する。

その力が次の時代の礎になると感じている。



それはある意味、昔に帰ることなのかもしれない。

明治の神仏分離令が出る前の、もしかしたらもっともっと昔に帰ることなのかもしれない。



見失われてしまった日本の心の「復活」だ。

日本の心は眠ってしまったから。





今日も思いつくままに書いてみました。

この調子だと、当分は天河の話が続くかも(笑)





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Posted by Toshiro Abe at 09:49Comments(36)

2017年12月21日

第一次天河ブームまで

皆さんの答えを興味深く読ませてもらいました。

昨日の設問に正解というものはありません。

それぞれが感性で捉えるものであり、どれもが正解ということになります。


ちなみに僕は、「色即是空」という言葉にすべて集約されると思っています。

色(二元の世界)側から見れば対象としての神は存在し、空(非二元の世界)からみれば我も神もひとつの全体に溶けていきます。


この二つの立場がごっちゃになってしまうところに、二元の世界に暮らす人間には矛盾に感じることが多く出てくるのです。



さて今日は、もう少しみんなに天河神社のことを知ってもらいたいと思います。

あまり知られていないことも含めて、明らかにしていく時が来たように感じているから。


今日もかなり不思議な話になりますが、そのことを踏まえて読んでみてください。



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天河はその場所が持つ特別な雰囲気とパワーのおかげで、有史以前、神社と呼ばれる前から有名な場所だったようです。

大昔からの歴史はまた別の機会に紹介するとして、今日は近代に入ってからの流れを簡単に書いてみましょう。


意外かもしれないけれど、昭和40年当時、天河の存在はまったく忘れ去られていました。

当時は子供たちが本殿でかくれんぼして遊ぶような、よく田舎にありがちな寂れた神社の一つになっていたのです。



それがいまの柿坂神酒之佑宮司になってから、急に復興し出すことになります。

柿坂家は代々天河神社の宮司を務める家柄でした。


神酒之佑氏は柿坂家の7人兄弟の末っ子で、神職を継ぐ気などまったくなかったのが、そうせざるを得ないような状況になってしまったのだそうです。

こういうことは誰の人生でも起こり得ることですが、自分の意思とは関係なくある方向に向かわされてしまったわけです。


ちなみに柿坂家は、山岳信仰の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)の側近弟子だった前鬼・後鬼の子孫と言われています。

このことについては過去記事にも書いているので参考にして下さい。




さて神酒之佑氏が神職になって数年後の昭和46年。

彼はこの年に最初の啓示を受けることになります。


それは「南朝の慰霊祭を執り行え」というもの。


都を追われた後醍醐天皇が開いた南朝。

その御所跡が、いまも天河神社に隣接してあります。



慰霊祭を行った後に、次は南朝と北朝の仲直りの神事するようにとの啓示を受けます。

とはいうものの当時は寒村にある寂れた神社ですから、ほぼ宮司さん一人でこのお祀りごとを遂行したそうです。


そして神事を終えて振り向くと、そこにはなんと全国から集まった300人の霊能者たちがいたのだそうです。


彼らは示し合わせて来たのではなく、それぞれに天河の霊夢を見て、いったい天河とはどこなのかという思いでやってきた人達。


いまとなってはそれが本当に人間だったのか霊だったのか分からないそうです。

宮司さんには、その違いが分からないと。


もしかしたらそのうちの一部が人間で、他は全て霊だったのかもしれません。

僕はこういう話が苦手なので分かりませんが、宮司さんにとっては実際に起きた現実です。





南北朝の霊界レベルでの和解は、日本がこの先、自らの使命を果たすための大切な一歩だったと思います。

日本の使命が成就するのはまだ先ですが、天河がその原点のような役割を持っているというのが僕の直感です。


ですから天河をさらに開いていくということは、日本の将来にとって、さらには世界の将来にとって、大きな意味を持つと思っています。


誇大妄想のような話になってしまいましたが、いい歳して真剣にそう感じているのです。



さてこの南北朝和解の神事の直後から、またしても霊夢に導かれた霊能者たちが全国各地からわんさと訪れるようになり、ここから近代における第一次天河ブームが始まっていくのです。


当時の様子を、元YMOのミュージシャン細野晴臣氏は

「天河は霊能者の六本木だ」

と語っています。



長くなったので、この続きは明日にします。




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・・・・・・・



【お知らせ】

拙著「かんながら」を書いたのは18年前ですが、いまになって天河をさらに詳しく紹介する役目を仰せつかっているような気がしています。

あの物語にも書いたように、ライフワークである禅も瞑想も、みんなこの天河の流れでやってきた活動です。


年明けのソロ講演会では、ここには書けない話を含めて天河を中心にお話させてもらいます。


1月28日東京講演会





  


Posted by Toshiro Abe at 11:05Comments(28)

2017年12月20日

設問

柿坂宮司さんに単刀直入に質問しました。


「神様って何ですか?」




するとこう答えられました。


「ご自分のことです」




するとそれを聞いていた人はこう思いました。


「神様が自分だったら、この神社にいる神様は誰?」





あなたなら、どう答えますか?






このランキングサイトですが、ひとつの端末から一日ワンクリック分がカウントされます。

いつもご協力ありがとうございます。


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Posted by Toshiro Abe at 10:15Comments(84)

2017年12月19日

不思議な話

今日はちょっと不思議な話をします。

こういう話はなるべく避けてきたけれど、実は僕にはそんなエピソードが山ほどある。


天河神社に奉公していた数か月間にも、いろんな不思議な出来事があってね。

もしかしたら今回の神事でも何か起きるかもしれないと思ったら、やっぱり起きた。


あえて言うのはやめようと思ったんだけど、神事を裏でプロデュースしてくれた栗生さんが、ご自分のブログにそのことを書いてくれたので、ここでも紹介しておきます。



天河神社というところは、たくさんの関係者の方たちがいて、みんな表には出てこないけれどいわゆる神がかった人たちというか、そういうことに精通している人達が昔から神社を守ってきている。


栗生さんもそんな人達から大切にされていて、今回の神事をすることになったときは、ずいぶん心配されたと言っていました。

天河神社は、神社の中でもパワーが際立っているので、生半可の気持ちでやったら弾き飛ばされるって。


元歌い手が、自分の歌を奉納したくて神事をすると思ったみたい。

僕自身はそんな気はさらさらなくて、歌いたかったわけじゃなくて、僕なりの祈りを捧げたいと思ったわけ。

それにいつだって真剣勝負だからね。

宮司さんだけは僕のことを分かってくれていたけど。


ところが天河の神主さんまでもが、

いままでのご神事で主宰(今回は僕)が急に倒れたり、

神様のパワーに圧倒されて神事が中断したことも何度かあるからと言っていたそうで、

もちろん善意から心配してくれたわけだけど、

そういう話を繰り返し聞かされて臨んだ神事だったんです。


来てくれるみんなが心配しちゃいけないと思ったから、そのことは言わなかったけどね。



僕自身は天河の神様がずっと変わることなく守っていてくれたことを感じて生きてきたから、何の心配もしていなかったけれど、それでも何度も同じことを言われるとちょっと気になった。

何が起きてもいいけど、何が起きるんだろうかってね。


かんながら月光編に、嵐の日の野外コンサートの話を書いたけれど、あの時は月の光の中で天河の気を感じたし、それは準備の時から感じていた。

急にモニターに出現した弁財天のイラストと、内側から聞こえた声。

だからあんな無謀なことが出来たんだと思う。



同じように今回の神事も、まるで天が神事の演出をしているみたいに見事なタイミングでコロコロと天気が変わった。

それは参加した人達が感じただろうからここには書かない。



で、僕が書きたい不思議なことは天気のことじゃないんだ。

実はね、当日の夜の神事で、演奏しながら祝詞を上げていた時、急に手からピックが消えてしまった。

落としたんじゃなくて消えてしまった。


当然僕は下に落ちたものだと思って、探してみたけれど無かった。

文字通り、消えた!

終わった後も、僕の服も含めてあらゆる場所を探したけれど、結局出てこなかった。

目の前で見ていた人に後で聞いてみたけれど、何も落ちなかったって。


幸いにも、プロカメラマンが高解像度の複数のカメラで撮影していて、正面からのアップ映像が残っているけれど、スローで再生してもまるで手品みたいに消えている。


物理法則としてそんなことはありえないわけだから、きっとどこかに飛んで、カメラにはたまたま映らなかったんだろうってことにしています。





それ以上に僕が思うのは、物理現象が何であれ、急にギターが弾けなくなったのは事実で、そのままパーカッションだけで大祓詞を奏上して、演出としてはむしろドラマチックだったってこと。

声だけになったことで、最も大切な結びの部分が際立った。


あれは試されたのかな。


それとも神様が声だけの部分を聞きたかったのかな。



こういうことがあるたびに、見えない何かしらの存在の証拠を見せられているような気がする。

お前を使ってやるから、お前のもとに集まる人たちに、きちんと報告しなさいってね。


なんの霊能力もない僕を選んだのも、そのほうが届きやすいと思っているのかもしれない。


栗生さんのブログに客観的な事実経過が載っているから読んでみてください。




この話は書いていいかどうか迷ったけれど、

「ふうん、そんなこともあるんだ」

程度に読み流してくれたらと思います。






よろしければクリックしてください。

その日のカウントで、記事をどれくらい受け取ってもらえたのかの参考にしています。


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Posted by Toshiro Abe at 09:51Comments(33)

2017年12月18日

その愛を神と呼ぶ

人間には基本的な恐怖があります。


私がいようといまいと世界は続いていく。

広大な自然は私のことなど気にかけていないし、地球も私が存在していることさえ知らない。

私は本来無価値であり、たまたま生まれて来てしまっただけだ。

私は必要とされていない。



でも多くの人は、この基本的な恐怖を忘れることができています。

なぜなら人間関係が生じているからです。

家族や友人、愛する人や愛してくれる人。

職場の人たち、そしてお客さん。


これらの人が私を必要としてくれる。

だから私の存在は無意味ではない、と感じることができるのです。


特に愛し合う二人に至っては、お互いがお互いにとって意味のある重要な人物だという感覚を与えてくれます。

だからこそ恋愛にはとてつもない引力があるのです。



人は基本的恐怖から逃れるために、これらの人間関係を必要とします。

それらがなくなったら、自分の存在理由も価値も見失ってしまうから。


人間関係はお互いに価値を与え合うギブアンドテイク。

共同作業によって、お互いに必要性を作り出し、無価値感を消し合っています。


実際にはすべての関係は幻想なのですが、人間には幻想が必要なのです。

でなければ、底知れぬ孤独感が襲って来るから。


同時に人は、これらの関係が表面的に創られた幻想であることを心のどこかで知っています。

だから多くの人間関係に恵まれていても、あるときふと孤独感に襲われたりするのです。






先日のコメントで「淋しい」と書いてくれた人。

実はあなたの表明は、あなただけのことではなくすべての人に内在している気持ちです。


この世には淋しさを感じている人と、

淋しさを忘れることができている人がいるだけで、

基本的な恐怖はどちらも持ち合わせています。



でも人間にはもうひとつの可能性があります。

自分に無関心だと思っていた、地球も、大自然も、無関心どころか自分の一部であり、常にとてつもない愛に包まれていたことを知った人です。


その愛を神と呼びます。



真意が伝わったでしょうか。

見失ってしまったとしても、いまもあなたは常に無上の愛に見守られ生かされています。

しかも漠然とした愛ではなく、明確な意思を持ってあなたを愛しているのです。

あなたが忘れられたことは一瞬もありません。


いまもあなたの中で、神は、地球は、あなたを愛し続けています。

なぜなら、神からして見れば、あなたが自分であることを知っているからです。



今日書かせてもらったことを仮説としてでもいいから所有してみてください。

実際には仮説ではなく真実ですが、神という経験が起きるまでは仮説にすぎません。

でもそれでいいのです。


このことが実現するまでは、たとえ幻想だとしても、お互いに関心を示し合い共に生きていきましょう。



あなたを愛しています。

すべての人の真実への道が、より明確に示されますように。





私は地球です。

いつも「あなたの中」にいるのです。

一人が悲しくなったら

どうぞ私を思い出して





最後まで読んでくれてありがとう。



これからもできるだけ文章で書き表していきたいと思っています。

多くの人に届きますよう、よかったら応援してください.


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【お知らせ】

来年も多彩なゲストとコラボ講演をしていこうと思いますが、年明けは独演会を開きます。

1月28日(東京)

詳細とお申し込みはコチラから。




  


Posted by Toshiro Abe at 09:42Comments(48)

2017年12月16日

いまここから

最近のコメントで、誰からも必要とされていない自分が淋しいって人がいましたね。

僕も以前、同じように感じたことがあるから、よくわかる。

自分なんていてもいなくてもいいような気がしてくるんだよね。


何もしてあげられないけど、いま僕は名前も知らないあなたを感じている。

そして少しでも気持ちが楽になってくれることを祈っている。

これを読んだ人もきっと同じような気持ちを持ってくれると思う。


僕らはみんな、自分さえ良ければいいという自分勝手な面もあるけれど、同時にみんなが幸せだったらと願う気持ちも持っている。

だから淋しい時は、「淋しい」ってここに書いてくれたらいい。

そんなふうに思いました。





いつもありがとう。

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Posted by Toshiro Abe at 16:43Comments(73)

2017年12月15日

西遊記

最近北海道に行ってないなって思っていたら、雲黒斎くんが、


「札幌で講演しませんか」


って声かけてくれて、ちょうどその時、さとうみつろう君と電話で話す用事があって、そのついでに


「黒斎くんと北海道でコラボするんだけど、みつろうくんも来ない?」


って聞いたら、「いいですねえ」ってことになって、なんと初めて3人のトークショーが決まりました。


何かが決まる時はこんなものです。







3人が顔を揃えたのは、3年前の比叡山と、先月の天河神社。

でも3人が揃って本格的なトークショーをしたことはなくて、今回が初お目見えです。



そのことを智子さんに話したら


「西遊記みたい」


って言うので、嫌な予感がしたけど、恐る恐るその真意を聞いてみた。



すると


「みつろう君って孫悟空みたいなバイタリティがあるし、スター性もあって、そのものじゃない?」


って。



「黒斎さんってちょっと慎重な雰囲気があって沙悟浄みたいでしょ」




となると残る一人は・・・・





ヤダ-------!!



オレはヤダ----!!!





「でもピッタリじゃない?」





ピッタリだから嫌なんだよ!!





僕の頭の中には、すでに3人が扮した西遊記のビジュアルが浮かんでいて、どう考えても確かにピッタリだった。



そのことを黒斎くんに話したら面白がって、半日も経たないうちにデザイン案を送ってきた。




一目見てびっくり。











そのまんまじゃないか!











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【お知らせ】


みつろう×敏郎×黒斎 トークライブ

『ガンダーラ』


三蔵法師はアナタです。

僕たち3人が真理の旅のお供をします。



翌日から「札幌雪まつり」が始まるから、みんなで回ろう!



札幌市生涯学習センター ちえりあ 講堂


2018/02/04(日) 


第一部14:00~ 

真理への道のりを解明していきます


第二部17:00~

真理を知った後の現実創造の生き方


詳細、お申し込みはコチラから。
  


Posted by Toshiro Abe at 14:16Comments(60)

2017年12月14日

偶然の一致

昨日ニューヨークに住むN君から、実に30年ぶりに電話がありました。


彼と最初に会ったのは1985年の冬。

当時担当していたアーティストのレコーディングで、初めてNYにわたった時のことです。

そもそも僕が行くはずではなかったのが、いくつかのアクシデントが重なって、まるで押し出されるようにして渡米することになりました。


人の紹介でN君と出会うのですが、すっかり意気投合して、今度は彼のほうが日本に来ることになりました。

当時、お互いに30歳くらいでしたが、彼は子供のころにアメリカに移住したっきり、日本に帰るのは初めてのこと。


日本に対して、まったく興味が持てなかったそうです。

それくらいNYの風土が気にいっていたのでしょう。

そんな彼が、僕に会うために来日するのですから、よほど気が合ったのだと思います。


その後、とんでもないことが分かります。

お互いの父親が、数十年来の親友だったのです。

しかもそのまた父親同士が、並々ならぬ関係にありました。

祖父の時代の因縁がわかったのは、まったく別の理由からで、そのことは父親同士も知らなかったことなので、ビックリしていました。


親子三代にわたる因縁。


それが異国の地で出会うのですから、偶然の一致とはいえ出来すぎです。





そのとき僕は思いました。

人生で出会う人も、起きることも、すべては巨大な仕組みの中で寸分の狂いもなく起きているのではないだろうかと。

しかもその仕組みは時空を超えていて、人間には到底分かり得ない、神秘かつ摩訶不思議なものだと。


その仕組みを司る知性を、遺伝子工学の村上和雄先生は

「サムシンググレイト」

と呼びます。


数年前に村上先生と何度かコラボ講演をさせて頂いたとき、控室で昔話になりました。

先生が大発見を目前にしていた当時、十分な研究施設が無く、このままだと世界に追い抜かれてしまうのは時間の問題だったそうです。


そして学会でドイツに行った時、意気消沈してドイツの田舎町の場末のバーで、一人やけ酒を飲んでいると、そこに一人の日本人がやってきました。

見ると当時ドイツに住んでいた京都大学のN教授で、Nさんは村上さんの話を聞くと

「じゃ、僕の京大の研究室を使ったらいい」

と言ってくれたのだそうです。


そのおかげでノーベル賞候補になる発見につながったわけで、もしあの時、あのバーに行かなかったら、もしN教授と出会わなければ、いまの自分はないと仰っていました。

このエピソードは、何度も本に書いたそうで、よほどインパクトがある出来事だったのでしょう。



ニューヨークのN君と、ドイツのN教授。

同じNで紛らわしいですよね。


実は同じ名前です。

それどころか、N教授はN君の叔父さんなのです。


ガビョ~ン!!

でも、もう驚かない。

たぶんこのような偶然の一致は、わからないだけで、そこら中に溢れているのだと思います。


あなたの身に起きた偶然の一致があったら教えてくださいね。


要するに、我々は大いなる知性と大いなる仕組みの中で生かされている。

表面的にどう見えようと、みんなそれぞれに大事なパーツを担っているわけで、上も下も、偉いもヘッタクリもありません。


そう思うと、何が起きてもお任せの境地。

今日もこうして安心して生きているわけです。

あなたもどうぞ、いっしょに安心しましょう(^^)



最後まで読んでくれてありがとう。



ありがとうついでに、こっちもありがとう!

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Posted by Toshiro Abe at 10:08Comments(52)

2017年12月13日

瞑想と祈り

今朝は気がついてみたら2時間の瞑想をしていました。

意識はあって、思考も湧いたりするのですが、その思考とは全く別の場所に静まり返っている。

自分が静まり返っているのではなく、静寂が自分という感じでしょうか。

すでに瞑想を実践している人は、このことがよく解ると思います。


よく多くの人が口にする

「寝ているのか起きているのか分からない感覚」

というのがその入り口です。



その静寂の中に深い幸福感があります。

それは、不幸になったり幸福になったりする幸福感ではなく、その両方が無くなった幸福感です。

至福感と言ったほうがいいかもしれません。





長く生きていればいろんな経験があったわけで、


熱情的な恋愛とか


めくるめく時間とか


達成感を持ったり


有頂天になったり


幸せと呼ばれる経験も多くしてきたのですが、結局は何を手に入れようが、どんなことをしようが、本当に幸福と呼べるのは瞑想の中にしかないというのが実感です。



瞑想は自己という幻想が薄れていくプロセスです。

自己こそが苦しみの元凶なのに、その自己が幸せを求めて肥大化するという皮肉。

本当の幸せはどんでん返しであり、多くの宗教はそのことを目指してきました。


場所自体が静寂と神気に包まれている天河のようなスポットは、瞑想者にとって格好の行場だったことでしょう。

修験道(山伏の修業)を創設した役行者(えんのぎょうじゃ)や、高野山を開く前の空海が、天河を最高の行場と位置付けたのも、そのような理由からだったと伝えられています。



すぐには分かりにくいかもしれませんが、実は祈りと瞑想は同じものなのです。

瞑想が深まったときに現れるのが祈りです。

それは行為ではなく、彼方から訪れてくるとても高い波動です。

祈りとしか呼びようがない次元です。


その祈りが人間の生活レベルに用いられて、それが神社や神棚などでの行為となるわけです。

一心に祈りの境地に入っていけば、それは瞑想状態を引き起こしていきます。

まるでコインの裏表ですね。





  


Posted by Toshiro Abe at 11:36Comments(26)

2017年12月12日

神代(かみよ)から現代(いま)へ ~命の扉~

天河神社特別神事、全5本の動画が完成しました。

今日は予告編をお届けします(^^)

宮下富実夫さんの音楽と共にお楽しみください。


~命の扉~







いつも応援ありがとう。

励みになっています。

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Posted by Toshiro Abe at 10:10Comments(21)

2017年12月11日

天地のエネルギーのコントロールタワー

天河の動画を作りながら、悠久の歴史に思いをはせていたら、ふとあることが気になった。


なぜ神武天皇はあんな山奥にある小さな一角を、それほどまでに敬ったのか。

実質大和を制定した天武天皇は、なぜ天河神社を興したのか。

その時、天河神社で吉祥天が踊った舞いが、いまもなお宮中の慶事で舞われる「五節の舞」だ。

そして修験道の開祖「役行者」や「空海」が、この地を最も重要な修行場として選ぶ。


何故だろう。

彼らはそれぞれに霊感が高かったのか。


もしかしたら、当時から天河の地は、いま以上に有名だったのではないだろうか。

さらにさらに昔、縄文の時代から、ここには何かがあって、そのことは周知の事実だったのではないだろうか。


いまは亡き音楽家の宮下富実夫氏は

「天河は昔から、天地のエネルギーのコントロールタワー」

だったと言っていた。


その宮下さんが、生前に一枚の天河の手書きの地図を残している。

なんとも不思議な地図だ。

そこには天から地に降り注ぐエレクトリックエナジーの場所と、地から天に上昇するマグネティックエナジーの場所が、はっきりと示されている。


エレクトリックエナジーは、僕がもう一つ気になってしかたがない場所「聖天社」の近くにあり、マグネティックエナジーは「韋駄天(いだてん)社」の近くにある。



(クリックして拡大)


このたびの天河神事のビデオには、全編にわたって宮下富実夫氏の作品が使われています。

制作中、ずっと彼がそばにいるような気がしていました。


今回の神事で、宮司さんとふと宮下さんの話になったとき、

僕のことを遠くから眺めるような眼をされて、


「富実夫と瓜二つや」

と仰った。


外見は似ているとは思わないが、宮司の中にはなにか重なるものがあるのかと思った。


なぜこんなに彼を近くに感じるのか。


不思議だ。





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【お知らせ】


天河神社特別神事を支えてくれた、さとうみつろう君は、年内全国を飛び回ってイベントを開催しています。

生まれ変わったようなエネルギーを感じることでしょう。

ご都合がつく方はご参加ください。


福岡市12月11日(月)

仙台市12月13日(水)

東京都12月20日(水)

沖縄12月22日(冬至)

※全公演ともに、11時30分~14時30分です
※ピアノは純正律です


詳細はこちらから

https://ameblo.jp/mitsulow/entry-12333551987.html



  


Posted by Toshiro Abe at 13:08Comments(18)