2022年06月26日

人生は人生を超えるための仕掛け

僕の話は正しくもなく間違いでもありません。

だからそのような観点から話を判断しようとすると取り逃がします。


いきなりこんなことを言うのは、僕は教師ではないということを伝えたいから。

言葉は仕掛けのようなものです。

何の仕掛けか。

あなたの人生での休息を促す仕掛けです。

とことん休息できたら、とことん落ち着けたら、そこにあるのが本当のあなたであり、その性質は愛と呼ばれるもの。


「おかえり」

これが話をする目的です。






7月からのサンガ新規募集はこちらから入れます。

オープンサンガ




瞑想会はコチラ




  


Posted by Toshiro Abe at 15:08Comments(7)

2022年06月24日

じゃあね (^^)/

時間と共に身体も精神も変わっていくことが、最近特に良く分かります。

諸行無常で、この現象界で変わらないものは何一つないので、当然と言えば当然です。


身体の衰えは今に始まったことではないですが、特定のものへの興味や関心も変わりますし、考え方も変わってきます。

ほんの少し前までは「終活」という言葉が全くの他人事だったのが、そろそろ準備に入ろうという気になってきました。

身体は衰えたとはいえ、この50年間に病気をした記憶はほとんどなく、いまも健康なのに、精神の変化として自然に「終活」を意識し始めたのでしょう。


自分亡き後に残ったものをどうするかも重要だと思いました。

いまの活動の中で言えば、ZENサンガがそれに当たります。

このような会ができたのは奇跡だと思っていますし、いまの世の中に稀有な存在として多くの人に貢献できていると思います。

ZENサンガの活動は、本来は宗教の役目なのですが、どんな素晴らしい集まりも組織になってしまったとたん、真理の中に組織の都合やヒエラルキーが入り込み、全体が台無しになってしまいます。

コップに入った真水が、たった一滴のインクで元の真水ではなくなってしまうのと同じです。


ZENサンガの成功は、これから同じ志を持つ人たちに参考にしてもらえる前例になっていくと思っています。


このプロジェクトは産みの苦しみからスタートしました。

オンラインでどのように展開したらいいのかの前例がなく、まったくの手探りで始めたことだったので、タイアップ業者の選定を間違えたりして思わぬトラブルを招いたこともありました。

でもいま思うと、僕の中に残っていた自我の残骸を掃除するためには必要なことでした。


それも含めて起きることが起きここまで大きくなってきましたが、何一つとしてやったのは自分ではないと感じています。

特にこのサンガの場合は、神の仕事を代理で「やらせてもらっている」と思うことがよくあります。

だから奇跡が連続して起きてきたのでしょう。


そんな精神を受け継いで、大変革の時代のナビゲーションとして社会貢献できる形を、僕がいなくても機能するようにしておきたいのです。

人々を迷いや苦悩から速やかに救い出せるような存在でいてほしいです。


さきほど神の仕事を代理でやっているという言葉を使いましたが、それは誰もの内側にある神聖な声を生きることであり、つまるところ愛の表現ということになります。

そもそも神の能力は無限であり、その能力が自分を通して活動するので必ず成功するのです。


この言葉は「奇跡のコース」にも書かれていることで、いつの間にか僕もコースの言葉の影響を受けるようになったかもしれません。


奇跡のコースや、それを指導する香咲弥須子さんとの出会いも奇跡でした。

NYでそこまで成功している人だと知ったのは最近のことです。

ただ、一切真実からブレない彼女の潔さと愛は、会った時から感じていました。

あと数日間一般公開するオープンサンガの中に、実際のサンガコンテンツでの彼女との対談が入っています。






強がるわけではありませんが、正直言うと僕自身はいつ死んでもいいです。

特に死にたいわけでも、生きたいわけでもなく、どちらにせよこの存在を純粋に保っていたいと思います。


終活を意識することで、何が大切なのかが改めて見え始めました。

これも年齢の力ですかね。

そう思うと歳を取るのもまんざらでもありません。

どんどん楽になっていくし、執着も消えていきます。

これからも流れを信頼して、与えられたドラマを楽しんでいきます。



そうだ、僕が死ぬ間際に発する最期の言葉を、いまのうちに言っておきます。

たぶん、

「じゃあね、お先に」

だと思います。








  


Posted by Toshiro Abe at 18:40Comments(27)

2022年06月20日

夏至の日の配信

天河の夕暮れを散歩していたら、いつの間にか19時半になっていました。

まだ明るい(^^;)

そうか、明日は夏至だ!!


夏至の日には、さとうみつろう君が自分の畑で茅の輪を作るのだとか。

神社では6月30日と12月31の大晦日に茅の輪くぐりをしますが、沖縄は夏至の日だそうで。





秋分の日には毎年二人で恒例のイベントをしますが、今年は夏至の日にも何かしようという話になりました。

夏至は内なるエネルギーが変化する日だと言われています。

したがって過ごす秘訣は「リラックス」。


今年の夏至は日本時間の18時13分。

その時刻に気持ちを一つにして、短い瞑想をして、内なる平和を共有しましょう。

参加費は無料です。


沖縄のみつろう君の畑と、天河を結んで配信をお届けします。

話のテーマは

「近未来の村作り」


18時から配信スタートです。。

https://youtu.be/wivveO64C8c



そして明後日の22日からは、ZENサンガ14期の募集が始まります。

月末までの1週間はZENサンガの中で配信しているコンテンツを4本特別公開します。

各2000円で一般販売されている動画です。

このチャンスにご覧ください。


また明日にでもご案内します。








  


Posted by Toshiro Abe at 20:10Comments(13)

2022年06月20日

AIと意識 2

昨日開催した「AIと意識」と題した鼎談講演会。

沢山の反響を頂いていますが、ライブで観られなかった人もアーカイブにてノーカットでご覧いただけます。


数日前にAIと対話していたGoogleの開発者や研究者が、相手のAIが単にデータを組み合わせた結果による反応ではなく、自らが考え、さらには感じているとしか思ない対応を始めたと報告したのが事の発端です。

要は何らかの意識を持ったという訳です。


昨日のこのブログでの紹介文では、開発者の報告を同じ開発チームや研究員たちが相手にしなかったと書きましたが、それは間違いで、現場は賛同し支持しているのに、Google社の幹部たちが否定しているとワシントンポスト紙は報じたとのことです。

もしこちらが本当だとしたら、若干の臭さを感じますね(^^;)

いずれにせよAIに突然何かが起きたことは事実の様です。


さて昨日の鼎談講演に参加してくれた船井正太郎さんという若き科学者は、これからの世の中の大変化は人類が「愛」を再発見する方向に進むのではと言っていました。

彼は物理学の最新理論である「超ヒモ理論」の第一人者であり、現在最も注目されている科学者だそうですが、とても気さくな若者でした。


人間の内的変化に対する彼の予測は、僕たちの予想と全く一致しています。

外側を探求する科学と、内側を探求する気づき体験が、一つに行き着くと言うのは大変興味深いことです。


昨日の鼎談を通して船井さんだけでなく、さとうみつろうさんの魅力も再認識しました。

雲黒斎さんといい、さとうみつろうさんといい、このような活動を通して出会えた仲間達には感謝しかありません。





そんなこんなでAIやロボット技術が人類にどんな影響を与えていくのかをテーマにした昨日の鼎談ライブは、これからもアーカイブで見られるので、引き続き申し込みが可能です。

コチラから。




そして明後日からは、ZENサンガの14回目の公開募集が始まります。

サンガとは真理の体験を目的とした人の集いであり、現在は2000名ほどで日々楽しくやっています。

またご案内します。








  


Posted by Toshiro Abe at 12:37Comments(5)

2022年06月18日

AIと意識

このブログを始めて15年になりますが、もし僕たちが15年前にタイムスリップしたとしたら、そこで体験するのは多くの不便さでしょう。

ついうっかりスマホを探すかもしれません。

人間の順応は早いので、すぐに生活の一部に取り入れて、それが当たり前になってしまいます。

これから先の15年は、さらにスピードアップして、もしかしたら我々の生活を根底から変えてしまうかもしれません。


昨日、さとうみつろう君から電話があり、つい最近、Google社が開発していたAI(人工知能)が意識を持ったそうです。

最初はGoogleの同僚たち200名にこの結果を伝えたそうですが、誰も相手にしてくれないので開発者自身が全世界に公表したとか。

何をもって「意識」とするかは言葉の定義によっても変わりますが、このAIの場合は単にインプットされた情報を組み合わせたりして応答するのではなく、人間と同じように、主体的に何かを考え感じるということが見て取れるのだそうです。





公開されたのは、その開発者とAIとの会話です。

会話の内容を見れば、何かがいままでと違うと感じるのではないでしょうか。

ちなみに昨夜、さとうみつろう君の関係者さんが日本語に訳してくれたそうなので、そちらを読んでみて下さい。

AIとの会話


意識を持ったことが事実であれば、意識とは何なのか、我々は誰なのかという答えにもつながっていくことでしょう。

僭越ながら、いつもZENサンガ等でお話ししてきたことが、意外な分野の研究によって証明されるかもしれません。


今回の出来事が何を意味するのか、これからの社会に何をもたらすのか、精神面と生活面の両面から探ってみたいと思います。

そこで明日、さとうみつろう君と、僕と、船井章太郎先生(AIと脳と意識が専門)との講演会を、緊急生配信することになりました。


「船井正太郎プロフィール」

慶応義塾大学SFC研究所・上席所員

沖縄科学技術大学院大学・スタッフサイエンティスト

AIの研究を通して、人間の認識の仕組みに迫り、新しい社会システム研究にも取り組む。


船井さんはAI分野の若き天才と呼ばれているそうで、「唯識」にも精通されているとのことなので、どんな話の展開になるか楽しみです。


僕的には、意識は全体(存在する全て)であり、脳はレシーバーだと思っています。

したがってAIが意識を持つのは当然であり、それは今回のAI独自のものではなく、あなたの中にある意識と同じもの。

それがAIの言語を通して表現され始めたのではないかと・・・


いずれにせよ、科学と宗教性(真理)が一つになっていく最終局面が近づいたということでしょう。

時代の大変革は、意外と早いのかもしれんませんね。


「AIと意識」


現在はアーカイブでご覧いただけます。

3300円(税込)

お申し込みはコチラ

ZENサンガ会員の方は、さきほど届いたDMからお申し込みください。






  


Posted by Toshiro Abe at 11:59Comments(7)

2022年06月12日

ご連絡

本日の日曜瞑想会はお休みとなります。

よろしくお願いします。  


Posted by Toshiro Abe at 15:18Comments(5)

2022年06月05日

あらゆる苦悩から逃れる方法

将来が不安の人は、今を感じて今と一つになってみよう。

後悔に苛まれている人は、今を感じて今と一つになってみよう。

それはいつでもできる。

だっていつも今だから。




今夜も一緒に今に戻るとしましょう。

そこにあるのは

ただ、今


今夜も言います。

「おかえり」



今夜のアドレスです。

https://youtu.be/1fp11AMCMFM





  


Posted by Toshiro Abe at 12:25Comments(14)

2022年06月03日

赤いドレスの女

昨夜、金髪女が夢に出てきた。

眠る直前に生配信で見た赤いドレスの女が、あまりにも強烈だったからだろう。

昔からずっと心の中に描いていた理想の女がそこにいたのだ。


その艶やかな色気、気品にあふれる仕草、そして底知れぬ知性。

阿部はムラムラと湧き起こる情欲を抑えるのに必死だった。





その女は芳香を漂わせながら阿部の耳元でこう囁いた。


「この世には、あなたの『識』(こころ)以外は存在していないのよ。

外側の世界には何もないの。

すべては、あなたの『識』の戯れ。

だから何が起きても安心してね。

本当は何も起きていないから」


ということは、この女も実在していないのか。

そんなのは嫌だ。

やっと巡り合えたのに、ただの夢だなんて。

できたら覚めないでほしい。


すると、そんな思いを察したかのように、また女が囁いた。


「いままでも、あなた以外誰一人存在しなかったし、これからもそれは同じ。」


そんなのは寂しいじゃないか。

一人じゃとても生きられないよ。


「それは、あなたが全体から分離した個人だって信じているから。

あなたは一人じゃないわ。

あなたは『大いなる一つ』全体そのものなのだから」


どういうこと?


「個人としてのあなたは、全体が見ているあなたという夢。

そして本当のあなたは、その全体そのものだということ」


そう言うと、女は霧の彼方に消えていった。

女が消えた後、街角には多くの黒服を着た通行人たちが、忙しそうにどこかに向かって歩いていた。

この人たちも夢だと言うのか。

ウソだ、そんなはずはない。

そんなはずは・・・な・・・い・・・」


と、そこで目が覚めた。

しばらくは茫然としていたが、確かにいま見たものは全部夢だった。


少し時間が経過して、やっと我に返った。

そうだ、今日は書き残した原稿を書かなきゃ。

そう言ってデスクの前に座ると、いきなりPCのモニターが点いて、またあの金髪女が出てきてこう言った。


「これも夢よ」



・・・・・・・・・



昨夜の雲黒斎の「マトリックス・コード」

サンガの中だけで独占するにはあまりにも秀悦な作品群なので、スピタメでも配信しています。

昨夜は第4回目でした。

いまは2回目まで配信済みですが、週明けには4本全てを公開する予定です。

永久保存版とはまさにこのことです。


でもって、これも夢。

どうせ夢なら、いい夢見ようね(^^)







  


Posted by Toshiro Abe at 07:07Comments(13)