2018年04月30日

日日是好日

来てくれてありがとう。



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「創造の法則」と「ガネーシャ(聖天)マントラ」をみなさんに教え始めて、そのおかげで僕自身も今まで以上にそんな生き方を意識するようになった。


するとものすごいスピードで現実が展開。


願望が次々と叶っていく。

そりゃそうだ、法則だもの。


究極的に、この世には自分しか存在していないことを確認しながら生きている。


一人一宇宙、万歳! \(^o^)/


もし横山さんがいなければ、創造の法則をここまで明快にまとめることはできなかった。


空即是色・・・空(くう)を知った後どうやって生きていくのを今年のテーマにしたとき、唯識という仏教の基本真理に出会った。

そして横山紘一さん(立教大学名誉教授)という唯識の第一人者を知り、そこからわずか一か月後にお近づきになり、すでにプライベートでは


「紘ちゃん」


「敏ちゃん」


と呼びあっている。



そして禅サンガの仲間になっていただいて、来期からご一緒していただく。


これぞ「創造の法則」


やったー!!






人生の香りは、ほんの小さなことで変わったりする。


もうひとりのサンガの仲間、シスターチャイさんが教えてくれた


「赤信号の時は、ピタっと立ち止まって、いまに気づき、

いま何を考えていたのか、その考えは自分も周りも幸せにする考えか、

いまどんな感情を感じていたのか、その感情は味わいたい感情か、そうではないのか、

そんなことをチェックする」


彼女が暮らす南フランスの僧院では、15分おきにチャイムが鳴って、自分を振り返る機会を一日中与えてくれるけれど、普通に暮らす僕たちへのアイデアがこれだ。


赤信号だけでなく、スーパーやコンビニの列に並ぶときも、これを採用することにしている。


それだけで、ほんとに良い気分が保たれるから、あなたもお試しあれ。



そんなわけで、横山紘一さん、シスターチャイさんをメンバーにして、ますます禅サンガが充実します。

もちろん奥平亜美衣さん(引き寄せの法則)と、阿純章さん(圓融寺住職・仏教学者)も一緒です。



半年ごとに新規加入と再加入のご案内をしてきましたが、5月2日からオープンサンガを開放して、みなさんに禅サンガの味わいと、その効果を知ってもらおうと思います。



いまどんな環境だろうと、どんな自分だろうと、そこから新しいレールに乗ればいいだけの話で、なにもかもいまから始まっていく。


今日もめでたい日だなァ





約半年ごとに、入ったり出たりしている人気ブログランキング。

そろそろ半年が経つので、またお休みしようと思っています。


クリックして、あなたの存在を残してください。










  


Posted by Toshiro Abe at 11:19Comments(24)

2018年04月29日

子育てと、男と女の話

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昨日のコメント欄で、

僕の子供が反抗期だったころ、僕はどう感じていたか、反抗期をどう思うかという質問がありました。


正直なところ、あんまり覚えていないんですが、たぶん放っておけという感じだったと思います。


反抗期は、人格が形成される大事な時期であり、それがないと真の自立は望めません。


まずはしっかりとした自我を形成し、その後長年かけて自我が円熟したら、熟した柿の実がポトリと大地に落ちるようにして元の無垢に戻る。

これが人生の健全なプロセスだと思います。


人は誰でも幼子のころは無垢そのものですが、無垢さへの自覚がありません。

しかしいったん自我を通り抜けた無垢は、無垢であることの深みを知っています。


そのぶんだけ、存在という名の宇宙が、深く豊かになっているのだと思います。


そんなプロセスのためには、まずは自我を確立する必要があり、反抗期というのはその期間のことではないでしょうか。




子供とはたくさん話をしてきましたが、繰り返し言ってきたのは


自分がされて嫌なことは、人にするな。

自分がされてうれしいことは、人にもしてあげろ


そんな当たり前のことだったように思います。



あとは


将来のことは心配するな

将来を心配する人の将来は

たぶん将来を心配しているから



とか


時間は存在していない、いつも「いまここ」があるだけ


とか


「自分」という感覚は幻想で、全体が生きているだけだ


とか


どこまでわかったか知らないけれど、なんとなくわかったように見えました。



黒斎くんと息子とのラジオのおかげで、息子もずいぶんいろいろ教えてもらったのだろうと、黒斎くんには感謝しています。

考えてみればラッキーな子ですね。



振り返ってみれば親らしい接し方は少なかったように思いますが、その陰で、智子さんが100%の愛と情熱をもって彼を育ててくれたおかげで、いまの彼があるのでしょう。


母親が子に対する気持ちと、父親が子に対するそれとは違うように思います。



母と子は有機的な関係です。

誰もが母親のお腹の中で肉体を形成し、お腹の中から産まれてくるのですから、まさに一体です。


その感覚は男の僕にはわかりませんが、どれほど強い結びつきなのかと想像します。

それこそが愛であり、母が子を育む愛以上の愛は、この地上にはないのではないでしょうか。


なかには愛の感覚がマヒしてしまう母親もいるのでしょうが、基本的にはそうなっていると思います。



一方父親という存在は、命のつながりと言うよりは、制度による社会的役割です。


命との関係が、女性に比べて希薄なのだと感じます。

戦争を起こすのがいつも男性だということから見ても、それは言えます。





僕はこれからの時代は、女性の時代になるべきだと考えています。

男性は男性のやり方を追求した結果、核兵器を持ってしまった段階で失敗したのです。


この失敗を解決できるのは男性ではなく、命と直結した女性、あるいは女性性だと思います。


だからと言って女性の政治家に期待しているわけではありません。

彼女たちの多くは、女性として男性性を使いながら、男性社会で勝ち残ってきているからです。

女であることを上手く使うという政治家もいますが、その発想自体が男性マインドです。



男女平等だとか、女性の社会進出だとかいう言葉で、さも世の中が変わったように見えますが、やはりいまでもこの世の中は徹頭徹尾男性社会です。

長年にわたって洗脳されてきた女性が目覚め、男性もあらゆる命への共感に目覚め、そうやって新しい秩序が生まれていくことを願っています。



いままでは男性が男性のビジョンを建設してきましたが、これからは男性が女性のビジョン(命に根差したビジョン)を建設していく時代になればいいと思います。


文章の都合上、乱暴にも男性と女性という括りで表現しましたが、男性の中にも女性性をバランスよく携えた人もいて、その逆もしかりです。


真意が伝われば幸いです。











・・・・・・・・・・・


【お知らせ】


禅サンガの、半年に一度の新規募集が始まります。

この会は、日常の中で日常を超えた大切なことを学ぶ会であり、男性にとっても女性にとっても、人生を深め豊かにしてくれる機会だと自負しています。

この先、サンガという存在を、より分かってもらえるような説明をしていきたいと思います。
  


Posted by Toshiro Abe at 09:16Comments(40)

2018年04月28日

遊び心と深刻さ

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人はいつだって道半ば。

何かにたどり着こうとしています。


「おーい、どこに行こうってんだ?」



人生がどこにも向かっていないことを知るのは衝撃です。

でもその衝撃とともに、初めての安堵が訪れます。


「あれ?ずっと『ここ』にいたんだ」

な~んだ、そうだったのかと言うわけです。


どこにも行っていなかったし、そもそもどこかに行けるはずもない。

ただ思考が作るストーリーの中で、どこかに行ったような気がしていただけでした。

いつだっていまが、こうしてあるがままにあるだけの話です。



この理解をベースにして生きられたら人生の香りは一変すると思いませんか。

深刻さの代わりに、気楽さが基本的なムードになるのです。


どこかに向かっているような気がしている時は、失敗しないように、どうしても深刻になりがちです。

でもどこにも向かっていないとしたら・・・


たとえば子供が楽しそうに積み木をして遊んでいるとしましょう。

ガラガラと崩れてしまっても、キャハハと笑っています。

このとき、積み木は完全に遊びになっています。






ところがここに、失敗しないように高く積み上げなければならないという思いが入り込むとどうでしょう。

急に深刻さが漂い始めます。

失敗は許されません。


もし誰かの不注意で崩れてしまったら、声をあげて怒るかもしれないし落ち込むかもしれません。


これが多くの人の人生で起きていることです。

人生はゲームだと言いながらも、深刻になり、遊び心を忘れてしまったのです。



人生の価値は、成果によって決まるものではありません。

もちろん高く積むことも素晴らしいですが、その前に、こうして生きていること自体に価値があるのだから。



引き寄せの法則にしても、「いま良い気分でいる」ということが最重要ポイントになります。

気分は上がったり下がったりしますが、下がったときにその世界に埋没するのではなく、気づきと共にチェンジしていくのです。

あとは起きることが起きていき、良い気分の波動はそれに見合った現実を引き寄せていきますが、同時に良い気分でいること自体が結果なのです。


最初に話したように、根底に安堵感があればいい。

理解と習慣によって、誰もが自分のものにすることができます。

これが禅的な生き方です。


向禅師は20歳で見性して以来、半世紀を禅と共に生きてきた人。

生意気な言い方ですが、向さんが禅宗という枠を超えた時点で、本物の禅僧になったと感じています。


二人で活動を始めて20余年。

ネットのおかげで、いまは多くの仲間と禅の精神を分かち合い、共に生きています。

あなたもサンガに来てみてください。


このブログの内容に真実を感じてくれる人はみんな、禅サンガに入ってくれたらと思っています。

(おおっ、はっきり言えた!)



行く末に 宿をそことも定めねば

踏み迷うべき道もなきかな

(一休禅師)





この歌がわかれば、

積み木を積むのは試練ではなく遊戯となります。


人生も同じこと。


難しい局面も、スムーズな曲面もあるけれど、

今日も一緒に遊びましょう(^^)












・・・・・・・・・・・・・



【お知らせ】


どちらも残り少なくなってきました。


再誕と新生のワーク ・天河神社


スピリチュアルミステリーツアー ・チェンマイ







  


Posted by Toshiro Abe at 09:16Comments(40)

2018年04月27日

続・信念の力

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昨日の記事を読み直してみて、「おお、かっこいい」って思いました(^^)

叶えたいことがあるのなら、必ず叶うという信念を持つこと。

本当にそうです。



それにしても言葉は難しい。


昨日のコメント欄に


>「信念はいらない」のような感じの事をずっとおっしゃっていたような…

という書き込みがありました。


こういう指摘をしてくれると、補足ができます。


その質問に対しては、こうお答えしました。


その通りです。

信念は信念に基づいた思考を生み、行動を決め、そうやって人生が作られていくからです。

神仏に間違った祈り方をしたらバチが当たるという信念を持っていれば、実際にバチに相当するものを作り出すかもしれません。 (悪いことが起きたとき、それをバチだと解釈したり)


信念は人の現実を作るのです。

そうやって信念にがんじがらめになっている傾向にメッセージしてきました。


でも自分の願いをかなえたいのなら、必ず叶うという信念は有効です。

そうやって現実が作られていくからです。



信念を持つことで自分の人生が制限されてしまうことには賛成できません。

しかもその信念が自らの中から生まれたものではなく、周囲から押し付けられたものだとしたらなおさらです。


特に、見えない世界のことに対しては、いったん信念を持ってしまうと、怖くてそれを手放せなくなります。

それを利用して人を囲い込もうとする人もいるので、どんな信念も人間が作り出したものだということも忘れないでいましょう。



で、最後にまたちゃぶ台返しの真実を書いておきます。

何事もバランスとらなきゃね。






願望が叶おうが叶うまいが

願望を持ったとしても持たなかったとしても

過ぎてしまえばみんな夢のようなもの。


あなたの人生を見張って採点を付けているのは、あなた以外にいません。

そもそも何ひとつジャッジなどありません。


ただ、いま、あなたの中で思考が生じ、世界が作られています。

そこに登場するいい人も悪い人も、すべてはあなたが思い描いた配役です。


本当は何も起きていません。


ただあるがままのいまがあるだけ。


あるべき自分も、なるべき自分もありません。


それらがあると思った人には、それはあります。

それが信念というものです。



楽しくいきましょう(^^)










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【沖縄の皆さんにお知らせ】


沖縄で17年ぶりのライブをやってから、はや17年が経ちました。

昔、中高生だったみなさんが、30代の中頃に差し掛かっていたのが17年前。


そしていまや50代。

光陰矢の如しですね。


あのGWコンサートから17年ということで、直前ですが5月5日にライブをしようと思いつきました。

「17年ぶりの17年ぶりライブ in沖縄」

次回は2035年の予定です。

詳細・お申し込みはコチラから。






  


Posted by Toshiro Abe at 10:35Comments(42)

2018年04月26日

信念の力

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ふとした時に、ずいぶん長く生きてきたと感じることもあるけれど、心の内側は何も変わらないので、そのギャップが不思議だ。


巷で言われる年齢とはいったい何なのか。

見た目の変化か。

それとも言葉や表現に現れるジェネレーションの香りか。


僕にしてみれば、単に記憶の量が増えただけだ。

いまも内側は10代のころとさほど変わらない。



半生を振り返ってみると、この男は「創造の法則」を、それとは知らずに活用して生きてきた節がある。


これといって飛びぬけた能力があるわけではないのに、これまで思い通りの人生を歩んでこられたのは、ただ一つ


「必ずそうなる」

という強い信念があったからだと思う。


それ以外は思い当たる節がない。



決して順風満帆だったわけではないが、どんな時もその確信が揺らいだことはなかった。


天はこの男の武器として、たいした能力を与えなかった代わりに、この信念(確信)を与えてくれた。


信念さえあれば、そして信念をもとに行動し続ければ、夢は必ず叶うという経験をしてきた。



才能があっても浮かばれない人は沢山いて、自分は運がいいと思ったこともあったが、いま思うのはその運さえも自分の信念が作り出してきたということ。


信念があると、いまの状況がどんなに願望から離れていても、いつか必ず叶うと思うことができる。

そうやって叶った自分がいまはかけ離れた状況を生きているだけで、惨めにもならなかったし、苦にもならなかった。



やはり人生は、その人の考え方が作り出していると思う。


必ず叶うという信念が、叶わないかもしれないという疑いに消されてしまう人もいる。

そのような人は単に信念を持っていないだけだ。


もし信念があれば、どんな疑いの声も来ては去っていくだけで、自分は影響されることがない。


信念とはそういうものだ。



もし何らかの願望があるのなら、迷うことなく必ず叶うという信念を持つことだ。

そして叶うまでやり続ける。





叶うまでやるから成功する。

何も不思議なことではない。


たとえいまがどうであれ、いまからそんな生き方をすることは可能だ。




なんだか安手の自己啓発みたいな記事になってしまった。


しかも突っ込みどころ満載だ。



それでも村のご隠居さんの言葉だと思って聞いてほしい。



「信念を持つこと」



信念を持って生きることで人生の味わいが深くなっていく。

たとえこの人生が夢や幻だとしても、思い切り生きるに越したことはない。




こういう記事はただ読むだけではなく、使ってくれたら嬉しい。

こんなメッセージはもう知っていると言うのではなく、実際に使って欲しい。


そしてみんながイキイキと、自分のビジョンを実現してくれたら何より嬉しい。



花咲か爺さんの気持ちがわかるようになった。


やっぱり歳をとったのかな。






よかったらクリックしてください。

もう一度花を咲かせましょう。






・・・・・・・・・・・・



【お知らせ】


スピリチュアルミステリーツアーへの申込みありがとう。

今日はここに前回のツアーの模様を張り付けておきます。

クリックしてご覧ください。楽しそうな村の隠居(心は10代)も出てきます。











  


Posted by Toshiro Abe at 09:06Comments(33)

2018年04月25日

真実の記憶が浮上しユートピアの世界へ

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ここを訪れる人に中には、子供のころから周囲に違和感を持ち、友達が面白がることが少しも面白くなく、自分はどこかがおかしいと感じてきた人がいると思います。


大人になってからも、周囲に話を合わせながら何とか生き残ってきたという感じではないでしょうか。


みんなが追いかける幸せが薄っぺらなものに見え、なぜそんなことに夢中になれるのかが不思議なくらいです。

お金や名誉にもあまり関心が持てず、もっと大切なことがあるはずだという思いが消えません。


その理由は、あなたが生まれる前から持っていた真実の記憶が、心の底に残っているからです。






純粋な心を持ちながら、この世を生きるのは並大抵のことではありませんね。

いまの時代は、低いものが上に立ち、高いものが下に置かれているような気がします。

いや、いまだけではなく、人類の歴史はずっとそうだったのでしょう。



現代は有史以来ともいわれる大きな変化の時ですが、一番大きな変化は人の心だと思っています。

人々の中にある真実への記憶が表面化し、その真実に基づいた社会が作られていく。


互いの違いを認め合い、幸福を分かち合い、それぞれに与えられた個性をイキイキと生きだすことで成り立つ社会です。


みんなが好き勝手な生き方をするのに、全体としての秩序が保たれている。

そんな世の中になるような気がします。


すでに地上の冨はあふれんばかりで、働きたくない人は働かなくていいのです。

そんなことになったら面倒な仕事や大変な仕事をする人がいなくなって、社会がマヒするように思うかもしれませんが、そんな仕事を生きがいにする人たちもいて、人類はその根源的知性によって、必ずバランスがとれるようになっているのです。



権威や力を行使して、人の上に立たないと安心できない人たちの心が癒され、みんなが同じ高さで共に生きられるような世の中になるといいですね。



僕は本当にそうなると思いますよ。


古い古い記憶が、そう言っています。





読んでくれてありがとう。

よかったらクリックしてください。




・・・・・・・・・・・・


【お知らせ】


「チェンマイ・スピリチュアルミステリーツアー」のご案内です。

11月を考えていましたが、現地のスケジュールの都合で7月10日~16日になりました。


今回は翻訳家の山川紘矢・亜希子夫妻が最初に申し込んでくれました。

不思議体験をたくさんしてきたお二人ですが、このツアーをすごく楽しみにしていてくれます。

非日常的な空間に身を置いて、思い切り楽しみましょう。



今回はいくつか違う場所にも行く予定です。

前回の模様もアップしましたので、詳細をご覧ください。

見るだけでも気晴らしになるかも。


コチラから。







  


Posted by Toshiro Abe at 09:03Comments(48)

2018年04月24日

喜心

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昨日の向禅師のWeb講話で、向さんが初めて「引き寄せの法則」に触れました。

奥平亜美衣さんが言う「良い気分」という言葉は、禅語の喜心(きしん)と符合するとのこと。


それが現象を生み出すソース(阿頼耶識)に良い影響を与え、引き寄せと呼ばれる作用に繋がっていくという話です。

奥平さんが言っていることは臨済録にも通じるところが多いと言っておられました。



喜心とは読んで字のごとし、喜びの心。

自分の任務に対して喜びの心であたることを言います。


そこにあるのは


「ありがたいな」

という心。



役に立ててありがたい。


食事ができてありがたい。


生きてるだけでありがたい。



そんな気持ちを忘れないことが、幸せに生きるための基本となるのです。


喜心=感謝

と言ってもいいでしょう。



「創造の法則」の講演でも、感謝の大切さを話しましたが、それはもうすでに何度も何度も聞いてきた話だと思います。


その一方で、なぜ感謝が大切なのか、そのことを説明する人は多くありません。



まず知るべきことは、感謝とは湧いてくるものであって、自分がやることではないということ。


感謝だけではなく、人間にとって高い質のすべては、「やること」ではなく「湧いてくること」です。

愛も、瞑想も、喜びも、安心も、感謝もすべてそうです。


作ろうと思って作れないものばかりですが、それでも感謝しようとすることには意味があります。


なぜなら人間の心は放っておくと、足りないものや、不満や、うまくいっていないものにフォーカスするようにできているから。

それでは幸せと呼べるはずもなく、波動も低くなり、その波動に応じた現象を引き起こします。



そんな人間の傾向に待ったをかけるためにも、感謝しようという気持ちを持って、すでに与えられているプラスの部分を見つけて、「ありがたい」と思おうとする。


本当の心の底からの感謝でなくとも、そうしようとする姿勢が、不平不満を見えなくしてくれます。


その結果、いい気分でいられる時間が増えるのです。






普段は自動的に気分を感じているので、自分がいまどんな気分なのかに気がつきません。


そこに気づくのは大切です。

気づけば選ぶことができるから。



シスターチャイさんが教えてくれた気づき方があったでしょ。

たとえば赤信号に出会ったら、いまどんな気分か、どんなことを考えていたかをチェックするチャンスにする。


赤信号だけでなく、スーパーのレジや、電車などで並ぶ時間。

そういう時はいつもチェックのチャンスになりえます。


そのほかなんでも工夫して、一日のうちの何回も何回も自分の状態に気づき、気分を選択するチャンスを持ちましょう。


そして思考の中身をリセットして、いい気分(^^)


喜心で事にあたるのです。



とても当たり前な話ですが、これは引き寄せに限らず、幸せに生きる基本だと思います。












・・・・・・・・・・・・


【お知らせ】


5月、名古屋と東京で瞑想伝授を開催します。

初めての方はコチラからお入りください。


名古屋講演会5月27日

「創造の法則・仕組みと実践」はコチラから。


  


Posted by Toshiro Abe at 09:03Comments(25)

2018年04月23日

覚悟の力

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昨日、ある人が相談に来ました。

それは、金銭的に行き詰ってにっちもさっちもいかなくなってしまったという人。


借りられるだけ借りたから、もう誰も貸してくれない。

数日後に電気も止められると言います。


僕はこういう時、貧困にフォーカスして同情したり慰めたりはしません。


まずは、目の前の人も必ず豊かな生活をしていけると信じ、そのように生きている姿を思い描きます。

そしてその人を感じたままにアドバイスをします。






昨日お伝えしたのは・・・



まず最初にやるべきこと。


昨日までと明日からのことを完全に心から締め出すことです。


昨日につながる扉をガシャンと閉めます。

明日につながる扉をガシャンと閉めます。


そして、今日一日という枠の中だけで生きるのです。



今日だけでも大変なのに、明日からの大変さまで抱えたら心が持ちません。


今日一日しか存在しないと、強く強く心に言い聞かせるのです。


そしていまやれることが必ず何かあるので、そのことに向かってみます。


公共機関に相談することかもしれないし、まずは今日の働き口を探すことかもしれません。



それでもどうしても明日の不安に押しつぶされそうになるなら、いっそのこと、このままいったらどうなるかの最悪の状態を思い描いてしまいます。

何故なら押しつぶされそうな不安は、起きるそのこと自体ではなく、そのようなことが起きた時に、自分には対処する力がないと思う無力感から来ているからです。


まずは最低最悪の結果を思い描きます。


そしてそうなるかもしれないことを一旦覚悟してしまいます。

漠然とした不安は、最悪を覚悟することによって変わることがあるからです。


次に、その最悪な事態を少しでも改善できそうなことを、いまやりだすのです。


いまできることが、何か必ずあります。


もちろん、明日と昨日を締め出しながら。




誰もの中に、どんな困難も乗り超えていけるような、スーパーパワーが眠っています。

なぜなら、我々を生かしているものは、惑星を運行させ、かつ地上のあらゆる命を育んでいるスーパーパワーだからです。


そんな力を有する我々に、できないことなどあるはずがありません。


どんな人も、どんな状況からも、すべてをプラスに転じていくことは可能です。

まずはその力が内在していることを信じてみましょう。


そして、今日一日を生きてください。


僕はあなたが、僕と同じものでできていることを知っています。

僕たちに乗り越えられないものなど何もないことも。


今日のこの記事を読んでくれますように。














  


Posted by Toshiro Abe at 10:27Comments(40)

2018年04月22日

語っても語りきれない天河の話

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いったん、いままでの人生をチャラにして新しく生きていく。

こういう機会は何度あってもいいですね。


先日の「再誕と新生のワーク in天河」では、僕自身もそのような機会に恵まれ、いまピカピカの自分がいます。


人生をチャラにするというのは、記憶による負の遺産を解消するということ。

記憶とは、単に脳にため込んだ印象なのですが、これがいまの自分を生きてしまいます。

それらをお掃除してニュートラルな自分に戻る。


それが再誕です。


再誕とは自分が生まれ変わることですが、完全なニュートラルの状態においては、もはや自己は存在しません。


自己が消滅し、全体(宇宙)が顔を出します。

すっとそうだったのにも関わらず、見逃し続けていたものに触れるのです。


一瞬でも自己が消滅した時の清々しさは、その後の人生を生きやすくしてくれます。

深刻さが減って気楽になるのです。


天河は瞑想や禊祓いを通して、本来の自分(全体・神)を感得する場所です。

空海が大悟するまで、修行のための霊場と位置付けたのも天河でした。



天河はなんとも不思議な感じがする場所です。

山の中なのに水の底に沈んだような感覚になり、まるで竜宮城。

文字通り竜神が迎えてくれて、天候を含めていろんな不思議を見せてくれます。






僕が最初に訪れたときは、この地が持つインパクトに驚き、


「こういう場所があるということは、誰もが見えない世界を信じるきっかけになる」

とばかり、縁のあった関係者に紹介して回りました。



当時、そんな僕の呼びかけで天河を訪れた人も多くいます。


その中のひとりが、のちに「地球交響曲」(ガイアシンフォニー)という映画で多くの人に知られることになる龍村仁監督でした。

ちょうど最初の映画を撮る準備をしているころで、地球は大きな生命体だというテーマを聞いて、この映画はすごいことになると直感しました。



さらに天河は人と神だけでなく、人と人を繋ぐ場所でもあります。

「結び」です。


4か月間の天河滞在中に僕を訪ねてくれた俳優の榎木孝明さんは、その後「地球交響曲」のナレーターになり、映画「天河伝説殺人事件」の主役にもなったと聞きました。

それらがどういうご縁だったのかは知りませんが、僕から見れば不思議な話でした。


「地球交響曲」の音楽を担当した音楽家の故・宮下富美夫さんと龍村監督との出会いも、初めて民宿でみんなが顔を合わせた夜に、あらかじめ決まっていたような気がしたのを昨日のことのように覚えています。



「天河神社は招かれた人しか行けない。

どんなに行きたくても、行けない人は行けなくなる」


いまはあちこちのスポットでこの言葉を聞くようになりましたが、天河はそのルーツみたいな場所です。


見えない世界を信じられるようになる場所。

そんな場所が実在するのだから面白いですね。


将来、日本の観光目玉になるのではと思ったり、このまま静かな場所であってほしいという気持ちの両方があります。






奇しくも平成の幕開けとともに新しい本殿が完成し、天河がよみがえりました。

今年で30周年を迎え、そして平成の世が終わろうとしています。


そんな節目でもあり、今年の夏の天河神社大祭は一週間にわたって開かれます。



その中で最も重要だという日に、大役を仰せつかりました。

実はまだ信じられないのですが、どうやら現実のようなので、また来週にでもお知らせします。



6月1日から4日間の「再誕と新生のワーク in天河」にも、興味がある方はいらして下さい。

興味があるということは、何かが外に出ようとしているということ。

実際に来てみれば、来ることになっていたと思うことでしょう。

天河とはそんな場所です。




メッセージを伝えだして30年。

禅と瞑想の活動は20余年にもなります。


まさかこんなに続くとはね。

すべての始まりは30年前の天河だったことも忘れずに書きとめておきます。



語っても語りきれない天河の話。

すべての出会いに感謝しつつ、この記事をアップします。















  


Posted by Toshiro Abe at 09:02Comments(23)

2018年04月21日

2つの態度

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だれもがいましていること。

それはいま起こり得る唯一のことです。


いままで 人生でいろんなことがあり、そのたびに喜んだり悔やんだりしたことでしょう。


でも忘れないでください。


それらのことは、その時に起きえた唯一のことであり、それ以外は起こり得なかったということ。



この一点を認めるだけで、ずいぶんと気が楽になる人もいるはずです。


しかもこのことは真実です。




同じことは周囲の人達にも当てはまります。


自分から見て完全に的外れの生き方をしている人。


真逆な考えを持つ人。


それらも含めて、起きることしか起きません。



何をすべきか、何を考えるべきかを、決めている自分がいるような気がしていますが、本当にそうでしょうか。


あまりにも多くの人が、自分は自由意志を行使して生きていると考えているので、このようなメッセージが伝わることは稀です。



しかし、その自由意志と思われるものまで彼方から湧いてきたものだと分かると、とたんに体中から力が抜けます。


あるがままに寛ぎ始めるのです。



だからと言って、あきらかに愚行を犯す子供を野放しにするわけではありません。




そのことについて最善を尽くすということがあなたに起き始めるかもしれません。

それでいいのです。

それがきっかけで子供が改心するかもしれませんし、そうならないかもしれませんが、あなたの中にも起きることが起きるのです。



人生の全てが思い通りになるわけではないので、そのたびに悔いたり、自分や周囲を責めたりする傾向が強い人は、起きることしか起きなかったことを思い出してください。


そして気楽に頑張っていきましょう。


やるだけやって、あとはお任せです。



誤解を恐れないで言いますが、なにひとつあなたのせいではないのだから。


そして誰のせいでもないのです。

すでに起きていることに対しては、このような態度で見るようにしましょう。






そしてこれからのことについては、自分次第でどうような人生でも作っていけると思っています。


そんなふうに都合よく見方を変えただけで、ずいぶんと生きやすくなりました。



※起きることだけが起きる


※自分次第でどのようにもなる



この二つの矛盾する真実を、同時に抱えて生きていきましょう。







今日も来てくれてありがとう。


よければクリックお願いします。






・・・・・・・・・・・・・



【お知らせ】

講演会「創造の法則」は、秋までに、東京、沖縄、名古屋、博多、札幌を予定しています。

今日から名古屋の募集を開始します。

詳細はコチラから。




  


Posted by Toshiro Abe at 09:31Comments(44)

2018年04月20日

目覚め

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ふといまに戻ってくること。

どんな時でもいいから、ふといまに戻ってくる。


それまでは想像上の人生の出来事に埋没して、あれこれと解決策を練っていたかもしれないけれど、そんなときにふと気づいて、いまに戻ってくる。



すると今まで聞こえていなかったエアコンの音や、遠くを行きかう車の音、肌にあたる涼しい風を感じるかもしれません。


それらはただ単に起きていて、何一つ分離などなく、ひとつのありのままを表現しています。


あなたを含んだこのありのまま以外には存在するものはなく、ただこれが、いまという中で刻々と変わり続けています。


これが存在の全てであり、頭の中の物語が消えれば、こんなにも明白だった真実の全貌が顔を出すのです。


それは時間を超えた永遠の存在。


本当のあなた。






ところが人は、想像上の人生物語に魅了されていて、真実のこれが見えなくなっています。


いまを見えなくさせているのは、いつもいまに投影している想像上の物語です。


その想像上の物語に登場する「私」は、責任を一身に背負い、この先も間違いがないように生きていかなくてはなりません。

そうやって物語から離れられなくなり、「私」を演じ続けてしまうのです。



ここで指摘している「人生という想像上の物語」が、想像上のものだという認識がなかなか持てません。

皮膚が密着しているかのように、リアリティを持ってしまっています。


だからいくらここで、「想像上の」と言ったところで、この請求書は想像上のものじゃないと言って解ろうとしません。



しかし一瞬でもこのことがわかれば、その瞬間にその人の問題はたちどころに消えてなくなってしまいます。

事態は変わらずとも、すでに問題はどこにもないのです。


現実が変わらなければ何にもならないと思うかもしれませんが、その境地に達してみれば生き方が正確になり、ことはスムーズに展開し始めます。

もはやそこに深刻さはなく、本来の自分の姿を知ったがゆえの安心感があるのです。




ほら、自分の行為をすべてストップさせて


耳をすませば・・・


ただ、あるがままがあって・・・



このあるがままに気づいているもの、


このあるがままのすべて、


それがあなた。





今日の話はよくわからないという人がいるかもしれません。

でも分からなくていいんです。


あなたが何かの拍子にふといまここのリアリティに帰ってくる。

その直接体験がすべて。



実際にはそれはいつも、いまここで起きる何かです。

その扉は、いつもいま開いています。

















  


Posted by Toshiro Abe at 09:16Comments(23)

2018年04月18日

改めてご挨拶

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今日は話が何も出て来ません。

以前、ボツにした記事がいくつかあったので、それを載せようと読み直してみましたが、どうも気分と馴染みません。

そんなわけで今日はご挨拶だけ。



いつもありがとうございます。


これからもよろしくお願いします。





よければクリックして下さい。









  


Posted by Toshiro Abe at 10:08Comments(57)

2018年04月17日

おんなじものが覗いてる

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時々想う

あの人の目の中から外側を覗いたらどんな世界が見えるんだろうって。


偉い人、貧しい人


意地の悪い人、素直な人


変わった人、普通の人


派手な人、地味な人



凄く違うのに、その中からおんなじものが覗いている。






そのおんなじものは、僕の中から外を覗いているものとおんなじものだ。


このことに気づくと、世界観や人生観がひっくり返ってしまう。



しかし我々は見かけ上の個々の違いに惑わされて、真実が見えていない。


そしてこの真実こそが、個人個人を救い、世界に平和をもたらすのだ。





宇宙という名のたった一つの命が、いろんな人に成り切って、


いろんな人のフリをして、


しかもみんなで、自分が誰だか忘れて、


役を演じ合っているのだから、しょうもないと言えばしょうもない話だ(笑)



まったくもって人生は冗談。




宇宙的な冗談。





今日も気楽に生きるとしましょう。


深刻になっていたら要注意です。




息を吸って私は静か



息を吐いて私は微笑む










・・・・・・・・・・・


【お知らせ】


天河というエリアは、母親の胎内のような場所

いつも神様の愛と援助に包まれているのを感じます

ここで過ごす数日間 天河だからこそ。

6月1日~4日。

「再誕と新生のワーク in 天河神社」

詳細はコチラから。


何枚かの新しい写真と感想文をアップしました。

他人の人生は生きられないけれど、自分が生まれ変わることはできるということです。






  


Posted by Toshiro Abe at 09:31Comments(27)

2018年04月16日

創造の法則

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昨日は大阪講演会。

初めての「創造の法則」


この法則の根拠は唯識論。

誰もが一人一宇宙の創造者だということ。


自分が勝手に、最後のライフワークと位置付けた

「空即是色」

の初回ラウンドだった。


空を感得したあと、いかに生きるのか。


そして行きついたのが「欲しいものを得て楽しく生きる」

考え方次第で現実はいくらでも変わっていくのだから。



まずは自己否定を完全に払しょくすることだ。

素晴らしい人間性を得てから幸せになろうなんて思わないこと。


ちなみにアベッチの場合は


悟りと呼ばれるような高い見地からものを見る時もあれば、あれやこれやの妄想に巻き込まれる時もある。


平安な時間を過ごす時もあれば、不意に不安が訪れることもある。


調子に乗ってみんなに迷惑を掛け、反省の日々を送ったことも。


でも基本は人を愛していて、うまくいくこともすこぶる多い。



誰かの言葉じゃないけれど


「だって人間だもの」


それでいいじゃない、ね。







自分のスケールが小さいからかもしれないけれど、もう十分に欲しいものは得たし、これ以上望むものもない。

すでに身に余る毎日を享受させてもらっている。


やはり人には分相応というものがあるように思う。

そう言うと自分を小さく扱っているように聞こえるかもしれないけれど、小さいは小さいなりに手っ取り早く幸せを感じられてラッキーだったと思う。



そんなアベッチのいまの願いは、一人一人が豊かに幸福に生きていく姿。

人を変えることはできないけれど、そんなメッセージを伝える活動が夢・・・と言うかこれもすでに叶っている。



新しい生き方は考え方次第で誰にでも可能だ。


いまだって誰もが考えた通りの人生を創っていて、いまの人生にうんざりしている人は考え方を変えればいいだけだ。

すべての創造は思考から始まっているのだから。



そういえば、いつだったかこのコメント欄で、地獄に落ちろって言われたっけ。


もし地獄に落ちたら、そこの住人達に、考え方次第でここが天国になることを教えてあげよう。


教えるのは好きだからね(笑)




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Posted by Toshiro Abe at 10:01Comments(54)

2018年04月15日

瞑想

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昨日まで大阪で瞑想伝授と指導をしていました。

このシーズン、メインで紹介しているのはガネーシャ(聖天)マントラ。

これはハートマントラを実践している人に紹介している瞑想です。


マントラによって瞑想の味わいや効能が違うのが面白いところで、このマントラは願望実現というオマケ付き。

瞑想することで阿頼耶識(アラヤ)に願望が届き、いったん阿頼耶識に届いた願望は遅かれ早かれ発芽しないではいられません。

オマケ付きなので、飽きてしまう人も長続きするという利点があります(笑)






いろんな瞑想がありますが、それらの瞑想には共通点もあります。

マントラ瞑想までは気が進まないという人も、自己流瞑想でも同じ共通点があるので、今日はその話をしましょう。







瞑想とはズバリ、普段の社会活動から身を引いて、いまここにある純粋存在としての自分に帰っていくことです。


では普段の自分とはどんな自分でしょう。

それは、「行為(活動)する人」だということ。


朝起きてから夜寝るまでの間、それが仕事であれ、飲食であれ、レジャーであれ、ぼーっとしている時間であれ、思考活動も含めれば、いつも何かをやっているのです。


その「やる人」を落としていくのが瞑想です。

「瞑想をする」という言い方は正確ではなく、何もしないのが瞑想なのです。


とは言うものの、普段の自分は「やる」ということしかできないので、何もしないということさえも、どうやってしようかと考えてしまいます。

「よし、なにもやらないぞ」

というわけです。


瞑想は、やらないということさえもやらないこと。


このことを老子は

「無為の最奥を極める」

と言いました。



完全なる受け身。


やる人がいないこと

起きていることへのコントロールがないこと

起きていることへの懸念がないこと

努力が消えていること

起きてるいまの中に、身も心も完全にゆだねていること



その時、「自分が全体から分離している」という幻想が消え、本来の存在状態に戻っています。

それが瞑想です。



瞑想は「やる」ことではなく「やってくる」ことです。

睡眠によく似ています。

睡眠も「やる」ことではなく、睡眠が「やってくる」のですよね。



ノンデュアリティ(非二元)のメッセンジャーは、ヨガも瞑想も、あらゆる方法はノンデュアリティに行きつくことはないと断言します。

それはその通りです。

自己の不在は、自己の行為によってもたらされることはないからです。


でも瞑想は行為ではなく、行為者の不在のことです。


早い話が、「瞑想=ノンデュアリティ」です。


でも彼らが言っていることは完全に正しい。

多くの人達は瞑想を行為としてとらえているから。



「無為の最奥を極める」

老子のこの言葉は、瞑想の本質を見事に言い表しています。



活動と非活動のバランスをとることが、ストレスを持ち運ばない生き方です。


自己流でもいいし、どんな瞑想でもいいので、今日のポイントを活かしてくださいね。




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Posted by Toshiro Abe at 09:31Comments(40)

2018年04月14日

「身体は幻想」ということについて

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こうしてブログを通してメッセージを発信していると、言葉の限界を思い知らされることがあります。


何日か前のコメント欄の質問に

「身体は幻想のはずなのに・・・」

というようなご意見がありました。


これは僕だけでなく、古今東西のメッセンジャーが発してきた言葉によるものだと思われます。


僕自身は「身体は幻想だ」と言った覚えはないのですが、そのように受け取れる表現があったのでしょう。



身体は実在しています。

誰も否定できませんよね。

そしてすべての物質も実在しています。


もちろん量子の世界から見れば、すべては非物質から生成されているわけですが、だからと言って我々が量子として生きているわけではありません。



身体が幻想だと言うのは、身体自体が幻想ということではなく、

身体というものを概念化して、個として全体から分離しているという思いを幻想だというのです。


「身体が私だ」

「私は身体の中に存在している」

という、「私」が幻想だという意味です。



うまく伝わっていますか?



このように、個別の身体と同一化した自分は幻想だと言うと、今度は全体と同一化した自分を目指す人が出てきます。


「私は全体だ」


と言い聞かせ始めるのです。



もうお分かりですね。

その「私」こそが幻想だと言っています。



さらに今度は

「私は幻想だ」と言うと、

私という存在そのものを幻想だと捉える人も出てきます。


これも同じように、

私という存在が幻想なのではなく、

私を概念的にとらえて、個として分離した私が存在するという思いが幻想だと言っているのです。



あはは、ずいぶんくどい文章になってしまいました。


ここは基本的な真実なので、ぜひとも押さえておきたいポイントです。


なぜなら、分離した私は存在しないと知ることが、あらゆる苦悩や恐怖を終わらせることになるからです。



とは言うものの、僕もあなたも、「仮の私」を生きていくことに変わりありません。


真理を胸に、さわやかに二元の世界を生きていきましょう(^^)



このあたりのことは、唯識思想が見事に説明しています。

NHK「心の時代」で、「唯識を生きる」シリーズを展開した横山紘一先生(立教大学名誉教授)が、仲間として活動を共にしてくれることになりました。


引き寄せ、引き寄せ(笑)







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・・・・・・


【お知らせ】

「再誕と新生のワークin天河」 は、年内にあと2回開催できそうです。

次回は6月1日から4日を予定しています。

4月17日からの募集となります。





  


Posted by Toshiro Abe at 09:10Comments(26)

2018年04月13日

微笑みを生きる

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つい先ほどシスターチャイさんからメールが入り、昨日来日したと連絡をくれました。

ティク・ナット・ハン師の映画を各地で上映するのだそうです。


フランスの僧院プラムヴィレッジで、3年以上に渡る初めての内部取材を経て製作された話題作で、4人の僧侶が来日し上映館でトークやマインドフルネスのミニ実践を行うそうです。

チャイさんが通訳されるので、ご都合がつく方は行かれてください。


東京は明日の上映だとのこと。

『WALK WITH ME マインドフルネスの教え』

4月14日 東京プレミア上映会 シネスイッチ銀座

13:00~16:00(上映90分/トークイベント90分)
チケット:2500円
※劇場窓口のみで発売中。当日券あり。




ティク・ナット・ハン師は世界的に有名な愛と微笑みの禅師です。


以前みなさんに奨励してきた


「息を吸って私は静か」


「息を吐いて私は微笑む」


も、ハン師の考案によるものです。



僧院プラムヴィレッジでは15分に一度チャイムが鳴り、その時はどんな大切な活動をしていても、それを中断して「いまここ」に戻り、いまの自分を感じ、見つめ直すという話をしましたよね。


前回の禅サンガのWeb対談で改めてその話をしたら、僧院にいなくてもそのチャンスはたくさんあるとのこと。


たとえば、車の運転や歩行中に赤信号に出会ったら、その時はただ青になるのを待つのではなく、僧院のチャイムだと思って、自分に立ち返る。

早い話がストップ瞑想をするわけです。

工夫すれば、日常のいろんなことをチャイム代わりに使えそうですね。





我々は、日々の生活の中で次々とやるべきことを処理しながら、ストーリーに浸かって生きてしまいがちです。


それを一日に何度も中断することで、自分の思考パターンに気づくことができますし、いまどんな状態のエネルギーでいるのかを知ることができます。

僕も早速このことを実践し始めたら、赤信号が楽しくなりました。


人生にこのような気づきをもたらすことは、経典を何冊も暗記するよりはるかに大切なことです。



「禅」はむしろ欧米で盛んです。

日本の場合は伝統的な形式が強すぎて、本来の禅の精神が一般民衆に届きにくくなっている面があると思います。


しかし禅は形ではないので、歴史上の偉人の言葉や形式に縛られることなく、現代の言葉で、現代人の生活に合った形で広まっていったらと常々思っています。


難しいことなど何もなく、単にいまここで、自分を超えた大いなる命に生かされていることを認めるだけです。


生きているのは「私」ではなく、全体だということ。


本当のあなたが「それ」だということです。



天河の感想文をありがとう。

コメントを読みながら、これはたぶん○○さんだとか想像していました。

またお会いしましょう。



今日も新鮮なエネルギーでお過ごしください。

すべてはいま生まれ変わっています。

人間のマインド以外はね。




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・・・・・・・・・


【お知らせ】

今日ご紹介した映画の各地上映は以下の通りです。

【4月15日 京都プレミア上映会 出町座】
 17:15~19:30

【4月16日 京都追加上映 出町座】
 19:30~21:05/1800円
・チケットは当日窓口のみでの販売

【4月20日 福岡プレミア上映会 中州大洋劇場】
 19:00~21:40/2500円
・チケットは4月7日より劇場窓口での販売






  


Posted by Toshiro Abe at 09:49Comments(32)

2018年04月12日

天河という神域

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天河神社一帯は、神社としてのお社(やしろ)が建つ前から特別な場所として大切にされてきました。

どれくらい昔からかは想像の域を出ませんが、おそらくは縄文と呼ばれる時代、あるいはそのはるか以前からだったろうと思われます。

いわゆる神域であると共に、真理を目指す求道者たちの霊場だったのです。


現代においても、美しい場所、気持ちのいい場所、パワースポットなどとして訪れる人達が後を絶ちませんが、本来はそれぞれの人生に大きな意味と節目を与えてくれる神域です。


その作用を「再誕」と呼んでみました。


すでに役に立たなくなった古い観念や、心の傷をすべて神様にお預けして、新しい命を頂く。

そして新しく生まれ変わった自分として、人生を光と共に創造していく。

これが天河でのワークのコンセプトでした。



天河は瞑想する場所。

本殿はもちろんのこと、禊殿(みそぎでん)と呼ばれる聖域も、祈りと共に瞑想するための場所だと思ってきました。


今回のワークが始まる前、宮司さんに禊殿で瞑想したいとお願いしました。

すると快諾して下さったのですが、その時のために並々ならぬ準備をしてくれていました。






このような報告は特別意識を助長させがちなのでためらいますが、事実なのでお伝えしておきます。


瞑想を予定していた日は、禊殿の扉がすべて開かれました。

大きなお祭りでも表面の一枚、あるいは二枚目まで開かれるのがやっとですが、昨年の11月に執り行われた特別神事で、最後の三枚目の扉が開いたのはすでにお伝えした通りです。


しかも今回は、三枚目の扉の両サイドにある扉のすべてが開かれました。

これは神前の両サイドで瞑想する人に、神気がダイレクトに届くようにとの宮司さんの計らいだったと思います。


さらには禊殿前の玉砂利の上でお昼ご飯を食べることまで勧めてくれて、ゴザを敷き、お茶やお神酒までも準備していてくれました。

さながら遠足のようです。






瞑想が終わる時間に合わせて来てくれた宮司さんを囲んで、参加者が質問しました。


「お扉が全開になることはあるのですか?」


「今回が初めてです」



「禊殿の前で、このようにお食事することはあるのですか?」


「天河社の歴史の中で、初めてのことです」



「なぜそこまでして下さったんですか?」


「私の中に『なぜ』はありません。『Why?』はないのです」





天河神社の柿坂宮司はすでに伝説とも言える人ですが、「『なぜ』はない」という言葉が心に染みました。

これはこのことだけでなく、我々の人生に起こる全てのことに言えるのではないかと思いました。



毎朝の神事の後、参加者の皆さんは心を込めて神社周辺のお掃除をしてくれました。

僕はこの時間も瞑想やワーク同様、すごく大切な時間だったように思います。





さて私事ですが、僕はこれからも天河ワークを続けていくことにしました。

いまの活動に何の不満もないのですが、これは続けていくべきだと素直に感じました。


天河以外での開催が考えられないのは、このワークは何をやるかではなく、天河神社でやることに意義があると思うからです。





無理にワークに参加する必要はなく、みなさんにはできたら日帰りで天河を訪れるより、最低でも3、4日滞在して頂けたら、この地が持つ特別な力を感じ取ってもらえると思います。

ただいるだけでも何かを感じることでしょう。



最後に、今回のワークに参加された方で今日のブログを読んでくれた方は、あなたの体験と感想をコメント欄に書いてくれたら嬉しいです。


みなさんと数日間を共にできたことを心より感謝申し上げます。





かんながら













  


Posted by Toshiro Abe at 10:08Comments(67)

2018年04月11日

大きな手

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あなたは私を信じて良いのです。


あなたは私を頼りにして良いのです。




本当はいつも一緒にいるんです。

あなたが見失ってしまっただけで、いつも一緒にいるんです。


我々の人生は、親に手を引かれて暗くなった森の中を歩く子供に似ています。


ザワザワと風が枝を揺らす音。

遠くから聞こええる獣の叫び声。

急に上空を通り過ぎたムササビの気配。

まさにこれから飲み込もうとしている暗闇。


そのすべてが冒険心をかき立て、あなたはワクワクしています。

なぜなら、あなたは親の手にしっかりと繋がれているからです。






ところがある瞬間に気づきました。

親の姿がありません!


さっきまで握りしてめていた、大きな手が無くなってしまったのです。



状況は一変しました。


さっきまで胸を躍らせていた風の音や、動物たちの気配が、急に恐ろしいものに変わってしまいました。


もう一歩も進めません。

この先の道のりは危険に満ち満ちているように感じるからです。



立っていることさえおぼつかない。

苦難と恐怖に満ちたこの旅に出たこと自体が間違いのような気がしてきました。


旅を止めてしまいたい。


誰か助けてください!!!



するとどこからともなく、優しい声が聞こえてきます。


大丈夫だよ。

私はどこにも消えていない。

いままでどおりいつもあなたの手をつないでいるのだから。

私を信じていいのだよ。

私を頼っていいのだよ。

あなたの安全を保障し、必要なものはすべて届けてあげよう。




見えなくても大きな力が確かにあります。

それはあらゆる命を育んでいる大きな力です。


その存在はいまも、あなたの手を握っていますよ。

これは比喩ではなく、本当の話です。



今日はこれくらいにしておきます。



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【お知らせ】

大阪講演会「創造の法則」は残り席わずかです。

自動返信に不備があったようですが、申し込まれた方は全員登録されていますからご安心ください。


詳細はコチラから








  


Posted by Toshiro Abe at 10:44Comments(26)

2018年04月10日

神託

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天河に滞在しているからか、このブログもめっきり怪しくなってきました (-_-;)

この調子で躊躇なくいってみましょう。


今日は、あなたにお伝えするように託された、弁財天からの神託を書くことにします。


これをお伝えすることになった経緯はまだ話せませんが、受け取る用意ができたあなたへの神託です。

今日の記事は冗談半分のようにして始まりましたが、100%マジな話です。


簡単明瞭なメッセージ。

素直に受け取れる人にとっては、とても力になってくれることでしょう。





「あなたは、私の力を信じて良いのです。


私を頼りにして良いのです。


祈ることで望みを持って良いのです。


私を信じて良いのです」




と話されました。

あなたの祈りに応じて、弁財天様は加護という大きな力を与えて下さるということです。


祈りと言うと、先ずは世界平和から祈らなければいけない、自分の望みはエゴイスティックだと決めてしまう人がいますが、神様は先ずあなたを幸福にしたいと言っています。

その幸福が周囲を明るく照らすからだと思います。


信じることには力がありますね。


神託はもう一つありますが、機会を改めて。



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Posted by Toshiro Abe at 09:05Comments(75)