2017年12月21日

第一次天河ブームまで

皆さんの答えを興味深く読ませてもらいました。

昨日の設問に正解というものはありません。

それぞれが感性で捉えるものであり、どれもが正解ということになります。


ちなみに僕は、「色即是空」という言葉にすべて集約されると思っています。

色(二元の世界)側から見れば対象としての神は存在し、空(非二元の世界)からみれば我も神もひとつの全体に溶けていきます。


この二つの立場がごっちゃになってしまうところに、二元の世界に暮らす人間には矛盾に感じることが多く出てくるのです。



さて今日は、もう少しみんなに天河神社のことを知ってもらいたいと思います。

あまり知られていないことも含めて、明らかにしていく時が来たように感じているから。


今日もかなり不思議な話になりますが、そのことを踏まえて読んでみてください。



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天河はその場所が持つ特別な雰囲気とパワーのおかげで、有史以前、神社と呼ばれる前から有名な場所だったようです。

大昔からの歴史はまた別の機会に紹介するとして、今日は近代に入ってからの流れを簡単に書いてみましょう。


意外かもしれないけれど、昭和40年当時、天河の存在はまったく忘れ去られていました。

当時は子供たちが本殿でかくれんぼして遊ぶような、よく田舎にありがちな寂れた神社の一つになっていたのです。



それがいまの柿坂神酒之佑宮司になってから、急に復興し出すことになります。

柿坂家は代々天河神社の宮司を務める家柄でした。


神酒之佑氏は柿坂家の7人兄弟の末っ子で、神職を継ぐ気などまったくなかったのが、そうせざるを得ないような状況になってしまったのだそうです。

こういうことは誰の人生でも起こり得ることですが、自分の意思とは関係なくある方向に向かわされてしまったわけです。


ちなみに柿坂家は、山岳信仰の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)の側近弟子だった前鬼・後鬼の子孫と言われています。

このことについては過去記事にも書いているので参考にして下さい。




さて神酒之佑氏が神職になって数年後の昭和46年。

彼はこの年に最初の啓示を受けることになります。


それは「南朝の慰霊祭を執り行え」というもの。


都を追われた後醍醐天皇が開いた南朝。

その御所跡が、いまも天河神社に隣接してあります。



慰霊祭を行った後に、次は南朝と北朝の仲直りの神事するようにとの啓示を受けます。

とはいうものの当時は寒村にある寂れた神社ですから、ほぼ宮司さん一人でこのお祀りごとを遂行したそうです。


そして神事を終えて振り向くと、そこにはなんと全国から集まった300人の霊能者たちがいたのだそうです。


彼らは示し合わせて来たのではなく、それぞれに天河の霊夢を見て、いったい天河とはどこなのかという思いでやってきた人達。


いまとなってはそれが本当に人間だったのか霊だったのか分からないそうです。

宮司さんには、その違いが分からないと。


もしかしたらそのうちの一部が人間で、他は全て霊だったのかもしれません。

僕はこういう話が苦手なので分かりませんが、宮司さんにとっては実際に起きた現実です。


第一次天河ブームまで


南北朝の霊界レベルでの和解は、日本がこの先、自らの使命を果たすための大切な一歩だったと思います。

日本の使命が成就するのはまだ先ですが、天河がその原点のような役割を持っているというのが僕の直感です。


ですから天河をさらに開いていくということは、日本の将来にとって、さらには世界の将来にとって、大きな意味を持つと思っています。


誇大妄想のような話になってしまいましたが、いい歳して真剣にそう感じているのです。



さてこの南北朝和解の神事の直後から、またしても霊夢に導かれた霊能者たちが全国各地からわんさと訪れるようになり、ここから近代における第一次天河ブームが始まっていくのです。


当時の様子を、元YMOのミュージシャン細野晴臣氏は

「天河は霊能者の六本木だ」

と語っています。



長くなったので、この続きは明日にします。




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・・・・・・・



【お知らせ】

拙著「かんながら」を書いたのは18年前ですが、いまになって天河をさらに詳しく紹介する役目を仰せつかっているような気がしています。

あの物語にも書いたように、ライフワークである禅も瞑想も、みんなこの天河の流れでやってきた活動です。


年明けのソロ講演会では、ここには書けない話を含めて天河を中心にお話させてもらいます。


1月28日東京講演会








Posted by Toshiro Abe at 11:05│Comments(28)
この記事へのコメント
(*´3`*)
Posted by ともこ at 2017年12月21日 11:18
うわぁ。なんか凄い 話しですね。
天河神社、自分も凄い興味湧きます。そして阿部さんそう仰られるならきっと天河神社はそうなのでしょう。日本の使命が成熟する事を思うとなんかワクワクしますね。未来が明るく思えました。阿部さん今日もありがとうございます。
Posted by 革ジャン at 2017年12月21日 11:58
阿部さんの世界では、そういう"流れ"なんですね。。(笑)

天河神社にご縁がないので、阿部さんの気持ちが、よくわかりませんが。

信念を元に、展開していく人生は、
また、新たなストーリーを創造していくことでしょうね。

どんなストーリーでも、多少の妄想は含んでいるものです(笑)

何に人生をかけるか?の違いであるだけで、
それぞれが、自分の人生を楽しんでいる。

そこには、正解はないし、それぞれの感性が反映されているだけ。

昨日の阿部さんの設問に対する答えのように。

人は、躓きながら、迷いながら、休みながら、それでも、その人のペースで、
それぞれが、自分の道を歩いていく、ということなのでしょうね。

それぞれのかんながらの道を。

最終ゴール目指して。

この世に肉体がある間は、
それぞれの楽しみ方で、人生を楽しみましょう(^o^)
Posted by 真理世 at 2017年12月21日 11:59
朝鮮半島の北と南の和解も祈っております

朝鮮半島が平和でありますように

光☆光☆

ありがとうございます
Posted by 甲賀忍者 at 2017年12月21日 12:31
いつもありがとうございます。
善き一日になりますように。
Posted by ほったん at 2017年12月21日 12:46
心静かに落ち着いた中に
熱い気持ちを感じてワクワクです
今日もありがとうございました。

そして本当に
今日の一日冥想会行きたかった!
その時間中は
心をあの清らかな麻布十番に置いて
行動したいと思います。
Posted by YAYOI at 2017年12月21日 13:24
興味深い話です。続き楽しみにしております。今日もありがとうございます。良い一日を。
Posted by 林ゆみ子 at 2017年12月21日 13:32
阿部さん、なんかすごいお話ですねー。柿坂神酒之佑宮司もなんかすごい人みたいで。これで、なんか迷いも吹き飛んだ感じです。僕もいつか天河へ
行きたいと思います。たどり着けると良いのですが。今日もありがとうございます。
Posted by 永井新吾 at 2017年12月21日 13:58
あべさま

こんにちは。

不思議な話
大好きです^^

不思議~~としか わからないけれど^^;

年末に二転三転
諏訪大社四社にお参りすることになりました。

縁起を読んでいたら
>中央線構造線上にあり・・・・
>伊勢神宮・豊川稲荷・天河大弁財天社・分杭峠と同じ断層の上にある神社
とありました。

天河神社の名前が出てきて
びっくり~


あべさんの講演会では
日本の役目がある。
そんなお話も伺っていましたが・・・

役目の具体的な話・・・
今後も楽しみにいています。

柿坂宮司もあべさんも
お役目なのでしょうね。

ありがとうございます。
Posted by じゅんちゃん at 2017年12月21日 14:11
阿部さん


天河をさらに開いていくとは、どういうことなのでしょうか。

これまでも「開く」がキーワード?のようなことを示していただいていますが、私としては、?でおります。。

でもそれは、徐々に明らかになっていくのかも知れないですね。



それにしても、なんだろう、このストーリー展開。

色即是空と聞いても、このストーリーに引き込まれます。



ちょうど?

夕べ、私たち祓いながら生きてくことが大切だし必要だ。と、母と話していました。


おそらく、過去の罪穢れを背負って生まれてきていて、今生を前向きに生きつつ(それが過去の罪穢れを祓うことにもなる)、足元を確かにするように生きていくこと。

この先どうしようかって、未来にばかり焦点をあてるような教育を受けてきたけれど、いまある罪穢れを祓うことも忘れてはならないということじゃない!?と話をしました。


これは、複雑な話になってしまうことだと思うのですが、記事にあった慰霊祭というのも、見えない体が存在するという次元において、必要になってくることだと思いました。


あ、いけない。阿部さんの苦手な話。

(いや、阿部さんだけじゃなし、私も苦手に感じるときもあったと思うのですが、全部繋がっていることにも思います。。)


神々の遊戯は壮大すぎ!?
Posted by ぶどう at 2017年12月21日 14:55
阿部さんが過去のストーリーを語って聴かせてくれるって
事はきっと私達がもうストーリーが幻想だと知っている段階だから、ここに書き表し表現してくれてると思う。
このお話しを知った私達もこの話と無縁ではないと言うことなのかも。
ただ、ただ、この話を、聞いてわき起こってくる思いを
はらう?清めることにします。私は瞑想してへんから。
ホオポノポノします。
阿部さん、ありがとうございます。
不思議話好きです。
Posted by るん at 2017年12月21日 15:59
「天河は霊能者の六本木だ」

凄いです。
ご縁があれば、天河に行きたいです。
Posted by らら at 2017年12月21日 16:44
阿部さん、るんと申します。
さっきのコメント、不本意でした。
あんまり、気になって仕事ぬけだしトイレから
書き込んでいます。
もう、アップされていて、ショックでした。
あのコメント空気読んでないコメントで嫌いです。
あんなこと、かきたかったのではないのです。
ごめんなさい。
失礼いたしました。
Posted by るん。 at 2017年12月21日 16:49
不思議な話も結構嫌いじゃないです!
何でもかんでも鵜呑みにするタイプでもないのですが。
(どっち?)

私は阿部さんのことを知らなかったら、天河神社のことも知らなかったかもしれません。

霊能者の六本木というネーミングがツボで、笑ってはいけないと思いつつ、笑ってしまいました。天河神社は神聖な場所だと思うので…それはわかっているのですが、すみません。霊能者の六本木って、どんな感じだったのかめっちゃ気になります。
Posted by 薄茶色 at 2017年12月21日 18:04
>神酒之佑氏は柿坂家の7人兄弟の末っ子で、神職を継ぐ気などまったくなかったのが、そうせざるを得ないような状況になってしまったのだそうです。

>こういうことは誰の人生でも起こり得ることですが、自分の意思とは関係なくある方向に向かわされてしまったわけです。

宮司の柿坂さんの意思とは関係なく・・・の所、心中お察しします。
思い通りに行かないことがあるということでしょうか。
うーん、やっぱり使命なんですかね~
因みに、霊などのそっちの方はとっても苦手です^^;
今日もありがとうございます
Posted by yun at 2017年12月21日 18:04
今日「スターウォーズ 最後のジェダイ」を観てきました。

スターウォーズは

「フォースが宇宙全体を満たしている」
「闇があれば光がある。光があれば闇がある」

という世界観が土台になって展開されている映画シリーズです。

第1作目が1977年に公開されて以来
40年も続いている長大シリーズ映画です。

「スターウォーズ」は宇宙がジョージ・ルーカス監督たちに啓示を降ろして作らせた
「人類を宇宙意識に目覚めさせていく映画」だと強く感じています

広大無辺な宇宙空間・空(くう)の中で
形ある人間たちが形ある戦いと和解・色(しき)を繰り返しています。

空間の中で陰陽が循環し続けているのが宇宙の真実です。
Posted by 大空(おおぞら)大空(おおぞら) at 2017年12月21日 18:39
*・゜゚・*:.。.*:.。. ・゜゚・*ψ/⚫️由⚫️\ ψ☆*\(ロ-口阿#)☆*:..。.:*
Posted by あんこ工面 at 2017年12月21日 21:06
>僕はこういう話が苦手なので分かりませんが、

・・・・・・・・・・にも関わらず、このようなお話をして頂いて、本当にありがとうございます。
「こういう話大好きっ!!♪」て人から聞かされるより、遥かに真実味を感じます。
それも、阿部さんが『こういう話』が苦手に生まれついた宿命なのかもしれませんね・・・・・

・・・・・・・・・・しっかし・・・・・・・・・・

>当時の様子を、元YMOのミュージシャン細野晴臣氏は

>「天河は霊能者の六本木だ」

>と語っています。

もんのすごいセンスで言葉になりません(汗)
Posted by ただの「自分」 at 2017年12月21日 21:34
> 自分の意思とは関係なくある方向に向かわされてしまったわけです。

現実は自分で創ってるなんて言えないよねぇ
Posted by rakuni... at 2017年12月21日 21:54
阿部さんが、暗黒面に堕ちたダースベーダーを叱っているんですか?シエルさんw
Posted by neo at 2017年12月21日 22:33
お話はできて書いたらダメなストーリーって
そんなんあるの((=゚Д゚=))ノ
スカイプかなんかで話すときあったら話してくれ〜〜〜
その内容より、いまのあべさんの
書いたらあかんって
決めている感覚、
共感してみたい。

この前のピックが消えたお話
手に溶けてなくなった感覚がする!

わたしも普段から誰が霊か全くわからんよ
事実はなんなのか全くわからん、し、事実ってなんだ〜((=゚Д゚=))ノ
もうすでにわけがわからん
すでにじゃなくってず〜〜〜〜〜〜〜っとほとんどのこと
わけがわからんまま小さいときからいるのがわかってきた。

例えば目の検査とか、あの謎の図にみんななにか謎のことを答えてる
なに、なに???ってずっと恐怖を感じてたとか。。
いったいいつ、「わかりません」を混ぜたらいいんだ〜〜〜〜とか??
いまはわかった!
Posted by あべさーん at 2017年12月21日 23:59
霊能者の六本木!

えらいこっちゃ!
Posted by ライディーンシンバル担当かまぼこ at 2017年12月22日 00:36
スターウォーズ、EP1以降の作品には何も感じないのですが、
スピリチャルの観点から評したスターウォーズ評を聞いてみたいです。
(旧3部作の劇場版BDが欲しい)。
西遊記もね、リメイク版があるけど、マチャアキのものを超えるものは
結局、作られてませんよね。
その時代、その時でしか作れないものがあるのでしょう。
そう考えると、輪廻転生って、人生のリメイクじゃないか
生まれ変わった人生はオリジナルよりも劣ってるんじゃないか。。
って類推がすぎるかなぁ
Posted by rakuni... at 2017年12月22日 01:22
>>>南北朝の霊界レベルでの和解は、日本がこの先、自らの使命を果たすための大切な一歩だったと思います


うん、この戦いで繰り広げられた憎しみの夢から覚められない御魂を鎮めることは必要だったのかもしれない。
今私達が幸せを享受できてるのは、みえない所での祓い清めがあったから。
宮司さんに感謝です。
余程の人じゃなきゃ、こんな荒行は務まらないと思う。

霊能者のぎろっぽん?

阿部さんじたいが芸能人だったし、智子さんも。
東京の阿部さんちも、ぎろっぽんに近いし。
行ったことないけど。
麻布って田舎者からすると
どんた人住んでらんだべか?と、
興味の対象の的ですたい。
天河って何かインスピレーションを得られる不思議な
波動があるんだべな。
全くわかんないけど、霊とかそっち系は。
ゆーほーもお化けも不思議体験なしだから。


300人の全国から集まった人?
なんか、阿部さんがこの間した、特別神事みたいだね?
私も行くつもりなんか、全くなかったのに、誰かに連れていかれた(笑)
よっぽど祓い清めなあかんおっかねえもの、憑いていたから、 呼ばれたんだべな、そう思ってる。(T^T)(^◇^;)(^O^)v


みきのすけ宮司しゃまに感謝の巻でしたあ<(_ _)>
Posted by れっこ at 2017年12月22日 07:27
> > 当時の様子を、元YMOのミュージシャン細野晴臣氏は
> >
> > 「天河は霊能者の六本木だ」
> >
> > と語っています。
>
> もんのすごいセンスで言葉になりません(汗)

どう解釈されました?

私は六本木が好きになれないのでピンと来なかったのですが、

六本木と言えば、大人の遊び場?

霊能者の遊び場ってことですかね。。
Posted by rakuni... at 2017年12月22日 07:36
>ちなみに僕は、「色即是空」という言葉にすべて集約されると思っています。

色(二元の世界)側から見れば対象としての神は存在し、空(非二元の世界)からみれば我も神もひとつの全体に溶けていきます。





この文章を読んでいて、あれ?阿部さんって学歴どこまでだっけ?とふと、考えた。
整理整頓の理解力。
本当に頭のよいひとだなあって思いました。

そんけいのまなこです。

と、一応言っておこう。
Posted by つっちー at 2017年12月22日 07:37
ためだ、今日は変な霊が憑いてるの。
到着出来ない。
8時集合なのに、今だに到着できない。
埼玉に行かないと行けないのに、
何故、まだ東京にいるんだろ?
何処に連れていかれてるだろ?
変な霊が憑いてるのかも?
なわけない!
ただ、乗る電車間違えてるだけやん!
Posted by しやっこ at 2017年12月22日 09:05
★*:.。コーホー…/⚫️由⚫️\ψ★☆neoさん☆フォースの隔世デス
(いっしょにダークサイドに堕ちましょうw)

残り3本!( *代`ω´)/☆\(ロ-口阿#)コノお調子者め〜
*英語表記でお送りします(字幕の恩寵に脱毛を禁じえません)ネ?
ロングロングアゴ-←オィ⁉︎ 遠い銀河の果ての宇宙の過疎地の物語り〜
秒単位850円を支払ってでも喋りたいワーストオーダー★アク代官と銀河(英語だと会場かな?)の秩序を維持せんとするレジ¥スタンスとの戦いの「予行練習」です( ̄▽ ̄)YO←長っ(ー ー;n)イラ
Posted by ハナキン スカイウォーカー at 2017年12月22日 16:03
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