2022年04月26日

魔法の真言

あんな立場になったら幸せだとか、あんな条件になったら幸せだとか思うけれど、それは違います。

思い描いた理想の人生を送っている時の自分は、いまと同じ自分だからです。


どんな理想の日々も、慣れてくれば普通になります。

そしていまと同じ自分が残るのです。


収入が増えようが、新しい家族ができようが、結局はあるがままのいまがあり、あるがままの自分がいる。


きっとそうなったときも、将来の幸せを求めて生きていることでしょう。

であれば、環境を向上させようとするよりも、いま気持ちよく生きられるようにしたほうが、ずっと直接的です。


それではいま気持ちよく生きるにはどうしたらいいか。

説教するつもりはないんですが、いろんなことを試してみて思うのは、


心を開くこと、


優しい気持ちを持つこと、


被害者にならないこと、 


足るを知ること、


感謝の気持ちを忘れないこと、


というように、昔オジイチャン、オバアチャンから教えられたことに尽きると思います。


仏壇に向かって

あーありがたい、ありがたい、

と言って念仏を唱えていたオバアチャンの心境になれたらいいと思います。






「あー、ありがたい、ありがたい」

これは、ともすればすぐに不平不満に陥ってしまうマインドを、中道に戻す魔法の真言です。


今日一日、自分の目の前に現れるドラマが何であれ、

あー、ありがたい、ありがたい。

と言って過ごしてみましょう。



昨夜、禅サンガの「敏子の部屋」(敏子とは僕のこと)に刀根健さんをお招きしてお話を伺いましたが、末期がんによって目の前で死神と対面した経験が、彼を今日の記事に書いたような心境に誘ったように見えました。


僕たちも死を宣告されています。

時間延ばししないで、もしそうだなと思ったことがあったら、そんな生き方をしてみましょう。


どこまで行っても同じこと。

幸せはいまあります。


あー、ありがたい、ありがたい。








  


Posted by Toshiro Abe at 08:14Comments(25)

2022年04月24日

同じこと


たったいまの天河。今日は雨降りです。


天河の大銀杏も若葉が芽吹いてきた。

田んぼのカエルも復活です。

つい先月にはこのあたり一帯が深い雪に覆われていたのに、彼らはじっと春を待っていたんだね。

命ってすごいと思います。


人は、幸せな時はこの幸せはいつまで続くのかと思い、不幸せな時はこの状態がずっと続くような気がます。

どちらも移り変わっていくけれど、どちらにしても、いまに徹すれば同じこと。

人間以外の命は、みんなこのことを知っているのでしょう。





うちの猫たちも淡々といまを生きている。







今夜21時は日曜瞑想会。

https://youtu.be/NRlY-GuIaHY







  


Posted by Toshiro Abe at 10:08Comments(10)

2022年04月21日

いくぜ!やろーども!

ついに終わった!!!

依頼があってから2年間はまったくやる気が出ないで、これはお流れかと思っていたら、2か月くらい前から徐々にその気になって、ここ最近は毎日16時間くらいPCに向かって、たったいましがた書き上げた。


12年前に刊行した「かんながら」

加筆修正のつもりが、9割以上新しく書き直したから、すでにこれは新刊だ。


書き上げた直後の感想としては、たぶん僕は天才だと思う。

子供の頃の国語の成績が悪かったのも、読解力や作文力がなかったのも、遅咲きの天才ゆえの定めだった。

と思うくらい凄いのが書けた。

多分ドストエフスキーを超えたと思う。


音楽時代も、曲を作った直後は似たような感覚になったものだ。

こういう感覚になったときは決まって、売れなかった(-_-;)


したがって今回も売れないかもしれない。

にも関わらず、売れそうな気もする。


でもそんなことより、自分がまったく何も残さず全部出し切れたというこの満足感は、何物にも代えがたい。

ほんと、今の気分は最高だ。


あー、早く読ませたい!!

読んでほしいんじゃなくて、読ませてやりたい!!

ほんと、スゲー面白いから強気なのだ。


発売は9月ころらしいけど、今回は初めて自分でもプロモーションしようと思う。

それくらい多くの人に読んでもらいたい、いや読ませてやりてえ!!!






それともう一つご報告。

こういう話はしたことがないけど、あることがしたくて東京にスペースが必要になった。

いい場所はないかと思って、約数週間、不動産屋の物件情報を見ていて、10日前の朝5時に「これだ!!」って物件を見つけた。

立川の一軒家。

東京のホテルで見ていたので、その日の午後、現地に行って、そのまま契約して、天河に瞑想道場作ろうと思っていたお金があったから、そのままキャッシュで買うてもうた。


ネットで見てから買うまでに要した時間は9時間。

マンガみたいな話だけど実話(笑)


後で分かったのは、その広告物件、僕が見つける数時間前の深夜にアップしたんだって。

これが引き寄せってやつだね。


とにかく自分がワクワクすることだけを選ぼうって、今年の2月1日(旧正)に決めて以来、毎日が面白くて仕方ない。

前の僕ならこういうことは公表しなかっただろうし、家をキャッシュで買ったなんて反感買うだけでいいことないから、オブラートに包んだ。

でももう、そういうこともどうでもよくなった。


この先もやりたいことだけやっていくから、また報告するね。







  


Posted by Toshiro Abe at 18:53Comments(46)

2022年04月17日

人生は川の流れ

何事も瞬間に過ぎない。

すべては生じては滅しています。

何事も起きた瞬間に、すでに後姿です。

このことがわかれば、しがみ付くものはありません。


成功も失敗もつかの間のこと。

悠久の時の流れから見れば、無いに等しいも同じです。


生まれる前は永遠の時間の中にいました。

死んだ後も永遠の時間の中に戻ります。


その二つの永遠に挟まれた一瞬。

それが我々の人生です。


だから大騒ぎする必要はありません。

永遠の中に帰ったあとは、この人生という瞬間は跡形もなく消え去っているのだから。


人生は取るに足らないことばかり。

誰かから何か言われたとか、

持ち物が増えたとか減ったとか

誰かを好きだとか憎んでいるとか

すべては束の間の夢です。


それらは川の流れのように過ぎ去っていきます。

押しやらなくても、勝手に過ぎていくのです。





来ては去るものに対しては、何もすることはありません。

ただその夢を見ているだけ。

そして心に影響させないことです。


あなたにほんのわずかでも不安を与えるような情報には耳を貸さないこと。

そのような情報を発する者が、一人で不安を抱えていればいいだけの話です。

不安は人を巻き込もうとするので注意が必要です。


いつまでに目覚めないと、とり返しが付かないとか

宇宙のゲートが閉まってしまうとか、

そんな物語に気をつけてください。

時間など存在せず、いつもいまだからです。


どんな長い悪夢も、いま目覚めることが可能です。

たとえどんな人生を送ってこようと、いまこの瞬間に変えることが可能です。

その力を持っていない人はいません。


だからずっと応援しています。

いままで学んできたことや、自分に言い聞かせてきたことを横に置くだけで、人生物語は大きく転換します。

いつだって、いまがその時です。



・・・・・・・・・・


今夜の瞑想会。

僕の活動もいろいろ変化していますが、今夜もこのような形で提供できて嬉しく思います。

https://youtu.be/wJD1oE4SQn8












  


Posted by Toshiro Abe at 11:02Comments(32)

2022年04月10日

肉体と精神

長く生きてきて、この一週間ほど連続的に奇跡を見せられたことはありません。

たぶん起きた一連の出来事をお話ししても信じないでしょう。

「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものです。


流れに逆らわないことの大切さを、身を持って感じています。

今年の2月1日(旧正月)からマインドがリセットされました。

リセットされてもマインドはマインドですが、たぶんマインドの抵抗力が減ったか、天からの贈り物を恐れずに受け取れるようになったのだと思います。


これはいつもお話しする「信頼」と深い関係があります。

天を信頼し、己を信頼する。

どちらも双方向かもしれませんが、そういう感じです。


肉体を持って生きている限り、マインドが消えることはありません。

何故ならマインドは肉体の一部だからです。

と言うより裏表と言ったほうが分かりやすいかもしれません。

肉体と精神(マインド)が別々に存在するのではなく、肉体の最も内側の柔らかい部分が精神で、精神の最も外側の硬い部分が肉体と考えればいいでしょう。

この二つはどちらも本当のあなた自身ではなく、したがって死と共に両方が消え失せます。

いつも言うように、あなたはこの二つを見ている純粋意識です。


この2月から自分に訪れた変化は、マインドが変わったというよりは、本当の自分とこの二つとの同化幻想が薄れたのだと思います。

半分死んだのかもしれません(笑)

でもこの解放感はハンパありません。


これを読んでいる人も誰一人例外なく普通に死ぬことができ、三次元の夢から完全に解放されるので全く心配ないし、そのとき想像を超えた強さで祝福されていたことを思い出します。

それを肉体が生きているうちに本当の自分との同一化が終わると、起きることが天の仕事になり、奇跡が連続して起きてくるのだと思います。

いま身を持ってそれを感じていて、このように報告できることを嬉しく思います。


今夜の瞑想会はコチラです。

https://youtu.be/vU7Jrlxsgcs










  


Posted by Toshiro Abe at 14:26Comments(14)

2022年04月02日

遺言

何が真実なのか、頭では理解したでしょ。

ということは、何だっていいということです。

だって何がなんだって全部思考の世界だから。

それを生きるも良し、いまと一つになるもよし。


いまと一つになったときは、世界と人生と自分は消えます。

それらは全部決めつけられた代物だから。

いまは常に新しく生まれ続けているから、何一つ決めつけることはできず、固定されたものも無くなります。

いまと一つになるということは、命と一つになる、真実と一つになるということ。

それだけが存在していますが、ほとんどすべての人は、いまではないものを生きています。


これを読んだ人がこのことをどう評価しようが、関係ありません。

お遊びは終わりです。



存在はなんて凄いんだ。

まさに奇跡。

そしてすべては摩訶不思議。



4月3日21時

https://youtu.be/QG2fuA0CidI









  


Posted by Toshiro Abe at 22:15Comments(22)