2014年07月31日

気づきの前後

沖縄に帰ってきて、完全なユルユルモードに入ってしまい、PCの前に来る時間が減ってしまいました。


気づきがあってからの数年は、その気づきを捕まえておくために、OSHOやクリシュナムルティらの本を読み漁っていました。

やがてその時期が終わると、気づきという体験もあたりまえのことになります。


そしてあれから30年。

いまはただ普通に生きています。


大騒ぎすることもなく、一日が淡々と過ぎていきます。

気づきの前と何も変わりません。


でもすでに、気づいていない自分を思い出せないので、もしその状態に戻れば、いまがどんなに違っているかが分かるのかもしれません。


いまの僕は幸せでもなく不幸でもなく、窓の外の緑が綺麗です。


足りないものは何もないという一点が解れば、肩から力が抜けると思います。

抜けた分だけ優しくなれます。


いま目の前の状景が人生の結果です。

目の前の状景は経過ではなく結果なのです。


目の前のいまは、どこかに行きつくための布石ではありません。

行きつくところもなく、ただ「いま」があるだけです。

これからも永遠に。



あなたに気づきの恩恵が訪れますように。

  


Posted by Toshiro Abe at 12:42Comments(32)

2014年07月29日

今日の日記

今日は10時ころ起きて顔を洗い、久しぶりにギターを触っていたら昼になりました。

お昼は近所のうどん屋さんで醬油かけうどんを食べました。

そのあとipadアプリの抽選君で、TAOシリーズプレゼントの抽選をしました。

たくさんの人の中から当たる人ってすごいなと思いました。

そのあと郵送するためのエアパッキンが付いた封筒を買いに行きました。

2時になったら「さとうみつろう君」という若者が家に遊びに来ました。

一緒に宇宙空間の映画を観ました。

そしたら夜になっていました。

今日も一日楽しかったです。





・・・・・・・・


それでは「TAOシリーズ」当選者の発表です。

各巻ごとに発表します。

応募者数が、「4:2:4」の割合だったので、抽選もその割合でしました。


それでは発表します。
(敬称略)



1巻

岡山県 津山市
K・A


奈良県 桜井市
T・S


愛知県安城市
H・R


埼玉県所沢市
A・S




2巻
神奈川県相模原市
M・Y


栃木県鹿沼市
F・T




3巻
愛知県海部郡
M・Y


大阪市中央区
T・S


沖縄県 那覇市
G・T


福岡県 福岡市
T・Y


おめでとうございました。




追伸

博多のワークショップは満席のため受付を終了しました。

当日を楽しみにしています。






  


Posted by Toshiro Abe at 20:37Comments(35)

2014年07月28日

心からの感謝は即、幸せへの道

今日、18日ぶりに沖縄に帰ります。

こんなペースで5年間活動してきましたが、秋以降はゆっくり暮らすためにスケジュールを半分に減らしました。

みなさんに支えられて年甲斐もなくここまで走ってこれたことを心から感謝します。

感謝・・・この言葉が身に染みる今日この頃です。


講演会や瞑想会によく通ってくれるHさんという男性がいます。

彼は以前サンミュージックという芸能プロで制作本部長をしていましたが、亡き社長のたっての依頼で、いまは独立して酒井法子さんのこともマネジメントしています。

酒井さんはご存知のように、社会的不祥事でいまもなお厳しい道を歩んでいる女性です。

自業自得と言われても仕方がないのですが、さぞやこの5年間、辛い思いをしてきたことでしょう。

やっとここにきて、社会が少しずつ彼女を受け入れ始めた矢先、今度は大物シンガーの事件で、またイメージが大きく悪化し、状況が元に戻ってしまったとのことです。


頂点とどん底の両方を見た彼女は、最近になってほんの小さなことにも心から感謝するようになったと聞きました。

これは人間的霊的成長を意味していますし、状況はともかく、彼女自身は幸せへの道を歩みだしたということです。


幸せとは人生の状況が作り出すのではなく、心の在り方によって決定されます。

逆境がご本人にとって100%忌まわしい出来事だったかどうかは、誰にも言いきれないと思いました。


人生の目的が個々の霊的成長にあるならば、僕はむしろ良かったと思っています。



さて昨日は東京でワークショップを開きました。

名古屋、大阪に続いて3回目です。

毎回新しい発見があって、現場で学ばせてもらえる幸運を噛みしめています。


参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

みなさんの弾けるようなエネルギーが印象的でした。

この先の人間関係に少しでも役立ててもらえたら幸いです。


あと数時間で沖縄です。

カワヒラ君ほか9匹のニャンコと、一匹のワンコが待っています。

たぶん9匹は冷めた態度で近寄ってくるでしょうし、一匹は30年ぶりの再会みたいな歓迎ぶりで飛びついてくると思います。

しかし、どちらも同じだけかわいいから不思議です。


みなさんも熱中症対策を怠ることなく、元気に夏を乗り切ってください。


・・・・・・・・・・・


ワークショップは残り2会場です。

人間関係と生き方へのヒントがあると思います。

博多会場は残り席僅かです

札幌会場もたくさんのお申し込みをいただきました。


詳細は下記都市名をクリックしてください。


8月31日 札幌

9月7日 博多



携帯電話の方はこちらです。


8月31日 札幌

9月7日 博多

  


Posted by Toshiro Abe at 07:51Comments(51)

2014年07月26日

無題

えっと・・・コホン。


結局つまるところ、いまの中にいるのか、それとも思考が作ってくれた希望(未来)に向かって生きているのか、それだけがチェックポイントです。


希望に向かって生きることは悪くないけれど、問題は、そちらに意識を100%向けてしまって、実存としての自分を忘れてしまうこと。


その実存の中に、すでに万徳備わっていて、何一つ不満も不足もありません。

そこにおいて希望が要らなくなります。


その時初めて、人はいまに暮らすことが出来るようになるのです。


以上!(^o^)
  


Posted by Toshiro Abe at 14:24Comments(46)

2014年07月25日

おめでとう!!

抽選はipadアプリの「抽選君」で行いました。

応募総数1000名の中から厳選なる抽選の結果、以下の10名様が「気楽にいこうね!」に当選です。


お住まいの地域と、イニシャル(性・名)を発表します。

「あっ、もしかしたら自分かも」って、ここまでの情報が一致していれば、ほぼ100%あなたです(^o^)


(敬称略)


福岡県 北九州市
S・T


東京都 府中市
S・J


三重県 伊勢市
K・T


宮城県 仙台市
M・T

東京都 品川区
H・L


愛知県 海部郡
M・U


神奈川県 藤沢市
O・M


千葉県 市川市
N・M


鳥取県 鳥取市
Y・U


岩手県 宮古市
O・U



週明けに沖縄に帰ってから発送しますから、来週中にはレターパックで届くと思います。



向さんのことを書くと言ったきりになっています。

今年中には・・・・(^^;)


  


Posted by Toshiro Abe at 14:22Comments(17)

2014年07月24日

「いまここ」の私で幸せになれる

今日はあとで、「気楽にいこうね」の抽選会をします。

たとえハズレても、「TAOシリーズ」がありますよ(^o^)



そしてさらに・・・


8月7日発売の新刊

「いまここ」の私で幸せになれる

を2名様にプレゼントします。


ご応募はコチラから。


昨日からアマゾンの予約も始まったそうです。





実は昨日、完成したばかりの本を届けてもらい一気に読みました。

この本は特に女性に向けて書いています。

装丁もそんなことを考慮して作ってくれました。

不必要な悩みや苦しみが少しでも軽減しますよう、そんな思いで書きました。


こんな本が書けるのも、自分自身が苦しんできたからでしょう。


人を癒す役目を担う人は、例外なくたくさん傷ついてきた人です。

でなければ人の痛みが分からないし、そもそも癒してあげたいなどという発想が持てません。

ここにもたくさんのヒーラーさんが来てくれていますが、人を癒す仕事はこの世で最も崇高なものだと思います。

皆さんはそのために半生を送ってきたのですね。


僕の場合は、自分が受けた傷が人を癒す方向に向かわずに、むしろ人を傷つける方向に発揮された時期がありました。


僕は子供のころ、自分の心の傷を周囲に振りまき、たくさん人を傷つけました。

当時の僕には、人を傷つけることで少しでも自分が楽になりたいという思いがあったのです。


中学の同じクラスにKさんという女の子がいました。

途中から特殊学級と呼ばれる知的障害を持った子たちのクラスに編入になった子でした。

いつも授業中にコックリコックリしている姿を揶揄していたのが僕です。


彼女は毎朝、自分よりもっと障害が重い子を迎えに行き、いつも手を取って一緒に登校していました。

遠い地区からだったし、ゆっくりしか歩けないので、とても時間がかかったはずです。

自分だって具合が悪いのだから大変だったことでしょう。


いま思えば天使のような子で、とても優しい子だったと思います。


こうして書いていたら涙が込み上げてきました。

本当にごめんなさい。



「ありがとう」


「ごめんなさい」


「許して下さい」


「愛しています」





この世が愛で満たされますように。
  


Posted by Toshiro Abe at 12:20Comments(77)

2014年07月23日

奇跡の人

昨日は母の94回目の誕生会でした。

いやはや、元気。

集まった家族の中で、一番血色がいい。


これだけ長く生きて来たら、いろんな出来事があっただろうに、でもいまはもうそんな問題はどこにもありません。


実は何度か体調を壊し、そのたびに今度こそ覚悟しなければって思いを抱いてきました。

ところが毎回、完全復活するんです。



つい半年前も、駅の構内が工事中で、いつもと違う通路を迂回させられ、段差があったのに気づかず横転。

何か所も骨折し入院しました。


歩くどころか、上半身をほんの少し起こすのもままならず、このまま寝たきりになってもおかしくないのに、ベッドの中から言いました。


「アタシは必ず回復してみせるよ」


そして全快!!!

いやはや凄い母です。


若い友人も数多く、いつも来客が絶えません。

母といると、元気をもらうという人が何人もいます。


94歳のいま、心配事がひとつだけあるのだそうです。

彼女いわく


「もしかしたら、アタシは死なないんじゃないかって、それだけが心配」


いままでに死ぬことに失敗した人はいないから大丈夫だと言って聞かせましたが、どうやら本人は、本当にそれだけを心配しているようです(^^;)


このブログの一番の読者で、いまも毎日かかさずここをチェックしています。

僕が毎日書いてきた理由の一つでもあります。



みなさんのコメントも全部読んでいて、本当にアンタ(僕のこと)のブログは面白いと言ってくれます。


あはは、きっとこれも読んでいることでしょう。



今日は向さんのことを書こうと思いましたが、身内の話になってしまいました。


またね(^o^)
  


Posted by Toshiro Abe at 12:30Comments(82)

2014年07月22日

コラボってきた人たち

雲 黒斎くんのこと


この様な分野の講演会でコラボがまだ珍しかったころ、札幌で彼に会ってすぐに、「コラボ講演会しよう」と声をかけました。

それまでブログランキングでお互いの存在は知っていましたが、会うのは初めてでした。

会ってすぐに、彼が僕と同じ内的体験をしていることを確信したので、一緒に何かやりたいと思ったのです。


当時僕の活動は沖縄中心だったので、この時も沖縄でやろうと誘いました。

彼も、札幌からそれだけ遠い地なら誰にも知られることもないし、それならばと引き受けてくれました。

まだ正体を完全に隠していたころです。


さて当日。

会場は300人以上の大満員。

彼はこういうのが初めてだったので、ずいぶん緊張したはずです。

楽屋でも落ち着かず、ちょっと震えているみたいでした。

内容の打ち合わせも何もなく、出たとこ勝負で、いったいどうしていいかもわからないのだから、初回が緊張しないわけがありません。

いきなり知らない土地で、これだけの人の前に出るのです。

もしかしたら、話もうまくできないかもしれません。


実はこの状況は想定内で、僕自身はすでに沖縄で何百回も講演してきているので、うまくリードして彼のいいところを引き出せるようにしようと思いました。


そして二人が壇上に上がり講演会が始まりました。

まずは僕が彼に質問し、彼が答えたことを二人で膨らませていこうと思いました。

そしたら、二人で膨らませなくても彼一人で膨らませ始めて、僕が入り込む隙間がないくらい、句読点のない文章みたいにずっとしゃべり続けて、しかもその話が的を射ていて面白くて、僕は相槌を打つのが精いっぱいで、ただ時間だけが過ぎていきました。


この状況は想定外で、僕だってしゃべりたいのに、せっかく話が乗っているいまマイクを奪うようなことをするのも大人げないし、ここはひとつ大人になって、まずは彼のペースでやらせてあげよう。

そのうちきっと僕の番がやってくる。

と思ったのは大間違いで、遂にやってきませんでした(涙)


でも僕は彼がすっかり気に入ってしまって、次は東京でやりたいと言いました。

沖縄はまだしも、東京かという気持ちはあったようでした。

でも彼は元々、人前で自分の真実を話して聞かせるのが大好きで、そんな衝動が沖縄講演会で目を覚ましたみたいでした。


僕は彼に、会社を退職して、こちらの活動に全力を注ぐべきだと何度も諭しました。

絶対できるからと勇気づけました。


そんなある日突然、彼から電話がありました。

「決心がつきました。会社を辞めて、こっちの活動に徹します」


それを聞いた瞬間、僕は言いました。


「僕のせいじゃないからね」


あはは、もちろん冗談ですが、その背後には「彼なら絶対大丈夫だ」という自信がありました。


そしたら案の定、凄い活躍をしだしました。

これからも本当に楽しみなお方です。


さてその黒斎くんが、ふたたび沖縄にやってきます。

しかも今回はソロで、黒斎ワールドを展開してくれます。

彼の話は、多彩な例えを駆使しながら実にわかりやすく言葉を超えた世界を説明してくれます。

詳細は主催者さんのブログを見てください。


たぶん僕は呼ばれなくても会場にいます。

乱入するのだ(^o^)


そして彼はいま、東京、名古屋、大阪で、月例講演会も実施しています。

詳細・お申込みは下記都市名をクリックしてください。


東京


名古屋


大阪




明日の「コラボってきた人たち」は、向和尚のことについて書いてみます。



・・・・・・・・・・


8周年記念プレゼントの抽選会は数日中に行います。

全員へのプレゼント(講演会音源のダウンロード)は、来週以降、沖縄に帰ってから用意しますね。


  


Posted by Toshiro Abe at 09:58Comments(28)

2014年07月20日

スピリチュアルを理解するうえで、とても大切な話

昨日、あむさんからこんなコメントをもらいました。

・・・・・・・・・・・・

こうゆう意見があります.

{ちなみに、「今・ここ」 で有名な沖縄のスピリチュアリストさんが、

「死んだ人は全員、光の世界に行くから大丈夫だ。安心しよう」 と語ってましたが…、

それはカルマに対する誤魔化しです。わたしの認識では、光の世界に行けない死者がとても多いです。

死ぬ間際の恐怖心が全てになり、「死んだ」 という自覚がない場合、特に問題が起こりやすいです。

わたしは時々、アース・ヒーリングのために色んな土地を回りますが、どこの土地にも自縛状態の霊がいっぱいいます。

現象界と幽界は重なっているので、その霊が見ている世界は現実の土地ではなく、暗い苦悩の世界です。}


私にはどちらが事実か分かりませんが、選択できるなら、「死んだ人は全員、光の世界に行くから大丈夫だ。安心しよう」を選択したいです。

はたして事実は存在するのでしょうか?

私はきっと今までいろんなマインドコントロールを受けてネガティブな選択(事実)を続けてきたのでしょう。

だったらポジティブなマインドコントロールを受けてもいいんじゃないかな?

きっと私もハンサムです。



・・・・・・・・


この話はとても重要です。

もしこのことを理解すれば、スピリチュアルな世界に飛び交う様々な情報を整理することができるでしょう。


ところで・・・

「今・ここ」 で有名な沖縄のスピリチュアリストさんというのは僕のことでしょうか(笑)


僕が有名かどうかは別として、

「死んだ人は全員、光の世界に行くから大丈夫だ。安心しよう」

というのはまさに同意見です。

もし僕のことではないとしても、同意見の立場から書いてみます。



この記事を書いた人物を、仮にAさんとしてみましょう。

僕の印象ではAさんはとても誠実な人で、ご自身が経験した真実を述べていると思います。

見えない世界へのアンテナを持ち、唯物論に支配された社会の中で、見えるものだけが真実ではないというメッセージを伝える役割を持っています。


テレビから茶の間に大きな影響を与えた江原さんも同様です。

一昔前の宜保愛子さんもそうでした。


しかし、そんな彼らに対しては、真っ向から否定する人たちも少なくありません。

良識ある文化人や科学者に至っては、全面的に彼らを支持する人はほとんどいません。


それではどちらかが間違っているのでしょうか。


いえ、どちらも正しいことを言っています。

死後も霊魂が存在するという人も、死んだら終わりだという人も、どちらも真実です。

ではなぜ意見が違ってしまうのでしょう。

それは彼らの意識がフォーカスしている存在次元が違うからです。


唯物論(科学絶対主義)から見れば、霊魂などというのは人心を惑わす戯言です。

したがって多くの場合、否定的意見をぶつけたり、議論を吹きかけたりします。

「証明してみろと」いうわけです。


反対に、「霊魂が存在する」、「見えない世界が存在する」という立場の人から、唯物論者に議論を仕掛けたり、真っ向から否定したりすることは稀です。


なぜかというと、そのような霊的感性を持つ人たちは、唯物論者の気持ちがよくわかるし、自身もそのような立場にいたことがあるからです。

しかも理論での説明は困難で、物的証拠もなく、分からない人には言っても無駄だという感覚があります。

そこで分かる人だけが分かればいいという気持ちになっていきます。

いかに自分が否定されようとも、まったく揺らぐことがありません。

なぜなら、実際に体感していることだからです。


それと同じことが、Aさんと沖縄の有名人(Bさんにします)の間でも起きています。

Aさんは霊魂をリアルな存在として体感していますが、Bさんは個別霊魂など幻想で、魂は「大いなるひとつ」しか存在していないと感得しています。

しかしこのことも証明不能で、実際に体感して理解するしかなく、もし言葉にすれば般若心経のような難解な表現になってしまいます。


ひとたびBさんのような理解を持つと、あらゆる存在は最初の最初から救われていて、苦悩はすべて幻想だと悟ります。

しかしそんなことを口にすると、唯物論者や、Aさんのような霊感を持った人たちからは、「だったら、自分の家族が殺されても幻想だと言いきれるか」と迫られます。

そして本当に悟ったならば何でも受け入れるはずだとばかり、攻撃的な言葉を投げつけ反応を試そうとする人さえいます。

僕自身も、さんざんそのような批判にさらされてきました。


残念ながら肉体を持って存在している以上、様々な感情や反応は消えません。

親しい人が亡くなれば嘆き悲しむかもしれません。

それでも、あらゆる苦悩は幻想だという真実は変わりません。


ある時、名高いマスターの母親が死にました。

マスターは亡骸にしがみついて、大声で泣きはじめました。

それを見た弟子たちはうろたえました。


「こんな姿を一般衆生に見られたら、先生の権威が地に落ちてしまう」


そして言いました。


「先生、取り乱してはいけません。みなが見ております」


するとマスターは言いました。


「ほっておいてくれ、ワシはただ悲しいから泣いておる」



話を戻しましょう。

唯物論者とAさんが、同じ土俵で話ができないのと同じように、AさんとBさんも見ているいる土俵(次元)が違います。

AさんはBさんを否定しますが、BさんはAさんを否定しません。

それはちょうど、唯物論者とAさんの関係と同じです。


上からは下が見えますが、下からは上が見えないのです。


いま、「上下」と表現しましたが、それは「優劣」ではありません。

すべてが同じ存在の側面であり、すべての次元はあらゆる人の可能性だからです。


人の意識が、どの次元にフォーカスされているかで、意見はまったく変わります。

その辺りを理解しないと、スピリチュアルな世界は混とんとして矛盾だらけな世界に見えてくることでしょう。


まだまだ話は尽きないのですが、この辺りにしておきます。

少し分かりにくかったかもしれませんが、真意が伝わりますように。



あなたは最初から救われています。

死んだら全員が、大いなる源(本当の自分・光の世界)に帰ります。

だから安心してください。

これは気休めではなく、真実です。
  


Posted by Toshiro Abe at 15:45Comments(128)

2014年07月19日

顔 2

昨日の記事で言いたかったことを大空さんが補足してくれました。

まだ読んでいない人は、そちらからお読みください。

・・・・・・・・・・・・

知井さんは自分の顔にコンプレックスがあったそうですが

あるときから鏡に写っている自分に向かって

「かっこいい!」

と語りかける実践を始めたそうです。

最初は違和感があったそうですが

徐々に違和感がなくなっていったそうです。

すると急に周りの人たちから

「かっこいいですね!」
「イケメンですね!」

と言われるようになったそうです。

セルフイメージが上がると
周りからのイメージも上がるようです^^!


・・・・・・・・・

僕は物心ついた時から、母から繰り返し同じ言葉を聞かされて育ちました。

「お前は世界で一番いい顔をしている。誰もかなわない」


繰り返される言葉以上に観念に強い影響を与えるものはありません。

それを聞かされた僕がどうなったか。


子供のころ、映画のポスターでアランドロンを見た時、

「この人は世界で二番目かな」

と思ったのを覚えています(笑)


そこまで勘違いした結果、鼻持ちならない奴として周囲には映っていたかもしれませんが、その後の人生には大いに役に立ちました。

というのも選んだ仕事が、いわゆる芸能関係の仕事で、いま思えば僕よりルックスがいい人は無数にいたはずなのに、僕自身が自分が一番だと心底思いこんでいたので、その思いが表情にも影響したのでしょう、並み居るスターを差し置いてイケメン役に抜擢され続けました。

そんな経験から、自分が自分をどう扱っているかが自身の輝きに大きな影響を与えるということを知っています。


大人になった今は「いい顔」という概念が変わってきました。

温かみのある顔

知性のある顔

深みのある顔


40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てと言われていますが、これなどは人生経験だけでなく、自分自身へのいい意味での思い込みが大切だと思います。


このような情報に関心を持ってくれた人は、さきほどの知井君のように、鏡の中の自分の顔に繰り返し高い評価を伝え続けてみましょう。

人生が変わっていきますよ。



さて今日から、リーラワークショップ「みんな違ってそれでいい」の札幌と博多のお申し込みを開始します。

詳細は以下の都市名をクリックしてください。


8月31日 札幌

9月7日 博多


携帯電話の方はこちらです。

8月31日 札幌

9月7日 博多


(東京と大阪はキャンセル待ちも含めて受付が終了していますのでご了承ください)

  


Posted by Toshiro Abe at 12:21Comments(38)

2014年07月18日

顔って不思議ですよね。

数十億の人間全員が違うのですから。

歴史的に見れば数百億、あるいはそれ以上の数だけ違った顔があります。


でね、知ってましたか?

顔って、自分の顔も他人の顔も、自分が見たいように見ているって。


もし自分の顔を好きになれれば、それなりに輝きを出せるのではないでしょうか。

その輝きの中には造形以外の何かがあります。

そして僕たちは、その何かを相手から感じ取っているように思います。


部屋を少し暗くして、相手と近距離で向かい合い、ただじっと相手の瞳をのぞきこんでみてください。

まばたきせずに我慢して、お互いをじっと見つめています。

目が疲れたら、少し焦点をぼかして耐えてみてください。

目が乾き、涙が出てくるかもしれませんが、少しの時間頑張ってみます。


すると・・・

数分もしないうちに、相手の顔がどんどん変わり始めます。

瞳だけは同じままですが、その周囲のいわゆる顔の作りが、まったく違ってきます。

相手の顔に別人が現れ始めます。


そこに投影されているのは、あなた自身の潜在意識です。

実は平時においても、我々は潜在意識下にある様々な情報を相手の顔に投影して相手を見ています。


だからあなたの顔も、あなたを見る人の数だけあるのです。

顔は観念の産物だと言えます。




ちなみにこの二人は同一人物です。















さて、「気楽にいこうね!」プレゼント、たくさんのご応募をありがとうございました。

応募者数が1000名を超えたため、昨日の段階で締め切りました。

でも10人に当たるので、確率は100分の一です。



そして第二弾は、OSHOのTAO~永遠の大河~シリーズをプレゼントします。

この本は永久保存版で、子供や孫たちにも伝えていってほしいと思います。

すでに全4巻中の3巻まで発売されているので、お好きな一冊をプレゼントします。

TAO 永遠の大河 : OSHO老子を語る (2052円 税込)


こちらも10名様にプレゼントです。


ご応募はコチラから。


アクセスが集中して繋がりにくい時間帯がありますが、先着順ではなく抽選ですので適当な時間にトライしてみてください。
  


Posted by Toshiro Abe at 12:19Comments(41)

2014年07月16日

プチマゾ宣言

生きるというのは摩擦の世界に入るってこと。

摩擦が無くなったら生きている感じがしないし、まったくつまらない。


状況が全部良くなったらどんなに幸せだろうと思うかもしれないけれど、それは違います。

確かにそれまでのストレスが無くなって、一時の解放感は得られますが、その後はその状態が当たり前になって、また刺激が欲しくなります。


僕たち、実際には苦しみや困難が好きなんです。


テレビゲームと同じで、なんのトラップもない平穏無事なゲームは面白くありません。

しかも生きること(ゲーム)に長けてくると、難易度の高い敵を求め出します。

そうやって自分自身を感じていたいのです。


「我に七難八苦を与えたまえ」

というわけです。



とはいうものの、苦しみの中だけに浸かっていて、これが唯一の現実だと思い込んでいたら、それはそれで大変です。

そんな時は助けを求めて、その罠から早く救い出してもらいましょう。

「ただのゲームだよ」って教えてくれる人が必要です。


罠の根底にあるのは、ゲームを現実だと錯覚してしまったこと。

ゲームをゲームだと見抜き、自分には次元を超えた巨大な力があったことを思い出せば、あとは楽しくゲームを続けられます。


その後は適当な困難も大いに楽しめるのです。


「イヤン、バカン、もっとぶって!」


気楽にいきましょう。



8周年記念プレゼントの第一弾は・・・

初期のブログから特に伝えたいメッセージを選び、イラストをつけ、絵本風にまとめた小冊子を差し上げます。

「気楽にいこうね!」(1500円)





10名様にプレゼントします。



その後の予定は、OSHOのTAOシリーズを、やはり10名様にプレゼント。


その後は・・・講演会に来られない人のために、講演会音源をダウンロードできるようにします。


全部に応募してくれてもかまいませんが、一つのプレゼントへの応募は一人一回でお願いします。



それでは第一弾はコチラから。
  


Posted by Toshiro Abe at 09:52Comments(52)

2014年07月15日

推薦図書

久しぶりに東京の家に戻ってみたら、一冊の本が届いていました。

知り合いの若き僧侶、阿 純章(おか じゅんしょう)君からのものでした。

親しみを込めて「君」と呼ばせてもらいます。


堀澤祖門大僧正の秘蔵っ子で、知る人ぞ知る仏教界のサラブレッドみたいな人物です。

プロフィールは文末に載せておきます。

嬉しいことに、このブログの長年の読者でもあり、瞑想伝授にも来てくれました。


さて、彼の本を読んでみて、「これこそが真実だ、我が意を得たり」と感動しました。

僕自身がライフワークとして伝えたいと思ってきたことが、見事に表現されています。


その場しのぎの救済ではなく、人生の不条理としっかり向き合った後に見えてくる永遠の真理がそこにあります。

まさに釈迦牟尼仏陀が伝えようとしたことの真髄を、この若き僧侶が分かりやすく解説しています。

しかも彼の人間性が香ってくる、本当に素晴らしい本だと思いました。


「迷子」のすすめ (春秋社)


今年はこれ一冊で決まりです。

後は僕の本と、OSHOのTAOシリーズと、雲 黒斎くんの本を読めば、何も言うことはありません(笑)



人生はどこにも向かっていない。

人生とは「いまを生きること」


言葉で分かっていても、実際は未来志向のままで、何かを達成しようとか、何かを解決しなくてはとか、何かのためにとか、そんな生き方をしている場合がほとんどです。

それが悪いとは言いませんが、その先に本当のリアリティが待っています。


この本は、さらなる高みを理解するための、誰にでも読みやすいガイドブックです。


アマゾンでも注文できますので覗いてみてください。

「迷子」のすすめ



そうそう、振り返ってみると数年前に、比叡山で僧侶の皆さんに講演させてもらったとき、一番的を射た質問をくれたのも彼でした。

その日は延暦寺会館で、僕を講師として推薦してくれた国の理想と憲法―「国際環境平和国家」への道の著者、野村昇平先生と共に、阿君や若き僧侶の皆さんと朝まで語り合いました。

まるで昨日のことのようです。

その時の、阿君の真剣なまなざしが忘れられません。


ところで野村さん、お元気かなぁ。

飄々(ひょうひょう)としていて、完全にイッチャッタ人でした(笑)



・・・・・・・・・・・


阿 純章 プロフィール

1969年生まれ。

天台宗圓融寺(目黒区碑文谷)住職。円融寺幼稚園園長

早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士課程に進み、在学中に北京大学に中国政府奨学金留学生として留学。

その後、中国仏教思想史の研究に従事し、早稲田大学、専修大学で、古典中国語と現代中国語を教える。

現在は、誰でも参加できる座禅会や、多岐にわたるイベントを開催し、子供から大人まで仏教に親しめる、社会に開かれたお寺の活動を進めている。
  


Posted by Toshiro Abe at 10:18Comments(39)

2014年07月14日

ホントの中身

いろんな形やいろんな大きさの器に、同じ透明な水が入っていて、それはまったく同じ水なんだけど、器の形が違うものだから、器同士がお互いの中身を違うものだと思ってしまった。

そして勝手に相手を決めつけて、敵になったり味方になったりしている。


相手に対する判断は、全部決めつけだ。

だって相手の中身は、当の自分と同じものなのだから。


自分に対してさえ判断して決めつけている。

そうやって多種多様な登場人物を作り出し、それぞれの「人生というスクリーン」に映し出しているんだ。


それが僕らの人生。

言ってみれば、ぜ~んぶ思い込み。

だから、何だっていいじゃない。


まっ、気楽にいこうね(^o^)




追伸1

昨日のワークショップは大きな反響をいただきました。

参加してくれたみなさん、ありがとうございました。

親バカを承知で、我が息子を凄いヤツだと思いました。

次回は

8月31日 札幌

9月7日 博多

です。

東京、名古屋、大阪は、今回お入りになれなかった方たちも多かったので、いつの日か再度開催させてもらいます。




追伸2

8周年記念のプレゼントは、みなさんに喜んでもらえるような形を考えています。

抽選で個人へのプレゼントと、応募してくれた人全員へのプレゼントと、両方にしますね。

  


Posted by Toshiro Abe at 19:25Comments(37)

2014年07月13日

プレゼント(^^)

みなさんからのコメントをヒントに、プレゼント候補を考えてみました。


たとえば7名くらいをご招待して、麻布のお気に入り店でディナー懇親会

講演会が終わった後に懇親会をする人たちも多いですが、僕はそういうの苦手でやってきませんでした。

だからとてもレアな懇親会(^o^)



あるいはパーソナルセッション

本当はこれが一番役に立てそうな気がするけれど、時間の関係でやってきませんでした。

ってなことを言えば、なんとなく価値が上がるよね(笑)



他には10名くらいご招待して、東京か沖縄の家でホームライブ

磨き抜かれたプロのテクニックをご堪能ください。

その前に磨いておきます(^^;)



奈良県天河神社を阿部大明神がガイドする

奉公していたころの思い出の場所を案内します。



いまここ合コン(パートナー募集者限定)ご招待

うん、これが一番受けそう(笑)



他には妥当なところとして


講演会ご招待 10名様

書籍プレゼント 10名様



あるいは、全員にプレゼントするとしたら


講演会のyoutube

講演会の音源、無料ダウンロード



こんな感じです。



さて今日は、東京・名古屋・大阪のワークショップのスタート。

まずは名古屋に参上しました。

ワークショップやセミナーは自分の最も得意分野なので、いまから興奮しています(笑)

最近は本を書いたり講演したりがメインだったけど、老後は(実はもう始まっている)さらに気の向くままに活動していく予定です。


さて、今回のワークショップには強力な助っ人がいます。

唯一無二の親友、22年間一緒に暮らしてきた、阿部普仁(ふひと)君です。

ワークショップの中のゲームを担当してくれます。


これが実に深くて面白いんだよな。


あっ、そうだ。

このワークショップのプレゼントもいいね。



みなさん、ステキな日曜日をお過ごしください。
  


Posted by Toshiro Abe at 09:24Comments(72)

2014年07月11日

8周年記念

そうか、

このブログもいよいよ8周年だ。


8年間ってこんなに短かったかな。

時間が止まっちゃったんだからしかたないね。


さて、なにかプレゼントさせてください。

何がいいですか?


たぶん実現しないとは思いますが、欲しいものを書いてください (^^;)

僕も考えてみます。


出会ってくれて、ありがとう。
  


Posted by Toshiro Abe at 19:41Comments(225)

2014年07月10日

いまのワタクシ

なんだろう。

朝からワクワクしてきた。

今朝起きたら、理由もないのに内側の感覚がまったく変わっている。

何かの周期だろうか。


いいことの前触れ?

たぶんそうだろう。

ワクワクが悪いことへの前触れだったら救いがない(笑)


さて何だかわからないけれど、やたらワクワクした気持ちに包まれながら、まずは今日一日を生きてみます。



また書きます。

  


Posted by Toshiro Abe at 10:22Comments(60)

2014年07月08日

避難勧告だって

停電になって約三時間。

エアコンは切れたまま。

暑いからって窓を開けようものなら、どひゃ〜ってことになる。

ガマンガマン。


首筋の汗を拭きながらヒラメいた。

「そうだ、冷たい物でも飲もう」



あっ!

(ーー;)


ガマンガマン。


それにしても暇だな。


そうだ!

録り溜めた映画でも見るか。


あっ!

(ーー;)



あっ、

かろうじてiPadが使えるか。

ブログ書こう!


まさにいま、暴風雨真っ只中の沖縄からコンニチハ。

暴風雨になってからの時間の長さを考えると、確かに大型台風です。

これから北上するみたいですから、気をつけて下さいね。


とここまで書いて一旦記事をアップして、さていま台風はどのあたりかなと、思わずテレビを付けようとしたのは私です。



  


Posted by Toshiro Abe at 13:40Comments(74)

2014年07月07日

予見

いままでのことも、いまの活動も全部横に置いて、ただいまここに在るという感覚で2週間くらい過ごさせてもらいました。

あと3日はこんな感じで過ごします。


そうしたら・・・

不思議だね、

この先、世界が豊かになっていくにはどうしたらいいかというアイデアがどんどん湧き出してきました。

僕自身もますます自由になってきて、僕と出会った人はみんながより豊かになっていくって、そういう確信も出てきました。

それは予感というような不確かなものではなく、理解が伴った予見です。

そうなることが分かるのです。


いつもこうして何かが降りてきます。(どっから?)

そしてその通りになっていきます。


精神霊的な分野は僕の中ではあまりにも当たり前になってしまっています。

これからはそんな知識の上でどうやって生活を営んでいくか、快適で、安心で、スムーズな仕事と生活と、その知恵を分かち合っていきたいと思います。


豊かさとは誰かから奪うものではなく、自分が開花することでまた新しい豊かさがこの世に増える、そんなふうにやってきます。

誰にでもチャンスがあります。

いままで以上に、実現が容易くなり、文字通り、誰もがそのチャンスを生かしていける時代になっています。

土壌はできています。


いままでの観念を書き換えて、自分の人生を自由にクリエイトしていく、そんな時代がきたということです。


もっとまとめ上げて、少しずつ紹介していきますね。

できるだけ分かりやすく(^o^)



  


Posted by Toshiro Abe at 11:18Comments(67)

2014年07月06日

真実

僕たちは同じ時空間に存在しているのに、まったく違う世界に生きています。

しかもその違う世界は、それぞれにリアルな世界として感じています。


それぞれがそれぞれのリアル世界で生きて、何かをして、いつか死んでいきます。

しかもそのリアル世界は人の数だけあって絶対的なものじゃないのです。

それなのに、頑なに目の前のリアリティを信じて、自らの信念に従って懸命に生きていく・・・多くの人はこのようにして生きています。


僕は何も、そのような生き方を茶化しているわけではありません。

その中に真実はないと言っているのです。


真実とは何でしょう。

それは幸せであり、安らぎであり、満足であり、豊かな愛です。


そのような状態のとき初めて、一切の疑問が消え去ります。

まったくの幸福状態に、なんの探求が必要でしょう。

すでに幸福感はそれ自身で完結しています。

真実とは、あらゆる疑問に対する解答ではなく、あらゆる疑問がなくなる境地に在ります。



今日もBGMはアンドレ・ギャニオンです。

足元には黒猫が寄り添って寝ています。


至福の流れは静かです。
  


Posted by Toshiro Abe at 12:19Comments(38)