かんながら

どんなメッセージも、聞く側が自分の構えを抱えたままでは何も入って行きません。

もし構えがなければ、すでにその人は開いているのでメッセージは必要ないことでしょう。


自我を相手に自我を超えた世界を解説することはできません。

だから瞑想しかないと思うのです。





バカの一つ覚えのように「瞑想、瞑想」と繰り返していますが、結局はこれしかないと確信しています。


昔は外側の世界で何かを成し遂げることが人間の価値だと信じていました。

でもある時、本当の価値とはこうして存在していること自体にあると知りました。

我々の多くはその価値を見失ってしまったのですが、再び思い出すダイレクトな道が瞑想だと思っています。


今夜も２１時からやっています。

たとえオンラインでも一緒に瞑想すると、一人でやるより深い感覚に包まれるのでこのような瞑想会が好きです。

https://youtube.com/live/l_EnI_zQ66g






  

簡単な話、幸せとは良い気分がベースになっていると思います。

瞑想が定着したらそんな日が増えてきたという人もいることでしょう。

やはり瞑想習慣は毎日の基本です。

今夜も２１時からそんな世界にご案内します。

コチラです。


前回はすぐに満員になってしまった９０日間の瞑想コースですが、受けられなかった人たちのためにもう一度追加開催します。

お申込は１７日１２時からコチラです。



それでは今夜(^^)/






  

今日の日曜瞑想会は、富士山リトリートの最中のため、お休みとなります。


先週の配信で。

「思考がいっぱいで瞑想している気がしない。
」
という人へのボブさんのアドバイスが

「夢を見るのが好きなんですね」

って。


この夢って、昼間の生活中に見ている夢と同じなんです。

あの回をまた見てみるのもいいかもしれません。

ボブさんがずっと瞑想中マントラを唱えてくれたし。


それではまたご連絡します。


阿部敏郎
  

僕はジャニーズの音楽が好きです。

特に選曲の見事さは他社の追随を許しません。

「青春アミーゴ」や「夜空ノムコウ」などは大好きな楽曲です。





昨日は伝えたいことがあって、熱が冷めないうちにお話ししようと、ZENサンガの中でゲリラ配信をしました。

しかし一晩経ってみて、言いたかったことの要点があいまいだったので、アーカイブに残すのを止め、お話しした概要を今朝がた皆さんにメールしました。

（読み直してみて、これはサンガ会員だけでなく他の皆さんにも伝えておきたいと思ったのでブログにも載せることにします。）

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普段は社会現象についての話題を扱うことは少ないのですが、このジャニーズ問題はエンタメ業界にとどまらずマスメディアの問題でもあり、この先世の中が大きく変わっていく象徴だと思うので注視しています。

戦後の芸能界の成り立ちとメディアとの関係、そして裏社会との関係。

これらは歴史的な流れの中で起きていることで、いま起きていることだけを抜き出しても片手落ちになってしまいます。

昨夜はそんなお話もさせてもらいました。


ZENサンガに集っている皆さんは、いま起きている一連の現象も達観視している方が多いと思います。

僕もそのような見方に賛成ですし、僕自身も同じような態度で社会を見ています。


出来事に対する意見や判断は人によって分かれます。

たとえばジャニーズ事務所の代表者たちに対する評価や、彼らに対して持つ感情も、人それぞれだと思います。

これが人間社会というものであり、各々が心の中に作り出している世界での判断なので違いがあって当然です。


しかしどんな判断も危ういとしか言いようがありません。

たった一つの情報が入っただけで正反対の結論に変わってしまうこともあるからです。

たとえばお金の亡者だと思っていた人が、実は難病を抱えた子供のために必死で働いていたことを知れば、その人に対する評価は変わってしまうことでしょう。

人に対する意見など、そんなものです。

どんなことに対しても、目に見える情報だけで良し悪しを判断することはできないのです。

私生活においても同じことで、人を決めつけることなどできないということです。


僕たちがここで学んでいるのは、誰もの心の奥に意見や判断が消えた静寂が備わっているということ。

その静寂の境地を獲得し、いまここの生活の中に活かしていくことは極めて大切です。


昨日の配信には向禅師も加わってくれました。

彼は集団のムードに飲み込まれやすい日本人の気質を指摘し、各々が存在の源に立つことで、己を確立することの大切さを説いてくれました。

これこそが禅の態度であり、坐禅や瞑想によって養われるものです。


結論を言えば、只管打坐。

ただ坐れ、ただ瞑想しろということになります。


本来ならば配信したコンテンツはアーカイブに残すことが当たり前ですが、昨夜の配信はその場だけのことにしたいと思いました。

その代わり、伝えたかったことをこうして文章にしてお届けすることにします。



季節の変わり目、ご自愛ください。

阿部敏郎





  

昨夜の日曜瞑想会でのボブさんとの対談で面白い表現だと思ったのは、瞑想とはスキルではなく、全ての人に最初から備わっている意識状態だという話。

この説明は極めて重要だと思いました。


人は瞑想を一つの行為、あるいは技術だと勘違いしている。

だからより良い瞑想を目指してコントロールしようとする。

たとえば思考がわんさか湧いてきて瞑想になっていないような感じがして、なんとかその思考の群れを消そうとしたりするけれど、その意図が瞑想の邪魔をするわけです。

もし瞑想に対して我々ができることがあるとしたら、何もしないことに尽きます。


何もしないと言うと簡単に聞こえるけれど、実は一番難しい。

人は思考することも含めて何もしないことができません。

もっと正確に言うと、「自我」は何もしないということができない。

なぜかと言えば自我とは、何かをしようとする衝動のことだから。

いつも改善を考え、いまよりもっといい次の瞬間に向かおうとする。

いまのままでは不十分だ、だから自分が何とかしよう、あるいは何とかしたいという衝動が自我なのです。





瞑想とは自我のそんな衝動に耳を貸さずに、起きていることにサレンダーすること。

これを老子は「無為の最奥を極める」と言いました。


そしてこの言葉は瞑想だけでなく、人生のあらゆるシーンに対して言えます。

「自分がやっている」という感覚を生きるのではなく、「すべてはただ起きている」という感覚で生きるのです。


この感覚を持つには、まずは空（くう）を体得すること。

そして表面で起きている現象と共に、何も起きていない空（くう）を自覚していること。

これがボブさんが言う啓発であり、僕が言う目覚めです。


何も特別なことではなく、すでにすべての人はこの状態を生きているのですが、表面的な現象に取り込まれてしまって、背後にある空（くう）を見失ってしまったわけです。

そんな時代が何千年も続きました。

この何千年間は自我の時代であり、暴力や攻撃性の時代でした。

それがいま大きく変わろうとしている。


いま起きている変化は単なる時代の変化ではなく、人類史上初めてとも言えるどんでん返しです。

これは個々の意識のシフトから始まっていきます。


こんな時代が来ることは何十年も前から知っていたけれど、まさにいまこうして起きている。


ワクワクしすぎて今朝も早く目覚めてしまった(^^)


さて瞑想でもするか。







  

私たちがいつも、思考の内容を鵜呑みにしているのは無理もありません。

あの人はこういう人だとか、この出来事の背景はこうだとか、私はこうすべき、あーすべきとか、これらの一切合切が思い込みだということを自覚するのはとても難しい。

なぜかというと、物心ついてからずっとやっていることであり、これしか現実を認識する術を知らないからです。





自分の世界観が根底からひっくり返るのは怖いので、真実に向かう人は本当の勇気を携えた人です。

この開かれた真実の道を歩む勇気ある者のことを、ボーディーサットバと言います。

菩薩です。

菩薩とは特定の個人への尊称ではなく、そのように生きる態度のことを指します。


このことは瞑想によって可能になります。

そして必ずや真実の幸福に至るのです。

何故なら最初から自分に備わっているから。


僕は微力ながら瞑想の奨励に半生を費やしてきましたが、古今東西やり方は様々あれど結局は瞑想しかないと思います。


さて、毎週日曜日の夜に配信している日曜瞑想会ですが、今夜はちょっとスペシャルです。

僕の瞑想生活にも大きな影響を与えたボブフィックス氏を招いて、彼のマントラの波動を浴びながらみんなで瞑想したいと思います。


今夜のアドレスはコチラ。

https://youtube.com/live/f8cMPtlEGeM

２１時スタートです。