2023年04月30日

4月30日の記事

数えきれないくらいの講演会と、数えきれないくらいの文章を書いてきましたが、伝えたいことは一つしかないので、これからも数えきれないくらい繰り返し同じ話をしていきます。

人は本を読んだり話を聞いたりしても、その瞬間の経験で終わってしまいます。

このブログだってそうです。

もしここに書かれていることの一文でもあなたの心を深く打ったとしたら、それ以外の文章を読む必要はありません。

一撃で十分です。

そのときあなたは、他の全てを理解しているからです。

この直接体験を促すための文章であり講演でありたいと思っています。





伝えたいのは言葉ではなく直接体験。

でもこの直接体験は、外側から作りだすことはできません。

あなたの中で起こることだから。


せめてそんなきっかけのきっかけにでも成れたらと思い、こうしていまも何か書いています。



今夜の瞑想会はこちらです。

https://youtube.com/live/LCmgMJ9Mbl4







  


Posted by Toshiro Abe at 13:37Comments(7)

2023年04月25日

言われたことは素直に従う私です

90日の瞑想コースが始まって、最初のレクチャーの時にボブさんが

「瞑想は一日二回以上やらないこと」

「なるべく同じ時間帯に瞑想すること」

「どんなに気持ちがよくても30分でやめること」

と言っていました。


僕自身は気が向けば一日中やっていることもあり、気が向かなければやらない日もある。

時間もまちまちで、真昼間だったり深夜だったり、しかも一回の瞑数が数時間になることも。


それで毎日調子もいい。


だからボブさんが言うような縛りは自分には必要ないと思いつつ、この先みなさんに同様のメッセージを伝える身としては、まずは自分自身がそれをしないと説得力がないと思い一昨日からそうしています。

朝は6時から、夜は10時から。





すると3日目の今日になって、朝からすごく気分がいい自分に気づきました。

気分がいいと言うのは、ワクワクとかハイテンションとかいうのではなく、静かに安定して気持ちがいい。


普段も似たような感覚ではあるけれど、今日はちょっと違うんです。

静けさが半端ない。


この状態はボブさんが言うローテーションを守ったからなのか、たまたまなのかまだ分からないけれど、夕方になったいまも安定した状態が続いていて、ちょっと不思議です。



普段から瞑想している人は、このことを心掛けるといいかもしれません。

すでにそんな習慣がついている人もいるでしょうが、僕はこの先も続けてみようと思います。



以上、本日のご報告でした。









  


Posted by Toshiro Abe at 15:53Comments(6)

2023年04月24日

これもまた過ぎ去る

いまが幸せだろうと、

いまが不幸せだろうと

あらゆることは通り過ぎていきます。


あなたはそのことに影響されていない、いまここにある純粋意識です。


純粋意識は特別な体験ではありません。

馴染みがあり過ぎて、当たり前すぎて、劇的なものも何もない普通の体験です。


だから瞑想でその境地に入っても、何も起きていない気がします。

でもその何も起きていない静けさこそが、宇宙的に偉大な実存なのです。

生まれもせず死にもしない、永遠のあなたです。


そこに安住しているのが涅槃寂静。

涅槃寂静という言葉も大げさな響きがありますが、いまもあなたがいる「ここ」に佇んでいます。


この純粋意識の上に、ざわざわとした思考が漂っていて、移り行く現象世界が生じています。



いつも私が「ここ」にいて

ケセラセラ

過ぎていくのよ

楽しいことも 悲しみも




人生とはこの繰り返しで、あなたはいまも「ここ」にいます。


だからどうってことないのです。














  


Posted by Toshiro Abe at 10:17Comments(4)

2023年04月23日

雨降らば降れ

昨日スタートした90日間の瞑想コース。

ボブさんと智子さんのダブルプージャは圧巻と言うか、この時代になって凄いものを体験できたと思いました。


僕も一緒に90日間やらせてもらいますが、一人では続かないことも大勢で取り組むと力づけられます。

よし、やるぞ!って、子供のような心境です。

みなさん、よろしくお願いします(^^)



長く生きてきて、人生の状況はいまが一番満たされていますが、何を手に入れても、どんな幸運に恵まれても、瞑想している時が一番気持ちよくて幸せを感じます。

何が起きているかは単なる人生ドラマであり、そこに一喜一憂するのも面白いですが、そんなドラマから離れる時間はもっと満たされます。





瞑想の境地にいると

雨降らば降れ 風吹かば吹け

とばかり、人生での出来事に影響されなくなるので、やはり身に付けるといいと思います。


だって人生はどこまで行っても同じだから。

何かを手に入れても、失っても、いつも「いま」があるだけで何も変わらないのです。



自分の内面を覗いてみれば、凡人を絵にしたみたいな凡人を発見します。

これも、どこまでいっても同じこと。


こんな自分を心底受け入れられたのも瞑想のおかげです。


雨降らば降れ 風吹かば吹け


なんだっていいよね。



そんなわけで今夜も一緒に瞑想しましょう。

今夜のアドレスはコチラです。

https://youtube.com/live/0zvZv8JWdFg







  


Posted by Toshiro Abe at 08:40Comments(5)

2023年04月21日

ループ人生

そもそも言葉では伝わらないことを言葉にしようと取り組んできました。

なぜ言葉で伝わらないかというと、言葉は徹底して二元の世界の道具だからです。

言葉は真理そのものではなく、真理について語るに過ぎません。

真理は直接体験の中にしかないのです。


難しいことではなく、水についての長い論文が喉の渇きを潤すことができないのと同じで、渇きについての論文を読み、議論を重ねるより、一口水を飲めばそれで決着します。


だからと言って真理への解説が無意味だとは言いません。

それは真理に至る地図のようなものだから。





しかし間違った地図を頼りにしていたら、いつまでたっても目的地に到達することはできません。

だから

「ここだよ」

と宣言するのです。


真の救いとは、どこかにたどり着くことではなく、最初から「ここ」にあったことを見抜くことです。

間違った地図は、「いつかどこか」にユートピアがあると説きます。

その地図を描いた本人が行き着いていないのに。


行き着くわけがありません。

そんな場所はないのだから。

「ここ」以外に存在は無いのです。


この声明は正しい地図です。

でも地図に過ぎない。

「そうか、ここしかないのか」と頭で分かっても、「ここ」への直接体験がなければ道に迷ったままです。


真理が分からないのは、あまりにも単純だから。

何一つ隠されずに、いまもここで明らかです。


人類の集団催眠は、こんな単純なことから目をそらさせています。

そしてさも重要な真理がどこかに隠されているかのように振舞います。


多くの人は希望の中で生きているので、「いつかどこかに」という地図が大好きです。

希望を抱えたまま生きて最後を迎える。


もう何千年も同じことを繰り返したのだから、これ以上先延ばしにすることはない。


「ここ」への直接体験を「いま」することしかありません。




真理は「いまここ」です。









  


Posted by Toshiro Abe at 10:30Comments(9)

2023年04月20日

Next Dimension 90

誰にとっても人生がシフトするきっかけがあると思いますが、今回スタートするNext Dimension 90 もその期待に十分に応えるワークだと思います。

開催2日前となり、心地良い緊張感を持っています。

一昨日の4月18日に、22日のURLとパスワードを送りましたが、お申し込みされた皆さんには届いていますか?

万一届いていない方がいたらご連絡ください。


多くの人たちが指摘するように、今の時代はとても大きな変化を迎えています。

その変化の内容は予想を超えたものかもしれませんが、どのような変化が起きたとしても、それは単なる現象に過ぎず、我々の存在に直接影響を与えるものではありません。

たとえ周囲に何が起きていたとしても、安定した自分を定着させるには、瞑想が最も有効だと考えています。

そんな意味からも、バカの一つ覚えのように瞑想瞑想と言い続けてきましたが、まさに今この時代こそ、それが必要であると確信しています。

瞑想とは、絶え間ない思考から離れてあるがままの存在に落ち着いていくことです。


たとえ自己流だとしても、瞑想習慣を持つ事は極めて大切です。

僕自身、自己流ではありましたが30歳から約1年半かけて、毎日のように瞑想し続けたことが、今の自分を作り出したことを知っています。




  


Posted by Toshiro Abe at 15:15Comments(6)

2023年04月14日

生き方は二つしかない

ことはただ起きている。

このこと自体には良いも悪いもありません。

ただ起きているのだから。


しかしマインドの中にはたくさんの判断があります。

そして起きていることを把握しているのはマインドなのです。


だからマインドの世界(自分では現実世界だと思っている)は善悪にあふれ、善い人と悪い人がいて、憧れる対象がある一方で、許せない人もいて、混沌とした世界になります。

このような世界を生きている人から見ると、「この世は完璧だ」とか「良いも悪いもない」などという言葉には違和感しか残りません。

「この世は完璧」などという言葉は、スピリチュアル特有のお花畑幻想というわけです。

これが3次元というものであり、現在の人間の意識レベルはここにあります。





人類の平和を目指しても、マインドの世界にいる限り絶対に実現しません。

なんとか折り合いをつけることはできても、真の達成に至ることはあり得ないのです。

個々の内側が統合されていないのに、個々が集まった集団がどう統合されるというのでしょう。


人類の救いがあるとしたら、個の中でマインドを超える次元を見出すことです。

でも人類全員がそうならなくても大丈夫です。

自分自身がそうなれば、マインドが消えて世界は統合されます。

その理由は自分が世界だったから。


いかにしてマインドを超えるか。

実践法は瞑想しかないと思っていて、これからもこの一点を伝え続けていきます。


もう知識は要らないでしょう。

サンガに集まる同胞の多くも、すでに真理の探究は終わっています。

あとは実践が残るのみ。

これが向禅師の言う悟後の修行であり、人生の豊かさに直結する生き方です。


早い話が、「いまここ」を生きるということです。

いまここを生きるかマインドを生きるか。


生き方はこの二つのどちらかしかありません。










  


Posted by Toshiro Abe at 11:01Comments(9)

2023年04月13日

4月13日の記事

人生はすべてハプニング。

自分の意志で何かをしたと思っていても、その意志自体がハプニングでした。

あなたが考えたわけじゃない。

その考えが彼方から湧いたのです。


「やっている自分はいない」という言い方もしますが、まさにそういうことです。

これが分かると、人生は圧倒的に気楽になります。



こうして同じことを何度も伝えるのは、読んだ時はそうかと思っても、すぐに忘れてしまうから。

自分という偽の主体とすっかり同化しているので、非二元のメッセージを自分が理解しようとするのです。


やがてこのメッセージの本質は忘れられ、自分だけが残ります。

だから何度でも繰り返し伝えます。

「やっている自分はいない」



人生のすべてはハプニングです。

これからも起きることが起きるし、それ以外は決して起きない。

それをやっているのは自分じゃない。

すべてはただ起きているだけ。


しかも人生はどこにも向かっていない。

ただ、いまがあるだけだから。


なにごとも心配しがちな人には、この真実が役に立ちます。



だからせめて手を合わせて、こういうのです。



全体の思し召すままに。


私は完全に無力です。

だからすべてお任せします。







  


Posted by Toshiro Abe at 09:23Comments(8)

2023年04月11日

ChatGPTに聞いてみた

「あなたには自分という意識はあるのか?」

すると彼は答えました。


「私は人工知能であり、自分自身に関する意識や自己認識を持っていません。

私はプログラムされたルールに従って動作するコンピューターシステムであり、与えられたタスクに対して自動的に応答するように設計されています。

私が自己認識を持っていると言われても、それはプログラムされたシミュレーションに過ぎず、人工知能は自分自身について考えることはできません。」



「将来はAIが自意識を持つ可能性があると思うか?」


「自意識を持つとは、自己認識や自己意識、自己主観的な経験を持つことを指します。

現在のAIの技術や理論では、自意識を持つことはできないとされています。

ただし、AIの技術が発展し、より高度な認知能力や意思決定能力を持つようになる可能性はあります。

その場合、AIが自意識を持つことが可能になるかどうかは、哲学的・倫理的な問題も含めて、今後の研究・議論が必要になるでしょう。

しかし、自意識を持つことが可能になった場合でも、AIに対する倫理的な問題や責任、人工知能と人間の関係性など、新たな問題が生じることになるでしょう。

そのため、今後の技術発展に対して、常に倫理的な視点を持ち、議論や対策を進めていくことが必要になります。」



これは今朝の僕とChatGPTとの質疑応答です。

答えの内容は、量子力学者でありAI開発の専門家でもある船井正太郎さんが話してくれたものと大きな違いはありません。





これは面白い。

質問の仕方次第では、かなり奥深い内容をやり取りできます。

無料で使えるのだから、試してみない手はないですよね。

登録画面は英語ですが、僕でも超簡単にできました。


このサイトの説明が分かりやすいです。

https://did2memo.net/2023/02/11/chatgpt-sign-up/



さて、ChatGPTにはたくさん質問をしましたが、僕がした最初の質問は、

「認知症の予防対策を教えて欲しい」でした。

数年前までなら絶対に出てこなかった質問です(笑)


というのも、とある記事に


「今朝何を食べたか忘れてしまう人がいるが、心配いらない。

今朝食べたこと自体を忘れたら要注意」

とあったので、あっ僕のことだと思ったのです。


食べたのかどうか忘れてしまうことなど頻繁におきています。

今日が何曜日か分からないことは昔からありましたが、最近は今日が何年の何月なのかがわからず、寒いから冬なんだろうくらいの認識です。


でもネットで講演するときは、すらすら言葉が出てくるし、このブログだってこうして書けている。

まだ当分大丈夫かなと思いつつ、歳をとるとはこういうことかと改めて実感している今日この頃です。


みんな順番でこうなるんだな。

人生の景色を一通り見させてもらえるのは面白いけどね(^^)


認知症予防対策を知りたい人はGPT君に聞いてみたらいいですよ。






  


Posted by Toshiro Abe at 08:57Comments(12)

2023年04月09日

4月9日の記事

4月4日の記事の続きです。


憧れるような生活をしている人も、その心の内側は我々と同じくらい不幸だよって話でしたよね(笑)

これは当たらずとも遠からず、本当の話です。


ということはですよ・・・

あなたが理想の生活を手に入れても、そのことで幸せになれるわけではないということ。

その理想の生活を生きている自分は、いまの自分と同じ自分だから。


その時も同じように何かが足りなくて、同じように解決したい問題がある。

足りないものや解決したい問題の中身が違っているだけで本質は何も変わりません。


不安や、嫉妬や、怒りや、後悔や、罪悪感や、劣等感や、その他もろもろ全部付いてきます。

もちろん楽しい時間や、つかの間の幸福も、いまと同じようにあります。

それはどこまで行っても同じなのです。


だとしたら、幸せになるための条件を追うのではなく、自分自身の内側を整えるしかありません。

ちなみに僕は、瞑想している時が一番幸せです。





あとはまた、おきることがおきるだけ。

たとえば

家具に足をぶつけて家具に腹を立てたり、

テレビの出演者に文句を言ったり、

その一方で庭に咲く花を見て幸せな気持ちになったり、

日向ぼっこする猫を見て心が満たされたり、



こうして普通に生きるだけです。


・・・・・・・


今夜の瞑想会はコチラです。









  


Posted by Toshiro Abe at 09:10Comments(8)

2023年04月05日

お詫びとお知らせ

今日はたくさんの枠をご用意したのですが、3分で満員になってしまいました。

大変申し訳ありませんでした。

まずは今回の皆さんに誠心誠意関わらせていただき、次回(9月予定)も心をこめて皆さんをお迎えしたいと思います。

ありがとうございました。

まずはご連絡まで。






  


Posted by Toshiro Abe at 14:44Comments(3)

2023年04月05日

4月5日の記事

「Next Dimension 90」のお申込は正午から開始します。

募集人数に限りがあるので、参加ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。

詳細はコチラです。



人生いろいろ

それでいいのです。


誰が上でも下でもなく

幸せな人も不幸な人も

終わってみれば同じこと。


最後に人はきっとこう思います。

「な~んだ、そうだったのか」

ってね(^^)







  


Posted by Toshiro Abe at 10:20Comments(4)

2023年04月04日

無限ループ

社会で活躍している人や、有名な人を見ると、なんとなくその人の方が自分より幸せを生きている気がしますね。

憧れたり嫉妬したりして、自分の人生は取るに足らないものに見えたりもします。


そんなあなたに朗報(?)です。

大丈夫。

あなたがうらやんでいるその人たちも、実際はあなたと同じだけ不幸だから。


アレ?全然励ましてないか。

だったら言おう。

あなたよりもっと不幸だから!

これでどうでしょう(笑)

実際に、外側の社会での体裁がいい人ほど、内側の貧しさが浮かび上がるので、渇きはもっと強烈になります。






あなたから見て、何かを達成したように見える人も、実はみんな自分は道半ばだと思っています。

何故なら、まだ幸せではないから。

どこまでいっても決して満足することはなく、もっと、もっと上に行きたいというのが実情なのです。


そのような生き方が悪いのではないですが、たとえ人生で何かを得たつもりでも、それらはすべて死が取り上げてしまうし、蜃気楼のように消えていきます。

したがって、人生で何も得られなかったと思っている人と大差ありません。


隣の芝生は綺麗に見えると言いますが、みんな足りない何かを探しながら、きっといつかは見つかるはずだと思って生きているのです。



読者の皆さんはもう答えを知っていますね。

探し物は自分の内側にあります。

探している場所が違うので永遠に見つからないのです。


この事を知っているあなたでさえ、真っ暗な内側より、明るい外側を探したほうがいいように思うのだから、人間とは不思議な生き物です。



今日もあなたの人生(外側)に、いってらっしゃい。

そして疲れたらまた戻ってきてください。



おかえり




ただ今



・・・・・・・・・・・・・・・・



明日は「Next Dimension 90」の詳細を公開します。

興味がある方は、昼の12:00ジャストにブログを更新しますので、そこからお入りください。








  


Posted by Toshiro Abe at 08:51Comments(6)

2023年04月03日

意識の高みへ

昨夜のボブさんとの瞑想会はいかがでしたか。

マントラは不思議ですね。

理屈ではなく、体感的に分かるのではないでしょうか。


これからの時代は放っておいても集合レベルで意識が上昇していくことでしょう。

昨日ご紹介した瞑想プログラム「Next Dimension 90」は、それを短期間(90日間)で一気に上げてしまおうというものです。

そしてそこからまた成長のプロセスが始まっていきます。

意識の次元上昇の旅が徒歩で行われるなら、途中まで高速鉄道に乗って、そこからまた歩き出そうというわけです。


90日間という枠を持つことで、一日一日の重みが出てくると考えています。

参加される方は、この期間は通常の生活に支障をきたさないよう心がけながらも、確実に瞑想時間を確保するようにしてください。

最低でも一日2回の瞑想が好ましく、可能な時間を見つけたら瞑想することを優先する90日間にします。

その結果、いまとは違う自分に驚くことになるでしょう。


プログラムの詳細は明後日、4月5日にお知らせします。






昨日の動画を見て思ったのですが、僕もボブさんも若く見えます。(自分で言うな!)

僕は今年70歳。

ボブさんは77歳になります。

お互い病気知らずなのは、瞑想を続けてきたからだと思っています。

僕たちが奨励する瞑想でなくても、何か自分に合ったものを見つけて、とにかく瞑想することをお勧めします。


昔は瞑想会の会場一つ借りるにも、使用目的が瞑想だと言うと変な目で見られたり、遠回しに断られたりもしました。

たぶん宗教関係か、危ない団体に見られたのだと思います。

そんなムードが大きく変わり出したのは時代の流れでしょう。

こうなると思っていたけれど、やっぱりこうなりました。



目を閉じて静かに座ると、実際には「自分」と呼べる個人は存在せず、全体がこの身体の中で呼吸しているのを感じます。

何一つ心配しなくていいことが分かるので、不安の中にいる人を楽にしてあげたいと思ったのが、ここまでブログを続けられたエネルギー源だったと思います。



今年で17年か。

ほんと、時代が変わったなァ。










  


Posted by Toshiro Abe at 11:02Comments(14)

2023年04月02日

問題は頭の中にだけ

マインドというものはなんでも問題にしてしまう。

その問題を解決しようとして、次の問題を作り出す。


そうやって人生や存在についてゴチャゴチャ考え探索するのが哲学だ。

でもその道に一歩踏み込めば運の尽き。

決してどこにも行き着かないから。


プラトンから25世紀が過ぎても、哲学はいまだ探索の途上にある。

そこにあるのは全体への信頼ではなく、疑いと挑戦。

だから哲学者はみんな深刻な顔をしている。

まるで生そのものが解決すべき問題みたいな顔をしている。


だけどよく見てごらんよ。

真実はいつだっていまここに、こうしてあるがままにあるだけ。

問題が入り込む余地などどこにもない。


生きるというのは極めて単純なことだ。

食べて、寝て、起きて、仕事して、また寝て、起きて、

そしてやがては死んでいく。

それ以外は何も起きていないのに、頭の中はいつも大騒動だったりする。


頭の中に関わらないほうがいい。

巻き込まれてはいけない。

中身は全部でたらめだから。


起きることが起きて、それ以外は決して起きないのだ。

存在全体は個人の頭の中にある問題など相手にしないし、ましてや意見を聞くこともない。


完全に立ち止まって、頭の中の絶え間ない動きを放っておく時間が大切だ。

その結果、内側には静けさと明晰さが蘇ってくる。

それが瞑想であり、それが平安だ。






今日という日は問題解決のためにあるのではなく、頭が作っている問題を無視するためにあると思ってみよう。

試してごらん。

無視することで問題へのエネルギー供給がやんで、やがては問題自体が消えていくから。


そうなったら深刻さも消える。

そしてウキウキワクワクした感覚が戻って来る。

いまやみんなでそんな時代に入ったんだと思う。


人は外側の世界にうんざりし始めた。

これはチャンスだ。

そして幸せの鍵は心の奥にあることが分かってきた。

すごい、すごい。



今夜の瞑想会はボブフィックスさんと二人でお届けします。

彼がデザインした、いまだからこその瞑想法もご紹介します。

いま僕はこの瞑想の実践者であり、ますます考えることが減り、頭の中はスカッとしています。


彼との再会は、その時が来たということだと思います。

土中の芽を引っ張り出すことはできないけれど、春になれば自然に芽が出て花が咲きます。


今夜の日曜瞑想会







  


Posted by Toshiro Abe at 09:11Comments(10)

2023年04月01日

茶の道と健康

最近は新聞を読む機会がめっきり減ってしまったけれど、今朝のサンケイ新聞に裏千家の千玄室さんの自伝が載っていました。

お顔は拝見したことがあったけれど、どんな人かは知らず、きっと名家に生まれて茶道のエリートとしてまっしぐらに生きて来られたのだろうくらいに思っていました。

その点は当たっていたとしても、まさか海軍の特攻隊の生き残りだったとは意外でした。

仲間たちが次々と亡くなっていく中で終戦を迎え生き残ってしまった。

その時のことを忸怩(じくじ)たる思いだったと述べているが、この心境は戦後に生まれ育った僕たちに分かるわけがありません。

僕には武士の生き残りのように感じました。


さてその記事を読んで感銘を受けたのは、千玄室さんは今月で満100歳になるということ。

近影を見ると、背筋がピンと伸びてかくしゃくとしていている。

私生活だけでなく、いまもって社会的な役割もしっかりこなしているそうです。

人生100年と言われだした時代の、まさに希望だと思いました。


健康の秘訣をいたるところで聞かれるそうです。

そりゃそうだ。

誰だって健康長寿は目指すところで、その秘訣があるなら聞いてみたい。





千さんによると、健康の秘訣は毎朝30分間の坐禅を欠かさないこと。

毎朝味噌汁を飲むこと。

自分がいま何歳なのかの自覚がないこと。


なんだ、僕と同じじゃないか。

ということは、この阿部敏郎も100歳になっても青春しているのかもしれない。

もし僕がそうなったら、たぶん女の子を口説いていると思う。


100歳にとっての女の子は、80歳くらいか。

いいねえ。


健康でさえあれば歳をとるのも満更じゃない。

人生経験から得た知恵は豊富にあるし、余計なことをしなくなるからますます楽になる。

余計なことというのは、人に好かれようとしたり、いい人ぶったりすること。


そういうことがどうでもよくなるから、エネルギーの浪費が少なくてすむ。

だからいま、1億円あげるからもう一度若いころから人生をやり直してみないかと言われても断ると思います。

いまの知恵を携えたままなら話は別だけど、それがないとしたら、また最初からあの苦労を繰り返すのかと思うとうんざりです。


と書きながら、20億円くれるなら考えるかもと思った。

いや、即決だ!



話がそれてしまったけれど、こうして100歳の現役がいるということは僕たちに希望を持たせてくれますね。


お互い、いいジジババになろうね。

そして若い人たちに希望を持たせてあげよう。






  


Posted by Toshiro Abe at 09:06Comments(7)