2015年04月30日

隠れていない、かくれんぼ

リーラーの皆さん

リーラー予備軍の皆さん

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Fのためにさんからの質問


>本当のわたし それは どんな感じですか

>自我の私が感じてきた幸せより ずっと 素晴らしいものですか



とても素直な質問ですね。


本当の私の感覚は、あなたが人生で味わった幸せや、想像する幸せとは違います。

人生で味わう幸せとは、不幸が一時的に形を変えた状態です。

「幸不幸」という一つのものが、行ったり来たりしているだけです。


しかし本当のあなたの幸せは、不幸の不在です。


たいていの人は、本当の幸せを知りません。

かすかな記憶として残っているので、一生懸命に探し、追及するのですが、それは全くの見当違いです。

探している当人がいなくならない限り、現れることができないからです。


本当の幸せを味わえたり、本当の幸せの中に入れる人は誰もいません。

幸せになろうとする「あなた」が消えた時、本当の幸せがあります。


それはとてもあたりまえな、いまここにある「これ」です。

「これ」以外に存在はなく、「これ」が本当のあなたであり、「これ」が全てです。

「これ」は、至福としか呼びようのない安定した状態、そうですね、たぶん「愛」と呼ぶのが一番いいのでしょう。


人生の皮肉は、この至上の宝を誰一人例外なく、すでに携えているという点です。

これは悲劇に見えますが、実際のところ喜劇です。


見事なまでの「かくれんぼ」

笑っちゃうくらい単純な結末です。


だって本当は隠れていないのに、すぐに見つけるのが嫌で、わざと目隠しして、必死になって探しているのだから。


おかしくねェ?(若い人風に)


さてと・・・

話はまったく変わるけど、5月5日のイベントにご一緒してもらう、鈴木真奈美さんと奥平亜美衣さんの本を読んでいました。

女性はいいなァ。

誠実で愛にあふれている。

素晴らしいご縁に感謝します。


そして息子のようなみつろう君と、お父さんのような山川さん(笑)と、どんな展開になるのか楽しみにしています。


よろしくお願いします。




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Posted by Toshiro Abe at 12:07Comments(67)

2015年04月29日

あなたに本当の自由をあげよう

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スリープさんから、ついさっき届いた投稿。


かなり前から阿部さんに聞いていただきたいと思いながら、しかしこの阿部さんのブログから何か自分で響くものに出会えるのではないかと毎日見て支えになり、起きてる出来事を通り抜けてきました。

今、私に起きてること、2人の子供の不登校、主人が仕事が安定せず、お酒と睡眠薬による事故を起こしたり、家では、あまりしゃべらず、テレビを見てる。

今の私はこの状況を3〜4年、働きながら、やっています。

苦しみや悲しがおそいすぎて、最近では、グァーと泣けてもすぐに冷めていく自分がいます。

私は家族の中で、ひとりあっけらかんと過ごしています。

それが子供からするとのんき、旦那からものんきと言われます。

阿部さん私はそうにしかできないし、そうしてないと、家の中のなんとも言えない重い空気に耐えられません。間違ってますか?

思いがあふれてしまい長文になりすみませんでした。




きっと人生の先生なら、あなたに、ああしなさい、こうしなさいとアドバイスをくれることでしょう。

あなたもそれに従っている間は、自分よりも確かで大きなものにすがっているような安心感を持てるかもしれません。


でも何をしても束の間です。

何も解決されずに残るものがあります。

それが「あなた」です。


「あなた」が解釈している現実も、「あなた」が記憶しているいままでの物語も、そしてこれから先の想像も、「あなた」と共に留まりつづけます。

というより「あなた」とは、現実への解釈と、いままでの物語と、そしてこの先の想像の物語、それらすべてが「あなた」なのです。


子供が登校して、ご主人が就職したら、問題は解決すると思いますか?

多くの人は解決すると考えますが、実際には問題はそこではありません。

またすぐに違った形で、違う問題が出てくることでしょう。

何故言い切れるかといえば、誰の人生もそんな問題を抱えているからです。

ですから形は違えど、みんなあなたと同じ問題を抱えているのです。



さて、こんなおバカなブログに来てくれているので、おバカな回答をします。

本当の問題は「あなた」です。

「私は、独立した個人だ」という考えが、すべての問題の出所です。

そして独立した個人は、いつの日か自分が死ぬと信じています。

だから生きている間に何とかしなければ、と思うのです。


そうやって、つかの間の現象に囚われ、さもそれが大切なことのような気がしてしまいます。

ちょっと遊び感覚でイメージしてみてください。

あなたは終わることなく永遠に生き続けていると。

そして子供たちも、ご主人も、みんな同じだと。


何か心配が残りますか?

永遠に比べたら数十年なんて誤差にもなりません。

なんだっていいじゃないですか。


しかも「あなた」も「あなたの物語」も、実際には存在していません。


本当のあなたという、開かれた自由な意識が、まさにいま戯れているだけです(^o^)

これが真相です。


何の役にも立たなかったかもしれません。

子供が学校に行く気になるような知恵や、ご主人が安定した仕事につくアイデアが必要だったかもしれません。


>私は家族の中で、ひとりあっけらかんと過ごしています。

>それが子供からするとのんき、旦那からものんきと言われます。



そのあっけらかんは、プレッシャーが大きすぎて、感覚がマヒしてしまった可能性があります。

僕はあなたに、本当のあっけらかんを奨励します。

なにひとつ、あなたの責任ではなく、なにひとつ、あなたが背負うべき義務もありません。

そんな家族は、さっさと捨ててしまいなさい(笑)


あとのことは何とかなりますよ。

永遠から見れば、どうってことないでしょ?


まだ抵抗があるとしたら、相変わらずあなたは、命は有限だと信じ、時間の存在を信じているからです。


あなたは最初の最初から自由です。

まさにいま、自由そのものです。


自由とは勝手に好きなことをする許可のことではなく、「あなた」が思い込みの束であり、そんなものは思考の産物以外の何物でもないことを見抜いた状態です。


このブログが、いままでにほんの少しでも役に立ってきたのなら、あなたは僕が何を言っているかの香りを少しつかみかけているということです。


あなたの自由を応援します。

あなたの自由とは、「あなた」からの自由です。



多くの人に届きますように。


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・・・・・・・・・



さてと・・・

5月の末に中国地方と博多に行きます。

THE禅アカデミーの行脚ですが、そのとき、一般向けにも講演をします。

向老師も一緒です。


5月25日 19時  鳥取県米子市

5月28日 18時半 岡山市

5月29日 14時半 広島市

5月30日 15時半 福岡市


お申し込みの準備ができたらまたお知らせします。

  


Posted by Toshiro Abe at 14:17Comments(96)

2015年04月28日

如空

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ふと見上げると、青い空、白い雲。

でもそれは昼間だからで、本当は地球全体がこの空に覆われていて、それは漆黒の世界で、その彼方にぽつんぽつんと星があって、地球はその中の一つに過ぎなくて・・・


ついそんな真実の姿を忘れてしまって、この地上の、しかもものすごく狭い世界(たとえば仕事場とか、わずかな人間関係とか)に心が囚われて、まるでこの世のすべてみたいな気になって、悩んだり喜んだりして、大騒ぎしながら生きているんだな。

とてつもなく広い宇宙から見れば、いや、地球に限ってみたとしても、普段気にしていることの何と小さなことか。


今日も大空を見上げて、胸を広げて、思い切り息を吸って、吐いて、心を空に解き放ってみよう。

そしてまたゼロに戻って、まるで「いま」生まれたみたいな気分で生きてみるんだ。


毎朝、そんな気持ちで一日を始められたら、毎日が新しくなって、重たい過去を背負うこともなく、新鮮な気持ちで生きられると思う。


本当は「固定して連続している自分」なんてないのだから。

そのことがわかれば、「いま」を生きるということの本当の意味が見えてくるよ。


気楽に行こうね。

気楽さが一番大切だと思う。

気楽だと、誰に対しても優しく生きられるから。

優しいほうが好きだし。



さて、明日は祝日で、今週末からは大型連休の始まりですね。

あなたは、何かプランを持っていますか。


連休の最終日には、連休の思い出が全部吹き飛んでしまうくらい、面白い夜を提供します。

連休中いろんなことして遊んだ人も、いつもと同じだった人も、この日が今年一番の思い出になるような、そんなおバカでタメになる夜。

何かというと、僕のライブコンサート(*^_^*)

そこにあるのは、非日常の世界です。

今回は翻訳家の山川紘矢・亜希子夫妻も来てくれて、飛び入りで何かしてもらいましょう。

(まだご本人たちには何も言っていないけど)



残り席が少なくなっていて、完全予約制です。

原宿のラドンナという、大人の雰囲気のライブレストランです。

予約はコチラから。




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Posted by Toshiro Abe at 08:56Comments(74)

2015年04月26日

真実は一見冷淡だけど・・・真実だけが本当の救済です

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楽しめない夢さんからきたコメントです。


阿部さん、いつもありがとうございます。

どうしても悲しみを引き起こす思考があります。

親を自殺で亡くしています。

それも完璧な出来事なのか、教えて頂きたいです。


自殺した本人と子供である私も、そのシナリオが必要な出来事だと納得しているのか。

阿部さんも自殺はするなと書かれていましたが、最愛の家族を突然そのように亡くした者にお言葉を頂ければ幸いです。

(夢の中とはいえ)実際にその悲しみを経験し、それを背負って生きて行かなければいけないのは、大きな苦しみです。


10年が過ぎましたが、いつも限界で自分も(他に家族がいないので)自殺を考えることがあります。

親の病死も経験しましたが、自殺は自責の念と後悔で…言葉に出来ない苦しみです。

本当は誰もいなくて一つの意識があるだけだと分かっても、最愛の家族に会うことができないストーリーは悲しすぎます。

重い内容で申し訳ありません。




このコメントをもらったとき、ふと一人の人が頭をよぎりました。

先日紹介した、大和田菜穂さんです。

彼女なら、どのようなな回答をくれるのかと思い、楽しめない夢さんのコメントをコピペしてメールしてみました。

すると、こんな返事を送ってくれました。




ここから出る言葉をそのまま書きますね。


悲しすぎる出来事ですね。

そして、この方が10年経った今でも苦しいのが伝わってきます。

でも、ここから伝えているメッセージは、誰かが楽になる為のものでも、自分に起きたことをストーリーとして理解することでもありません。

完全に違う世界の描写だけなのです。

だから、個人が、起きた現象をストーリーだと理解しようとしても、辛さは変わらないし、個人にはストーリーだということが本当には分かりません。

夢、ストーリーということを、苦しみを抱えている人に言っても、怒りになるか、絶望になるかだけで、一生懸命に単なるストーリーと思い込むことで、楽になる為のメッセージではないのです。


彼女の悲しみも、親の自殺も、ストーリーも、全部同じ所からでていて、全部全体の表現で、誰かが経験している訳ではないし、誰かに起きている訳でもありません。

でも、これを個人に伝えて、受け入れろと言う方が無理ですし、普通は受け入れられないのが当たり前です。

ここから言えば、残酷に聞こえても、冷たく聞こえても、全てがそのままの描写なのです。


一つだけ彼女に言えることは、自由は、その悲しみの中にあります。

悲しみを避けようとすると、苦しみはより大きくなります。

悲しみの感情の中に自由があるのです。


・・・・・・・・



彼女が伝えたいのは、悲しみの経験をした人が、「これは夢だから。これはストーリーだから」と自分に言い聞かせても、何にもならないということです。

文中に出てくる、「ここから言う」というのは、ノンデュアリティの世界から言うということです。


確かに夢であるということが真実ですが、そう思おうとしている「自分」がある以上、たんなるごまかしに過ぎません。

彼女の言うとおりです。

身も蓋(ふた)もない言い方に聞こえますが、徹底的にその立場から伝えることは、たとえ反感を買われても大切なことだと思います。


「それじゃ、どうしろというのだ」と自我は叫びますが、どうにかするということではないのです。

真実は人を助けないように見えますが、真実だけが本当の救いに導くことが出来ます。

これも言葉の限界で、実際には導かれるような人は誰もいないのですが。


ただことは起きている。

感情や思考さえも、ただ起きているということであり、それを経験している「私」は存在していないということです。


阿部流に言わせてもらえれば、自殺も起きることとして起きました。

それ以外は決して起きなかったのです。


でも実際には自殺した人はいません。

最初からその身体の中には個人は存在せず、全体がその身体を通して表現されていただけだからです。


あなたも同じです。

あなたはいません。

違う言い方をすれば、あなたが全体であり、永遠です。



楽しめない夢さんの気持ちが、少しでも楽になることを願っています。


そして最後の言葉


「一つだけ彼女に言えることは、自由は、その悲しみの中にあります。

悲しみを避けようとすると、苦しみはより大きくなります。

悲しみの感情の中に自由があるのです。」


素晴らしいですね。

菜穂さん、ありがとうございました。




多くの人に伝わるように、ランキングに登録しています。


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Posted by Toshiro Abe at 12:40Comments(107)

2015年04月25日

任せてみるか(^^)

今日も何か書いてみます。

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自分なんか存在していなかったと気づいたあの日、すべてを動かしている全体の力を感じました。

それを昔から人は「神」と呼んできたこともわかりました。


それまではこの世で上手く生きるために、あれこれと策を巡らし、なるべく失敗することが無いように慎重に生きてきていました。

いつも緊張し、深刻さを抱えながらの毎日だったと思います。

自分が抜かりないから、ここまで生き残ってきたと思っていたんです。

ところが、そんな自分は存在していなかった。

自分がコントロールしながら危険を避けてきたつもりでいたのに、そんな自分は存在せず、事はただ起きていたのでした。


なんってこった。


すべては神(?)の仕業だったんだ。

どこかで知っていたような気がする。

それなのに僕は、神よりももっと上手く生きられると思っていた。

任せてしまうと、気まぐれな風に翻弄されて、どこに飛ばされていくような気がしていたんだ。


まてよ?

どこに飛ばされたっていいじゃないか。

この宇宙の摂理が完璧ならば、個々に与えられている宿命も完璧なはずだ。


もしこの先、住む家も仲間もなくして、路上で野垂死していくとしても、それが神の思し召しならばそれでいいじゃないか。


そう思った日から、流れ流れていまの生活があります。

あの時の勇気はいまも失われていません。


この先、人生がどこに向かっていくのか、思召すまま、流れのままにです。


それは、何も考えないのとは違います。

その時その時の思考も、衝動も、神という源泉から沸き起こってきていることを知っているということです。

自分が考え、自分がやっていたという感覚から、すべては起きているという感覚になっただけです。


考えは湧くけれど、考える自分は存在しません。


そしていまも、起きることが起きているのです。


あなたも同じだよ。


気楽に行こうね。


気楽に悩んで、気楽に落ち込んで、気楽に傷つこう(^^)/


大丈夫、神は神様だから、任せてごらん。




いつも支えてくれてありがとう。

おかげで新しい人がこのブログに出会っています。


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・・・・・・・・・


仙台での講演会、たくさんのお申込みありがとうございます。

今回は天然ブッダの向老師をお連れします。

人生観の根幹が変わるような話を聞きに来てください。


5月9日16:30開演です。

詳細はコチラから。
  


Posted by Toshiro Abe at 09:41Comments(76)

2015年04月24日

ひとやすみ

来てくれてありがとう。


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今日もアンドレギャニオンのめぐり逢いを流しながら書いています。

あなたも同曲を聴きながら読んでみてください。



こうして静かに在る時間は、ただ現象があるだけで、いままでにどこにも行っていなかったこと、そして実際には何も起きていなかったことを教えてくれます。

いろんな人が通り過ぎて、いろんな感情が通り過ぎて、いろんな景色が、いろんな出来事が通り過ぎていったけど、いまもこうして、いまここに在ります。


ここにある「いまここ」は、30年前の「いまここ」と全く同じものです。

動いていないし変化していません。

これからも永遠に同じものです。


何をしても、しなくても、「これ」はここにあります。

ここには全部がそろっていて、無いものがありません。


皮肉なことに、求めたものだけが無いものになります。

だってないと思っているから求めるのだから。


この宇宙的ジョークの中で、今日もたくさんの夢が絡み合うのでしょう。

そして、何も起きないのです。


いい夢見ようね(^^)




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Posted by Toshiro Abe at 11:22Comments(32)

2015年04月23日

ただする

先日、禅アカデミーにアップされた向さんの動画メッセージは、「ただする」というタイトルでした。

ちなみに数日おきに、僕と向さんが順番で配信しています。


「ただする」というのは、行為をあれこれ考えながらするのではなく、ただするのです。


ただお茶を飲む。

ただ洗い物をする。

ただ歩く。


何をするかではなく、どんな状態でするかを大切にします。


同アカデミーの沖縄サットサンで、ある女性が

「料理をしているとき、それをしている自分がいなくなって、ただ行為だけがありました」

と分かち合ってくれました。

向さんも、まさにそれこそが自他一如の「ただする」ということだと喜んでいました。


このところ何度も伝えているノンデュアリティ(非二元)も、まさに同じことです。

行為はありますが、行為者がいません。

ただことが起きているのです。


このような状態は、日常の中でふいに訪れます。

僕だけでなく、誰の身にも起きていることです。

しかしあまりにも当たり前すぎて、そこに価値を感じないので、見過ごしてしまう人が多いのです。

当たり前のものには価値を感じないのですが、「ここ」にあらゆる人が求めているすべてがあるのです。


「ただする」


この禅的アプローチを生きれば、ストレスが溜まることはありません。

ちょっとこの感覚を日常の中で試してみてください。




最近クリックしなくなったかもしれませんが、たまにはいかがですか?


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・・・・・・・・・・・


ワンネス・非二元・アドバイタ・全体意識・ノンデュアリティ・さとり・目覚め・・・・・・

様々な言葉で語られてきた、ただひとつの真理があります。

いま欧米では大きな関心が集まりブームになっているそうです。


しかしおひざ元の日本では、はるか昔から「禅」という伝灯の中で、粛々と継承されてきました。

そして神がかりな特別なこととしてではなく、日常の世界に取り入れてきたのです。


禅の知恵を学ぶというのは、本当の自分を学ぶことであり、本当の自分を学ぶというのは、自己の不在を見抜くことです。

そのとき「いまここ」が出現します。


この一点を伝えるために、僕たちは20年間にわたり活動を共にしてきました。

今回は初めて東北の地にお邪魔します。

仙台講演会のお申し込みを開始します。


向老師&阿部敏郎 講演会

2015年5月9日

16:30~19:00


最初に向老師が、次に阿部敏郎が、そして最後は2人の対談になります。


会場等の詳細はコチラから。
  


Posted by Toshiro Abe at 09:56Comments(37)

2015年04月22日

夢の中へ行ってみたいと思いませんか

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先日の阿雲の呼吸で、黒斎君が。

「いまここで起きることしか起きていないことだけが真実なら、引き寄せの法則なんてないんじゃないですか?」

って言うから

「そうだよ」

って言ったら

「えっ?じゃ、阿部さんがやる5月5日の引き寄せ系のイベントは何なんですか?」


って言うから


「僕は変わり身が早いから大丈夫」

って答えました(笑)



もちろん黒斎君もぜんぶ解っていて、みんなの誤解を解くためにわざと突っ込んでくれたのですが、早い話、あれはあれ、これはこれです。

そのことがずいぶん無責任に感じる人もいるかと思いますが、僕はそういう活動をしてきています。


AとBという相対する二つがあるとして、Aを主張する人はBに反対しなければならないというのは論理的ではありますが、有機的ではありません。

我々は生きているのだから、いろんなときがあり、何もかもの矛盾をひと抱えにしてもいいじゃないかと思っています。


今回の阿雲は面白かったですね。

質問コーナーで、ある男性が

「もしかしたら自分はロボットみたいなもので、行動や思考や感情や衝動や、それらすべては予めプログラムされているんですか?」

と聞いてきたので

「そうだ」

と答えました。


彼はそのことを受け取れる段階にいたのでそう言いましたが、違う質問者が同じことを聞いた場合


「違う。あなたの意思によって人生を作っていける」

と答えたでしょう。


究極の真実は前者ですが、自分がいるという感覚で生きている人にとっては、むしろ後者の答えのほうが的を射ています。


そのように、質問の答えさえも一定ではなく、その瞬間に与えられるものであり、そのどれもがその場の真実です。


論理的に一貫することが真実だとする思考タイプの人からは、単なる詭弁のいい加減な人間ということになりますが、いままで数千回に及ぶ質疑応答はそのようにして起きてきました。

だから答える時はたいていの場合

「これはあなたへの答えです」

という言い方をしてきました。

ちなみに、今回の阿雲は動画収録してあるので、なるべく早い時期にスピタメ!で公開します。



さて、5月5日のイベントが近づいてきました。

かなりワクワクしています。


非二元から見れば「いまここ」しか残らず、人生はすべて夢幻のストーリーですが、実際には多くの人が人生の中に生きています。

その人たちに、「それは夢だよ」と伝えるとともに、いい夢の見方も分かち合いたいと思います。

なぜなら僕自身が、とてもいい夢を見させてもらっているからです。


「いまここ」(非二元)に目覚めたとしても、その後も夢は続いていきます。

これはどんな人にも起きます。


ただ違いは、これが夢であることを知っているということ、したがって徹頭徹尾、気楽だということくらいでしょうか。


欲しいものはすべて手に入れましたし、好きなところに住んで、やりたいことだけやって生きています。

誰の指示も受けませんし、誰に頭を下げることもありません。

好きなときに好きなところに行けるし、まったくもっていい夢です。


だからといって、この先の目標もなく、義務も責任もありません。

その一方で、いつも人のために良かれと思ったことをしています。

それが幸せな気持ちを与えてくれます。


もしそんな生き方をしたいという人がいれば、僕なりの秘訣を開示します。

このブログでもほとんどすべて開示してきたつもりです。

もしそのことが腑に落ちて、そこから人生が変わったとしたら、そのタイミングも含めて最初からプログラムされていたということです。

だから自分が作り出しているという立場を取ることは、あながち間違いではないのです。


そんな観点から言えば、引き寄せの法則にも興味があります。

「引き寄せの教科書」などがベストセラーになった奥平亜美衣さんの話も興味津々です。

なにより彼女の言葉はとてもいい気持ちがします。


そして鈴木真奈美さんの生き方や考え方も、大いに学ばせてもらおうと思っています。

しかも今回は、さとうみつろう君と山川紘矢さんというユニークな視点を持つお2人にも登場してもらい

快適の術

と題して半日セミナーを開催します。

それが先ほど黒斎君が言った5月5日のイベントです。

(おかげさまで完売となりました)



※5月9日、仙台での向老師とのコラボ講演会は、明日からお申込みの受付を開始します。



最後まで読んでくれてありがとうございました。

毎度恐縮ですが、ケロケロです(^^)


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Posted by Toshiro Abe at 10:45Comments(44)

2015年04月21日

今日もノンデュアリティ(非二元)の話

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ふと、思ったことを書きます。


ソクラテスが言ったといわれる言葉


「私が知っているのは一つだけ。

それは私が何も知らないということだ」


この言葉を聞くと、ある人たちは


「ソクラテスはなんて謙虚なんだろう」


とか


「ソクラテスほどの人物が何も知らないのだから

わかったような顔している人間は恥ずかしい」


とか思います。



でも、ソクラテスが言っている本当の意味は、


「何かを知っているような『私』はいない」

ということです。


彼は謙遜しているのでも、学識者をバカにしているわけでもありません。


自分がいないという非二元(ノンデュアリティ)の状態から見れば、彼の言葉がよく分かります。



いまもただ目の前に、起きることだけが起きていて、それ以外のことは起きていなくて・・・

こんなシンプルなことを、なぜ必死に探していたのか。


一切の緊張を放棄して、ただリラックスすること。

一切の「やり手」を手放して、ただ在ろうとすること。


この感覚のレッスンが瞑想と言ってもいいと思います。


そうそう、先日の大和田菜穂さんとの対談で、彼女は、ノンデュアリティのために、瞑想を含めて何一つすることはないと言いました。

その通りです。

ノンデュアリティは、無時間の「いま」に在りつづけていて、何かをやった結果こうなったという因果を超えているからです。


ところが僕は、

「瞑想だけは別だ。

瞑想は行為ではなく、非行為の状態だから、何かをしているのではないし、唯一『私』に残された道だ」

と断定しておきました。

たぶん、本にも掲載されると思います。


もちろん瞑想も、怪我をしたときの松葉杖みたいなもので、歩けるようになったら捨てられるのですが、「松葉杖くらいは残しておいてよ、菜穂ちゃん」という感じです(笑)



次に、昨日もらった、匿 名子さんのコメントです。



確かに阿部さんと同じ事を仰っていて、なるほどと思いましたが、一つだけ疑問に思う点がありました。 

それは、
「動物は人間と違って発達した脳を持たないので、ケガや病気をした時も、痛みを感じることはあっても、苦しみは感じない」ということ。

いやいや、私が飼っていた犬や小鳥たちは、苦しんでましたよ。

又は、身体的な苦しみはなくても、人間に虐待され、捨てられた犬や猫たちは苦しんでないのでしょうか。

今、動物の体を持たない大和田さんに、何が分かるのでしょう。

私自身も体の痛みを抱えているので、とても不快に感じました。

このようなお話は、真実かもしれませんが、現実に痛みや苦しみを持っている人には、なんの救いにもなりません。

動画、見なきゃよかった。

だから、本も買いません。




気持ちはよく分かるけど・・・

菜穂さんは真実を言っています。

だから本は買ってください(笑)


何かと言うと、人間以外に『私』という感覚を持っているものはいないということです。

『私』という魂が、身体の中に住んでいるということにあまりにも馴染んでしまったために、あらゆる生き物の中にも『私』がいるような気がするのです。


確かに動物たちにも個性があるので、その中に個々の魂が宿っているような気がしますが、真実は、ただ全体がその身体を通して生きているだけです。

実は人間も同じです・。

『私』はいません。


だからあなたに訪れている痛みも、ただ痛みが訪れているのであり、あなたが痛いのではないのです。

思考も、感情も、あらゆる作用は起きているのであって、あなたがやっているのではありませんし、経験している個人はいません。


でも『私』を持っていると、『私』は反応します。


「おまえに何がわかる!」と。


そんな『私』も『おまえ』も存在せず、ただことは起きているのです。


苦しみは人間だけにあります。

人間は、痛みが『私』に来ていると考える唯一の生き物なので、そこから苦しみという心理状態が生じるのです。

動物達は『私』がないので、痛みという現象はありますが、苦しむことはないのです。


そうであっても、僕は、彼ら動物たちが置かれている過酷な現実を少しでも改善したいと思っていますし、微力ながら活動もしています。

それも人間が持つ感性だと思います。


とりとめのない文章になってしまいましたが、これからも非二元をテーマにして、いろんな角度から話をしたいと思っています。



考えてみれば、もう9年近くも同じようなことを書いてきたのですね。


一緒にいてくれてありがとう。





なによりの「ありがとう」がこれです(^^)


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Posted by Toshiro Abe at 12:43Comments(117)

2015年04月20日

昨日の「阿雲の呼吸」の内容

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昨日のコラボ講演会に来てくれた鈍宮さんからコメントが入っていて、昨日の話の内容をヘッドラインにしてくれました。


・黒斎さんの「やめる」の真意とそのいきさつ、および今後の決意について

・スピリチュアルの分類の変化とその功罪について

・夢から目覚める方法について

・大和田菜穂さんについて

・湧いてきてることについて

・統合失調症について

・大和田菜穂さんについて(二回目)

・自分を愛するについて



3つ目の「夢から目覚める方法」ですが、残念ながらその方法はありません。

なぜなら夢から覚めるのは自分ではなく、全体(ワンネス)が自分という夢から覚めるからです。

でもそれは目覚めた後に分かることであり、目覚め前はやはり、本を読んだり、レクチャーを聞いたり、瞑想をしたり、あれやこれやとやっていた人がほとんどです

自己が学んでも自己が強化されるばかりで、無自己にはなりえないのに、それでも何かしたほうがいいという明らかな矛盾を丸飲みにして、今日も瞑想してみてください(^^)


そしてノン・デュアリティ。

みなさん、大和田菜穂さんの動画見ましたか?

いろんなインスピレーションが起こるかもしれませんよ。

彼女の本を読んで、動画を見て、その日に備えましょう(^^)

https://plus.google.com/106354272882817618059/posts


それは突然やってくるかもしれません。

ひとつ確かなのは、そのタイミングはいつも「いま」だということ。

だって「いま」しかないからね。


そしてまさにいま、目の前にある「これ」しかありません。

あとは全部、頭の中のストーリー、物語です。


それを承知で、次に話したのが統合失調症の話。

講演を聞きに来てくれた精神科医さんの、患者さんへの対処の仕方についての質問に答えたものですが、ノン・デュアリティの立場から言えば、その質問自体がストーリーでしかありません。

その一方で苦しんでいる人を助けたいと思うのも人情です。

すべては夢である一方、夢の中の苦しみを解いてあげたいという夢を見るのも、人間としていいじゃないかという中途半端な阿雲の2人です。


そして最後の、自分を愛するという話。

いったい誰が誰を愛するのか。

愛する自分は誰で、愛される自分は誰なのか。

そんな自分は両方とも実在ではありません。

マインドのゲームです。

ただあるがままを、あるがままとして見た時、それらのゲームは終わっていることでしょう。


結局、唯一の救済は、絶え間なく判断しようとする自己がいなくなることです。



さて、ノン・デュアリティ(非二元の世界)は、もともと禅の得意分野です。

というよりも、「ノン・デュアリティ=禅」であり、日本にはずっと前からそのような学びがありました。

大和田さんも禅の話には大層関心を持ってくれました。


東北地区の皆さんに報告ですが、5月9日(土)に仙台で、向老師とのコラボ講演会を開催します。

初めての試みですが、どうぞいらしてください。


時間は13:30~16:00です。

近日中にお申し込みを開始します。


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延暦寺会館での「魂の夜明け」の動画を公開しました。

こちらも、ありえないコラボで、それぞれに価値がある一品だと思います。


スピタメ!



これから沖縄に帰ります。

長い出張でしたが、とても実りある日々でした。




いつも応援ありがとう。

僕もずっとこのブログを続けていきます。


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Posted by Toshiro Abe at 10:35Comments(64)

2015年04月19日

つぶやき

決して理解できないけれど、真理のメセージがあります。

理解したつもりにはなれるけれど、決して理解はできません。


一方で、真理に近いメッセージがあって、そちらは理解できます。

でも近いというのは真理ではないということです。


前者は、あっても仕方がないもの。

後者も、気休めにはなれど、あっても仕方がないもの。


同じ仕方がないなら、どっちがいいですか?




どっちにせよ、これお願いします。

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今日は久しぶりの「阿雲の呼吸」

相も変わらず伝えたいのはひとつのことだ。


コラボ講演にかぎらず、話を準備したことは一度もない。

今日はどんな流れになるのかな。


理解できない話が理解できないのは、難しいからじゃない。

頭では決して理解できないってこと。

トークライブの場合は、そこに少し可能性が生まれる。

みんなで一緒にいて、お互いがお互いの中に溶け込めばね。


たとえば笑いの瞬間。

たとえば静寂の時。


だから僕はライブが好き。


今日もいい一日を(^^)

  


Posted by Toshiro Abe at 10:41Comments(41)

2015年04月18日

ワンネスの本当の意味

とりあえず、これお願いします。

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先日、京都大原三千院から季刊誌が届きました。

三千院は天台宗の中でも最も影響力がある寺院の一つですが、最近になって発するメッセージが変わってきました。

それは、仏陀の教えも、仏道も、そしてこれからの時代に必要な教えもすべて、一元の思想に行きつくというものです。

いわゆる「ワンネス」ということです。


最近では「ワンネス」が流行り言葉のようになっていますが、ワンネスとは僕たちの存在基盤であり、ただひとつのリアリティです。

やっと正しい方向に多くの人の関心が向き始めたということでしょう。


三千院がこれから発していくメッセージは注目したいと思います。

堀澤大僧正が門主に就任して、大きく変わり始めたからです。


この最新号が先日我が家にも届いたのですが、不肖阿部敏郎の紹介と、このブログに書いてきた記事の抜粋に、大半のページを割いてくれました。

伝統を重んじる仏教界の一角が、我々のような一般人の言葉に耳を傾けだしたことは、長い歴史の中でも稀なこと、あるいは初めてのことかもしれません。

これからは志のある僧俗が一つになって、真に的を射たメッセージを発信していけたら、世の中の変化も早まるように思います。


さて、一元の思想、ワンネスですが、この言葉を使っている人たちが陥りやすい罠があります。

それはワンネスを探求した場合、その探究者は決してワンネスには行きつかないということです。

我々が自分だと思っている主体がある限り、ワンネスにはなりえないのです。

ワンネス賛同者が、みんなで仲良く手をつなぐのとは違います。

個が集まって全体になるのではなく、個が消えた時、それまで個だと思っていたものが全体にシフトするのです。


しかもその全体(ワンネス)とは、どこか遠くにあるのではなく、次元を超えた世界でもなく、すでに「いまここ」に、あなたの目の前に、すでにごく当たり前の顔をして広がっています。

ただあるかままに起こり続けているもの、何一つドラマチックなこともなく、ファンタジーも、伝統も、権威も入り込む余地のない、むき出しのリアリティです。

それはあなたから一瞬も離れたことはありません。

なぜならそれが「本当のあなた」だからです。

ただそこに、「アナタ」という偽の主体が現れ、それそのものと分離してしまっただけです。


昨日紹介した大和田菜穂さんは、見事にそれを表現しています。

僕のような一般人が真理を解説しだしたことが驚きならば、菜穂さんの出現は、宇宙人の出現以上に奇跡的なことに見えるでしょう。

この驚きは、さらなる驚きが生まれる土壌となり、社会を変えていくことになると思います。

もっとも菜穂さんに言わせれば、このような変革のビジョンも、思考が作り出す物語であり、いまここの「これ」があるだけですが。

まったくその通りです(笑)


今年の夏に、彼女と対談講演会を企画しています。

雲 黒斎くんともそうだったように、初対面でも、「この人は」と直感すれば、すぐに皆さんに紹介したくなります。

早いのが取り柄のアベッチです。

お楽しみに。




記事を読んで、クリックしてあげようと思ってくれたあなたが好きです( ´ ▽ ` )

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Posted by Toshiro Abe at 10:30Comments(52)

2015年04月17日

2人の女性

今日もよろしくお願いします。

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この数日で、立て続けに2人の若い女性に会いました。

それぞれに個性あふれる魅力的な人でしたので、今日はその話から入ってみます。

お2人とも、30代後半ですが、僕から見ればギャル、いやお嬢さんといったところです(^^)


最初の一人は鈴木真奈美さん。

5月5日のイベントに出演していただくのに、一度はお会いしたほうがいいと思い、こちらからお誘いしてお茶してもらいました。

彼女は地球ファミリーというスローガンで活躍している精神的なリーダーです。


長年、企業の社長秘書を務める中で、会うことになる成功者たちの共通点や、あるいはそれ以降の伸びる経営者と、そこで行き詰ってしまう経営者の違いなどを自分なりに分析した結果、とある原理に達したそうです。

その原理とは彼女の中だけにあり、言葉にすることは難しいけれど、確かな確率で当たることが証明されていったようです。

それ以降は個人セッションを通してのアドバイスを始め、口コミだけで、いまや1500人が順番待ちをしているそうです。

僕は順番を飛び越えて個人セッションをしてもらったのかもしれません(^^)


地に足が付いたしっかりとしたイメージと、たおやかな女性の、鋭い直観力を感じました。

個人セッションに人気が集まるのは、彼女が本当に親身になって、目の前の人に関わるんだろうなって、そんな風に思いました。

どんな仕事も、その根底に愛があるのでしょう。

仕事というのは愛の表現ですね。

何とも気持ちがいい時間が流れたのは、そのまま彼女の波動だったのだろうと思います。

彼女の新刊もとても気持ちがいいです。




「私に生まれてきてよかった」と心から思える本 あなたはあなたのままでいい!本来の自分に還る言葉




もう一人は大和田菜穂さん。

彼女は去年の7月にノン・デュアリティ(非二元の世界)に目覚め、たまたま友人が撮ったyoutubeの中でそのことを語ったところ、各国から反響が寄せられ、いまは世界で活躍するパリ在住の女性です。

3年ほど前に僕の講演会を見に来てくれたそうで、そんなご縁もあり今回は雑誌の対談でお会いしました。

キュートな女性で、軽快なギャルという印象ですが、話す内容はラマナ・マハルシかと思わせるくらい、まったくブレルことがありません。

すぐに彼女が見性していることが分かりました。


何を話したかというと、このところブログに書いてきたこと、そのまんまです。

自己の不在と、ただ起きることだけが起きているということ、そして人それぞれに思考が織りなすストーリーを生きてしまうが、そこには実体はないということなど、いつも伝えようとして伝えきれないことが、よどみない言葉でさらさらと彼女の口から流れ出てくる、そんな体験でした。

彼女をミニチュアにしてポケットに入れて持ち運べば、ブログも講演も楽ちんだと思いました(^^)

いままでこのような話を完全に理解し、完全に生きている人とあまり出会ったことがなかったので、ある種のカルチャーショックでした。

相手が可愛らしい女性であることへの偏見で、つい先輩ぶってしまう自分がいましたが、今思い返してみても、彼女はまぎれもない覚者でした。


でも正確に言うと、そんな彼女は存在せず、ただ全体の表れとしての彼女という存在があるように見えるだけ。

この対談記事はスターピープルの8月号に掲載される予定です。

ちなみに彼女のデビュー本は、究極の一冊です。




すでに愛の中にある―個人のすべてを失ったとき、すべてが現れる(覚醒ブックス)




さてそんな2人に会ってみて、それぞれが深い理解を携えていたことが印象的でした。

僕の前でもしっかりとした口調で、ある時は奥ゆかしく、ある時は断定的に語ります。

20以上も歳が離れた女性たちに教えてもらうのは、なんとも楽しい経験でした。



これからは女性の時代かも。

それは男性社会の中で多くの女性が活躍するというのではなく、社会構造そのものが女性性を基盤に作られるようになり、そこに男性が建設的な役割を果たすというものです。

このことはまたの機会にお話しするとして、とても有意義な出会いでした。


僕は女性が好きです(キッパリ)



でもこれは、男性にもクリックしてほしい。

クリックしてくれる男性は、女性と同じくらい好きです。


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・・・・・・


さて、いままでもコラボの本って何冊か出してきたけど、この本はユニーク。

何がって、大事なポイントが、意見が合っていない(笑)

だからこそ面白いんじゃないかと思うわけです。

本屋で見かけたら、ちょっと手に取ってみてください。




  


Posted by Toshiro Abe at 11:27Comments(37)

2015年04月16日

あらゆる人生の底にあるもの

さて今日も、読む前にクリック協力をお願いします。

下のタイトルをクリックして、そこに現れる「リーラ」をクリックして戻ってきてください。


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昨日は多くの人が、日常ですでに与えられているものを探し、そのことに感謝するということをしてくれました。

今日も引き続きチャレンジしてみましょう。

というより、毎瞬のクセにできたら、人生は確実に変わっていきますよ。


実は誰もが通常の感覚として、いまのままでは何かが足りないと感じています。

いまはまだ十分ではないという、ある種の不快感を抱えているのです。

これは我々が全体から分離して、個として存在していると思ってしまった時から持っているものです。


だから誰かにあって、誰かにないのではありません。

あなたが憧れる映画スターも、大富豪も、みんな同じ感覚を持っています。


ちょっとした秘密を教えると、どんな人もあなたと同じくらい不幸な感覚をいつも持っているということです。

なんか嬉しくなりませんか(笑)


したがって人が常日頃、無意識にやっていることは、いかにしてこの不快感から逃れるかということです。

そのために不快の理由を見つけ(本当の理由ではないのですが)、それを解決しなければと考え、幸せになるための沢山の計画を持つのです。

親しい友人と会おうとすることも、飲みにいくことも、理想のパートナーを探すことも、仕事の成功も、生活の充実も、問題解決も、なにもかもが、この普遍的な不快感から逃れようとする試みです。


ある人は目標を立て、全力で達成しようとします。

達成した瞬間は欠乏感が埋まり、不快感も束の間姿を消すからです。

しかしまたすぐに同じ状態が戻り、また新しい目標が必要になります。

多くの人生はこのように展開しているのです。



僕が呼びかけているのは、このような終わりなきゲームからの脱出です。


僕が何を言っているのか分かり始めた人は、どうぞ付いてきてください。

ただし僕があなたを救うのではありません。

新しく生きる方向を指し示すだけです。

それでもよかったら、一緒に生きましょう。


そんな感覚の中にあって、応急処置ではありますが、自分に与えられているものを見つけようとすることは役に立ちます。



今日も読んでくれてありがとう。

何かを感じてくれた人はクリック応援してください。


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Posted by Toshiro Abe at 11:15Comments(52)

2015年04月15日

生きる基本

最近の僕の習慣は、いったいどれくらいのおかげさまで生かされているかを数えることです。

これなんか、その象徴ですよね。


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ありがとう(^^)/



そうやって周囲を眺めてみると、与えられていることのなんと多いことか。

いま座っている椅子も、PCもネット環境も、異臭のない空気も、雨風を防ぐこの建物も、いつも当たり前になっていることが、どれだけありがたいのかを感じられるようになりました。

そうした感謝が、すなわち幸せな気持ちを運んでくれます。


ところが人は、すでに与えられていることは目に入らずに、瞬時に足りないほうに目を向けてしまいます。

たとえば椅子も、座れるだけでありがたいのに、もっとクッションがいい椅子だったら快適だろうとなるわけです。


毎朝通勤する道の街路樹も、緑の安らぎを与えてくれているのに、見慣れた平凡な風景に見えて、どこか遠くに行ってみたいと感じます。


なぜ我々は、ないものばかりに目がいって、いますでに幸せであることを見ようとしないのでしょう。

それはいますでに満たされていることを認めてしまうと、それ以上を求める努力がなくなり、自分が成長しなくなると感じるからです。

より多くを得ることが幸せと成長につながると信じているのです。


たしかにそんな生き方も悪くはありません。

でもいつ寛ぐのでしょう。

何が達成されれば、あなたは寛ぐことが出来ますか。

それまで幸せはお預けですか?


でも真実は、あなたがすでに持っている豊かさに気付き、それを楽しみだしたなら、それがさらに多くのものをもたらし、ますます豊かになっていきます。

皮肉なことに、いま自分が豊かだという風に思えていればいるほど、目の前にチャンスと、それに必要な人が現れてくるのです。


理屈は知りませんが、僕自身はそのようにして何度も苦難を乗り超えてきました。

いまは絵に描いたような幸せです。

だからたくさんのものに恵まれ、恵まれているからまた、新しい人や出来事を引き寄せるのだと思います。


成長するために、いまはまだ満足をしないと決めつけないでください。

満足してしまうと、入ってくるものも入ってこなくなると怖れていますが、それは真逆です。


しかも本当のことを言えば、誰も成長なんかしません。

すでにパーフェクトだからです。


成長は幻想です。


いますぐ幸せになるために、与えられているものを数えてみましょう。


言い尽くされたことですが、やはりここがシャバを快適に生きる基本だと思います。




そんなわけで、これをさりげなく置いておきますから、さりげなくクリックしてください。


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Posted by Toshiro Abe at 10:14Comments(64)

2015年04月14日

キーヨシくん、あ・そ・ぼ!

今日も来てくれてありがとう。

最近面倒になったアナタが、もしクリックしてくれたら票数が増えるんだけどなァ。


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「この人を愛してもいいんだろうか。


この愛は個人的なもので、エゴなんじゃないだろうか。


愛は普遍的なもので、個人を愛するなんてことがありうるんだろうか。


ただ肉体の欲望を満たしたいだけかもしれない。


そして束の間のものに決まっている。


永遠のはずがない。


この人を愛してもいいんだろうか」



あははは

今日はなるべく頭を使わないで生きてみない?

きっと気持ちいいよ。



子供のころ、遊ぶのが大好きだった。

外を駆け回り、見るものが輝いていて、日が暮れるのも忘れて夢中になって遊んだっけ。


近所にキヨシ君って子がいた。

彼の家の玄関に立って、いつも大声で叫んだ。


「キーヨシくん、あ・そ・ぼ!!」


そしたら家の中から声がした。


「うん!」



そして遊んで、喧嘩して、泣いて、怒って、帰って、そしてまたすぐに、キヨシくんの家の前で叫んだ。


「さっきのケンカ、ごめんね~!!」


そしたら家の中から声がした。


「うん!」



あのころの自分にあって、大人になったいま、失くしたものがあるとしたらそれは何だろう。


・・・・・・・・・



5月6日、原宿ライブに遊びにおいでね。

僕は大したミュージシャンじゃないけれど、遊び心だけは一流だから(笑)

飲んだくれオヤジは、子供と紙一重で、話はまかしとけ、面白いよ~、きっと。


話は一言も逃さず聴いてほしい。

何か人生に役に立つヒントもあるはずだ。


そして歌が始まったら、トイレにでも行ったらいいよ(^^)


待ってるから、一緒に遊ぼうね。


ネット予約は今日の10:00から。

電話予約は今日の15:00からです。


ちなみにバンドメンバーは前回と同じ5人。

若い子ばかり揃えました(笑)

みんなオイちゃんを慕ってくれるから可愛いんだこれが。


前回と同じ店で、その時の模様がコチラ。


まるで今日の記事の内容みたいな歌だね。


「Love so easy!」


https://www.youtube.com/watch?v=XSx60b-owws



予約はコチラから。





今日も最後にケロしてね


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Posted by Toshiro Abe at 09:47Comments(33)

2015年04月13日

な〜んだ、そうなのか。

応援してくれる人は、下の二つのタイトルをクリックしてください。

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端的に真実を伝えておきます。

たとえどのような評価や批判があろうと真実は変わりません。


あなたは現象を生み出している源です。

あなたの意識によって現象が認識され、この世に出現します。

あなたは意識そのものであり、それ以上でも以下でもありません。


現象の中には思考も含まれます。

宇宙理論も、神も、悪魔も、天使も、ハイヤーセルフも、目覚めも、悟りも、サイキックも、前世も、魂も、チャネリングも、霊言も、全部思考の産物です。


僕が語る言葉はもちろん、釈迦が残した言葉たちさえも、すべて思考の産物です。

ただ釈迦たち覚者の場合は、思考を使って、思考を超えた真理を指し示そうとします。

言葉は全て思考ですが、思考で受け取る相手には、唯一のコミュニケーション手段となるからです。

だから僕は何度も、すべては方便だと繰り返してきたのです。


言葉を持ち運んではいけません。

たとえ釈迦だろうと、その権威やイメージに惑わされてはいけません。

ましてや僕ごときに縛られるなど、もってのほかです。


釈迦の遺言は、私の言葉を信じろではなく、その反対で、私の言葉を鵜呑みにするのではなく、「自らを拠り所にせよ」というものです。

なぜなら、自らが現象の源泉だからです。


彼は自らを拠り所にするための修行法(四念処)を説いていますが、それが継承されて禅や止観瞑想として完成されていきます。

仏教用語を使うと難しく見えますが、真実の自己というものが、目覚めた純粋意識だという単純な真実を思い出すということにすぎません。

僕が極力仏教用語を使わずに法を説いてきたのは、難解さは同時に権威を想起させ、自らの真実を見えなくさせてしまうからです。


真理は拍子抜けするくらい単純です。


当たり前の言葉で今日の記事を締めくくりましょう。


あなたでOK!

それでいいのだ!



・・・・・・・


それさえわかれば、あとは自由に生きるだけです。

僕の場合は自由に遊ばせてもらっています。

5月6日に原宿でもう一度ライブします♫

なぜなら、また母が見たいというから(笑)


たぶん明日には予約が始まると思います。

体力を考えて夜の部のみとしました。

もちろん、飲んだくれライブです。

一緒にバカやってくれる人は遊びに来てください。



こっちで一緒に遊んでくれる人はお願いします。

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Posted by Toshiro Abe at 10:20Comments(49)

2015年04月12日

人生街道

ケロケロ

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昨日まで、大阪で瞑想の伝授をさせてもらっていました。

また沢山の素晴らしい人たちに出会えて、ありがたく思いました。


その中に、30年間にわたり僧堂にいたという禅僧がいました。

いまはご夫婦で山奥の庵に暮らしているそうです。

ゆっくりお話ししたわけではないですが、伝統の権威や形式に別れを告げて、真実の道を生きようという覚悟を感じました。

拙書「さとりの授業」から何かを感じ取ってくれたそうで、こうして本のおかげで生じる新しい縁を嬉しく思います。


禅はもとより形なき世界であり、禅宗という枠を超えて初めてホンモノの禅僧になるというのが僕の考えです。

お二人の生き方がとても爽やかに見えました。


一方で向老師のように伝統に身を置きながら、伝統を超えた活動に勤しむこともこれまた意義あることで、その安定感は一般の求道者達の灯火になると思います。

三千院門主の堀澤大僧正も同じで、みなの志が一つになることで、新しいウェーブを作っていける、そんな確信を持ち始めた今日この頃です。


そしてもうひとり、K君とも会うことができました。

ネットラジオで創価学会を特集した時に、感動的なメールをくれた学会3世の彼です。

伝統宗教も大変革を求められていますが、そのまえに新興宗教もその自らの矛盾を正し、組織のためではなく、真に人間一人ひとりのために存在しなければなりません。

この先は、嘘がますます通用しない時代になっていくと思います。


天変地異や経済の大混乱など、一寸先に何が待っているかわかりませんが、何が起きようと、いまここに在る真実の自己を見失わずに、共に人生街道を歩んでいきましょう。


人の目に縛られることなく、常識に囚われることなく、安全神話に惑わされることなく、あなたの人生を歩んでください。

たとえ社会的に負けの烙印を押されたとしても、楽勝です(^ ^)



ケロケロ(^∇^)


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Posted by Toshiro Abe at 08:45Comments(49)

2015年04月11日

開経偈

あなたを信じて、さりげなく配置しておきます。

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一昨日、浜松のホテルに泊まったのですが、朝、廊下に他のお客さんが読んだのであろう朝日新聞が片付けられていました。

ちょうど見えた箇所が、一面下段の書籍広告で、そこに

「死の秘密」

とあったので、同じような本を出している人がいるんだなと思って、よく見てみたら自分の本でした。

翻訳家の山川さんとの共著ですが、面白いことをたくさん書いているので本屋で見かけたら手にとってみてください。


さて今日も質問に答える形で書いてみます。



>阿部さんは「悟りたいと思うのも自我からのもの」と、おっしゃってますよね?

>全体の思いなのか自我の思いなのか見分けるポイントはありますか?


全体の境地から見れば、自我さえも全体から生じています。

したがって自我の思いは、そのまま全体の思いなのです。

このようなブログに興味を持つのは、あなたの中の全体意識がそろそろ元に戻りたいと言っているからです。


無上甚深 微妙法(むじょうじんじん  みみょうほう)

百千万劫 難遭遇(ひゃくせんまんごう  なんそうぐう)

我今見聞 得受持(がこんけんもん  とくじゅうじ)

願解如来 真実義(がんげにょらい  しんじつぎ)


「真理は、永遠とも言える長い時を経ても出会うことは難しい」

と言っているのですが、出会うのが難しいのは、その情報が秘密にされているからではなく、受け取る側にその準備ができていないからです。


そのようにして見れば、いまあなたが真理に関心を持ち始めたことが、どれほど貴重なことか、そしてここまで来るまでに、どれほどの苦難を経験してきたことか、そんな自分をまずは誉めてあげるのがいいと思います。


そしてあなたが目覚めた時、そのあまりの単純さに言葉を失うことでしょう。

さらにはこうも思うはずです。

「これは気づかないよなァ」


それくらい意表を突いた場所にあるので、よくも見つけたものだという変な感動もあります。


僕は断言します。

いまはまだ、自分の目覚めが途方もなく感じる人も、すでに直前までやってきていると。

そして、このことがどれくらい凄いことか!


ふ〜

今日はこれくらいにしておきます。



クリッケロ(^◇^)/

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Posted by Toshiro Abe at 09:29Comments(47)

2015年04月10日

The禅アカデミー、業務連絡です

緊急のお知らせなので、ここを使わせてもらいます。

12日のThe禅アカデミー、大阪サットサンの会場が変わりました。

緊急メールでもお知らせしますが、周囲に拡散お願いします。

サムティフェイム新大阪 9階

大阪府大阪市淀川区西中島6丁目5-3

06-6885-9000  


Posted by Toshiro Abe at 21:26Comments(0)