かんながら

どうですか、やってみての感想は。

いかに自分が無意識に自分や周りを非難していたかに気づいた人も多かったのではないでしょうか。


「あっまた非難している！」って、そんな自分を非難した人はいませんでしたか（笑）

気づかないだけで、自動的にやっていることも、まだまだたくさんあるのかもしれません。


もし一日そのことにトライして、いつもなら自分や周りを責めていた瞬間を、そうしないで済んだとしたら、ひとつだけ確かなことがあります。

その時、自分がみすみす不幸な気分になるのを救ったということです。


非難が不幸な心を作り出し、不幸な心が非難を作り出しているような気がします。

それは同時進行の悪循環です。




非難しないとはどういうことでしょう。


それは我慢することではありませんよね。

我慢したとしたら、それはすでに非難していることになります。


非難しないというのは、その現実に対する「解釈」や「態度」を変えることだと思います。



非難しているときは、いわゆる上から目線です。

「何が正しいかを私は知っている」

「何が正しいかを決めるのは私だ」

みたいなね。


こんな心の中の裁判官に力を与えないようにすることです。



これは難易度の高い、そして効果的な修行ですね。

日常生活の中にこそ、血となり肉となる生きた修行のチャンスがあると思います。


このことひとつとっても、不断の気づきをもたらしてくれる、やりがいのある修行です。



僕もまたやってみます。



今日もいい一日でありますように