2007年11月13日

母親に対する瞑想 2

母親に対する瞑想 2


それじゃ、昨日の続きです。


初めて読む人は、とりあえず昨日の内容から読んでみてください。


そこに書いてあるやり方で気持ちを落ち着けて、気持ちの準備をします。


同じワークをするのでも、散らかった気持ちでするのと、落ち着いた気持ちでするのとでは、まったく体験が変わってくるので、心を静めることが大切です。



まずは今日の内容を何度も読んで概要をつかみ、瞑想で順を追って描いてみるのがいいでしょう。


そこまでの時間がない人は、次の文章を数行ずつ読みながら、あなたのイマジネーションを働かせて、その場その場で必要なこと思い描いてみてください。




それでは始めましょう。






さて今日は、母親の人生をより深く感じてみることにします。

母親にも一人の人間としての人生があったという当たり前のことに、あえて時間を使ってみるのです。



あなたの母親にも子供の頃があったし、両親がいました。

ちょっと想像してみます。

生まれたばかりの頃、どんな赤ちゃんだったのか。

母親が赤ん坊の頃の姿、思い描くことはできますか。



やがてカタコトの言葉を覚え、ヨチヨチ歩きをはじめます。

少しずつ成長して、外に出て遊ぶようになり、花を摘んだり、ママゴトをしたり、その時代の遊びはどんなだったでしょう。



そして小学校に上がります。

小学生だった頃の母親、どんな少女だったか想像できますか。


どんな髪形をしていたんでしょうか。

おとなしい子だったんでしょうか、それともお転婆だったんでしょうか。


学校でもいろんなことがあったはずです。

友達と喧嘩をしたり、先生に怒られたり、いじめられたこともあったかもしれない。


いろんな経験をして成長していきました。



やがて中学に上がり、思春期を迎え、様々な複雑な気持ちを抱えていたかもしれません。

少女から大人に変わるデリケートな時期です。

悩んだり、恋をしたり、いろんな経験があったことでしょう。




そして母親の青春時代。

どんなことが好きだったんでしょうか。

読書をしたり、スポーツに熱中したり、何かその時代の流行があったのかもしれません。



そのころどんな夢を持っていたのでしょう。

将来何になりたい、どんな人生を歩みたいと願っていたのでしょうか。



そんなあるとき、一人の男性と出会いました。

あなたの父親です。


最初にその人と会ったとき、何を感じたのでしょうか。

そして付き合いが始まり、いつしか結婚を意識します。


どんな気持ちだったんでしょう。

「よし、この人とならやっていける」

そんな気持ちだったかもしれません。



やがて結婚生活が始まります。

どんな生活だった知っていますか。


うまくいくことばかりだったんでしょうか。

それとも大変なことや辛いことがあったんでしょうか。


・ ・・・・・・・・・


この続きはまた明日にしましょう。


ここまでのところうまく描けた?

こういうことってあまり考えたことないよね。



親を親としてではなく、ひとりの人間として捉えることは、とても大切なことです。


明日は、あなたが生まれ、あなたが育っていく過程を、母親の視点から眺めて見ます。




それではまた明日






今夜も「いまここ塾」です。

また様々な観点からお話させてもらいます。



Posted by Toshiro Abe at 08:03│Comments(1)
この記事へのコメント
私が。。。病を患ってから母との距離はグット縮まり。。。私の世話をしてくれている母には。。。感謝しても。。。足りないくらいの気持ちを持ってますが。。。母が赤ちゃんの頃。。。幼児の頃。。。少女の頃。。。ぜんぜん考えた事無かった。°・(>_<)・°。明日のメッセージが待ち遠しいです。
Posted by トトロboo at 2007年11月13日 14:05
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