2022年08月17日

正しい歴史観

前回書いた「人は昨日起きたことも把握できていない」ということの追記です。


例えばどこかで殺人事件があったとしましょう。

そのことの多くは報道で知りますが、報道は何故それが起きたかについて大雑把な断面しか伝えません。

たとえば金銭目的だったとか、積年の恨みが溜まっていたとか、犯人の性格が異常だったとか、そんな感じです。

そして犯人の生い立ちや、知人の証言なんかをワイドショーが紹介したりします。

同じくそれも大雑把な情報でしかありません。

犯人の知人の証言で、どれだけその人物が理解できるのか。

そもそも人は、自分の事さえ分からないのに、どうして「こういう人だ」と言い切れるのか。


犯行に至った動機や経緯についても同様です。

何故そうしたかを言葉にしたとしても、それですべてを説明できるわけではありません。


犯罪という特殊な例を出しましたが、我々の周囲で起きていることへの事実認識も、みんなこの程度のことです。

本当は誰一人、何も分かっていません。

だってすべての出来事には、固定して判断できることなど一つもないのだから。

人間の言動を、論理的に説明することなどできないのです。

厳密に言えば、やっているのは本人ではなく、起きていることだから。



正しい歴史観



何もかもすべては思い込みであり、その思い込みが夢の現実の素材になっています。

誰か他の人の事ではないですよ。

僕も含めてすべての人に言えることです。


だから思考(ストーリー)を信じるなと言うのです。

そんなことより瞑想してマインドを鎮め、純粋な存在にダイレクトに繋がること。

奇跡のコース的に言えば、ホーリースピリットと共にあることです。



そのようにして見ていくと、あらゆる歴史認識も、それを信じた人のものであり、すべて偏った一断面に過ぎません。

裏ブログに綴った戦争についての記述も、今日伝えたように阿部の認識に過ぎません。


でも教育や報道によって偏ってしまった歴史観を、真ん中に戻す効果はあるかもしれません。

究極の真実から見ればどうでもいいことですが、社会という夢を生きる上では必要なことだと思います。



裏ブログのアドレス情報をありがとう。

おかげで何年かぶりに記事を読むことができました。

きっと情熱をもって書いたのでしょう。

15年前の記事ですが、文章がイキイキしていると思いました。


ちなみに裏ブログにある記事はこれです。

正しい歴史観



時間があるときにでも読んでみて下さい。











Posted by Toshiro Abe at 08:00│Comments(13)
この記事へのコメント
>だから思考(ストーリー)を信じるなと言うのです。

そんなことより瞑想してマインドを鎮め、純粋な存在にダイレクトに繋がること。

奇跡のコース的に言えば、ホーリースピリットと共にあることです。

おはようございます。
北海道は雨も上がりすがすがしい朝に。
お盆はほぼ静かでしたが―一部身内ストーリーに巻き込まれました。
マインドを鎮めたいと思います。
聖霊さまとともにあること!大事なのはそのことなのですね。

外のストーリーに巻き込まれてしまうと・・
ついついツボを買ったり、家財の一切を寄付してしまったり
ということになってしまうのかもしれません。
これから休み明けのパートに行きますが
どうか、社会のマインドさんに巻き込まれませんように。

うちなる聖霊さまのお守りをお願いしたいです。
Posted by さつき姫 at 2022年08月17日 08:09
部分的な情報に執着して振り回されると↑
不安定になり苦しみます→(>_<)←

情報は生じて滅する無常の現象であり、実体がなく、不安定です。

頭から胸の中心にある光に向かいながら↓
全体的な宇宙空間に広がると←・→
安定して安らぎます←(*´▽`*)→

胸の中心に集中しながら
宇宙全体に広がっている光である自分は常住であり、実体があり、安定しています。

永遠に存在している自分自身を実感して安らぐことが真の幸せです◎
Posted by 大空(おおぞら)大空(おおぞら) at 2022年08月17日 09:28
正しい歴史観読ませていただきました

私は学校で習ったことは
日本は戦争で負けた
原爆を落とされた
そのぐらいのことしか
教わっていません

大東亜戦争という言葉さえ
教えられていません

戦争は自然発生的に起きる事なと
絶対にないと

どこの誰かがお金目的?のために
はじめた

沢山の命が戦争という名目の為に亡くなり
戦争なら何をしても許される

そんな事ありえない

もし日本が戦争に勝っていたら
どうなっていたのか

どうして戦争が始まっていったのか
学校では何一つ教えてくれなかった

日本をどうしても植民地にしたかった

原爆の実験台に使われた

尊い命を奪われた


今蝉が一生懸命鳴いている声が聞こえる

今日も命にありがとう

阿部さんいつもありがとうございます
Posted by ありがとう at 2022年08月17日 09:54
追伸

阿部さま

水色の字の部分が読めなくて^^;
どうしてもしっかりと読みたいので
もし濃く出来るなら

宜しくお願い致しますm(_ _)m
Posted by ありがとう at 2022年08月17日 09:59
昨日コメント欄で戦争に関する阿部さんの過去記事

「 無心と宇宙空間

~ 前略 ~

そうだとすると、このまま科学文明が進んで、誰もが気軽に宇宙旅行を体験できるようになれば、宇宙意識という悟りの世界を体感する人が飛躍的に増えます。

まずは世界の国々の元首を宇宙に連れだせば、もう戦争は起きないかもしれませんね。

https://orionza.ti-da.net/e2162423.html  」

を紹介しました。

すると夕方にこんなネット記事が出ました。

「前澤友作氏、侵攻続けるプーチン大統領に提言「宇宙に行ったほうがいい」「僕がお金出してもいいから」
8/16(火) 16:24配信

実業家の堀江貴文氏(49)が16日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。
衣料品通販大手「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏(46)がゲスト出演し、ウクライナに侵攻を続けるロシアのプーチン大統領に“提言”する場面があった。

前澤氏は、昨年12月8日に打ち上げられたロシアのソユーズ宇宙船「MS-20」に搭乗し、ISSに12日間滞在した。
ロシア繋がりということで、堀江氏から「どうやったらプーチンは止まるんですか?」と問われると、
前澤氏は「宇宙に行ったらいいと思いますよ」と即答。

「世界平和」を夢に掲げる前澤氏は、宇宙から地球を見たときに「地球にいる以上に綺麗に見えたし、尊く感じました」と大きな感動を得たという。
「僕がお金出してもいいから、行って欲しいと思います。
クラファンかなんか立ち上げていただければ、出しますよ」と“提言”していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b6496c352c60153e91ddf4a3ad56ff987f767af 」

「その唐揚げよこせ!」という個人間の小さなケンカも
「その領土をよこせ!」という国家間の大きなケンカも
執着による苦しみから生じます。

執着から解放されるほど、苦しみから解放されます。

自分に安らぐほど、苦しみから解放されます。

自分の安らぎを周りに広げていくのが真の平和活動です◎
Posted by 大空(おおぞら)大空(おおぞら) at 2022年08月17日 10:25
いつもありがとうございます。私も昔自分なりに資料を読み漁り、同じ歴史観に至りました。でも、それを大声で言い出せるような雰囲気ではまだありませんね。戦後教育の洗脳はきついですね。
最近のコロナについても、同じような雰囲気を感じています。政府を信じ、マスメディアの情報を鵜呑みにし、それとは違う意見を封殺する。ただ、昔と違うのは、これだけネットが発達しているので、自分で情報を得ることができること(そのネットの情報も検閲されてますが)。
もっと一人一人が自分で情報を得て、考えないと、日本はいつまでもコントロールされたままですね。
それも、かんながら、でしょうか。
あー、瞑想しよ。
Posted by Nov at 2022年08月17日 10:46
お二人の、禅のこころを伝えていこうと決心された背景を知るような想いです。。

お二人とは、阿部さんと向さん。禅のこころとは、禅の真髄、禅が伝えようとしていること。
Posted by スズメ at 2022年08月17日 11:40
ヨーガ的な観点からすると、人間の頭の中で起きていることを心理作用と表現するならば、出来事に対する評価や反応、判断などの心理作用は、“印象”に左右される、ということが、挙げられます。

一つの情報に対する人の反応は、様々ですが、ヨーガにおいては、人間の心理作用は、その人のサンスカーラ(過去の残存印象)によって、決まっていると、されています。

サンスカーラ(過去の残存印象)とは、聞き慣れない言葉ですが、インド周辺地域で発展した宗教や哲学では、魂は、この肉体とは別の存在で、過去も未来もあると言うような“輪廻(サンサーラ)”の考え方が中心にあるため、人間の心の領域には、本人が自覚できない潜在意識の領域があり、この潜在意識の領域を構成している要素は、過去の記憶として長年に渡り蓄積された残存印象(サンスカーラ)である、としています。

この理論によると、私たちに起こる感情などの心理的反応は、このサンスカーラが要因となって、自動反応的に起きていることになります。

特に受けた印象が強かった出来事は、記憶を構成するサンスカーラに深い溝(傷)を残しますので、時間が経っても、この溝(傷)は、消えることなく残り、その後の心理作用に、潜在的に影響を与えます。

このサンスカーラ(過去の残存印象)は、人によって異なるため、この世のあらゆる情報に対する人々の反応は、人それぞれ異なることになります。

インド発の宗教や哲学の究極的な目標は、魂が繰り返す(とされている)生と死という輪廻からの離脱であることは、一神教が説く天国を頂点とした魂の救済とは、大きく異なりますが、どちらに惹かれるか?についても、本人が選択しているようで、サンスカーラ(過去の残存印象)による判断が影響している可能性があります。
特に、何故、自分がそれに惹かれるのか?嫌うのか?確たる理由が見当たらない場合などは、過去の体験において受けた印象(感情を伴ったもの)が、判断基準になっていることが、考えられます。

このような心理作用から言えることは、人間の個人的な考えや意見には、中間的な立場、どちらにも偏らない視点はない、と言うことになります。

この世は、“あるがままにあるだけ”ですが、この世を認識する人間の心理作用がフィルターの役目を果たすため、フィルターを通して得た印象が加味されて、“あるがまま”に、意味や価値や善悪、好き嫌い、などの判断が付随した印象が形成され、記憶としてサンスカーラに蓄積されていきます。

私たち人間には、個人的なサンスカーラもありますが、人類としての集団的なサンスカーラもあるように感じています。

集団的なサンスカーラは、人間の集合意識として働くため、潜在的には、人間同士は、同胞であり、隣人である、という理解を共有することは可能ですが、表面的な違いにばかり目が行くと、分裂や対立が生まれてしまいます。

人間社会に、危機的な状況を生み出すのは、分裂や対立です。

地球そのものは、“あるがまま”であり、宇宙も“あるがまま”です。

エゴ(マインド)だけが、別の世界を見ています。
個人が体験している世界は、サンスカーラに色別された世界であり、その数は、人間の数だけある、と言えます。

瞑想している時間は、この個人の世界から色を抜き、あるがままの世界に回帰する時間と言えます。
瞑想によってもたらされる心の状態は、サンスカーラからの影響を弱めてくれることでしょう。
深い瞑想状態になると、意識はサンスカーラの中に入っていくことが、可能となります。
表面の波が無くなると、湖の底まで見通せるようになるのと同じく、顕在意識が弱まれば、サンスカーラ(過去の残存印象)にアクセスし、溝(傷)を見つけ、癒やすことも、可能となります。

個人のサンスカーラは、起きた印象の集まりですので。変えることは可能なのです。

瞑想は、その点においても、有効な方法と言えます。
Posted by マインドとサンスカーラ from M-online at 2022年08月17日 14:21
智子さんに尊敬の念が湧いて止まりません(^^)
Posted by ありがたい女神 at 2022年08月17日 15:12
こんにちは。
情報戦を仕掛ける人たちが居るとすれば右左に分かれてわーわー争ってくれてるのはそれこそ思うツボというか一番美味しい状況だと思うので、歴史を見る時には対立の土俵には乗らずに阿部さんが言う真ん中の立ち位置を意識したいと思います。
お釈迦様もどっちかに偏ったらいけないよって言われてますもんね。
学生時代は理数系はのび太くんみたいな点数でしたけど(笑)歴史関係は一目置かれるような点が取れていたのでそのまま歴史好きになりました。
Posted by とっと at 2022年08月17日 17:25
仰る通りだと、自分も思います。
でも、そんな自分も、あーだこーだと不平不満が起こってきます。
そして、それすらも、

>誰か他の人の事ではないですよ。
>僕も含めてすべての人に言えることです。

に違いないと、勝手に思っています。

皆、自分勝手な思い込みにハマってるだけで、
しかも『その思い込み』すら、『自分が起こそうとして起こした』訳ではない。
『気が付いたら』『起きていた』、そうとしか言えないだろうと、
勝手に思ってます。
はい、正に、この↑『勝手さ』のことを言っています。

皆、誰だって、そういうものと思えれば、
あーだこーだと不平不満が爆発しながらも、
『同時に』相手への思いやりにも気付けるのではないでしょうか?
自分は、できるだけ、そういう状態に在り続けるように、心がけています・・・・・
Posted by ただの「自分」 at 2022年08月17日 18:33
阿部さん、今晩は。思考は、信じるな!に、救われてます。私ではない。そして、深刻な顔するなよと、自分に言ってみます。今これ。ありがとうございます。
Posted by さしすせそ。 at 2022年08月17日 22:10
大東亜戦争は日本が勝った

ハート出版

イギリス人ジャーナリスト

ヘンリー・スコット・ストークスさんが

本に書いてあります

本当に日本の為に亡くなっていった兵隊さんに
敬意を表します
Posted by 358 at 2022年08月17日 22:19
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