かんながら

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「あなたは存在していない」という言葉はそのまま、

「あなたしか存在していない」ということでもあります。


前者の「あなた」は、分離した個人のあなた。


後者の「あなた」は、全体のあなたです。



早い話が、あなたは全体そのものの現れだということ。


そのように言うと、何が何だか分からなくなる人もいます。


もし自分が全体だとしたら、この肉体はいったい何だろう。


私という独自の人生はいったい何だろう。


なんだって？

この私や、私の人生は夢だというのか。


そうか、

幻想だったのか、

すべては幻想なのだ！


そんなふうに自分に言い聞かせ始めるかもしれません。



確かに幻想なのですが、その幻想はこうして存在しています。

それらを否定したり、ないがしろにしたりするのも誤った態度です。


なぜなら、全体とは幻想のあなたさえも含んでいるからです。



全体を感得すると、山も谷も川も丘も、すべては一つに繋がっていることが分かります。

しかし同時に、山は山であり、川は川だということも認識しています。


私やあなたと呼べるような、単独の存在などないことも分かっています。

でも同時に、私は私であり、あなたはあなただということも認識していて、そこに関係性を持つこともできます。



非二元（全体・ワンネス）は究極の真実であり、苦悩の終焉であり、愛の誕生です。

したがって、このレベルの真実を理解することは大切なことですが、だからと言って二元の世界を否定しようとするのも、片方だけを採用しようとする二元的な考えに過ぎません。


全体は両方含んでいるのです。

だって全体なのだから。






アセンションという言葉は、マヤ歴を独自解釈した終末思想によって歪められてしまいました。

今日のタイトルを見て、いまさらアセンションかと感じた人もいたかもしれませんね。


いったんブームになってしまうと、とんでもない話までもが巷にあふれ、ブームが終わると全てを否定してしまう。

しかし、アセンションはいまも進行中の事実です。



アセンションとは、高次の自分への移行と考えられています。

肉体を持った三次元から、肉体を超えた五次元への移行と言う人もいます。


確かに肉体を超えた本来の自分（全体としての自分）に気づくことではありますが、だからと言って、すぐに肉体が消滅するということではありません。


まず我々が向かう段階は、全体としての自分を知りながら、肉体を持った個的存在として生きるということです。


いまは肉体と同化した自我（エゴ）が、様々な形で他者と折り合いをつけたり、葛藤したり、争ったりしているわけですが、そこに共に同じ全体の現れだという共通認識が生まれるだけで、高次の文明は一気に花開いていきます。


そんな気づきが世界を主導し始めた時初めて、世界平和という理想が実現するのであって、自我同士の折り合いによって達成できるものではありません。


したがって、世界を変えようと運動する人は、まずは自分自身の本当の存在を見抜くことから始めなければいけません。

じれったく感じるかもしれませんが、そうやって一人一人が目覚めていくことでしかないのです。


ここに集まる多くの人は、そのような直感に突き動かされ始めている人でしょう。



見えない世界のことはスピリチュアルという言葉で括られてしまい、そこには一部の宗教も含め、単なるイマジネーションに過ぎない説も氾濫しているので、注意深く情報を選択していくことが必要です。


さらには非二元のように、たとえそれが真実だとしても、そのことを正しく理解していく慎重さも必要になります。


脇道が多い細い道ですが、共に歩んでいけたらと思っています。




最後まで読んでくれてありがとう。

多くの人に届きますように、






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四月の東京、ハートチャクラマントラの伝授は４月２１日です。

瞑想は最初の一歩になると考えています。

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