かんながら

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何を書こうか。

沢山ありすぎて一つも出てこない。


昨日の夜に相談コメントが載っていたようだ。

相談者の心が作り出す様々な問題に呼びかけてみようか。


「ま、お茶でもいかが？」



ある時、誰かが何かを言い、心に刺さったその一言を持ち歩き、そこから頭の中で物語が始まっていく。

ある時、ふといまの現状を考え、このままでいいわけがないと思い、またそこから物語が展開していく。


誰かの言葉も、自分の思考も、すべてはその一瞬に起きて消滅したことだが、物語は延々と続いていく。


そしてその物語が苦悩となっていく。



物語を持たない生き方。

それがいまを生きるということ。


どんな物事にも、無数の解釈があるというのに、たったひとつの印象を持ち運ぶ。

本当は何もかもが思い込みなのに、人は自分の記憶を現実と呼ぶ。


そしてその現実を変えなければ幸せになれないと信じている。


この世はそんな人達であふれていて、まるでいま以外の場所に、もっと素晴らしい時があるかのように、前に前に進んでいる気でいる。


どこに行こうというのか。


その歩みは物語の中だけにあって、実際には何処へも行くことはできない。



いつだって、いまがあるだけだから。




そんな人達へのアドバイス。



「お茶でもどうだい？」





このようなアプローチに対して、自分の問題を軽く見られていると感じる人もいるかもしれない。


深刻マインドは、生真面目に考えることで己の問題を解決できると信じているようだ。


でも断言するが、そのマインドが問題を無くすことなど絶対にできない。

なぜなら、マインドこそが問題製造機なのだから。




いまも目の前には、まったく新しいいまが広がっている。


頭の中の問題を持ち運びながら物語を生きるか。


それとも潔く、物語そのものを放り出すか。



どっちだっていいけれど、どっちだっていいのならどちらを選ぶだろう。

その自由は１００％あなたに与えられている。




瞑想が苦手な人は、あきらめないで実践してほしい。


瞑想はこの世を生きるための必須習慣だから。



理屈じゃなくて身体で知ること。


エラそうな言い方だけど、その時、僕が何を言っているのか分かると思う。






ついさっき帰国しました。


東京の街を彩る桜の花を見ながら、「ああ、春なんだな」って。



今日もいい日でありますように。






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