2016年12月24日

今はまだ人生を語らず

誰の人生にも、影響を受けた人っているよね。

僕にもいる。

昨夜その人がテレビに出ていたから、今日は思い出話をしたくなった。


一番多感だった16歳のころ、この世の何もかもが嫌になっていた。

学生寮の仲間は全員秀才たちで、みんな真面目なんだけど、どうもそりが合わない。

教官たちも職業で勉強を教えるだけで人間的な交流が持てない。

入学一年目にしてすでに半グレ状態で、ルールを破ることでしか自己主張ができなかった。


なんとか3年間通ったけれど、どうやってここから脱出するかばかりを考えていた。


そんなある日、ラジオから流れてきた歌。



これこそはと信じられるものが、この世にあるだろうか・・・



吉田拓郎の「イメージの詩」だった。


その瞬間、生き方が決まった。

ギターをかき鳴らして、自分の主義主張をぶつける。

これだと思った。



すぐに退学届けを出し、ギター片手に上京した。

拓郎と同じレコード会社でデビューするために。


ところがどっこい、そうは問屋が卸さない。

だって、肝心の才能がないんだから。


そのことは自分が一番分かっていたけれど、もう後には引き返せない。



バイトにつぐバイト。

夜のバイトでは、見なくていい世界までも垣間見た。

社会の底辺を這いずるようにして、空いた時間に見よう見まねで歌を作り、と言うよりほとんどパクリで歌を作って、アマチュアコンテストに出まくった。

そのうち、少しずつオリジナリティが出てきて、歌を作ることが好きになっていった。


たぶん天が味方したのだろう。

やっと進んだ全国大会で、「レコード出さないか?」と声をかけてくれたのが、吉田拓郎のレコード会社のディレクターだった。

もちろん断る手はない。


ところがすぐにレコードデビューする約束だったのに、個性がないとか言われて、デビューはお預け。

しかも拓郎は他のレコード会社に移籍した後で、会うこともできなかった。


石にかじりつくようにして粘っていたら、グループでならということになって、そのディレクターが企画したグループの一員としてデビューした。


拓郎はあいかわらず雲の上の人。

「結婚しようよ」の大ヒットで、雲の上どころか宇宙の彼方に飛んでいってしまった。



そんなある日、拓郎の深夜放送で、僕の歌をかけてくれることになった。

番組が始まる前からその情報が耳に入っていたから、その日はラジオにかじりついて聞いていた。

そしたら拓郎が


「ものすごく斬新なメロディだ」


と言ってくれて、なんと2週連続でかけてくれた。

これが僕の青春の勲章だ。

その後、多少のスポットライトも浴びることになるのだが、このエピソードがいまでも最高の思い出になっているのだから、よほど拓郎に憧れていたのだろう。

ちなみにこの曲が、なぜか沖縄でだけ大ヒットして、それがいまの暮らしに繋がっている。


今はまだ人生を語らず

さて、

拓郎の代表曲で、本人が一番好きだと言う

「今はまだ人生を語らず」

という曲があるが、昨日アナウンサーが、「いまでもまだ人生を語れないか」と聞くと


「いまは語れる」

と言っていた。

歌詞の意味は、まだ越えていくものがあるから、まだ人生を語れないというものだが、もしかしたらいまは、越えても越えてもどこにも行き着かない事が分かったという事かもしれない。


そして「歳を取るのは嫌なことばかりだ」とも言っていた。

彼の人生にもいろいろ紆余曲折があったけれど、それでも華やかな人生だったことに違いはなく、身体が老いていくことが無念なんだろうと感じた。


僕などは大した人生じゃなかったから、身体の老いは感じるものの、いまが一番楽ちんだ。

もう一度若いころに戻りたいなんて思えない。

そして、死という最大の冒険が待っていることに、どこかワクワクした感もある。


もしかしたら人生はみんな、どっこいどっこいじゃないかと思う。

良いことが多ければそれを失うのが残念だし、苦労が続けば、何気ない贈り物が人一倍嬉しかったりする。

刑務所の中では、クリスマスのショートケーキが飛び切り美味いという話を聞いたことがあるが、そういうことだと思う。



今日はストーリーを語ってみたけれど、このストーリーはマインドの中だけにあって、本当は誰もが「いま」の中にしかいないことも知っている。

だから余計に楽ちんなのだろう。


「今はまだ人生を語らず」

僕はすでに語っている。

人生は思い込みを連ねた独りよがりの物語だと。


でもそんな物語に浸って、ノスタルジーを味わうのもまんざら悪くない。




今日は書いていて楽しかった。

半分隠居の昔話に付き合ってくれてありがとう。





ついでと言っては何ですが、今日もポチっとしてくれたら有難いです。


今はまだ人生を語らず   




Posted by Toshiro Abe at 09:20│Comments(39)
この記事へのコメント
僕の人生で一番大きな影響を与えてくれたのは、阿部さんです

今、一番大変な時期なのに、心は今が一番楽ちんです

これも毎日の瞑想のお蔭です

いつもありがとうございます   ^ ^
Posted by 洲鎌直喜 at 2016年12月24日 09:46
阿部さんの、そのヒットした曲が知りたいです。
Posted by nico at 2016年12月24日 10:14
とても楽しいブログでした〜〜☆

ありがとうございました〜〜☆

メリークリスマス!(((o(*゚▽゚*)o)))
Posted by jam at 2016年12月24日 10:14
昨晩、吉田拓郎さんの特集番組を見ながら

「確か阿部さんは加山雄三さんに影響を受けて歌とギターを始めて

吉田拓郎さんの影響を受けてシンガーソングライターになったんだよな。

阿部さん、この番組観ているだろうか?」

と思いました。

阿部さんもこの番組を見ていたんですね^^♪

拓郎さんはボブ・ディランに強い影響を受けているということでした。


拓郎さんに憧れて

敏郎さんが本格的に音楽の道に入り

苦しみを体験し見性体験し

本格的に真理の道に入ることになった。


独身主義者だった敏郎さんが

智子さんに出会い

「結婚しようよ」

と結婚生活に入ることになった。


想定内のことが起こるのも人生

想定外のことが起こるのも人生


人生の流れは面白いです♪
Posted by 大空(おおぞら)大空(おおぞら) at 2016年12月24日 10:15
ああ、阿部さんが語ってくれていて良かった。
それと同じように、誰かが なにかを語ってくれていて良かった。
そう思うことは たくさん あります。


思い込みを外してみれば、 本当に人生ってなんだろう (笑)
幸・不幸ってなんだろう
成功・不成功ってなんだろう


いろいろ、起きてることが あるだけなんだなあと思えてきますね。
Posted by 薄茶色 at 2016年12月24日 10:22
阿部さんおはようございます。
今日も良いブログでしたよ。

・・・ちなみに「斬新なメロディ」と言われた曲は、なんという曲ですか??
Posted by ハンネ忘れ at 2016年12月24日 10:31
今日の記事、とても好きです。
ほっこりしました。
Posted by まりこ at 2016年12月24日 10:38
もう何年も前ですが、阿部さんの書籍でご自身が「拓郎ファン」だったことを知ったことがきっかけで一気に阿部さんに引寄せられました。

今ではブログは勿論のこと禅アカデミー、阿雲の呼吸、わかりかけのRadio、ノンヂュアルティリトリートから最近では沖縄瞑想リトリート迄、阿部さんの発信してくださる世界の中にすっぽりつかり安らかに楽しく生きています(^^)

拓郎さんの次に阿部さんが好き(笑)
Blowin’InTheWind 阿部さんバージョンを是非聞いてみたいです。
Posted by mary at 2016年12月24日 10:40
阿部さん。こんにちは。拓郎さん出てましたね。若い印象でした。僕は、まだ
人生を語れませんねー。甘っちょろい感ありますからねー。人生かー。、少し語れる感じになってきたかなー。ちなみに影響を受けた人の一人は阿部さんです。これホントです。誠にありがとうございます。
Posted by 永井新吾 at 2016年12月24日 10:40
阿部さん。それにしてもお若いとはいえ、すごい行動力ですね。尊敬します。
Posted by 永井新吾 at 2016年12月24日 10:43
あべさん おはようございます~

小学校の頃から大好きで 拓郎と 本気で結婚したいと思っていました(笑)
あの字余りな歌い方が大好きですし、歌詞も染みるな~と感動してました。

でも 私の人生を大きく導いてくれたのは 拓郎よりも阿部さん!
同じ時代に生きていてくださってありがとうございます(*^-^*)
Posted by みーちゃ at 2016年12月24日 10:47
数年前、阿部さんの書籍でご自身が「拓郎ファン」だったことを知り一気に阿部さんに引寄せられました(^^)

今ではブログは勿論、阿雲の呼吸、いまここ塾、禅アカ、ノンディアルティのリトリート、最近では11月の沖縄瞑想リトリート迄阿部さんの発信して下さる世界にすっぽりつかり安らかに楽しく生きています
拓郎さんの次に阿部さんが好き(笑)

機会があればBlowin' InTheWind阿部さんバージョンをお聞きしたいです
Posted by mary at 2016年12月24日 10:52
今日の記事を読んで、
あれ?阿部さんって、干支はイノシシなのかしらん?
という、くだらないジョークが浮かびました(笑)
拓郎さんに憧れて、高校を辞め、直ぐに上京し、才能云々は関係なく、
その時やりたいことに、全エネルギーを注ぐ。。

まさに、猪突猛進!(笑)

しかし、その精神が、突破口を見い出し、新しい道を切り開いていくのですね。

面白いお話を、ありがとうございました(^o^)
Posted by 人生いろいろ***** at 2016年12月24日 11:12
いつもありがとうございます。
素敵な話をありがとうございます。
今日も善き一日になりますように。
Posted by ほったん at 2016年12月24日 11:24
「心の傷」。。当時は聞かない日がないくらい、毎日のようにながれてた。
つきあっていた彼がレコードをプレゼントしてくれて私も好きになってアルバムを買いました。
阿部さんのせつない声と魔法みたいなメロディが大好きだったけど私は今の阿部さんがもっと好きです。
才能がないと言いますが阿部さんは天才だと思う。お世辞じゃなく本当です。
また新曲聞かせて下さい。
Posted by ゆんたくタイム at 2016年12月24日 11:24
忘れられない人はいますね。
18歳のころに出会った一個上の女の子です。
明るく活発でキラキラしてて仕事においてはパワフルすぎる。
その人の弾むような歩き方を見て意識が変わった気がします。
まったく対極のダメ人間の自分にすごく優しくて、今から思うとほっとけない存在だったんだろうなと。
ベリーショートの丸顔でにっこり笑う顔が慈愛に満ちていて、こういう人を菩薩とゆうのかそれとも天才とゆうのかなどと。
自分に影響を与えているとゆうよりか自分の中に住んでる気がするとも。
もう会うこともないだろうけど、死ぬまでにできるだけ近つきたいと思う。
Posted by milkyway at 2016年12月24日 11:31
阿部さん、こんにちは。
クリスマスイブ、私の住む場所はさっきから雪です。

こないだの阿雲、黒斎さんはそもそも初めてだから、「うーんなるほど、こういう感じの人かぁ~」って思いましたけど
阿部さんは3度目だから、二回目(去年の5月の仙台。)のときとくらべて
『あー、阿部さんも一年半ぶん、歳をとるんだなぁー』と思い、ちょっとうれしかったです。
Posted by 南部鉄瓶 at 2016年12月24日 11:50
いいお話ありがとうございました。
誰の人生も遍く平等で尊いものですね。
今日も長い夢の続きを見ています。
Posted by 通りすがり at 2016年12月24日 11:52
全く本題と関係ないですが、ギターとか作曲の練習ってどれくらいやってたか気になります。

自分もギターも作曲もしますが全然上達しない…。
Posted by ジャム at 2016年12月24日 12:13
こんにちは
長い間コメントしてませんでしたが、今日は書いてみたくなりました。
ボブディランさんも吉田卓郎さんも好きではありません。
でも、阿部敏郎(なぜか呼び捨て)は好きです。
歌声はめちゃ優しい。
男性歌手であんな優しい声で歌う人を他に知りません。
涙ぐむような優しい歌声です。
歌手デビューをお勧めします。
ほんとうに・・・
Posted by huki at 2016年12月24日 12:22
一瞬、「今日もポチっとしてくれたら有難いです。」が
「今日もボーッとしてくれたら...」に見えてウケました〜(笑

ぜんぶ、ぜんぶ、ぜ〜んぶ幻想で
ほんとうは何も起きていないなんてスゴーイ!!
ほんと信じられな〜い!(≧▽≦)笑笑笑
Posted by プリン at 2016年12月24日 12:36
おすすめのんびり映画

トスカーナの休日


ハートに

抵抗して生きるのも神のシナリオ?どおり

自然(気づき)の
自然のながれに気づいて
それにまかせるようになるのも神のシナリオ?どおり

すべてパーフェクトの人生
Posted by なう at 2016年12月24日 14:33
「人生はみんな、どっこいどっこいなんじゃないかと思う」
‥って、そうですね。僕も数ヶ月前に同じことを思っていました。
ま、結局は夢。結局は色即是空ですからね。
って、阿部さんから学んだことですけど。(^_^;)

さーて、一人クリスマスを楽しみますか。(^_^)
Posted by とん at 2016年12月24日 15:41
ありがとうございます。

人生どっこいどっこいですね。

わたしはちょうど平均年齢の半分を越えたぐらいですから、

これから流れに任せて、楽しみです。

穏やかにやっていこうと思います。
Posted by PONONANDA at 2016年12月24日 16:53
年を取るのは、嫌なことばかり。。

人生最後の時に頭に浮かぶ感想が、
その人の人生観の総仕上げ、であるのかもしれませんね。。

ストーリーがどうであれ、
ストーリーの内容に対する感想は、
選ぶことができます。

一億円持っていても、まだ足りない、と思うか、
一万円でも充分と思うか?は、その人次第だということ。

年を取るのは必然ですが、
それに対する感想は、人の数だけあります。

自分は、どう在りたいか?

結局は、そこに落ち着きますね。

私たちの本性は、

無老死尽

そのことを知っただけでも、
安心して、年を取り、死んでいくことができますね(^o^)
Posted by 無老死尽***** at 2016年12月24日 17:18
たまたま録画しておりましたので、今見ました

70年代の頃の若者は老成していたと言っていました
なんだか…老子…っぽいですよね

(^_-)

そんな先輩がいてくれることは頼もしいばかりです



人生とは…物語…
本当は幻想であって、起きているようで起きていない

本当に存在しているのは
目の前に広がる分離のない全体だけ

全体だけが…ただ在る…

しかし

ストーリーは幻想なのですが、
意識的にはまり込むなら、そこから抜け出すことは
いつでも出来るので特に問題はない

意識的に人生というストーリーにはまり込んで、
それを楽しんでもOK

そんなことを感じました



間もなくビートたけしの超常現象スペシャルがはじまります
こちらも意識的にストーリーにはまり込んで、楽しみたい
と思います


ワクワク☆ワクワク☆


ありがとうございます
Posted by 甲賀忍者 at 2016年12月24日 17:22
とても役にたった映画を紹介させてください

「トロンレガシー」(ディズニーの映画)
^^ゞなめてました。すごい

「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」
^^すばらしい

この2本でまじ悟れるかも


※もう1つ今週にみた映画も非常にすばらしかったです

「そのときは彼によろしく」

ハートに輝く愛のプリズム世界

…でもやっぱり世界の最後の姿(悟りの世界)は
水槽にうつる花梨の寝顔のイメージかな…

(予告編)
https://m.youtube.com/watch?v=s3Kk22Yl26g


主題歌

感想:怖れずに世界をハートで精神統一
https://m.youtube.com/watch?v=R9b87fLAXgs


http://www.kasi-time.com/item-26188.html
Posted by なう at 2016年12月24日 17:42
なんか、今日の記事好きです\(^o^)/
Posted by じゅーじゅ。 at 2016年12月24日 18:02
突然すみません。 なうさんへ。今日のコメントとっても良かったです。
Posted by 永井新吾 at 2016年12月24日 19:17
敏郎さん、こんばんは。              懐かしい話、ありがとうございます。       前から、その行動力羨ましく思います。      頭の中で、夜明けのハイウェイ ベル▪▪▪など 敏郎さんの歌がぐるぐる回っています。              もうすぐ試験なのに、ま いいか
Posted by 理穂 at 2016年12月24日 20:32
私のストーリーですが、初めてライブというものに、行ったのは、阿部さんが深夜放送で、「今日ライブやります。大学の学園祭。無料だから、きてね」…と言っていたから。
その大学が、近所にあり、いてもたってもいられなくて、当時、母についてきてもらって(まだ大学生ではなかった)、大学の学園祭に行ったんです。
入るのに並びました。まわりは大学生ばかりで、気恥ずかしかった。
ふーん、これがライブなんだ…そして、その後の人生で、ライブを楽しむ(見に行く)日々が現在も続いている。ライブの楽しさ知ったせいかな。
あの日、阿部さん本人を見た最初の日、あの最初の一歩がなかったら、また違う人生かな…って考えることはあるけれど……。
もしはなくて、これしかないんですよね。(笑)
メリークリスマス!
Posted by 野菊 at 2016年12月24日 23:00
阿部さん、昔やんちゃだったのですね~^^
思ったらすぐ行動なんて、私からみたらすごいです!
(あっ、他の人からみると私もそうみたいですが)

たまたま、昨日チャンネルを回していたら、吉田拓郎さんがでていたので
拓郎さんが好きだったのかな?って思って読んんでいたらそうでしたね。
昔の阿部さんは、業界人だったのですね。
なんとなく、そんなお話が時々でていたのでそうなんだ~っておもっていたけど。

私は今の阿部さんしかしらないので
今の阿部さんがいいな~って思ってblogを読んでいます。

でも、人のストーリを聞くのは、楽しいです。
Posted by marimari at 2016年12月24日 23:30
> 刑務所の中では、クリスマスのショートケーキが飛び切り美味いという

そのケーキ、食べてみたい
Posted by rakuni... at 2016年12月25日 03:00
子供の頃から、何言われても、何されても、

「本当は、自由なのっ!!」
「本当は、皆いい人なのっ!!」

とか、『無根拠に』湧いてきてました。
だから、物凄く狭く歪んだ『社会のレンズ』越しに生きてて、
『この世界』の意味がわからず、苦しい思いをしつつも、
なんとか生きてこられました。
たぶん、似たような人、居るんじゃないかと思います。

今、子供の頃から何故か湧いてきていたその想いに、実感が伴ってきています。
仮説ですが、その『本当は』=『見えていない95%』なんだろうと思います。
今、どんな状況、どんな思考、感情、感覚が沸いてきても、
その『見えている』のは、たった5%(の、もしかしたら更に数%)以下だと思い出し、
素直に『見えていない95%』の・・・『可能性』?の、『流れ』みたいなのを、
今の『この状況』『この思考』『この感情』『この感覚』なりに受け取れるし、
だから受け取ると決めれば、
『見えている5%』が、ゆるみ、ほぐれて、流れたり解放され、入れ替わっていく。
そんな感じがしてます。

そういう意味で、子供の頃から、『人生』、『わかっていた』ようです(笑)

阿部さんも

>なんとか3年間通ったけれど、どうやってここから脱出するかばかりを考えていた。

という事は、きっと、「『脱出』できるはずっ!!」と、『わかっていた』んですよね。
Posted by ただの「自分」 at 2016年12月25日 03:59
そう言えば、

一般受けしない話
http://abetoshiro.ti-da.net/e8478549.html

↑の記事、何故かブラウザのタブにずっと残っていたので開いてみると、

>「人生はいま以上には良くならない」

これ読んで、

「そうそう、『いま』の5%も『見えていない』んだよなぁ・・・・・」

と、しみじみ。

↑この流れだって、『自分が意図して』こうなったんじゃないんです(笑)
そういう意味で、『今見えていると思い込んでいる』事を、
『5%も見えていない』と、『諦める』事ですよね。
そうすれば、『見えていない95%』が『明らめ』てくるんだろうと思います。
Posted by ただの「自分」 at 2016年12月25日 04:45
ノンデュアリティの概要



第一方便は
いつもある精神統一(意味は精神開放。)

真我は分割ふかのう です


※それとはちがうフィーリングの説明は

ほとんど
第二方便です。

手放そう
(私)焦点をなくそう
努力をやめよう
明け渡そう
委ねよう
静かにしよう(ただ静かにしていることは除く)

がそうです
これらは
第一方便への準備段階にすぎません
気づきの力にたよらず
努力にたよっています
努力によって実在をとらえている段階なのです
ですから
オートマチック(サハジャ的状態)にはなれません

これに対して第一方便(精神は分離できない※いしきは半分になれない)


気づきの力であるため

オートマチックであり

即、認識をいやすことができます

これは仕事をしてる人には非常に向いてるアプローチです(もちろん頭をつかっても精神分離は気づきにおいて起きません)

今としてすべては精神統一(精神解放)されているからです


あともうひとつ

観照についてのべますが

これはある程度の努力に基づいてやっていることなので

努力自体をやめようという第二方便よりも
少し段階がおちます

2.5方便です

第三方便である修行(モロ努力)

とのあいだにあるアプローチとなります

観照は努力でやってるので

必ずある種の二元状態になります

起きることが起きるようにみえてしまうというわけです

自我がのこっているためです

その自我を直接手放そうという第二方便
よりも少し段階をおとしているやさしい方便です

もし

自我自身を直接手放そうとするならば

~をやろうとしてる私はだれか というアプローチや真の赦し(奇跡のコース)

という最も直接的な方法になります

(ちなみに、私、私、私と唱えるアプローチは第三方便の分類に入ります。それは自己ではなく私という観念に集中するやりかただからです。ただし、第三分類のなかでは、最高峰です。他の瞑想では、第一想念よりあとの観念や象徴に集中するやりかただからです。第一想念や第二想念:聖霊や神 よりあとの観念に集中すると、努力の必要性はより高くなっていきます)

話がそれましたが
直接努力(自我)を手はなそうというのではないのが

観照です


そして観照は

みるものと

みられるもの

の二元状態(私からはじまる観察の意味ではない。いしきからはじまる、
私と、私の世界の観察)ですから

まだ分離に気づこうとしている状態です

しかしこれが統合されて

内側でも外側でもいい状態
になると

今(精神統一・精神解放)の状態になります

これが温泉・サハジャ的な状態
(見性・覚醒の気づき)
という状態です

だれでもその状態にあります
それに気づいていないだけです

そして
この状態に完全に安定すると。

サハジャ(覚醒)・あと戻りすることのない真我実現といわれています

以上が概要の説明(仮説)です
Posted by なう at 2016年12月25日 08:28
人生とは、BOKUとぼくの物語

最近ヤバいわ(^^)V 阿部先輩!

はやいはやい!

メリークリスマス!
Posted by BOKU吉野 at 2016年12月25日 09:13
あべさん

私は16歳のとき、「ヤングプラザ午前3時」の虜になりました。夢いっぱいだった私は、毎週ラジオを聴いて あべさんに大いに励まされました。
ありがとうございます。ぺこり。

拓郎が「ものすごく斬新なメロディーだ」って言ったなんて・・・ あべさん、本物です!
Posted by あん at 2016年12月25日 10:53
阿部さんに癒されます。
癒し系神(*´꒳`*)
ここ最近、心が疲れているなーとゆう感じなので、ここへ来るとほっこりー(*´꒳`*)くなれます。

いつもありがとございます。
今日もほんとにいい日でした。
ハッピーメリークリスマス
Posted by ゆめT at 2016年12月25日 22:20
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。