2015年06月30日

調子が出ない日は、出ないなりに(^^)

いつもありがとう。

おかげでたくさんの人に見てもらえています。

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僕たちはまず自分というものを措定して、その自分が生きていると感じています。

自分が命を持っているので、命を大切にしなければと思うのです。

しかし実際は、「自分の命」ではなく、自分が命そのものであり、その命は生まれも死にもせず、時間を超えて存在しています。


自分という限定された自己感覚から、無限の命にジャンプした時、分離が消えて、いわゆるノンデュアリティの世界が現れます。

その時初めて、守るべき自分もなく、脅威を与える外側もなく、ただ境界のない命だけが残るのです。


あれ?


書き始めた時はすごく上手く表現できるはずだったのに、書いているうちにまた難解な文章になってしまいました(^^;)


また出直します(笑)



言葉は、何かに対する説明はできますが、何かそのものになることはできません。

ですから言葉に囚われている限り、「何かについて」という間接的状態に在り続けることになります。

必要なのは、ダイレクトにそれそのものになることす。


それは存在のシフトであり、ある種の化学変化みたいなものです。

自己という凝縮したエネルギーが解放されるのです。


その結果は想像していたものとは大きく違うことでしょう。

聖人になるわけではありません。

完全さとはほど遠い、むしろあるがままの不完全さと共にあります。

そう、不完全さにくつろいでいる、そんな感じかもしれません。


自分を完全に近づけようと生真面目に努力していたことが滑稽に見えてきます。

バカにして滑稽に見えるのではなく、不憫というか、愛おしく見えます。


ああ、面白きかな人生・・・そんな感じです。



今日は調子が出ないので、この辺にしておきます(笑)

調子ってあるんですよ。

波みたいなものですけど。





いつも応援ありがとう。

老体がこんなに元気なのは、あなたからエネルギーをもらっているからです。

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・・・・・・・・・・・



大和田菜穂さんの個人セッションです。

ご希望の地名をクリックしてお申し込みください。

(各地とも定員に達しましたので受付終了しました)


名古屋  

博多 

大阪 

東京 
  


Posted by Toshiro Abe at 09:58Comments(33)

2015年06月29日

全く違う同じもの

今日も来てくれてありがとう。

いつものこれお願いします。

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2008年10月から自らの企画で東京のマンスリー講演会を始め、約7年になります。

回数にして81回。

これは東京マンスリーだけの回数で、他の地区や、招待された講演会を含めれば数百回はやったことになります。


その間に、気にいった人とのコラボ講演会も何度もしましたし、中でも黒斎くんとの阿雲の呼吸は、ひとつのスタイルを作りだしたと自負しています。


さてそんな中で特にワクワクしているのが、今夏の大和田菜穂さんとの講演です。

彼女とは一度しか会っていませんし、年齢も性別も違うのですが、同じことを感じています。

しかも彼女は僕のように世間ずれしていないので、歯に衣着せぬ言い方で、ズバリ真理を突いてきます。

どれほど僕が喜んだかは、その後のブログを読めばわかってくれると思います。


ですから今回の講演会は、阿雲の呼吸ならぬ、阿吽の呼吸そのものになることでしょう。

今回は相手に合わせる必要が全くありません。

彼女は僕だからです。


このような物言いは、大和田菜穂ファンには叱られるかもしれませんが、僕もたまには率直に話してみました(笑)



そんな直球のコラボ講演会をお届けします。


2015年7月26日

第一部 13時半 満員御礼

第二部 17時 満員御礼


詳細はコチラから



大和田菜穂さんの個人セッションは明日受付させてもらいます。

お待たせしてスミマセン。




いつも応援ありがとう。

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Posted by Toshiro Abe at 10:07Comments(34)

2015年06月28日

こだわりのない素直な心

いつもありがとう。

あなたの存在が形で伝わるので嬉しいです。

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ハワイに来て6日目。

今日の日本は日曜日でしょ。

こちらは土曜日。

一日得したみたいな気分です。

こうやって日付変更線をうまく使うことで、更に一日づつ得する方法はないんだろうか。

ありそうな気がするけど、決してないんだろうな。


ハワイに来た一番の目的は、リラクゼーションについていろいろ学ぶこと。

とても優れたアロマの先生がいて、マントラ瞑想との相性も抜群。


心に溜め込んだ、こだわりや歪みを流してしまえば、元の素直な心に戻ることができます。

ボブさんはそのことを、カルマの解放という言い方をしました。

こうして生活している生身の我々にとって、最も大切な事だと思っています。


こだわりのない素直な心。

それ以上に求めるものがあるでしょうか。


そして誰もが本来、そのような性質を携えているのです。


自分が嫌いになってしまった人も、本当の自分が嫌いになったのではなく、溜め込むしかなかった歪んだエネルギーが手に負えないだけの話です。

みんな一緒。

本当は、みんなもともと素直な心の持ち主なのだから。


衆生本来仏なり


僕や向禅師の活動は、結論ありきで、本来のそこに戻ろうというものです。


今日もいい日だなア。





気が向いたらクリックしてください。

気が向かない人も、一応クリックしてみてください。

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Posted by Toshiro Abe at 09:10Comments(37)

2015年06月27日

信念という隠れ蓑

いま思ったことを書いてみます。

上手く書けるか分からないけど、とりあえず書き始めます。

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自分が、思考や感情が織りなす偽の物語から完全に解放されるまでは、どんな言葉も拠り所にしてはならないと思います。

たとえば、「私はいない」という言葉。

私がいないとはどういうことなのかを、私が想像しても、間違ってしまうケースのほうが多いのです。


自分がどのようにして思考の物語に埋没していくのか、そのプロセスを観察するのは大いに意義のあることです。

物語に執拗に繋ぎ止めようとする内なる動機があるからです。


その動機は人によって違います。

心理学者たちは、その多くは幼少期の親や周囲とのかかわりにあると見ます。

恥をかいたり、惨めな思いをしたり、寂しさや辛さなどの体験から、自分を守るためにこしらえた自動的な防御壁が、物語を紡ぎ出しているというわけです。


したがって、自分がどのように無意識のパターンに吸い込まれていくかを見届けるのは意義あることです。

無意識下にある脅迫的な衝動を、白日のもとにさらけ出せば、それらは消えていきます。

もともと実体のない亡霊のようなものなので、闇(無意識)の中でしか存在できず、意識の光にあてれば消えてしまうのです。


そんなレッスンをするのは骨が折れますし、ある種の屈辱感を伴います。

できればしたくありません。


ですから、そのようなレッスンを勧めた時、利口な人はこう答えます。

「そもそも私はいないのだから、観察する私も、観察される私もいないのであって、そんな試みはまったく無意味だ」


がちょ~ん!!です(笑)


この人の中ではすでに、「私はいない」ということが、新しい信念になっています。


もし本当に無我の境地に在れば、自由自在になんでも試すことができるでしょう。

少なくとも、このような言い方はしません。


どんな言葉にも縛られることなく、ありのままの現実を直視する勇気が必要です。

目覚めていれば目覚めているし、物語に埋没していれば眠りこけているのです。



私はいないとはどういうことなのか、完全にその状態にある人をしっかり見届けることで、ある程度見えてくるものがあります。

そのような意味では大和田菜穂さんの夏の日本ツアーはまことに楽しみです。

参加できない人は、動画を何度も見るだけでも、何らかの洞察が生まれるはずです。

自我はなんでも裁いて、最初に結論を押し付けてしまいがちですが、そのような先入観を持たずに、透明な心で見るのがコツです。


これは、我々が物心ついてからずっと探し求めていた宝に向かう道です。

最初は途方に暮れたような思いになります。

これまで信じてきた道のりと、あまりに違うからです。


でもやがて、こちらが真実であることを見抜くようになるでしょう。

真実は、真実であるがゆえの揺るぎないパワーがあります。

そしてあなたの探求が終わるのです。


そんな菜穂さんのイベントには、沢山の問い合わせが寄せられています。

特に多いのがキャンセル待ちの問い合わせですが、キャンセル待ちの受付はしていません。

キャンセルが出次第ご案内しますのでもう少しお待ちください。


そもそも彼女との出会いは、スターピープルという雑誌での対談でした。

その模様は今夏号に掲載されます。

いま思えば、本当はもっと突っ込んで話がしたかったのですが、初対面ということもあり、あまり踏み込んだ話はできませんでした。


そこで、7月に彼女とのコラボ講演会をやってみます。

大和田さんだけの話を聞きたい人には僕が邪魔ですが、僕の解説がつくことでより分かりやすくなると思ってくれる人は参加してください。

二人の対談は、期せずして夏のツアーのオープニングとなります。

7月26日、東京での開催となります。

参加のお申込みは、週明けにさせて頂きます。

また、東京、名古屋、大阪、博多で、各数名ずつですが、個人セッションも企画しています。

そのご案内も週明けにさせてもらいます。



今日もワイキキは抜けるような青空が広がっています。

青って綺麗ですね。

僕が大好きな色です。





いつもお手数かけますが、クリック応援お願いします。

面倒だとは思いますが、そこをなんとか・・・(笑)


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Posted by Toshiro Abe at 10:24Comments(40)

2015年06月26日

ちょっと不思議な話と、ちょっと怖い話

今日はちょっと趣を変えて、起きたばかりの不思議な出来事を書いてみます。

誰もの人生に不思議な事が起きていると思いますが、僕たち人間には決して分からない、何かがあるということでしょう。


まことに恐縮ですが、読む前にクリック応援よろしくお願いします。

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ひとつは娘のMちゃんの話。

彼女は海外に出向く時は、ほぼ毎回のように同行するのですが、今回も同行して、昨日は高校時代の友人とヨットに乗ったのだそうです。

そこで出会ったオーストラリアから来た観光客2人は、ちょうど一年前にアメリカでグランドキャニオンに向かうヘリコプターに同乗した2人だったというのです。

たしかにそのような外国人がいたのを覚えていますが、まさか同じ人と、違う国の、しかも観光用の乗り物で同乗するとは、どれくらいの確率でしょう。

天文学的な数字になると思います。



もうひとつは、ちょっと怖い話。

やはり昨日のことですが、有名なオアフの牧場を馬に乗って散歩していました。

山道に差し掛かったとき、大ぶりの木の枝に、人がつるされているビジョンを見ました。

白衣の上下で、ちょっと大柄な男性です。

手は後ろに縛られ、首からつるされて少し揺れています。

もちろんそんなビジョンは錯覚で、そこには何もないのだから、僕が勝手に描いたのでしょう。

なんとなくカウボーイを気取っていたから、そんなことを想像したのだろうと思いました。


その日の夕方(現地)、ネットを開くとニュースが目に飛び込んできました。

昨日、日本で一年半ぶりに死刑が執行されたとのこと。

しかもその受刑者は、僕が関心を持って調べていた事件の加害者でした。

彼は刑が確定した後、知人を経由してブログを公開していた時期もありました。


実は僕自身、なぜか死刑や死刑囚に特別な関心を持っていて、独学でいろいろ学んできました。

だからそのような偶然の一致が起きたのでしょうか。

しかも刑の執行は日本時間の朝とのことですが、僕がそれを見たのはハワイ時間の午前11時半、日本時間の6時半です。


たまたま同じ日に、2つも不思議なことが重なったので書いてみました。


人生を振り返ると、不思議な出来事は沢山起きてきました。

今回もその一つなのでしょう。

きっとあなたの人生にも、あまり語ってこなかった不思議な出来事があるかと思います。


そうですよね。

こうして生きていること自体が不思議。


菜穂さんの言葉を借りれば

Life is Miracle.


肝心かなめのことは、人間には何も分かっていないということです。

そしてそれでいいのです。


我々は何でも知ろうとしますが、実は何も知らないし、知らなくていいのです。

この宇宙空間に青い星がポツンと浮かんでいる。

すべてがMiracleなのだから。


今日も与えられた人生を生きるとしましょう。



いつも読んでくれてありがとう。

何かを感じてくれた人は、下記のタイトルをクリックしてください。

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Posted by Toshiro Abe at 09:15Comments(42)

2015年06月25日

普通の人が書いた普通の話

また会ったね。

さっそくだけど、いつものこれお願いします。

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僕の活動の根幹は、こうしてブログをしたためることです。

今日も晴天のワイキキからお届けします。


今日伝えたいのは、目覚めや悟りと呼ばれているものが、あらゆる人にとって思い切り身近で、誰もがいますぐに目覚める可能性があるということです。

そこに資格は不要です。


僕が見る限り多くの人が、いまはまだ準備ができていないと思っているようですが、それは誤解です。

いまの普通の自分で100%いいんです。


僕もあなたも、どこまでいっても普通の人であり、それ以外の可能性はなく、それ以外である必要はありません。

ときおり、普通ではない人間を装う人がいて、自分は釈迦の生まれ変わりだから凄いんだみたいなことを、冗談ではなく真顔で言ったりするので、もしかしたらこの世には普通ではない人がいるみたいに思ってしまうのです。

こんなことを言う人は、そもそも釈迦が普通の人じゃなかったと思っているようです。

僕は断言します。

釈迦も普通の人です。

散々刷り込まれてきたから、そんな風には思えないけれど、この世に普通じゃない人はいません。

普通って何?と聞かれたら、普通は普通だと答えます(笑)


たとえば、どんな猫も、猫は猫であり、普通の猫です。

人間社会の価値観で、高価な猫や、捨てられる猫がいるだけで、特別な超猫がいるわけじゃありません。

あんまり良い例えじゃないけれど、そういうことです。



いま書いていて思いましたが、まったく頭が冴えません。

考えるのが面倒になっています(^^;)



自分と闘わないこと。

自分を罰しないこと。

このままでいいんだということを教えてあげること。


そうすれば安らぎがやってきて、手に負えなかった歪んだ感情や考えが、もとの状態に収まります。

それらの思考は、あなたの作品ではなく、エネルギーのこじれが生じさせていたものなのです。

生きていれば、そういうこともあります。

人がうらやましくて、足を引っ張りたくなることもあります。

何事も皮肉な見方をしてしまうこともあります。

それらが出たり入ったりするのも普通のことです。


で、普通でいいんです。


すこしはホッとしてくれましたか。

もしホッとする感覚が出て来たら、その感覚を膨らませてあげましょう。


安心すること、リラックスすること・・・それが真理への秘訣です。





いつもありがとう(^^)

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Posted by Toshiro Abe at 11:56Comments(43)

2015年06月24日

お便り

いつもありがとう(*^_^*)

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ハワイはとても素晴らしいところだけど、正直言うと、どこにいても同じこと。

心が穏やかで平和であれば、それでいい。


いつのころからかな、もうどこにも行かなくていいと思ったのは。

でも人生とは皮肉なもので、そう思ってからのほうが、いろんなところに行かされるようになった(^^;)

これはこれで良しとしよう。


で、僕はいまから何をしたいかというと


瞑想(笑)


どこにいても瞑想の時間が一番好き。


僕の毎日は、どこに向かっているでもなく、なにかを成し遂げようとしているのでもありません。

なのに状況はめまぐるしく変わって、気がつくと思いがけないことをしでかしている。


本当にこれでいいの?って考える間もなく、ことが起きています。

頑張っても成らないものは成らず、頑張らなくても成るものは成る。

そして、どっちだっていいときてる。



なにがどうだろうと同じこと。

僕は今日もこうしてゴロゴロしています。






いつもわりいニャ

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Posted by Toshiro Abe at 10:12Comments(44)

2015年06月23日

6月23日の記事

みなさんこんにちは。

いまオアフ島にいます。


今日からしばらくはハワイの地からお届けです。


そんなわけで今日はゆっくり過ごさせてもらうとして、昨日お約束した9月の御殿場リトリートの追加募集をします。

バーベキューパーティなど、夏の良き思い出になると思います。

参加ご希望の方はコチラから。
(満室のため、お申込みは終了しました)




なんの意味もない記事で恐縮ですが、本日もよろしくお願いします。

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Posted by Toshiro Abe at 10:00Comments(22)

2015年06月22日

ア~ちゃんとム~ちゃんの禅問答

今日もクリッケロ(^^)

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昨日は向(禅師)さんと、コラボ講演会。

彼とのコンビ歴は、はや20年。

「ア~ちゃんとム~ちゃんの禅問答」という形で始めたのがきっかけです。


まったく違う二人が、意気投合したのだから、真理の力はとても強い。

そこさえ一致すれば、あとはいろいろ違うのが人間。

この凸凹コンビは似ても似つかないけど、いつも仲良くやっています。


で、昨日の講演では、そんな向さんと僕の全面対決(笑)


向さんは大和田菜穂さんが禅を学べば、より本物になるという。

僕は、向さんが禅をやめれば、本当の禅僧になるという。


あはは、この二つの言葉は、それぞれの思いや考えから出るのだけれど、いま何が起き始めたのかを知る、ユニークなやり取りが続きました。

今日限りでコンビ解消かと思われたのですが、さすが向さん、吹く風にまったく抵抗することなく、気持ちよくなびきながら、ちゃんと自分の立ち位置に着地していました。

こういう動画も、みなさんに見てもらいたい(^^)

時間を見て制作してみます。


・・・・・・・・


さてその大和田菜穂さんの「御殿場リトリート」、人数を増やすことができましたので、明日より参加者を募集します。

しばし世間を離れて、究極の世界に遊びましょう。

御殿場も楽しい4日間になると思います。

朝、10時ジャストに募集開始しますので、ご希望の方はお手続きしてください。
  


Posted by Toshiro Abe at 11:37Comments(42)

2015年06月21日

もっといい何か

起きていることしか起きていないのに、多くの人は、起きていないことに意識が向いています。

心の底で、いつもいま、もっといい何かを期待しているのです。


でもリアリティは、いつも、いまも、解釈する前の剥き出しの姿で、あなたの目の前にあります。

そしてこれ以外はありません。



この言葉の意味を、少し味わってみてください。





いつも応援ありがとう。

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Posted by Toshiro Abe at 09:40Comments(51)

2015年06月20日

ノンデュアリティの話

クリッケロ(^o^)/

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「ことはただ起きている」

「それを経験してる人はいない」


これがノンデュアリティからの報告です。

昨日、菜穂さんが僕のことを自分のブログに書いてくれましたが、きっちりと「ストーリー」だと断ってから、分かりやすいように書いています。

何を言おうが、それは起きていることへの解釈であり、その解釈がストーリーという偽の現実を作ります。

そのストーリーは舞台のようなもので、自分は演じる役者のようなものです。

ジェイクスピアも、このことを言っています。



ここで面白いのは、個々の登場人物たちは、それぞれに「自分から見た舞台」を作り上げて演じていて、その舞台がそれぞれ全然違うことです。

それが価値観の違いとして現れてきて、問題のもとになることは頻繁に起きています。

人間同士の争いはそのようにしておきています。

それぞれが持つ、舞台と舞台との争いです。

どちらの舞台が正しいかというわけです。


その舞台から降りて、ストーリーの中の登場人物としてではなく、いまの新しい感性を生きることがポイントです。

その時、「自分のストーリーが唯一の現実だ」という思いこみの強さが、そのままストレスの大きさだったことに気づくのです。


人生は自分が脚色しているストーリーだと見抜いて、

舞台で演じるのを止めれば、

即座にいままで抱えていた荷物を下ろすことが出来ます。

それが、「一瞬で幸せになる方法」です。


そこに徹しているのがノンデュアリティー。

ただことが起きていることを知っています。

でも起きている表層の出来事も、存在の本質に影響を与えることはできず、そのような意味では、ことは何も起きていません。


「ただ起きているけれど、何も起きていない」

彼女のような人の話は、一見、捉えようのないものになってしまうのです。



長年思いこんできた世界から抜けるのは、そう簡単ではありませんが、不可能でもありません。

でもそのような想像も描いているストーリーであり、ノンデュアリティから見ると、何も起きていないし、何も起きないということになります。

目覚めもないし、目覚める人もいない(笑)



だからどうというのではなく、今日もそれぞれの舞台を生きるとしましょう。

そしてたまに舞台から降りて、「やれやれ」って(笑)


今日もいい日でありますように。


日日是好日



たまにはクリックしてみるか

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※宿泊リトリートは各地ともいっぱいになってしまいましたが、御殿場はもう少し部屋が確保できそうなので、わかったらご紹介します。
  


Posted by Toshiro Abe at 10:19Comments(36)

2015年06月19日

Every Child Has a Beautiful Name

今日も大した内容じゃないけど、読む前にクリックしてケロ(‘◇’)

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先日、昔の日本映画を見ました。

「醜聞」(スキャンダル)

昭和25年の作品で、当時のスターが、事実無根の記事を週刊誌に書かれて苦悩する様を描いた映画です。

すでにこの時代から書く側には匿名が許されて、書いたものに責任を持たなくていい風潮があったみたいです。


で、僕は何が面白かったかって言うと、主演の三船敏郎さんの迫力とカッコよさ。

撮影当時29歳なのに、どうみても50代の貫録。

あれはいったい何なんだろう。

持って生まれたものなんだろうか。


いまごろになって黒澤明、三船敏郎コンビの映画の良さが分かってきました。

前は古い映画だからって見向きもしなかったのに。

そもそも映画にしろ小説にしろ、個人の頭の中にあるイメージの具象化だから、人物描写も、ストーリーも、ありのままの現実とはかけ離れているわけで、そういう意味ではあまり見る気がしなかったのですが、最近は結構楽しませてもらっています。


そうそう、三船敏郎で思い出したけれど、子供のころ母が映画好きで、三船敏郎のことも好きだったので、

「ねえ、お母ちゃん。僕の名前「敏郎」だけど、まさかこの人の名前を付けたんじゃないよね」

って聞いたら

「まさか、そんなことするわけないよ」

って一蹴されました。


で、近年になって、やっぱり気になるところがあって、彼女もいつまでも生きているわけじゃなく、聞くならいまのうちとばかり、もういちど同じ質問をしました。


「ねえ、本当のことを言ってほしいんだけど、僕の名前って、お母さんが三船敏郎のファンだったから、そのまま名付けたの?」

そしたら、母は目を合わせないで、うつむいたまま


「うん」

って。


うわっ、けっこう衝撃的(笑)


でもどこか納得しました。

彼女は昔から芸能人が大好きで、李香蘭(山口淑子)の日本公演の時、日劇の周囲を人が7周も並んだエピソードは有名ですが、そのひとりは何を隠そう私の母です。

だから映画スターの名前を子供にそのままつけるなんてことは、大いにあり得ること。


それにしても似ても似つかない子供で申し訳なかった。

三船さんは20代にして50代の貫録があるけれど、実の息子は、60代にして20代の軽さです。

これも天の計らいなので致し方ないよね。


僕の息子の名前は「普仁」

フヒトって読みます。


そう、あの藤原不比等の名前が気になっていて、もし将来子供ができたらフヒトにしようってどこかで思っていました。

映画スターも歴史人物も、名前を拝借することは同じで、僕も母の子だなと思います。


で、智子さんのお腹に新しい命が宿ったとき、僕は最初から男の子だってわかっていたから、彼女にダメもとで

「この子は絶対男の子だから、生まれたらフヒトにしたい」

って言ったら、

「いいわよ」

って。


まさか不比等じゃ取ってつけたみたいだから、僕なりに漢字を考えました。

最初に提案したのは

「浮人」

このシャバ世界に翻弄されずに、雲みたいに自由に流れて生きてほしいという思いです。


でもちょっと軽すぎるんじゃないかって、彼女が付けたのが「普仁」

おお、かっこいい。

普く(あまねく)、仁(思いやり)を与えていく人だ。


ひとつの名前には、いろんな思いが入っているんですよね。


で、その息子との対話ラジオ番組、「居酒屋阿部家」ですが、おかげさまの大好評で、いまは第3話まで公開済みです。

4話目をお待たせしていますが、前回の収録日に彼が大風邪をひいてしまって、そのままこうして父親が長期出張に出てしまったので、帰国後の来月中旬に収録予定です。

セット買いしてくれた人は、お待たせしてすみません。

そのかわり次回も、聞きごたえのあるテーマでお届けします。




じゃ、最後はお約束のクリッケロ

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・・・・・・・・・・・


6月21日の「禅とノンデュアリティ」は満席のため受付を終了しました。

たくさんのお申込み、ありがとうございました。


今日から大和田菜穂さんの琵琶湖畔温泉リトリートのお申し込みが始まります。


詳細はコチラから。 満室のため受付を終了しました
  


Posted by Toshiro Abe at 09:39Comments(37)

2015年06月18日

タターガタ

今日も最初にクリッケロ

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毎日楽しんでますか?

まさか、深刻な顔してないでしょうね(^^)


シーサーオス



楽しんでますか?と聞かれると、楽しんでなきゃいけないと思ってしまうアナタ!


深刻な顔してないかと指摘されると、しまったと思うアナタ!


そんなアナタが好きです(^^)



昨日も、

「このブログに懲りずに投稿する意見者たちは後を絶たない」と言われて、もう書かないほうがいいのではと思ったアナタ!


「サレンダーは、円熟した知性によってしか起こり得ない」と言われて反応したアナタ!


そんなアナタが好きです(^^)



そして、そのような反応も、ただ起きていることです。

アナタがやっているわけではない。

だってそんなアナタは存在していないのだから。



起きることが起きる。

それ以外は決して起きない


起きていることだけがリアリティ

そしてそれを起こしている人は、存在していないのです。



「私はいない」と大和田菜穂さんは言うけれど、それは彼女だけのことを言っていっているのではなく、ありとあらゆる人たちに向けています。

もちろんアナタにもです。


本当は誰もいないのです。

でも我々は、自分がいるような気がしている(笑)

そしてその自分が、何かを変えられると思っている。

自分が人生や状況をコントロールしているつもりでいる。


ここが冗談中の冗談みたいなところです。


昨日のコメントで名無しさんが

「だれも操作する必要がない。」

と書いてくれましたが、その通りです。


もっと正確に言うと、誰も操作できないのです。

だって操作できるような行為者はいないのだから。

すべては起きている。

このことを完全に知っていることが、「私はいない」ことであり、みんなが想像するような「私がいなくなったら・・・」ということではありません。


このことについては30年前から言い続けてきましたが、ここまで徹底的に感じられたのは、最後の薄皮を取ってくれた菜穂さんのおかげ・・・でも彼女はいない(笑)

あはは、何を言おうが全部ストーリーの中の解釈で、実際にはそのことが起きているわけです。



さて話は変わります。

瞑想伝授者の皆さんには伝えてきましたが、秋から新体制であたらしく瞑想伝授が始まります。

ノンデュアリティの世界から見れば、個人にできることは何もないのですが、それは「個人は何もするな」ということではありません。

僕は、瞑想は誰にとっても必要な生活習慣だと思っています。

そのことがもっと分かるように、秋からは、瞑想へのメッセージや知識を含めて、すべてを一新します。

いままで伝授を受けてくれた人にも、いままでどおりフォローをし続けますから安心してください。


その仕上げに、週開けから半月間ハワイに行ってきます。

ハワイもインドとはまた違った趣で、いにしえからの音魂(マントラ)が生きている場所だと感じています。

ハワイのマントラを取り込もうという意図ではなく、感覚的な確認です。


時代は刻々と動いています。

生きているって面白いですね。



6月21日の「禅とノンデュアリティ」(向禅師&阿部敏郎 コラボ講演会)は、残り席わずかです。

詳細はコチラからお入りください。



そしてお待たせしました。

大和田菜穂さんの、琵琶湖畔温泉リトリートの日程が決まりました。

9月10~13日 3泊4日です。

明日から受付を開始します。

とても美しい温泉宿です。


それではまた。




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Posted by Toshiro Abe at 09:45Comments(59)

2015年06月17日

いまの心境

クリックNO1!

♪だけど涙が出ちゃう。

だって男の子だもん。

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たった一日書かなかっただけで、なんだかずいぶん長くご無沙汰してしまったように感じるのだから、習慣とはすごいものですね。


起きていることは常に全体の現れであり、それをやっている個人は存在しないというのが、仏教の真髄であり、いわゆるノンデュアリティ(非二元)のメッセージです。


諸法無我


この四文字がすべてを語っています。


ところが人は、初めから存在していない「個人であるところの自分」を高めようとします。

そしてそのような自分はいないと聞けば、今度はその状態になろうと頑張るわけです。

それが一般的に言われている修業の姿です。


このアプローチには行きつくところがありません。

むしろ探究者であるところの自分を強め、決して解放されることはないのです。



だったらどうしたらいいんだ!という疑問が湧いてきますし、それはやがて苛立ちになっていきます。


我々は、あくまでも個人という目線から現象を捉え、それを解決する能力が自分(個人)にあると信じて疑わないため、このようなジレンマの世界に陥ってしまうのです。


ところがある日、個人という目線からではない、まったく違う存在からの見え方がふいに訪れることがあります。

そのような見え方は個人に起こるのではないのですが、このような表現しかできません。

それはある種のどんでん返しのような、存在基盤が逆転してしまうような、ダルマ落としの底から崩れ去ってしまうかのような、そんな現象です。



でまた個人の話に戻りますが、個人には何もできないとはいえ、唯一、このようなメッセージと共にあることは大切です。

日常生活の中でも、無意識にいままでの感覚を持ち運ぶのではなく、いったいこのメッセージが何を言おうとしているのかということと一緒にいることです。

そして真実からブレていない、本物のメッセージを浴び続けるのです。


そのような意味では、サットサンやリトリートに参加し続けるのが一番ですが、できなければyoutubeなどの動画を、何度も何度も繰り返し見ることで、それに近い効果を得られます。

あえて言えば、これだけができることだと言えるでしょう。


最初のうちは、個人としての自分が、それを見聞きしていることでしょう。

自分なりに解釈し、理解しようとします。

しかしそのうち、自分には何もできないことを認めざるを得なくなり、つかまる命綱も見当たらず、完全に降参するときがやってきます。

それがサレンダーであり、メッセージの本質と初めて同化する瞬間です。


自己とは意見の束のようなもので、どんな言葉にも意見を差し挟もうとします。

このブログにも懲りずに投稿する意見者たちは後を絶ちません。

そうすることで自己が強化され、どこか安心するからです。

このような態度は永久的に続きます。

そして疲れ果て、どこにも行きつかず、人生と自己の無意味さに気付いて、潔くすべての意見を横に置く時がサレンダーです。

サレンダーは、円熟した知性によってしか起こり得ないことなのです。



さて、いまの偽らざる心境を告白します。

ことはただ起きています。

そしていま、阿部という現象の周囲では、ものすごく面白いことが起きています。

起きていることのスケールの大きさに圧倒されながらも、今日も淡々とこうして生かされています。

このような当事者にしてくれて、ありがとう。

これも単なるストーリーですが、少しビビリながらも、大いに楽しんでいる、そんな今日この頃です。





もう少し一緒に付きあってください。

2か月以内に、すごく面白い現象をご覧にいれます。


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Posted by Toshiro Abe at 11:08Comments(93)

2015年06月15日

たわいもない話

今日も最初にクリッケロ

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もしかしたら僕、日本中の61歳の中で一番幸せなんじゃないかって、ふとそんなことを思ったりします。


でね、昨日は比叡山から東京に帰ったんだけど、深夜にマッサージに来てくれたお兄さんにそのことを話しました。


彼は港区一帯の大富豪さんたちに招かれる人。

その彼に、「僕はもしかしたら一番幸せかも」って言ったとき、

ふと手を止めてこう言ったんです


「本当ですか!?僕、初めて聞きました」

って。

目を丸くして、本当に驚いていました。


マッサージの仕事って、一対一になって、揉んでもらうほうも気を許していて、たいていは本音を喋ってくれるのだそうです。

話を聞くと、その人たちの資産は半端じゃない。

僕の何百倍なんていう人たちがゴロゴロいるわけです。


ところが、いままで彼が知っている人の多くが問題を抱えていて、あまり問題のない超リッチな男も

「みんなは羨むが、ちっとも幸せじゃない」

と言うのが口癖なんだそうです。


日本に数台しかないフェラーリなどの高級車を10台くらい持っていて、欲しいものはみんな買ってしまって、いまはいわゆる「いい女」をとっかえひっかえしているのに、口癖は

「ちっとも幸せじゃない」


そりゃあそうだろう。

幸せはそんなことに比例しないから。

僕より数百倍リッチなその人より、たぶん比較にならいくらい僕の心は満たされていて、やっぱり僕は一番幸せなんじゃなかろうかって、そう思いました。


でね、この静かな幸福感は、外側のことに依存していないけれど、はばかりながら、外側も十分に満たされています。

僕もささやかな成功者の一人ではあります。


マッサージの彼から見ても、僕はそんな風に見えるみたいで、帰りがけに質問が来ました。

「成功の秘訣は何ですか」


すかさず答えました

「運だと思うよ」


そしたら彼、

「そこだけは一緒です。僕が聞いた人全員が『運だ』って言いました」


それは彼らが本当にそう思っているから言った言葉だよと答えました。

実際、誰もがそう思っているはずです。

事実だから。



こんな言い方は救いがないし、いやしくも精神世界を語るなら


「心の豊かさが、現象界の豊かさを引き寄せた」

とか

「的を射た思考が、こういう結果を作った」

とか言ってもいいのだろうけど、この際はっきり言います。


「所詮は運です」


だって、事は起きているのであって、個人がコントロールしているのではないから。

そもそもそんな個人など存在しないというのが、ずっと伝えてきた真実です。


もちろん引き寄せの法則や、心の持ち方、考え方などは力づけにもなるし、僕も「アベノミックス」なんて言葉で奨励するけれど、結果はその人が作っているのではありません。



起きることが起きる。

それ以外は決して起きない

以上!



こんな身もふたもない言い方は反感を買って、「いったいお前がやっていることは何だ」と言われそうですが、この世にはいろんな人がいて、それぞれにほしい情報があって、それは一律じゃありません。

今日は、このブログを長く読んできてくれた、いわゆるリーラファンに向けています。

あなたなら、阿部が何を言いだしても、それなりの聞き方をしてくれるでしょうから。


でね、この事実を受け入れてしまえば、それはそれなりに楽です。

だって、どうしようもないし、誰の責任でもないのだから。


お金も、恋人も、さとりも、なにもかも、起きるなら起きるし、起きないなら起きない。

そして死ぬときは死ぬのです。

ことを起こしている全体(神?)が、そうするのなら、それでいいじゃない。



最後にもう一つ本当のことを書いておくと、

どんな人生も所詮は夢。

どのように見えても、僕らの本質は、最初の最初から救われていて、それはこれからも変わることがない。

そして、この本質こそが永遠に真実(リアル)で、現象界は泡ぶくみたいな束の間の幻想。

だから覚めてしまえば、どちらもそう大差はないわけで。


もちろんいい夢にこしたことはないけれど、しつこいようだけど、それは「運」だから。

昨日見た夢だって選べなかったでしょ。

いい夢を見た人は運がよかったのです。



僕と会って楽になったと言ってくれる人もいるから、今日も調子に乗って、心にある本当のことを書いてみました。


反感を持った人には、「ごめんなさい」

またそのうち、あなたが認めてくれそうなことを書きます。



最後に、僕と同じくらい幸せなお爺ちゃんの写真を載せます。





この人は、想像を超えた難行苦行をした人だけど、いまのポジションや、いまの心境に至ったのは、やっぱり「運」だと思います。

昨日、一緒に講演しました(^^)


ちなみに、ここには写っていないけれど、同じくらい幸せで、お爺ちゃんになりかけの禅僧も一緒でした。



今日もいい一日を。




もしかしたら、クリックすることで阿部の運が乗り移る。

阿部の念力で、そうしてしんぜよう。

クリッケロパワ~~!!!

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Posted by Toshiro Abe at 09:03Comments(148)

2015年06月13日

真実のありか

今日も元気だクリッケロ

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久しぶりに比叡山で朝を迎えました。

明け方、琵琶湖の彼方から昇る朝日に照らされて、美しい朝焼けに出会うことができました。






すっかり日が昇り、食堂の窓から見える杉の大木の枝が、かすかな風に揺れています。

過去も未来もなく、まさにいまここで生きているのがわかります。

真実はあまりにも明らかです。

いまここに展開している剥き出しの事実。

いっさい、なんの解釈の余地もなく、ただ起きている現実。

これだけが真実です。


人は昔から、どこかに壮大な真実があるような気がして、それを探し求めてきました。

言ってみれば、この比叡山延暦寺も、その象徴の中の象徴です。


難行苦行を繰り返し、志し半ばで死んでいった人たち。

一部の運のいい人たちは、極度の修行を繰り返した後、そのような修行が、何の意味もなかったことを悟ります。

そして力を抜き、あるがままの剥き出しのいまに寛ぐのです。

それは最初からずっと修行者とともに在り続けていました。

ただ彼が、見果てぬ地平の先に大きな期待を持っていたから見失っていただけの話です。


この話は一部の修行僧に限ったことではありません。

普通の生活をする、一般衆生の我々も、同じような過ちをおかしています。


ある者は人生の中に悟りを求め、ある者はお金を、ある者は幸せを求めています。

そうやっていま目の前にある真実から目をそらしているのです。


どこかにもっと素晴らしいことがあり、いつかそこに出会えるかもしれない。

このような錯覚が人を果てなき闇路に駆り立てるのです。


真実は、真実以外にはありません。

このことが、秘密中の秘密の真実です。


足を止めて、深呼吸して、耳を澄ましてみましょう。

あなたが何を考えようが、事はいまも淡々と起きています。


春が来て

また冬が来て

去りゆく命

生まれ来る命

泣く人がいて

笑う人がいて

この世は全て

こともなし



今日と明日は、禅アカデミーの仲間たちと、延暦寺会館で接心をします。

しばしシャバを忘れ、散漫な心をいまここに戻し、いま生きる練習をします。

あえて言えば、それが唯一の修行です。


いまここに真実があることを知った者たちによる、悟後の修行。

修行とは悟後の修行しかありません。

なぜなら、すべての人たちは、すでに悟っているからです。





今日もここにきてくれてありがとう。

いつクリックするの?

「いまでしょ」

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Posted by Toshiro Abe at 08:40Comments(58)

2015年06月12日

お詫びとお礼

いつもクリッケロありがとう。

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昨日は嵐のような一日でした。

お申し込みを開始して20分くらいして、申し込み状況を確認したら、東京の講演会に2人が申し込んでくれただけで、サットサンもリトリートもゼロのままでした。

石垣島リトリートが、1時間半で満杯になってしまったのと比べると、ずいぶんのんびりペースだなって。

きっと来たい人はみんな石垣島に申し込んだんだろうなんて思っていたら、電話が鳴りました。


「パスワード教えてください」


「はァ?」


「申し込みサイトがパスワードを要求してます」



あっ!!!!!

そう言えば、募集する前から申し込む人がいると、遅れた人に申し訳ないので、それまでは鍵をかけておこうって・・・そう言えばパスワード設定したままだった!!!


それを思い出してパスワードを解除したら、こんどはアクセスが一気に集中して、サーバーがストップしてしまいました。

そこでまた復旧までに数十分かかり、やっと正常に戻ったのが開始してから1時間半くらいたったころ。


みなさんには、大変ご迷惑をおかけしました。

二度とこのようなことが無いように、サーバーも強化し、パスワード設定も忘れないようにします。

まことに申し訳ありませんでしたm(_ _)m



そんなこんなで朝起きてみたら、すべてのイベントが満員。

本当にありがとうございました。


しかしいま思うのは、東京のイベントにいち早く申し込んでくれた2名は、パスワードをいろいろ試して見つけたということですね。

ちなみに

「1234」

でした。




今日は何もメッセージらしきものはありません。


ただ、お礼とお詫びがしたいと思いました。

みなさんの熱い思いが伝わってきて、感動状態です。


見つけてくれて、ありがとうございます。



いまから比叡山延暦寺に向かいます。


それでは行ってきます。





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Posted by Toshiro Abe at 10:46Comments(51)

2015年06月11日

大和田菜穂さんのイベント

今日も最初にクリッケロお願いします。

え?早く読みたい。

そこをなんとか・・・

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今日はまず、大和田菜穂さんのサットサン(真理探究の集い)に出席した人の感想文を載せてみます。

ひとりはアイルランドでのサットサンを企画したショーンさん。

もう一人は参加者のマーガレットさんです。


今までに沢山のノンデュアリティーのスピーカーのイベントをやりましたが、その中でも菜穂は最もピュアなノンデュアリティーの表現として現れ、 彼女の優しさと穏やかさ、美しい存在が、サットサンをパーフェクトなものとしました。

最も彼女が表現している中で明らかなことは、そのシンプルさです。

「これ」を表現するのに無数の言葉を使うことが出来ますが、全てはたった 一つの「これ」を表しているだけで、それらの言葉は「これ」を掴みきれません。

なぜなら、彼女が話していることは、コンセプトを超えたところにあるからです。

彼女の言葉は、もう既にある完成された貴方自身を明らかにし、彼女の言葉で大きな安堵感がわき、それがいまでも残っています。

もし無限の言葉から、一つの言葉を使って彼女を表現するとしたら・・・「完璧」です。

2015年5月16日
                                         
ショーン・ヴォーガン




二日間彼女のトークを聞けたことは、私にとっては本当に素晴らしい経験でした。

菜穂の魅力的で、優しいスタイルの表現で、これらの言葉が発せられました。


「わたし」は分離した存在としては存在していない。

すべては常にフレッシュで新しく、継続というものはない。

何かをコントロール出来る、ライフから離れた「わたし」はいない。

何も起きる必要がない、なぜなら全てはもう起きているから。


そしてさらに沢山の言葉を 聞いたとき、心臓が興奮でドキドキしていている自分に気づきました。

菜穂の言葉は私の中で、ライフ、エネルギーそして喜びとともにあふれています。

マインドがどう考えても好きではないこのメッセージが喜びをもたらすのは、不思議で面白い と思いませんか?

私には、このメッセージがどこに聞こえてきているのか分かりませんが、私の中の何かが知っていて、このメッセージに喜びを感じています。

菜穂が、質問者からの沢山の様々な質問に対して、妥協の無い同じメッセージで答えるたびに、 同じ興奮と喜び感じられました。

先週のある日、図書館から家に向かって歩いていました。

それは、温かいそよ風のふくアイル ランドの春の午後でした。

そして、なぜか今までに経験したことの無い、そこにあった全てに対して、 完全に満たされた感覚を感じました。

それを特に目覚めの体験とは思いません。

それよりも、この小さな「わたし」には起こりえない、完成された喜びにあふれた感覚でした。

菜穂、アイルランドに来てくれて本当にありがとう。

そして是非またアイルランドに来てください。

2015年5月16日

マーガレット・ダナ  


・・・・・・・・・・


あらゆる教えを超えて、唯一残る絶対な世界。

我々の本当の救いも、この一点にあります。

決して新しいメッセージではなく、むしろ太古から伝えられてきた真実です。

我々はその真実に触れるために、ある時は海外の書籍の中に、ある時はいにしえの経典の中に、その痕跡を探してきました。

でもいまや、完全に「そこ」にある実在の人物から、しかも日本語でダイレクトにシェアできることは、限りない幸運であり、時代の恩恵だと思います。


彼女のメッセージに触れることで、内側から変化が訪れる人達がいます。

何を隠そう、僕もその一人です。

それまで薄いカーテンに覆われていた真実が、赤裸々に、むき出しの形で姿を現しています。

その真実は、すでに疑いようのないものでしたが、それでも何かが覆っていたような気がします。

それは消えてみて初めてわかったことです。


僕はさらに楽になりました。

あはは、楽なるような自分はいない・・・その通りです。

でもあえて言います。

僕はさらに楽になりました(^^)



今日から、大和田菜穂さんを直接感じてもらうサットサン、講演会、リトリートを紹介します。

時間やお金や体調や、様々な理由で参加できない人もいると思います。

でも、あなたの人生は完璧な流れに運ばれていることを忘れないでください。

あなたが望もうと望むまいと、あなたにとって一番いいタイミングでことは起きていきます。


そして、参加できる人は、そのことに感謝してください。

実は起きていることは、あなたの意思ではなく、あなたの行動の結果でもなく、ただそのように起きているのですから。

自分がやっているつもりでいますが、そのような自分など存在していないのです。

ありゃ、すっかり菜穂さん化してしまいました(笑)


詳細はそれぞれのタイトルをクリックしてください (すべて満員となりました・ありがとうございました)



宿泊リトリート

石垣島リトリート 8月29日~9月1日

御殿場リトリート 9月3日~6日

琵琶湖畔温泉リトリート 9月10日~12日 or 13日(一週間後に募集します)



講演会(東京)

「私はいない」の巻 8月22日  ゲスト さとうみつろう ・阿部敏郎

「ノンデュアリティ」の巻 9月19日  ゲスト 雲 黒斎・阿部敏郎(後日お申し込みを開始します)



サットサン(ワンデイセミナー)

名古屋サットサン 8月2日

博多サットサン 8月9日

大阪サットサン 8月16日

東京サットサン 8月23日


イベントトップページ




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Posted by Toshiro Abe at 11:31Comments(59)

2015年06月10日

メガネと人生

今日も元気だ クリッケロ('◇')

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「私が消えて、すべてが一つになる」

昨日は、その状態を想像しても見当違いだという話をしました

私が消えるということを私が考えても分かるわけがないのです。


そこで手がかりとなるのは、実際にその状態にある人が、どのようにこの外界を認識しているかです。

たぶんこう答えることでしょう。


「何も変わらない」


ええっ??何も変わらないだって??


そうなんです。

見かけ上は何も変わらないのです。

空は青いし、雲は白い。

リビングルームにはソファがあって、私がいて、あなたがいる。


でもそのことが、一つのエネルギーの現れだということを完全に知っています。

見かけ上は分離して見えるこれらの現象が、実際には何一つ分離せず、すべてがいまここにあり、それ以外は存在しないことを知っているのです。


それまでは、観念のメガネを通して外界を見ていました。

そのメガネによって、起きていることが解釈され、主役の自分から見た様々な登場人物がいて、その関わりが日常の物語を創り出していました。

この総計を「人生」と呼びます。

人生とは記憶を基に作られた、壮大な物語です。

彼らはそのような物語を作りません。


観念のメガネも記憶によって作られています。

それでは彼らには観念のメガネ(記憶)が無いのかといえば、そうではありません。

たとえて言うなら、そのメガネさえも、起きていることの一部として見ています。

すっかり眠りこけて、自作の物語(人生)に埋没している状態とは大きく違います。


思考も感情も湧きます。

でもそれを経験している「私」はなく、それらもただ起きていることの一部になります。


昨日、「私」というものは思考の産物だと書きました。

菜穂さんはそれを、ひとつなるエネルギーが凝縮した状態だと言います。

ちなみにパートナーの智子さんも常々、自己とはエネルギーの凝縮で、それが現象界が分離して見える原因だと言っています。

森羅万象のすべては、エネルギーの戯れ(リーラ)なのです。


菜穂さんは、ある日突然、その凝縮したエネルギーが拡散して消えてしまったのです。

そして、ワンネス(ノンデュアリティ)が始まりました。

このような表現も、彼女に言わせればストーリーの描写であり、それは個人に起きることではないと言います。


ここが言葉の限界であり、語り部の阿部は、このあたりで黙ることにします(笑)


ゆっくり行きましょう。



今日もここに来てくれてありがとうございました。

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・・・・・・・・


さて、お待たせしました。

明日から大和田菜穂さんの日本ツアーのお申し込みを開始します。

主なスケジュールは次の通りです。


宿泊リトリート

石垣島リトリート 8月29日~9月1日(満員御礼)

御殿場リトリート 9月3日~6日

琵琶湖畔温泉リトリート 9月10日~12日(若干の変更の可能性あり)


講演会(いずれも東京)

「私はいない」の巻 8月22日  ゲスト さとうみつろう ・阿部敏郎

「ノンデュアリティ」の巻 9月19日  ゲスト 雲 黒斎 ・ 阿部敏郎


ワンデイセミナー・サットサン

名古屋サットサン 8月2日

博多サットサン 8月9日

大阪サットサン 8月16日

東京サットサン 8月23日
  


Posted by Toshiro Abe at 12:57Comments(43)

2015年06月09日

新しい落とし穴

今日も元気に クリッケロ。

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つい数年前まで、ここに訪れる人たちは、何が真実なのかを模索していて、ここに書かれていることも真実である可能性の一つくらいに思い、様々な世界を旅していたように思います。

その中の一部の人は、たくさんの情報を経て、再びまたここに戻ってきています。

そのような意味では、真実の探求は終わりました。

明らかだからです。


しかしまだ問題は残っています。

真実は明らかになったが、まだ自分は真実そのものになっていないというわけです。

そして、いつ「私という感覚」が消滅するのかという、新しい探究が始まるのです。


最初の探求に比べたら、ずっと気楽ではあります。

真実のありかが明確になっただけでも、すごい進歩です。

でも相変わらず真実を逃し続けます。

いつの日か、「私」が消え去る時を期待するからです。


「私はいない」と聞けば、私がいない状態を思い浮かべます。

しかし思い浮かべたその状態は、思考の産物でしかありません。


先日、まったく的外れな批判コメントが来て、波動も悪かったので久しぶりに掲載を見送りました。

するとこれ見よがしに「あのコメントを載せなかったのは、お前がノンデュアリティにいないことの証明だ」というコメントが入りました。

それも掲載を見送りました(笑)


どうやら、「私はいない」という状態においては、まったくの無分別になり、なんでも受け入れて、なんの選択もしないと思っているようです。

実際は何も変わらず、好き嫌いもあれば、センスもあれば、個性もあります。

ただ違いがあるとしたら、それらがストーリーの一部だということを知っていて、思考や感情が起きても、それらを自分が起こしているのではなく、「起きていること」として扱っていることくらいでしょう。

だから深刻さが消えます。

気楽になるのです。


「私がいない」という状態は、どのように想像しても、それは想像でしかありません。

一旦そのような想像を持ってしまうと、また新しい目標ができて、その想像の状態に近づこうとしてしまいます。

これは新しい落とし穴です。



じゃ、どうしたらいいか。

どうすることもできません。

どうにかできる「あなた」はいないからです。

ということは、「私はいない」ということは、すでに達成されているということです。

なにもしなくても、すべての人はすでに「それ」です。


「私」というものが実体ではなく、思考の産物に過ぎないことを知るだけです。

誰が知るのか。

そんなことは知りません(笑)


目覚めたらこうなるとか、私がいなくなればこうなるとか、どんな想像も持ち運ばないこと。

その想像も、新しい思考だということに気づくことです。





今日もここに来てくれてありがとう。

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Posted by Toshiro Abe at 12:05Comments(110)