2020年12月31日

からし種のように

人からの評価によって自分を見出そうとする人は、いつまでたっても心休まるときがありません。

みんなに理解してもらうことはできないし、みんなに好かれることなどありえないのだから。


人はあなたを見たいように見て、言いたいように言います。


でもそれはあなたのことではなく、その人の中で作ったあなたのことです。

人は自分自身のことも知らないのに、他者のことをわかるわけがないのだから。


そんな人たちの意見を集めて何になるというのでしょう。



あなたはあなたです。

しかもいろんな人格が現れては過ぎていくのがあなたです。

実はあなたと呼べるような固定された人格など存在していません。

あなたの中を生きているのは群衆であり、しかもそのどれもがあなたではありません。


その奥の奥にあるもの。

それを仏性と呼んでいます。


それはあまりにも純粋で個性もありません。

個人的なものではないからです。

全ての人が共有している本当の自分。

それがあなたです。


この摩訶不思議な仕組みを知ったとき(それは言葉にできませんが)、初めて人は安心します。

誰かがあなたについて何を言ったとしても、さほど気にならなくなります。


そもそもあなたなど存在していないし、あなたしか存在していない。

おかしな言い回しですが、これが真実です。



「個人の自分」いう夢を見たいだけ見ればいいのですが、そろそろ疲れてきたころではないですか?


人の目を気にしたり、自分を飾ったりするのをやめて、そこに使っていたエネルギーを創造性に回したとしたら、生きることが歓びに変わります。


しかも何一つ失うことがありません。



ここまで話を聞いて、しかもこのメッセージを理解できたにもかかわらず、それでもいままでと同じ生き方をする人がほとんどです。


香咲弥須子さんに言わせれば、正気じゃない(笑)


愛と勇気を両脇に抱えて、大空に舞い上がりましょう。

ほんの少しの愛と勇気から始めればいいのだから。


彼女がサンガをサポートしてくれるのは心強いです。

これからもどんどん一緒に活動したいと言ってくれました。


理解を共有する仲間を探して何年間もさ迷った頃を考えると、いまはなんて恵まれていることか。

気がついたら素晴らしい仲間たちに支えられていました。


そんな力を借りながら、みんなが羽を休められるような大木でいたいと思います。







今年も一年お世話になりました。


良いお年をお迎えください。


  


Posted by Toshiro Abe at 10:10Comments(40)

2020年12月30日

歴史の証人

2020年も余すところ2日。

いろんな意味で、いつまでも忘れられない一年になることでしょう。


時代のジェットコースターに乗って、あらゆる景色を見届けてみたい。


我々は歴史の大きな転換を見届ける証人ですね。


わおーーーーーーー!!






これからますます変化は大きくなるだろうけど、心配いらない。

何が起きても、その時どうしたらいいかの知恵は必ず内側から湧いてくるから。


どんな知恵が沸くかは、これからのお楽しみ。


いま全てをわかろうとしないで、それさえもお任せしよう。




今夜もゆっくり「いまここ」へ帰るとしましょう。


満月の今宵は今年最後の瞑想会。

アドレスは

https://youtu.be/mtpbzAYXEZY


21時からです。





  


Posted by Toshiro Abe at 11:48Comments(4)

2020年12月29日

悟りの瞬間

向禅師が昨夜の講話で話してくれたけど、人生でやるべきことはただ一つ、「我」という囚われから如何に自由になるかということ。

阿部流に言えば完全なる自由。

そして完全なる自由とは「自分からの自由」のことです。


「我」に囚われていると、視野がすごく狭くなります。

決めつけが激しくなり、あれこれと裁き始めます。

しかも本当の自分を見たくなくてごまかしているから、人もみんな嘘に見える。

劣等感を抱えているから見栄を張り、上手くいかない理由は世の中のせいか他人のせい。


これらが「我」の特徴です。


自分のこと?なんて思わなくていいですよ。

これは誰にとっても「自分」のことなのだから(笑)


その自分という存在の幻想こそが、人生で唯一看破すべきことです。


その時、途方もない壮大な愛に包まれます。

実はいままでもずっとその愛の中にいたことを思い出すだけのこと。






向禅師はその時、若干18歳。

臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)という不眠不休の荒行で、徹底的な大悟を迎えた瞬間であり、数多き禅僧の中でも稀な出来事です。

だってそのような大悟には、何をしたからそうなるという因果関係はないのに、実際に伝統的な修行を通してそれが起きたからです。


これは完全に矛盾していますが、この矛盾を実現する修行体系を完成させた白隠禅師という人は天才としか言いようがありません。

そして向さんには、法の灯を受け継ぐ役目があったということでしょう。


人生の問題のほとんどは、この「我」への囚われから起きています。

「我」をよりよくする教えは後を絶ちませんが、「我」そのものを超えていくことこそが、新しい文明の礎になると信じています。


まずはいま、心静かにあるがままの命に落ち着いてみましょう。


急いで先に進もうとしないで、まずは立ち止まることです。

コロナ禍がそんな機会になったらいいと思います。



私たちはいったいどこに向かっているのか。

本当はどこにも向かっていないということを見抜くことが、いまを生きることであり、心静かに過ごすことです。



すでにすべては私たちのものなのだから。






  


Posted by Toshiro Abe at 09:35Comments(7)

2020年12月28日

祈り

昨日の瞑想会のレクチャーで、祈りと、愛と、瞑想の話をしましたが、終わった後で改めてその通りだと思いました。


昨日の話の続きですが、瞑想は愛の波動に包まれていきますし、愛の中に入ると瞑想の静けさに出会います。

この二つは入り口が違うだけで、同じものの両面なのだと思います。


祈りは、この二つがさらに高まったときに訪れる神への入り口です。

愛はハートチャクラに、そして祈りはスロートチャクラに関係しています。


神社に行って願い事をするのは悪いことではありませんが、正確に言えば祈りではありません。


祈りは何かを叶えるための手段ではなく、祈り自体が結果だからです。

願い事を祈る場合は、祈りそのものより願い事の内容のほうが重要になっています。

祈りが願望成就の手段になっているわけです。


祈りとは与えるものです。

何を与えるのかと言えば、一番わかりやすいのが感謝を与えるということ。


摩訶不思議な力によって、今日もこうして生かされていることを感謝する。

ただただ感謝する。


それが祈りです。






さて、一昨日ZENサンガの紹介ページで配信したレクチャーの中でも、大切な話をたくさんさせてもらいました。

動画はこのまま残しておきます。

https://satsang.jp/open/


いま多くの人の生き方にシフトが訪れようとしていますが、サンガがそんな新しい人生への指針になれたらと思っています。

12月30日までに入会手続きを終えると、元日から参加してもらえます。



追伸

昨日はブログにたくさんのメッセージをありがとうございました。

読んでくれているあなたの存在を実感しました。





  


Posted by Toshiro Abe at 09:15Comments(11)

2020年12月27日

All You Need Is Love

すべては思い込みだと言ったところで、この言葉で何人が救われるというのだろう


僕自身が窮地に立たされた時、このような言葉をかけられても聞く耳を持ちませんでした。

そんなことより、いま目の前にある危機をなんとかする方策を教えてほしい。

いや、方策だけじゃなく、誰か助けてくれないだろうかと真剣に思ったはずです。


そのメッセージがたとえ真実から発せられていたとしても、それが目の前の人を苦悩から救えるかは別の話です。

もしそれができないのであれば、何のための、誰のためのメッセージなのか。



結局、言葉で人を救うことなどできないのでしょう。

もちろん中には、その言葉が引き金となって新しい世界観が広がる人もいます。

でもそれはごく一部の人です。



もし言葉で救えないのだとしたら何が残るのか。


それは波動なのだと思います。

救えるか否かは別として、少なくとも発信側が愛から伝えているのか、それともマインドから伝えているのか。


もしそれが愛からであれば、相手に言葉の意味が解らなくても、心の支えになる何かが伝わる可能性があるのではないか。


そしてこれからの世の中はますます愛しかいらないのだと思います。



「愛」

さらに分かりにくい言葉になってしまったけれど、理屈ではなくただ愛そうとすること。


ともすればすぐに自分の都合が入り込んでしまいがちな傾向を認めて、それでも愛そうとすること。

愛が何だか分からなくても、わからない自分を愛そうとすること。

それだけが、いまここのチェックポイントのような気がします。



これから先、ますます助けを求める人の数は増えていくと思います。

そんなとき、我々がどんな自分でいるのかはとても重要です。


僕自身もメッセンジャーの端くれとして、このポイントを忘れないように生きていきますが、これを読んでくれたあなたも、いつもこのことを念頭に置いて多くの人たちを癒していってください。








今夜も瞑想会を配信します。

21時になったら一緒に瞑想しませんか。

https://youtu.be/8HotwClfUVw




今日からまたコメント欄を開きました。


一言でもいいから、あなたの声を聞かせてくださいな。






  


Posted by Toshiro Abe at 09:32Comments(69)

2020年12月26日

海と波

ちょうど10年前の講演動画が出てきたので見てみました。

まだ両国でやる前の、お茶の水あたりの会場のようです。

10年ひと昔と言うけれど、ずいぶん長くこの活動をさせてもらってありがたいことです。


その中で全体と個を、海と波の関係に例えて話をしていました。

我々は、自分が海だということを忘れてしまった波のようなものだという話です。





波とは海の運動であって、波そのものが実体として存在しているわけではありません。

波をここに持ってきなさいと言われても、持ってくることはできないのです。


そのような意味から言えば、波は存在していない。

私という自己も、全体の運動であって実体ではないわけです。


ところが波は、自分が海から分離して存在しているような気になっています。

それどころか、海を自分の意のままにしようと奮闘しています。


まったくバカげた話です。


海が波に合わせるなんて、そんなことが起きるはずがありません。

海はただ海をやっているだけだから。


波は望むものを何でも手にしようとします。


そして望まないものはすぐさま遠ざけようとします。


ところが思い通りにはいきません。

そこに苦悩が生じます。

そして周囲を恨み、自分の無力さを嘆くのです。


これは波の能力がどうのという話ではありません。

そもそも波などという独立した存在などないのだから。


もし波が心静かに生きたければ、海との闘いをやめて共に流れることです。


だからと言って何もしないわけではありません。

全体の意志は波の中で生きているから、それに沿っていきるだけです。


そこに波としての分離意識(自我)を持ち込まないということ。

そうすればすべて上手くいきます。


海を生きる。

違う言葉で言えば愛を生きる。

全体(海)とは愛のことであり、自分の形を頑なに持ち運ぼうとする波は怖れのことです。


それは行為の内容とも関係ありません。


道徳的だろうが不道徳だろうが、そのような区別がポイントなのではなく、そこに自我があるかどうかが分かれ目です。


お金持ちになろうが、貧しいままだろうが、神様を大切にしようが、粗末にしようが、そんなこととも関係ないのです。


そこに我を張らずに、全体と共に流れていくのかどうかの話です。

そうすれば決して負けることはありません。

だって闘わないのだから。


これが生きる極意だと思っています。



今日は15時から生配信をします。

時間がある人は参加してください。


アーカイブでも見られるようにしたいと思います。

https://satsang.jp/open/




  


Posted by Toshiro Abe at 11:23Comments(0)

2020年12月25日

魔法の言葉

あれはどうしよう、このことはどうしようって、そんなことばかり考えている日はないですか。

そういう時は、状況を何とか自分の思い通りにしたいのにならないという、怖れと心配でいっぱいです。

やがてまた他の事柄に対して同じようなことをやり始めることでしょう。


そうやって年月が過ぎていくとしたら、人生とは重荷を背負って歩く堂々巡りの迷路みたいなものです。

でもこの迷路はマインドが作り出したものであり、いまあなたがどんな状況にいようと一瞬にして心を軽くすることも可能です。

心が軽くなれば状況も変わってくる。


そこに向かう魔法の言葉は

「ことは自分がやっているんじゃない」

というもの。


ことは起きているのです。

思い切って任せて見ましょう。






だからと言って何もしないというわけではありません。

その時一番いいと思ったことをやっていくのは同じ。

でも結果を作るのは自分じゃないことを知っていれば、気持ちはだいぶ楽になります。


そして真実は、自分なんて呼べる操作人は存在していないのです。


それでも悪あがきしたければすればいい。

気が済むまでバタバタして、結果はお任せ。


バタバタするのも起きることだと思えば、なんて健気な自我君なんでしょう(^^)


昨日紹介したZENサンガでは、いつもこんな話を分かち合っています。

サンガの存在理由は、愛と気楽さです。

https://satsang.jp/open/



同じように日々は過ぎていくけれど、どんな時も巻き込まれることなく淡々としていられたらいいですね。


たまに立ち止まって目を閉じて、本当は何も起きていないことを感じてみましょう。


ほらね、すべては大丈夫でしょ(^^)







  


Posted by Toshiro Abe at 09:20Comments(1)

2020年12月24日

真実だけが人を救う

昨日、同じような内容のメールを複数いただきました。


「ZENサンガとは、坐禅と瞑想の会ですか?もし阿部さんの講演が聞けたら入りたいです」

って。


何をおっしゃるウサギさん。

阿部さんの講演が聞けるどころか、嫌と言うほどバンバン聞ける会です。


ともすれば目の前の現実に取り込まれてしまうのが人間ですが、そんな中にあって、いつでも原点に戻れるように、サンガは真実からブレることなく存在しています。


あなたのもう一つの人生であり、実際の人生よりもっとリアルなものです。


百聞は一見にしかず。

紹介ページを作りましたのでゆっくり遊んで行ってください。


https://satsang.jp/open/



そして魂のレベルで共に生きられることを願っています。







2020年12月24日


阿部敏郎





  


Posted by Toshiro Abe at 09:30Comments(0)

2020年12月23日

フロー状態

昨夜も遅くまでZENサンガの新規募集ページを編集していました。

気がつくと数時間が経っているという具合です。

頑張っているという自覚はなく、ただ凝縮した時間が風のように過ぎていくのです。

これをフロー状態と言うそうですが、何とも満ち足りた時間でした。


ZENサンガは長い付き合いをしてもらうことで確実に気持ちが楽になり、新しい人生が始まったという人が沢山います。

だから多くの人に紹介したい。

内容もコスパも最高だと自負しています。


高齢者と呼ばれる年齢になって、いまが一番充実し、人生はこれからだと心底思う今日この頃です。

まさに青春ど真ん中!


明日からZENサンガを知ってもらうためのオープンキャンパスを公開します。






さて今夜は瞑想会。

僕も智子さんの声に導かれて寛がせてもらいます。


今夜のアドレス

https://youtu.be/uEBUFTwjTHs


21時から





  


Posted by Toshiro Abe at 09:20Comments(0)

2020年12月22日

風に乗って

一昨日の瞑想会のとき、土の時代から風の時代と言われることについて少し解説しました。

その模様はアーカイブで残っています。


風の時代という言葉は最近まで知らなかったけれど、言われてみれば自分自身にピタリと当てはまりました。


この半生は決して生きやすいものではなかったけれど、それは土の時代に風を生きていたからだとわかりました。



いま多くの人が風の時代の生き方を伝えていますが、なんのことはないまさにいままでの僕の生き方のことです。


気がついていないかもしれませんが、あなた自身もここ最近になって、内側がすごく変わり始めたのですよ。

それはレクチャーしていてわかります。


ほんの少し前までは、かなり突飛な考え方と思われていたものを、多くの人が違和感なく受け入れだしたのが話していてわかるのです。



一昨日も、結婚や家庭やパートナーシップのことについて語ったとき、いままでとは違う反応を確かに感じました。


ということは、この先の変化の波に乗れるかどうかなんて心配しなくて大丈夫。


だって「あなたの中」でも同時に変化の波が起きていくのだから(^^)






ZENサンガ11期へのお申し込みは24日から始めます。

内容もコスパも最高だと自負しているので迷っている人は来てください。


このブログでも案内しますね。




今日は特別なスタートの日だとみんなが言います。

そういう気持ちになれるきっかけは、何度あってもいいですね。


だってすべては、想像を超えて素晴らしくなっていくのだから。





  


Posted by Toshiro Abe at 15:35Comments(0)

2020年12月20日

12月20日の記事

明日の冬至から、さらに時代が動き出すと言われていますが、僕自身すでにその感覚を捉えています。

何がどう変わっていくかは各自の想像を超えたもの・・・と言うより想像できないものだと思います。

なぜかと言うと、想像とは過去の素材を新しく組み合わせたものであり、未知を描くことはできないからです。

ワクワクしますね。

どんどん生きやすい世の中になっていくと思います。

今夜21時の瞑想会はそんなメッセージを伝えたいと思います。

https://youtu.be/wGTj5NNpky8

写真は冬至の伊勢神宮


  


Posted by Toshiro Abe at 15:59Comments(0)

2020年12月20日

ショートメッセージ

多くの人の人生がスムーズに流れだしたのを感じています。

それぞれの創造性を発揮して活躍する時代に入ったのです。


必要な時に必要な人や、必要な経験と出会うようになります。


自分を信じてください。

あなたの中で生きているのは、あなたの想像をはるかに超えた偉大なる存在だからです。


今夜の瞑想会は、そんな新しい流れへのスタートにしましょう。



アドレスは

https://youtu.be/wGTj5NNpky8


21時からです



・・・・・・・・・・


【お知らせ】

1月のハートマントラ伝授の日程が決まりました。

マントラ瞑想が初めての方用です。

詳細はコチラから





  


Posted by Toshiro Abe at 12:20Comments(0)

2020年12月18日

ZENサンガの歴史秘話

楽しいことや、やりたいことをやっていると時間を忘れます。

時計を見れば30分くらいだと思ったのが2時間たっていたり。


いまZENサンガの11期の募集に向けて、もう一度立ち止まり、僕が一番作りたいサンガはどんなものなのかを改めて考えたりしています。


ネット上でサンガができないかと最初に発想したのは20年以上前。

まだネット社会が普及する前のことです。


向禅師も当時からパソコンを操る人でしたので、まずはHPを作ろうという話になりました。


とはいえ、お互いに相手が作ってくれるだろうという期待を持っていて、結局僕がしびれを切らしてHPを作成したのが2000年。

その直後に、FM沖縄に僕のリクエストが急増するという現象が起き、局が僕を探し出します。

その願いを受けた「ふきのとう」というフォークグループの細坪さんが、僕が作成した奥山ZENスクール(ZENサンガの前身)のHPを見つけるのです。


もしHP製作があと一年遅れていたら、僕の人生は大きく変わっていました。


起きることが起きる。

人の出会いも含め、すべての絶妙なタイミングで起きています。






今日も、これからのサンガをいろいろと空想しながら過ごそうと思います。


来週に入ったら募集の案内をします。


どちら様もごきげんよう(^^)



  


Posted by Toshiro Abe at 12:51Comments(0)

2020年12月16日

簡単だけど役に立つ話

今日もダメ押しです。


上手くいっていないと思うことを、考えてより良くしようとするのは間違っています。

考えはあなたをどこにも連れていきません。

ただ不幸な気持ちにするだけです。


まるで渦巻のようにあなたを巻き込んでしまうのでしょうが、この情報を聞いたら少しずつでいいから、そのことについて考えるのをやめましょう。

複数抱えている人は、それら全部です。






いつも考えごとをして、不安やストレスを抱えている人は、思いの世界が強固になってしまっています。


そしてその世界は、あなたに何ももたらしません。

たんなる習慣なのだから。


どんなに深刻に見える問題も同じで、例外はありません。

僕に言えるのはここまでです。


少しずつ考えない練習をしてください。



・・・・・・・


それはそれとして今日も瞑想会をお届けします。

https://youtu.be/ztVJ6SZeRVc


同じことを感じ始めた人たちと、同じ時間を共有しましょう。










  


Posted by Toshiro Abe at 09:30Comments(0)

2020年12月15日

元気配達人

プレッシャーを感じている人は、人生をコントロールしているのは自分じゃないことを何度も思い出してほしい。


本当に自動運転だから。


確かにいま感じているプレッシャーも自動的に起きていることなので、自分ではどうしようもない。


でも失望しなくていい。

だってこの記事を読むということも起きているのだから、大事なことを思い出す方向に向かっている(^^)






やっているのは自分じゃない。

これからも自分じゃない。


このことは脳科学がとっくに発見しているのに、みんな見ないふりをしている。

ま、それも起きていることだけど。


この記事はプレッシャーに押しつぶされそうな人や、後悔に苛まれている人に書いている。

しかも気休めを言っているのではなく、見えなくなってしまった真実を言っている。


おーい、神さんよ。

頼りにしてまっせ(^^)/






  


Posted by Toshiro Abe at 09:20Comments(0)

2020年12月14日

今週も「あなたの人生に行ってらっしゃい」

自分の都合を考えていると苦しくなります。

一方で、愛の中にいると自分を忘れて苦しさが消えます。


この二つが入れ替わり立ち替わり起きているのが我々の人生です。


何十年も自分の都合を生きていた人が、苦しさの中でふと愛に目覚めることもあります。

それは縁によって起きることであり、自分が計画してやっていることではありません。


いつも言うように、そうやって人生をコントロールしている自分など存在していないのだから。


「自分」というものは、思考が作り出した偽の主体だということに気づけば、人生観は根底から覆ります。

そして頑なに握りしめていた義務や役割から解放されます。

「べき」や「ねばならない」が極端に減るのです。


そこから自由な生き方が始まり、それまで頑張って生きていた頃より、人生はスムーズに展開し始めます。


これは努力とか才能とかではなく、気づきによるエネルギーの化学変化のようなもの。

その気づきを作り出すことはできませんが、気づくためのムードを整えることはできます。


その一つがリラックスすることです。

馬鹿の一つ覚えみたいですが瞑想が大切だと思います。






さて今日もそれぞれのドラマを生きるとしましょう。


自分の都合ばかり考えているときは、今日の話を思い出してください。

苦しくなったら立ち止まるのです。


決して自分を責めないこと。

あなたがやっているのではないのだから。



何が起きても大丈夫。


すべては移り変わっていきます。




  


Posted by Toshiro Abe at 08:10Comments(0)

2020年12月13日

怖れは要らない

僕が対談講演をするときに選ぶ相手には共通点があります。

それは、人を怖れさせるようなことを絶対に言わないということ。


例えば正しい拝み方とか、正しい先祖供養とか、知る由もない死後の世界に対することをまことしやかに言われたら、思わしくない出来事が起きれば祟りだと思ってしまいます。

一見悪いことに見える出来事も、その裏に大きな宝が隠れていることもあるのですが、怖れの目からは見えなくなってしまいます。


たとえどんな内容であれ、怖れを抱かせるようなメッセージはスルーするに限ります。

いったん採用してしまうと、その物語が自分の真実になってしまい、その先もずっと影響され続けることになるからです。

中には意図的にそのような情報を伝える人もいて、怖れさせればその相手をコントロールできると思っているかのようです。

事実そのような相談を受けることもあります。


この先、見えない世界に関する情報の取捨選択は、「怖れ」を与えているか否かを基準にしたらいいと思います。







今夜も瞑想会をします。

21時からです。

パッと、気分転換といきましょう(^^)

https://youtu.be/YY6D16UBVK0





  


Posted by Toshiro Abe at 10:00Comments(0)

2020年12月11日

夢から覚める

もしあなたがベッドの中で目が覚めて、いままで人生だと思っていた全てが、幻想につぐ幻想によって描かれた夢だったと知ったら、どんなことを思うでしょう。

いままでにも何度も、この人生や現実だと思っているものは夢だという話は聞いたことがあると思います。





このブログでも再三にわたり伝えてきました。


でもそのような話を聞いたとしても、

「ああそうですか、夢なんですね」

なんて思ってもらえないことは分かっています。


むしろ受け狙いで奇抜なことを言っているくらいに思われているかもしれません。



でも文字通り本当に夢なのです。

それは覚めたときに分かります。


目覚めたからと言って、いままでの夢が消えてしまうわけではありません。

個人的な夢が終わっても、人類という集団的な夢が続いていくからです。


あいかわらずその夢の中で特定の人物を演じ、さまざまなエピソードに参加することになります。

表面的には何も変わらないのですが深刻さのようなものが消えています。


そして人の目や常識にとらわれることなく自由に生き始めます。

どちらにせよ夢を夢だと知っているからです。


「どちらにせよ同じこと」

これは先日紹介したチェーホフの戯曲「三人姉妹」に登場する軍医の口癖です。


「右に流れても左に流れても どっちだっていいよ」

これは「let it be」に勝手につけた日本語詞です。


このようなことを繰り返し書くのは、きっと心のままに自由に生きてほしいからでしょう。

すべてが夢だとわかったときに、もっと冒険すればよかったと思うだろうから。



今夜はサンガの講演会。

月末からサンガの新規募集が始まるので、あなたも検討してみてください。

お試し期間もあります。


会場での講演会は何百回もやってきましたが、サンガでの講演はいままでで一番楽しい時間です。





  


Posted by Toshiro Abe at 00:04Comments(0)

2020年12月10日

瞑想の後

今日は瞑想者へのアドバイスです。


瞑想が終了した後は、最低5分間の時間をかけて身体を回復してくださいと、しつこいくらいに伝えてきました。

瞑想中は熟睡時以上に代謝が落ちているので、急に立ち上がったり、すぐに活動に移行したりするのはやめようというわけです。


そして身体を回復しているときは、あれこれと考えをめぐらすのではなく、手のひらに伝わってくる身体の感触をよく感じ取ってみましょうと伝えます。

普段は忘れている身体を感じるのです。


感じることと、考えることは同時にはできません。

感じることは直接的であり、考えることは間接的です。

感じることはいまにあり、考えることはいまにいません。






さてそのように伝えると、質問が来ました。

「身体は幻想だと奇跡のコースで教わりましたが、自分の身体の感触を味わうというのは矛盾していませんか」


そのとおり、身体は幻想だという見方もあります。


でも身体自体が幻想なのではありません。

「自分は身体だ」という身体との自己同化が幻想なのです。


身体が朽ちてもあなたが朽ちることはありません。

身体は生まれたり死んだりしますが、あなたはそれを見守る永遠の存在として留まります。


あなたは身体を超えた永遠の純粋意識だからです。







  


Posted by Toshiro Abe at 12:42Comments(0)

2020年12月09日

「いまここ」と「かんながら」

「いまここ」という言葉にこだわり続けているけれど、この一言にすべてが含まれています。

僕が最初に出した本のタイトルが「いまここ」

このブログも一時は「いまここ」という名前で書いていました。



2冊目の本が「随(かんながら)神」

「かんながら」とは「いまここ」のing形。

いまここは生きているので、正確には「いまここing」となり、それが「かんながら」です。



ingを作っているのは誰でもありません。

あえて言えば全体であり神と呼ばれるもの。

したがって「かんながら」は「神ing」と言うこともできます。


あらゆる存在は「いまここ」にあり、それ以外の時も場もないのですが、人のマインドだけは決して「いまここ」にいることができません。


いまについて思考した瞬間、その思考は「いま」のことではなく「いまについて」のことになるからです。

そこには距離があります。



そうやって「いま」というリアリティから距離を持って離れた現実を人は生きることになります。

その現実を夢と呼んでいます。


マインドは、「いま」から離れて夢の世界に出ていったまま帰ってこない旅人のようです。

その旅がそのまま人生という物語になります。






旅人が「いま」に帰ってくることは稀ですが、帰ってみれば旅先で探していた宝のすべてが「ここ」にあったことを見つけます。


そのとき、彼方から声がします。

「おかえり」


真理への知識など必要ありません。

「ただ、いま」に帰るだけ。

「おかえり」



朝晩の瞑想の価値は計り知れません。

でも夢の中では、もっと大切なことがあるような気がしてしまうのです。


だからせめて週に一度は瞑想をしてもらおうと、オンラインの瞑想会を開いてきました。

NIKE瞑想のweb瞑想会も6年目になります。


今夜21時のアドレスは

https://youtu.be/3sl6UYIjfOc



・・・・・・・・・


【ご連絡】

いままでに「ガネーシャマントラ」を受けた人で、今夜のガネーシャマントラフォローアップの案内が届いていない人は連絡下さい。

imadesk@nifty.com





  


Posted by Toshiro Abe at 11:02Comments(0)