2016年01月21日

0.6秒

何から何まで自分とは関係なく、意思さえも0.6秒前に決まっているとしたら・・・

やっぱり僕たちは映画を見ているんだと思う。

映った瞬間から、それを認識する間が0.6秒だというわけだ。


映画を見るというのは、よく使われる例えだけど、人生の映画は3Dだというところがミソ。

しかもそれを外から見ているんじゃなくて、中から見ている感じ。

だから生々しい。


そして自分が、映像が映ってから0.6秒後に認識しているなんて思えないから、やっぱり登場人物と同化してしまう。

もし同化しなければ、どれだけ気楽になれると思う?

何一つ誰の責任でもないことが分かってくる。


このことを思い切り自覚して行動してみると面白いよ。



でもさ、何を考えるのかは、その気になれば選べるよね。

もちろんそうやって選ぶことも0.6秒前に決まっているということになるわけ。


あはは、どこまで考えてもキリがないし、どうしようもない・・・という思考も0.6秒前か。

0.6秒前に全てをやっているお前は誰だ??



今日はさすがの沖縄も肌寒くて、外出せずに依頼された原稿を書いていました。

そしたらこんなこと書き始めて、依頼されていたのとは全く違う世界だから、新鮮なうちにアップしてみます。

って、やっぱりこれも0.6秒前のこと?


もう考えるのやめて、真面目に原稿書く。



Posted by Toshiro Abe at 19:04│Comments(29)
この記事へのコメント
ホント、寒いですね。
Posted by てつ at 2016年01月21日 19:18
誰だ?誰だ?誰だ~?

空の彼方に踊る影

白い翼の~ ガッチャマーン


という名作アニメがありますね


地球はひとつ

地球はひとつ

お~、ガッチャマーン、ガッチャマーン

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
Posted by 大空(おおぞら)大空(おおぞら) at 2016年01月21日 19:26
0.6秒前に決まってるなら、楽でいいですね。
乗っかって行こ。思考もか、、、。
Posted by にしざわ at 2016年01月21日 19:45
0.6秒前に、考えて選択する前に
事が起きているなら…。

例えば、考えない。

そうすると何が起きるのでしょう?

うーん。考えない…のは、私には難しいです!
Posted by tomoko at 2016年01月21日 19:55
あんなこともこんなこともぜーんぶ決まっていて、私もあの人も知らない人も、みんな同じところから発してる同じエネルギーだというのは、理屈でしかわかっていませんが、それでもすごーく気楽になります。

そしたらだんだんと、人が愛おしくなりました。
今までは、自分に都合のいい人に対して感謝の心を持たなきゃと意識してましたが、そんなこと何も関係なくその辺にいる子供でもおっさんでも命がかわいいと感じるんです。

もちろん好き嫌いも頭にくることもありますが、何だかそこを超えた感覚です。
阿部さんのブログを見つけて数年経ちますが、出会えて本当に良かったです(^ ^)
Posted by ちゃあこ at 2016年01月21日 20:00
>もし同化しなければ、どれだけ気楽になれると思う?

・・・無限大です。自我意識との同化・埋没・・・これが 人間ドラマを生み出してはいますが、同時に 苦しみや悲しみのドラマも仕立ててしまいます。

総てを 自我意識を 誤解された個別意志を 私は私という ちんけな意識を

あべにぃの 下に 破壊して、自我意識以前の 意識に たちかえりませう。
Posted by AQU@ at 2016年01月21日 20:20
まぁ何でしょうかね(小汗)
この世(二元)の真理(概念)として「諸法無常「と言われてるなら、概念的には何も定まっていなくて、全ては「空」なるもの(何も決まってないもの)と言えるんでしょうか。

全ての次元が、「無」から集合的客観?によって発生した分けなら、「空」も、「諸法無常」も、無からすればただ見ているだけの「運命」として在り、その「運命」とは「空」なる何も決まっていないと言う事でもある分けでしょうか!?
なら「無」に於いては運命は決まっているとしても、この二元に於いては、決まってないとも言えるのではないかなと。

どちらの次元も表裏一体として対等として在るなら、運命は決まってるとも言えるし決まってないとも言えると、このように結論付けてしまった次第なのでありんす(:≧▽≦;)ゞポリポリ

(;∩_∩)_旦~~ <知っ茶か滅茶か>
Posted by 茶呆り~ら♪ at 2016年01月21日 20:29
tomokoさん、考えないが起きて居る分けです(笑)
Posted by 茶呆り~ら♪ at 2016年01月21日 20:34
本当に不思議な隙間というか、間隙ですよね、意識し出すとこれがまた結構長い。新春の講演会の折、壇上には3つの席とその上に3本のマイク。全てが全体のエネルギーの顕れ…。じゃあ、マイクが大根であって、なんか聞こえない…とか思いながらも取り立てて言う人もなくみたいな妄想が沸き上がってきました。あそこの場面では、やっぱり大根ではなく、マイクだと判断したのはスタッフさんですが(まぁ普通マイクです(^-^;)その0.6秒前に全体がそう起きて、ただ起きているといいながらやっぱ、ここはマイクでしょ、という全体の意思があるような気もします。全て完璧に起きることがただ起きる全体の顕れに意思はあるのでしょうか。
Posted by たお at 2016年01月21日 20:41
>あべにぃの 下(もと)に・・・です。変換の妙ですからね(爆)元でも同意です。
Posted by AQU@ at 2016年01月21日 20:48
いつもありがとうございます。

今日も善き一日になりますように。
Posted by ほったん at 2016年01月21日 20:53
阿部さんのブログを訪れる人は多いのですが、コメント見てる人はそんなに多くはないのかも!?
僕が以前、本に書いてあった中村天風さんの小話が大変面白くて、長文だったので自分のブログ(僕のブログだと明かさず)に誘ったのですが、見に来た人が非常に少なくてビックシ。
なので、ここに書き込んでる人達は、おそらく数少ない常連さんなんでしょうかね!?

すいません。意味のないコメントでした(*´з`)ゞポリポリ
Posted by 茶呆り~ら♪ at 2016年01月21日 20:58
無念無想になればこの現象界は消えて行くので
想念がこの現象界をつくりだしていることがわかります

想念がこの現象界をつくりだしているので
想念=存在

あらゆる想念は現れては消えて行く幻…
あらゆる存在は現れては消えて行く幻…



幻は存在していませんが
本当に存在していると信じているなら
その間は
本当に存在しているものとして経験出来ます

例えば3Dの映画を見に行くと

本当は存在していないのに
本当に存在しているようにしか見えないことが
起こり得ることがわかりますよね

とてもリアルで現実にしか見えないこの現象界…
実は
想念がつくりだしている立体映像・ホログラム

起きているようで起きていない



存在していないもの…存在しているもの…

沈黙…想念…

真実…幻…














ブッダ☆ブッダ☆


ありがとうございます
Posted by 甲賀忍者 at 2016年01月21日 21:04
わっ 阿部さん。。
今日は「そうだ!阿部さんのブログ見よう」って思う前に
指が先に動いてお気に入りクリックしたことに気付いてしまった
阿部さんの今日の記事に目がいったのは
それに気づいた一瞬後、ですよ。
その気づきがすでに0.6秒おくれ...
記事の内容がシンクロぽっくって気持ち悪い...タハハ(笑
ホント、今指動かしたの誰?って感じですよ
たまんな〜もぉぉ〜 
Posted by プリン at 2016年01月21日 21:21
阿部さん。
こうやって何度も何度も繰り返し語ってもらうことで、同化しきりまくっていたのが、本来のほうに何度でも何度でも思い出されています。ありがとうです。
Posted by Rinko at 2016年01月21日 21:59
私、


 開運 「「大空詣で」」始めました。


心から安心して おやすみなさい♪
Posted by 愛ラ-雲国際レディオホテル- at 2016年01月21日 23:01
茶呆り~ら♪さん

「諸法無常」って言い方、正しいんでしょうか。
(普通、「諸行無常」だと思うんですが(諸法なら、諸法無我みたい)。
 検索すると、諸法無常の用例も見つかりますが、
 諸法無常とは言わないという記事も見つかります。)

それで、「諸行無常」ですが、すべては変わり行く、という意味で、
運命が決まっているという意味ではないと思います。
Posted by rakuni... at 2016年01月21日 23:05
もう お手上げですね

0.6秒の壁は厚い(笑)

映し出される映像を淡々と観る

それしかないですね
Posted by カズ at 2016年01月21日 23:40
昨年秋頃
信頼の糸が切れた
周辺事情分からず
独りよがりに
ならざるを得ず

しかし誰も悪くはない
いや私が悪いんだ(^^)

いや悪くない

ただことが起きただけ


認識するまで0.6秒?
私の場合2、3秒かかりそうだな

超とろくて鈍くて
自己嫌悪におちいることもしばしば

仕方ないね
これが私だから
こんなヘンテコな私と生きていくしかないよ(^^)


今日は2つもブログ更新ありがとうございます

おやすみなさい
Posted by しんしん at 2016年01月22日 00:20
眠れなくて リーラを覗いたら…

同じこと考えます、思わずむふふ♪となりました。
キリがないですねぇ。
ほんとに誰なの〜(笑)、何者でもないんでしょうけど
Posted by 薄茶色 at 2016年01月22日 02:22
何気ない質問ですが、

0.6秒前に決定説ってのは、

時間は幻想で「今」しかない、

ってのとどういう関係性と受け止めてます?

この記事にコメントされた皆様は。

阿部さんに同化した答えじゃなくて。
いないわたしとかじゃなくて。
Posted by さむ at 2016年01月22日 04:01
茶呆り~ら♪さん


 さいごの 「サムイです。」 は .....

  → さぁ ! 無為です。


 
掛詞です。
Posted by 日和る at 2016年01月22日 07:37
茶呆り~ら♪さん

> それで、「諸行無常」ですが、すべては変わり行く、という意味で、
> 運命が決まっているという意味ではないと思います。

「運命が決まっている」は書き間違い。
運命とは関係ないということが言いたかったのです。
Posted by rakuni... at 2016年01月22日 07:52
『今』というのは

過去現在未来の時間で考えると
私はちょいと違う気がします。

どちらかと言えば、今この瞬間に
あらゆるものに気づいている意識と
いう事です。

この意識をよく観察してみると
常に今この瞬間しか捉えておらず、
そのすぐ後に思考が働き、捉えたものに
名前を付けたり、これまでの記憶や経験
から、これはネガティブだポジティブだ
と仕訳をしているのが分かります。

通常は意識と思考を同化してるけど、
瞑想や禅をしていると、意識で捉えたものに対して思考があれこれ働いてくるプロセスが、スローモ―ションで見えてくるのです。(私の場合)

0.6秒前に云々のしくみはよく分からないけれど、自分の経験から、なるほどね!と納得しています。

あらゆるものは幻想であり真実です。

幻想と断定するには、その言葉から受け取るニュアンス故に少し誤解が生まれるかも
しれません。勘違い、私はこの言葉の方がしっくりきちゃいます。

ゴチャゴチャ書いたけど、
本当はとぉ~~~ってもシンプルなこと。

まんま、まんま、本当にそのまんま。

今まで見た事もない、聞いた事もない、
名前も分からない、そんなア―トを見た時のような、ポジティブもネガティブも名前も何も全く沸かない時のような、その純粋な意識、それが瞬間瞬間起こっているのです。
Posted by ゆりか at 2016年01月22日 09:47
>ゆりかさん

研ぎ澄まされた気付きですね。
すごい丁寧に心にフォーカスされてるじゃないですか~( ゚Д゚)

幻想 → 思い込み

僕も共感します。


ところで、皆様はご存知かどうか、

「0.6秒説」と「今しかない」の話でつい思い出してしまうことが僕にはあります。

以下、ちょっと長いのですが笑い話として聞いて下さい。

・・・

「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画に出てくる登場人物にDIO(ディオ)という、主人公たちと宿命のライバル的な悪役キャラが出てきます。

DIOは物語の第一部、自らの野望のため古代の秘術で作られた仮面を用い、最強最悪のアンデッドに生まれ変わった男ですが、

第三部ではさらに恐るべき特殊能力を手に入れます。

その力とは「時を止める能力」です。

作中ではタロットの暗示をモチーフにしてその能力は「ザ・ワールド」と呼ばれています。

DIOは必殺技みたいに「ザ・ワールド!」と叫び、時を止めてから相手を好き放題攻撃します。元々最強なのに、加えて恐ろしく卑怯です。(笑)

今手元に漫画がないのでうろ覚えですみませんが、DIOが主人公にその能力の獲得の経緯を説明するシーンがありました。

(あるいは、作者の荒木飛呂彦さんが読者に向けた説明をDIOに語らせているとも取れます。笑)

DIOが最初にその能力に気付いたのは、ほんの一瞬だけの出来事でした。
「何か今、一瞬世界が静止した気がした」という感覚。

やがてDIOはその感覚が誤りでないと確信し、その「世界が静止すること」を能力としてコントロールしようと試みます。

そしてDIOは気付きます。

「頑張ったらもっと長く時を止められるぞ!すげえ能力だぞこれは!」

そのことをDIOは主人公に不思議な表現で説明します。( ↓ うろ覚えなので雰囲気だけ)

「最初はほんの一瞬だけ静止した時が、頑張って今では時間の感覚にして4秒から5秒ぐらいまで止めていられるようになった。」

「時を止めているのに4、5秒というのはおかしな話だが。」

・・・

ここから僕の推測。

たぶんですが、

漫画執筆中に、描いていた「ザ・ワールド」の設定に途中で矛盾を感じた荒木飛呂彦さんが、それをそのまんまDIOに語らせたのではないかと。(笑)

DIOも「ザ・ワールド」の原理が分からないままその能力を使っていることにすれば、読者に対しても矛盾の辻褄が合うように無理な説明を講じなくても済むって訳です。

DIOって面白い。ヤな奴ですが。(^◇^)
ジョジョの奇妙な冒険って面白いです。

第四部以降もまた機会があったら読んでみたい。

…という話は置いといて、

時間に関する上記のようなファンタジー、皆様は面白いと思いませんか?

僕はファンタジーも大好きで、また、人間の「思い込み」というのも愉快に思います。

そうした思い込みの滑稽さというのは、人間の愛すべきコミカルなところだと思うのは僕だけではないでしょうね。

・・・

以上、

「 0.6秒説 & 今でしょ!」を聞いて甦る、楽しい過去の記憶でした。

長々とすみません。(u_u*)

(え? 今しかないから過去なんて存在しないって? そりゃどうも失礼。^^)
Posted by さむ at 2016年01月22日 12:09
rakuni... さん、諸行無常だったようです、すいません(苦笑)

僕はそれを、「この世には永久不変なものはない」、と言う意味で、
「空」の一つの現われを、概念化したものではないかと、このように憶測した分けです(小汗)

では、「空」は運命には関係しないのかと問うならですね、「空」もまたもしかしたら、運命(言わばプログラム)なるものではないかと思った分けです。
この辺はややこしいのですが、「空」を「無(熟睡)」そのものとして捉えるなら、「運命」の背景(発生基盤)なので「運命」には左右されないのですが、けど、「無(熟睡)」から生じた「空〝意識〟」として捉えれば、それは意識なので発生したものであり、ならこれもまた「無」に発生しているプログラム(運命)とも言えるんではないかなと。

まぁとにかんですね、僕の戯言なんで気に入らなければゴミ箱に捨てて下さい^^

ササ、ドゾドゾ♪ (*`▽´)_旦~~ <捨て茶って>
Posted by 茶呆り~ら♪ at 2016年01月22日 19:10
追記

分離意識が消えて、全体意識?が現れているとしても、そこに認識が起こっているなら、やはりそれは「無」に発生しているものだと思う分けです。
なので、この世のあらゆるものは、「運命」に束縛されているかもと、このように思えてしまう始末なのです(爆汗)
Posted by 茶呆り~ら♪ at 2016年01月22日 19:25
茶呆り~ら♪さん、
返信ありがとうございます。
Posted by rakuni... at 2016年01月22日 20:13
こんにちは、個人的意見ですが。

ゆかりさんのコメントで、

「この意識をよく観察してみると
常に今この瞬間しか捉えておらず、
そのすぐ後に思考が働き、捉えたものに
名前を付けたり、これまでの記憶や経験
から、これはネガティブだポジティブだ
と仕訳をしているのが分かります。」

と言っておられます。
ここの、捉えたものに○○と仕分けしているとありますが、
ここが、「個人的エネルギー」と勝手に思っています。


菜穂さんのリトリートに参加して、少ししてから体感したのですが、
ここがスルーしている状態で、1週間位の時間が流れました。
その時は、すっごく楽です。
なぜなら、思考・感情に煩わされないから。
思考も感情もみんなあります。が、すぐに、次、次、となり、ただ見ているだけ・感じただけ。
体は勝手に動いています。口も勝手にしゃべりだします。
あ~楽 ♪

個人的エネルギーが働かないと、ルパートの言う、「人間には3つの生がある。」の2つめ「空」としての生き方かと思われます。

今は、それがどうして働かなかったか、理由はわかりませんがいくつか試している日々です。

わかったら素敵だな!
Posted by ハゲ輝蔵 at 2016年01月24日 23:24
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