探究の終わり

Toshiro Abe

2015年06月04日 12:23

今日は少し長くなります。

ですから最初にクリッケロ('◇')

人気ブログランキングへ

にほんブログ村



すべてはただ起きている


私はいない


誰もが最初から救われている


私たちは同じ一つのものだ


時間は存在していない


人生はどこにも向かっていない


私たちは最初からゴールにたどり着いている



これは、このブログや講演会で伝えてきた主要テーマです。

実はこれらのすべては、同じことの違う表現です。

そのひとつのことを伝えるために、9年間で4000に及ぶ記事を書いてきました。


ここにきて新しく、ノンデュアリティという言葉が出てきましたが、非二元とは一元のことであり、2500年前に釈迦が伝えた真髄です。


諸法無我


仏法は無我にて候



人生には時として、人生を変えてしまうほどの大きな出会いがあります。

僕にとっては、向さんの禅、そして大和田菜穂さんの存在がそれです。

特にまだ出会って40日間に過ぎない大和田さんの出現は、これまでの活動のすべてを一気に高めてくれる衝撃的なものでした。

あまりに強烈で、人によっては違和感と抵抗感しか残らないかもしれませんが、それでも一部の人にとっては、長年待っていた夢のような出会いになったことでしょう。


それは長年における「探究の終わり」を意味しているからです。

あなたは自覚しているかどうかに関わらず、ずっと探究を続けてきました。

それはスピリチュアルな世界に関心を持ってから始まったのではありません。

その前からずっと探究して来ていて、その方向性が物質社会からスピリチュアル世界に変わったに過ぎません。

ありとあらゆる人は、物心ついてからずっと探究しているのです。


何を探究しているのかを正確に知っている人は一部です。

ほとんどの人にとっての探求は、幸せを探し求めることです。

そのために、安らかな家庭、豊かな財産、やりがいのある仕事、周囲からの尊敬、愛するパートナー、温かな人柄、高い精神性、それらを持った自分を手に入れようと生きてきました。

そして一部の人は、それらのすべては「本当の自分」を見つけることで達成されると知り、探究の矛先は「幸せ」から「真理」に変わっていったのです。


その探究がいま、終わろうとしています。

それは探究者自身の消滅と共に現れてくる、我々の真の姿であり、至福、あるいは愛と呼ばれる次元への再誕です。

そのとき人は

「Already in Love.

すでに愛の中にあった」

と宣言します。


このブログの読者は、ここまでの言葉に、しっかりと付いてきていることでしょう。

そして理解してくれている人も多いと思います。


問題は、このことを理解しているのと、その状態にあるのとでは、雲泥の差があるということです。


「わかっているよ。でも自己の消滅に対して自己にできることは何もないじゃないか」


その通りです。

確かにこの言葉は、真理達成者(あえてそう呼びます)たちが異口同音にいう言葉です。

でもちょっと待ってください。

この言葉の意味を取り違えていませんか。

何もできないのと、何もしないのとは違うのです。


なぜ彼らは何もできないというのか。

それは、できるような自分など最初から存在していないからです。


それでも我々は何かをすることができます。

散歩をし、食事をし、こうしてブログを読んでいます。

実際にはあなたがそれをしているのではなく、ただそのようにことが起きているのですが、分離した自己から見れば、自分がやっているという感覚になります。


そんな我々を見て達成者たちは、


「やっているのはあなたではない

ことはただ起きている

あなたには何もできない

なぜならあなたはいないからだ」


と言うのです。



最後の一歩も同じことです。

ノンデュアリティ(非二元)に対してできることは、なるべく多くの時間、その情報に触れ続けることです。

いまは時代の恩恵でyoutube動画などがいつでも見られます。

そして的を射た書籍も、ちらほら出始めています。

我々は信じられないくらい恵まれた時代に生きているのです。


そして最も近道は、と言うより最も確実な道は、実際にその次元にいる人のそばで、その人の臨在を感じ、共に同じ時間を過ごすことです。

質疑応答が繰り返されますが、何を聞いたか以上に、その場にいることでたくさんの見えない影響を受けています。


僕がこんなに大和田さんを推薦するのは、彼女が完全に「そこ」にいるからです。

これは日本だけではなく、世界でも極めて稀な現象だと言っておきます。

なぜそのことがお前に解るのかと言われそうですが、まがりなりにも30年間同じことを伝えてきた身として解るものは解るのです。

彼女が日本人であったことは、僕たちにとってとても幸運なことです。


数時間の講演会でも、丸一日のサットサンはそれ以上に、彼女の影響をうけることになるでしょう。


ましてや数日間、寝食を共にして、外部の情報を絶ち、ずっとそのことだけに焦点を合わせられたら、そこで与えられるパワーは計り知れないものになることでしょう。

それは大和田さん自身も言っておられることです。


彼女のユニーク性はたくさんありますが、いままでに彼女自身から何かをしようとしたことは一度もないのです。

海外で話題になったのも、彼女自らがメッセージを伝えたわけではなく、彼女の変化を見た友人が、彼女の言葉を録画し、それをyoutubeに載せたことがきっかけです。

僅かの間に世界中から質問が寄せられ、いまに至っています。

まさに、「It’s a miracle!」「Unbelievable!」です。

もしその友人がいなければ、彼女はいまもパリの片隅で、幸福ないまを過ごしていたことでしょう。

宿泊リトリートの影響はとても大きいだろうと彼女自身も言っていますが、実は彼女にとって今回が初めてのことになります。


これもご縁なのでしょう。

今後の彼女の活動の一切を任せてもらえることになったので、僕自身がプランを立て、マネジメントをさせて頂きます。


今回の石垣島リトリートは、できるだけ参加しやすい設定にしました。

それでも参加できる人は僅かかもしれません。

参加できなくてもガッカリしないでくださいね。

必要なことがただ起きるだけで、何かを失うわけではありません。

他の地域でもリトリートを計画していて、さらに参加しやすい条件にする予定です。


石垣島の詳細はコチラから。
(申し訳ありません。公開直後に定員50名が埋まってしまいました)




いつも応援ありがとうございます。

人気ブログランキングへ

にほんブログ村