動きを止めれば
大きな気づきが起きてから、それまでの自分が全部消えてしまいました。
若い頃は「阿部敏郎」を生きていたけれど、いまはただ誰でもない一人の人間を生きていています。
確かに名前は名乗るけどそれは単に便宜上であって、いまの自分はただ、その瞬間瞬間の存在です。
そのような意味では、社会の中に生きてはいますが、社会に属していません。
よく黒斎くんが言うところの、ゲームのキャラではなくプレーヤーを生きている感覚です。
画面の中から、画面の外に移行するのは、内なる気づきによっておきます。
それまでは、知的に理解しているに過ぎません。
ゲームのキャラが、「そうか、私はこのキャラじゃなくてプレーヤーだ」とゲームの中で言っているのと同じです。
プレーヤーの感覚を思い出すには、リラックスすることです。
キャラの動きを止めて、ただ静かに在ること。
するとキャラはその役目を終えて消滅していきます。
キャラとは動きのことです。
思考の動きがキャラを作り出しています。
すでに実践の時が来ています。
これ以上の知識は要りません。
実践して、体感して、存在をシフトさせるだけです。
そうすれば、なんだってよかったんだってことが、よく分かりますよ。
昨夜、東京にやってきました。
さぶっ。
雪の地方の方、くれぐれもご注意ください。