動きを止めれば

Toshiro Abe

2014年12月17日 10:01

大きな気づきが起きてから、それまでの自分が全部消えてしまいました。

若い頃は「阿部敏郎」を生きていたけれど、いまはただ誰でもない一人の人間を生きていています。

確かに名前は名乗るけどそれは単に便宜上であって、いまの自分はただ、その瞬間瞬間の存在です。

そのような意味では、社会の中に生きてはいますが、社会に属していません。

よく黒斎くんが言うところの、ゲームのキャラではなくプレーヤーを生きている感覚です。


画面の中から、画面の外に移行するのは、内なる気づきによっておきます。

それまでは、知的に理解しているに過ぎません。

ゲームのキャラが、「そうか、私はこのキャラじゃなくてプレーヤーだ」とゲームの中で言っているのと同じです。


プレーヤーの感覚を思い出すには、リラックスすることです。

キャラの動きを止めて、ただ静かに在ること。

するとキャラはその役目を終えて消滅していきます。

キャラとは動きのことです。

思考の動きがキャラを作り出しています。


すでに実践の時が来ています。

これ以上の知識は要りません。


実践して、体感して、存在をシフトさせるだけです。

そうすれば、なんだってよかったんだってことが、よく分かりますよ。



昨夜、東京にやってきました。

さぶっ。


雪の地方の方、くれぐれもご注意ください。