4月30日の記事
毎瞬のように、すべてが新しく生まれ変わっているというのに、毎日が同じに見えるのは、見ている心の窓が同じ形に固定されているからです。
その結果、日々は退屈な繰り返しになり、行動パターンも一定になっていきます。
心の窓は無意識に持ち運んでいるので、その形を変えようと思っても難しい。
でも行動パターンは、その気になれば変えられます。
その結果、心の窓が変わり始めます。
毎日やっていることのひとつを止めてみるのもいいですよ。
たとえば夜テレビを見ていた時間に、それを止める。
するとそこに何が流れてくるか。
あるいはタバコを止めるなんていうのもいいです。
習慣は無意識の繰り返しなので、それを中断すると意識的な時間を生きられます。
そういう僕も、去年の暮れからタバコを吸っていませんが、けっこう気に入っています。
またそのうち吸うかもしれませんが、そしたらまた禁煙の機会ができるので、それはそれでいいですね。
ネットを開かないなんてのもいいですよ。
僕の場合は2~3日しかできませんが、そういう時間は新鮮ですし、再開した時の喜びも少なからずあります。
自分の意思ではないのに、仕事を失ったり恋人を無くしたりしたときも、必ずチャンスが隠されています。
現実に対して意識的になれますし、新しい何かが入ってくるスペースを持てたんです。
たしかに無意識に習慣を生きているのは楽ですが、生きる情熱を持つことは難しくなります。
僕自身は、何かを失ったときはチャンスだと思って生きてきました。
そんな気持ちが、活動内容や人生の質を高めてきたと思います。
活動がマンネリ化してきたら、まったく新しいことを始めたりしてきました。
それが生きることだと思っています。
自分から去っていくもの(人であれ、状況であれ、仕事であれ)に、しがみついていると苦しくなるだけです。
苦しみは、去っていくそのものがもたらすのではなく、執着心がもたらしています。
チャンスだと思えば、執着心は消えます。
そのあとに入ってくるものは、大抵は、よりいいものです。
そのことを信じられれば、あとは前を向いて行動あるのみ。
大丈夫、宇宙はアンタの味方だよ(^o^)
ホントにそうです。