4月30日の記事

Toshiro Abe

2013年04月30日 11:20

毎瞬のように、すべてが新しく生まれ変わっているというのに、毎日が同じに見えるのは、見ている心の窓が同じ形に固定されているからです。

その結果、日々は退屈な繰り返しになり、行動パターンも一定になっていきます。


心の窓は無意識に持ち運んでいるので、その形を変えようと思っても難しい。

でも行動パターンは、その気になれば変えられます。

その結果、心の窓が変わり始めます。


毎日やっていることのひとつを止めてみるのもいいですよ。

たとえば夜テレビを見ていた時間に、それを止める。

するとそこに何が流れてくるか。


あるいはタバコを止めるなんていうのもいいです。

習慣は無意識の繰り返しなので、それを中断すると意識的な時間を生きられます。

そういう僕も、去年の暮れからタバコを吸っていませんが、けっこう気に入っています。

またそのうち吸うかもしれませんが、そしたらまた禁煙の機会ができるので、それはそれでいいですね。


ネットを開かないなんてのもいいですよ。

僕の場合は2~3日しかできませんが、そういう時間は新鮮ですし、再開した時の喜びも少なからずあります。



自分の意思ではないのに、仕事を失ったり恋人を無くしたりしたときも、必ずチャンスが隠されています。

現実に対して意識的になれますし、新しい何かが入ってくるスペースを持てたんです。

たしかに無意識に習慣を生きているのは楽ですが、生きる情熱を持つことは難しくなります。






僕自身は、何かを失ったときはチャンスだと思って生きてきました。

そんな気持ちが、活動内容や人生の質を高めてきたと思います。

活動がマンネリ化してきたら、まったく新しいことを始めたりしてきました。

それが生きることだと思っています。


自分から去っていくもの(人であれ、状況であれ、仕事であれ)に、しがみついていると苦しくなるだけです。

苦しみは、去っていくそのものがもたらすのではなく、執着心がもたらしています。

チャンスだと思えば、執着心は消えます。


そのあとに入ってくるものは、大抵は、よりいいものです。

そのことを信じられれば、あとは前を向いて行動あるのみ。


大丈夫、宇宙はアンタの味方だよ(^o^)


ホントにそうです。