たったひとつの目的

Toshiro Abe

2011年06月28日 10:01

昨日の朝日カルチャーの横浜講演会、来てくれてありがとうございました。

初めて僕と会う人が多かったですね。

もし昨日の講演会がなければ、一生お目にかからない人もいたことでしょう。


元はと言えば昨年の暮れ、翻訳家の山川夫妻のパーティーに行ったことで今回の講演会開催につながったのですが、パーティー嫌いな僕があの場にいたのは他ならぬ山川夫妻の会だったからです。

もしあの時行かなかったら、昨日会った多くの人とも会えなかったわけで、人生には「もし・・・」はありません。


いま起きていることも、いまあなたを取り巻くあらゆる状況も必然であり、その背景には大きな理由があります。

あなたが大いなる存在とひとつになるために、最終的な一押しに繋がるために、いま必要なことが起きているのです。


たとえそれが満員電車に乗ることであれ、ルーチンワークをすることであれ、全部そこに向かっています。

そのシナリオは完璧です。

いつどのタイミングで誰と出会うのかもすべて決められていて、完璧です。



シナリオを描いたのは誰でしょう。

それは大いなる存在そのものですが、実は一番深い場所のあなた自身でもあるんです。


よく、自分の両親を自分で選んで生まれてくると言いますが、その際の自分というのは、いま感じている自己ではなく、大いなる自己のことです。


大いなる自己を「神」と呼びましょうか。

神の目的は一つで、神と分離した魂(実際には分離したと思い込んでいる魂)が、それぞれの機が熟した時に、もう一度内なる神に気づき、神とひとつになること、それだけです。


それが宇宙の仕組みです。

神だの宇宙だの、つい大げさな表現になってしまいますが、早い話が、魂が故郷に帰るという感じです。



で、何を言いたいのかというと、あなたの人生は、たとえいまどのように見えようともそれで完璧だということ。

悠久の宇宙的な時の流れから見れば、今生で不慮の死を迎えることさえ必要で起きているということです。


このシナリオには失敗はないんです。


だから安心して心のままに生きてください。





いま東京の部屋から書いています。

パンツを履きたいのに、新しいパンツがどこにあるのかわからないのも完璧に決められていたことです(涙)