雲 黒斎クンのこと

Toshiro Abe

2010年09月24日 08:40

雲 黒斎

彼のことを知らない人のために、彼を紹介してみよう。



彼は精神世界の人気ブロガーだ。

言葉で表すことが難しい世界を、とてもわかりやすく説明し、しかも読者に知的満足感を与える。


「うん こくさい」と読む。

スペースをカットしてしまうと、とんでもないことになるが、これが彼の名前である。

名前の由来は、彼が伝える世界が、社会的にはまだ「ウサンクサイ」ものと見られがちなので、そのまま「ウサンクサイ」が「ウンコクサイ」になったものだそうだ。

ウサンクサイという、あまり芳しくない言葉をもじって、そのまま名乗ってしまうところが、また彼という人をよく表している。



僕が彼のブログを知ったのは4年前で、実際に会ったのは一昨年の暮れだから、それほど時間がたっていない。

その2ヵ月後には沖縄に招待して、コラボ講演会をやってもらったのだから、僕は会ってすぐに彼を好きになったのだと思う。


その講演会は、彼にとって初めての講演だと聞いていた。

当日、観衆は超満員で、熱気もムンムンしていた。


そんな中、さすがに緊張している姿が、楽屋にあった。

僕はいままでにもそのような人を相手に、トークを重ねてきているので、その日も心配はしていなかったし、自分の役目もわかっていた。


ところが始まってみると、確かに少し緊張してはいるものの、物怖じすることなく、自分が伝えたい世界をズバズバ言葉にしていた。

しかもとても力強く、迷いの無い言葉たちだった。

なぜそれができるかの理由はひとつしかない。

彼は知識を喋っているのではなく、紛れもなく彼自身の見性体験(目覚め体験)を喋っているのだ。


僕の予想は、いい方向に外れた。

僕ももう少し話したかったが(笑)、それ以上に彼に感心していた。

初めての舞台でここまでできるというのは凄いことだ。


それからは各地でご一緒してもらった。

その模様はDVDにもなっていて、本屋さんで見かけることもある。

(紹介はコチラから)




さて、もうひとつ彼には才能がある。

本を書くだけではなく、その編集から装丁まで、すべてを一人でこなしてしまうことだ。

しかもその出来は、プロが唸るほどのクオリティーがある。

デビュー作の「あの世に聞いた この世の仕組み」も素晴らしい本だが、この先ますます目が離せない人だと思う。



いま彼はブログ上で小説を書いている。

死んでからのことを面白く描きながら、それだけではない大切なメッセージを伝えようとしている。

僕も更新を楽しみにしているひとりだ。

興味のある人はコチラから。



そうそう、スターピープルという季刊誌に黒斎クンと僕が同時に紹介されている。

彼はまだ素顔を公開しておらず、その写真も後姿だ。

ああいう紙面で見るとまた新鮮な気持ちがする。



彼と連載している、怪しいオヤジの交換日記「阿雲の呼吸」は、微妙に盛り上がりを見せないまま、なんとなく続いている。




とにもかくにも、いい友人が出来たと喜んでいる今日この頃です。





このブログもよろしくお願いします。

   



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黒斎クンとのコラボ講演会は、年内に3本予定しています。


沖縄 10月9日(土)

東京 11月13日(土)

大阪 11月14日(日)


現在は沖縄だけの受付ですが、東京、大阪も早期に受付開始します。