今日は3月1日。
息子の高校の卒業式です。
18歳の少年が、この3年間はアッという間だったと言っています。
どうやら、時間が速く感じるのは、年配者だけではなさそうです。
20世紀の終わりころから、地球に高いエネルギーが降り注いでいると言う人がいます。
それが人間の意識に影響を与えていると言うのです。
そうかもしれません。
少なくとも自分自身について言えば、確かにその実感があります。
そして自分の意識が地球意識の現れだとすれば、これは個人的なことではなく、地球そのものに起きている変化なのかもしれません。
ここに来てくれる人の中には、僕と同じように感じている人もいるのではないでしょうか。
その数は全体から見ればまだごく僅かですが、この先、飛躍的に増えていく予感がします。
意識が高まり出すと、いままでの人類がなぜ戦争を繰り返してきたのか、地球環境が何故ここまで悪化したのか、その狂気の仕組みがよくわかるようになります。
そして、大多数が信じてきた価値観が取るに足らないものに見えてきて、まったく違う角度から、生命や人生を捉え始めます。
比較したり、競争したりすることの愚かしさを知り、欲張ることや、自分さえよければという思いが消え、我々がみな同じひとつの命によって生かされていること、我々がみな地球という名の大きな家族の一員であることがわかってきます。
そんな新しい感覚を持った人間が増えていくことで、この地上にまったく違う文明が出現します。
それが俗に言うアセンションです。
それは一見、古い価値観と新しい価値観の戦いのように見えますが、実際には大きな時代のうねりの中で、古い価値観が一掃され、いつの間にか新しい時代が出現するのだと思います。
古き時代が崩れ去る時、大きな痛みが伴うかもしれません。
しかしその痛みは、変化自体がもたらすのではなく、変化への抵抗と、古い価値への執着が引き起こすのです。
そのようなことは、世界や社会の規模で起きるのと同時に、個人の意識の中でも起きていきます。
いままで何事もなかった人が、急に鬱(うつ)になったり、イライラしたり、怒りっぽくなったり、いまの生活に突然違和感を覚えたり、そのような変化が起こりやすくなってきます。
それは自分に入ってきた新しいエネルギーに、身体が馴染むまで続いていきます。
馴染むためにはどうしたらいいのでしょう。
その答えはリラックスすることです。
何か特定の考えが頭の中を占めてしまったときこそ、リラックスして受け流してしまうのです。
同じ嫌な事をグルグル考え続けてはいけません。
それは何一つ解決をもたらさないことでしょう。
潔く手放すのです。
リラックスすることは、それを簡単にしてくれます。
自己流でもいいから、瞑想習慣を持つのが効果的です。
思考に囚われずに、静寂の中に心身を置くようにするのです。
僕はこれからの世の中に最も必要なものが、愛と瞑想だと思っています。
亡きOSHOが、数十年前、「新しい人類に必要なものは愛と瞑想だ」と断言していましたが、この時代になって、まさにその通りだと感じています。
この大変化の時代を、共に智慧を与えあって、痛みを喜びに変えて生きていきましょう。
このブログが、これからのあなたの人生に、ほんの僅かでも貢献できることを願っています。
今日もここに来てくれてありがとうございました。