目覚め同好会
最近このブログは、さしずめ「目覚め同好会」みたいな様相を呈してきましたね。
昔ならば、ごく一部の突出した魂が厳しい修行の末にたどり着いた高い境地を、いまや僕たちのような普通の人間が、日常の中で垣間見ることができるようになってきました。
しかもそれはごく最近になってさらに加速され、以前から言われていたように、この地上に目覚めの連鎖が起き始めていることを実感させてくれます。
一昔前ならば見向きもされなかったこのような情報に、多くの人たちが興味を持ち始めてくれたことにも、時代の変化を感じます。
ビートルズがその昔、男子でありながら長髪のオカッパ頭で登場したとき、それを真似た若者が街角に現れ出し、最初は奇異にみえたそのようなファッションが、いつの間にか大衆のものになり、あっという間に短髪のほうが目立つくらいになってしまいました。
それと同じようなことが起きていくのではないでしょうか。
このブログに書かれていることが常識のようにあたりまえになり、僕たちがひとつの同じ命に生かされていて、いつも「いま」の中に生きていて、競争をやめて協力しだして、奪い合うのではなく与えあって、しかもそれぞれの個性の違いを認め合って、みんなが自分を尊重し、みんながまわりを尊重し、誰ひとり虐げられることもなく、愛と理解に基づいた世界ができあがっていくのです。
それは、偉大な政治家や、偉大な宗教家がリードするのではなく、まさに僕たち一人ひとりの意識が変化することによって起きていくのです。
そういえばジョンレノンの「イマジン」は、その世界のことを歌っていましたね。
想像してみて、天国はないって
やれば簡単だよ
足元に地獄はなく
頭上にはただ空があるだけ
想像してみて、みんなが
「今日」のために生きてるって
想像してみて、国家は存在しないって
難しくないよ
そのために殺したり死ぬことないよ
宗教もない
想像してみて、平和な人生を
想像してみて、財産はないって
できるかな
欲張りや飢えは必要ない
だって人はみな兄弟なんだから
想像してみて、みんなが
みんなが全世界を共有しているって
僕が夢を見てるって思うかな
でもそれは僕ひとりじゃない
いつか君たちも一緒になって
世界がひとつになってほしい
長い間この歌は反戦歌として歌い継がれてきましたが、実際には目覚めの歌です。
戦争反対を叫んでも、僕たちの意識が昔のままなら、あいかわらず世界は愚かな過ちを繰り返していくことでしょう。
あのころは、ジョンレノンは偉大だと言われていましたが、偉大なのではなく、僕たち当たり前の人間の代表であり、先駆者だったのです。
彼も目覚めの体験をしていたことは間違いなく、いち早く人間のそのような可能性を教えてくれていたのです。
いまやそれが現実のものとなろうとしています。
だって、世界の片隅に、ささやかですが「目覚め同好会」も出現し(笑)、組織に頼ることなく、個人が個人をサポートするかたちで、目覚めの連鎖が始まっているからです。
いまがその時です。
僕たちはこの先地球規模で起きていく、意識大変革時代の、生きた証人なのです。