いま思ったこと

Toshiro Abe

2009年04月19日 08:40

ハートの中に暮らすためには、自分がハートから生きているような気持ちになることです。

特に瞑想が終わったとき、いきなり生活の中に戻ってくるのではなく、自分のセンターがハートにあることを十分に意識しながら戻ってきます。

目は頭部に付いているのですが、まるで胸の中心から見ているかのような、そんな感覚を持つのです。


その時、頭が消えて無くなっています。

頭が消えると、見えるもの、聞こえるもの、感じるもののすべてが、そして果てしなく広がる空間のすべてが、自分になったような感覚になります。

もはや僕は僕ではなく、そこで起きている全てです。

それが思考を超越した状態です。

自分がいません。


自分が消えても、事はあるがままにあり、何も変わらずに淡々と動き続けています。

事のいっさいから手を引いても、世界はあるがままです。


こちらの期待や想いとは関係なく、これからもただ起きることが起きていくでしょう。

様々な人の想念や、出会いや、ハプニングの組み合わせの中で、ただ起きることが起きていくでしょう。


それでいいんです。

何が起きるかは全体にお任せです。


そして僕はただ、目の前の「いま」に心をこめて生きていくだけです。


「やれること」「やりたいこと」「やるべきこと」、この3点をバランスよく行動に移しながら、結果に執着せず、いつもいま目の前の現実を生きていくのです。


たくさんの人たちや、たくさんの命たちのおかげで、今日もこうして生かしてもらっていることに感謝し、せめてわずかでも人様のお役に立てますように、そんな思いで今日も生きています。



この地上の全ての人たちが、心安らかに幸せでありますように。




2009年4月19日

静かな日曜日の朝、南の島の自室にて