いま思ったこと
ハートの中に暮らすためには、自分がハートから生きているような気持ちになることです。
特に瞑想が終わったとき、いきなり生活の中に戻ってくるのではなく、自分のセンターがハートにあることを十分に意識しながら戻ってきます。
目は頭部に付いているのですが、まるで胸の中心から見ているかのような、そんな感覚を持つのです。
その時、頭が消えて無くなっています。
頭が消えると、見えるもの、聞こえるもの、感じるもののすべてが、そして果てしなく広がる空間のすべてが、自分になったような感覚になります。
もはや僕は僕ではなく、そこで起きている全てです。
それが思考を超越した状態です。
自分がいません。
自分が消えても、事はあるがままにあり、何も変わらずに淡々と動き続けています。
事のいっさいから手を引いても、世界はあるがままです。
こちらの期待や想いとは関係なく、これからもただ起きることが起きていくでしょう。
様々な人の想念や、出会いや、ハプニングの組み合わせの中で、ただ起きることが起きていくでしょう。
それでいいんです。
何が起きるかは全体にお任せです。
そして僕はただ、目の前の「いま」に心をこめて生きていくだけです。
「やれること」「やりたいこと」「やるべきこと」、この3点をバランスよく行動に移しながら、結果に執着せず、いつもいま目の前の現実を生きていくのです。
たくさんの人たちや、たくさんの命たちのおかげで、今日もこうして生かしてもらっていることに感謝し、せめてわずかでも人様のお役に立てますように、そんな思いで今日も生きています。
この地上の全ての人たちが、心安らかに幸せでありますように。
2009年4月19日
静かな日曜日の朝、南の島の自室にて