おはよう。
きっと今日中にアクセス総数が200万を超えるんだね。
みなさんに支えられてのこの1年4ヶ月。
今日もここに来てくれてありがとうございました。
さて今日は、昨日の記事「息子へ」に寄せられたコメントへのアンサーをお届けします。
私は夫婦関係をうまく築くことができず離婚を決意しました。
阿部さんのお話で子供から父親の存在を奪ってしまった事が はたしてそれがベストな選択だったのか、阿部さんご夫婦のように お互いを思いやる気持ちをずっと持ち続けられてたら 子供から父親をなくさずにすんだのでしょう。
しかし お互いにそれが出来なくなっていました。
子供にさびしくないか 聞いてみました。
小さな我が子は お母さんがいるから大丈夫と言ってくれましたが その言葉が本当の気持ちなのか 更に深く聞くことができませんでした。
コメントありがとうございました。
昨日の記事を読んであなたと同じように感じた人もいると思うので、僕の考えを書いてみます。
まずは結論から言いますが、あなたのお子さんが「お母さんがいるから大丈夫」と言ったのは本当だと思います。
必ずしも両親がそろっていなくても、あるいは両親ともにいなくても、誰かたった一人でも自分を愛し受け容れてくれる人がいれば、子供は健全に育ちます。
数ではなく、その愛の質が大切だと思います。
だから大丈夫ですよ。
社会というのは「まやかし劇場」のようなもので、まるで多くの家庭が絵に描いたような幸せを生きているように見えますが、そんなことはありません。
だから他者と比較して、自分だけが失敗をし、子供に心の負担をかけてしまったと思わないでください。
あなたへの一番重要なアドバイスは、「罪悪感を持つな」ということです。
罪悪感は何一つ産み出しません。
自分も含めて誰のことも幸せにしません。
事実は、あなたや子供や旦那さんの人生にそのようなことが起きた、ただそれだけです。
それがよかったことか悪かったことか、誰にも分かりません。
あなたに出来ることは、あなたが家族の形を変えた後も、あなた自身に与えられている多くの人たち(子供を含めて)に感謝し、まずは自分が幸せである事を認め、前向きに生きていくことです。
離婚後の子育てや、女性の職業の整備など、まだまだこの社会はアンバランスな面が多いですが、それでも必ず道は開けていくことでしょう。
あまり遠い将来のことまで考えずに、今日一日というワクの中で生きれば、どんな困難も乗り越えていけるはずです。
そして実際に人生とは、今日を生きるということの積み重ねに過ぎません。
究極的には僕らの人生の目的は、子育てでもなく、仕事でもなく、恋愛でもなく、自分自身を高め自分が幸せでいることではないでしょうか。
幸せでいるためには、真実に気づく以外ありません。
その真実とは、自分はどんな時も大いなる力に守られ、大いなる存在と一体だということです。
もしまだそのことが実感できなければ、せめてそのことを心に留めてください。
そして苦しくなったらそのことを思い出してください。
少なくとも僕は命をかけてこのことを宣言します。
「あなたもあなたの大切な人も最初から救われています。だから何が起きても大丈夫」
あまり形に縛られずに、たった一度の人生、勇気を持って独自の道を切り開いていってください。
最後まで読んでくれてありがとう。