天上天下唯我独尊
天上天下唯我独尊
この言葉は生まれたばかりの釈迦が7歩歩いて言った言葉だとされています。
宗教的シンボルとなる人物を普通ではなく表現するのは西洋も東洋も同じですが、さすがに現代を生きる我々にはどうでもいいことです。
でもそこで語られた言葉には何かしらの真実を垣間見ます。
天上天下唯我独尊という言葉をネット検索するといろんな解釈が出てきますが、どれも釈迦という個人の偉大さを表す言葉のように解説しています。
でも本当にそうでしょうか。
釈迦は自らを、自己という限られた存在ではないということを見抜いた人です。
すなわち
「『私』という分離した自己は存在していない」
というわけです。
この観点から見ると
天上天下唯我独尊
とは
「この天上天下(宇宙)には全体意識しか存在していない。
そしてそれが、外ならぬあなた自身であり、それだけが独(ひとつ)なる尊いものだ」
となります。
この言葉は、我々一人一人が宇宙そのものだという声明だと僕は捉えています。
さて来る5月13日の満月はウエサク祭
釈迦が生まれた日とも、釈迦のエネルギーが最も高まる日とも言われています。
大変革真只中の今年は特に重要な日だそうで、数十年に渡りチェンマイに暮らしタイ仏教に親しんできた瞑想家のボブフィックス氏が、この日に各々の仏性(宇宙的自己)を引き出すイベントをします。
年末年始のイベントのように誰もが参加できる条件で開催してくれるので楽しみにしていてください。
また近くなったらご案内します。
さて今夜も日曜瞑想会「8時だヨン!全員集合」で集まりましょう。
こちらからお入りください。