いまさら誕生日でもないのですが、今年は思いがけず沢山の方達からお祝いしてもらい、生きていることを祝福してもらったような気がします。
ありがとうございました。
このことを力づけにして、流れのままに生きていきたいと思います。
さて今日は直球でいってみます。
イベントの紹介は遠慮がちになってしまうのですが、思いを残さないように書いてみます。
先日、奇跡のコースの香咲弥須子さんと会ってきました。
彼女が禅サンガをとても高く評価してくれていることが伝わり嬉しかったです。
奇跡のコースが教えようとしていることはただ一つ。
この世は幻想であり、人々の本質は愛そのものだということ。
これ以外にありません。
いまや我々は世界中の精神リーダーたちの本を読むことが可能ですが、その人たちの多くが奇跡のコースを学んでいたことを思うと、西洋人には分かりやすいということでしょう。
日本で流行らなかった理由はいくつか考えられますが、いまやっと時が来たと思っています。
愛(神)との最終的な合一は人間を超えた力によって起こります。
しかしその一歩手前までは、学ぶことと実践を通してたどり着けることは、すでに多くの人たちが実証済みです。
その一歩手前と言うのは、愛を生きることで物質的にも精神的にも充実し、思いのままの人生を繰り広げられるということです。
そのように言うと、いったいどこの誰がそうなっているのかと思うかもしれませんが、この阿部敏郎もその一人です。
ということは、偉人でなくても聖人でなくても、そのような生き方は誰にでも可能だということです。
自分にはそうなることが難しく思えるのは、たとえば奇跡のコースの内容に登場する「ホーリースピリット」とか、「ゆるし」とか、「神」などという言葉が、何を意味しているのか自分の中の実感と一致していないからです。
僕も最初はそうでした。
でも実感してみればとても当たり前のことで拍子抜けするくらいです。
そしてこの実感が、揺るぎない確信として真実が内側に定着するきっかけになりました。
ここまでは、きちんと学べば誰でもたどり着ける境地です。
どうしたらいいのかも、この数年間の試行錯誤によって明らかになってきました。
禅は奇跡のコースと全く同じ着地点を持っていますが、禅だけだと難しく感じてしまう人たちもいます。
何故なら禅は「いまここ」に徹していて、瞬時の悟り以外は相手にしないからです。
でもここに奇跡のコースという段階的カリキュラムが加わることで、多くの人に道を開示できると思っています。
そのためには、いますでに禅サンガで展開している奇跡のコースを、もっとわかりやすく、もっと日本人に合ったものに変えながら、最初の内は手取り足取り共に進んでいく姿勢が必要であり、いまサンガでも再構築しているところです。
さて前置きが長くなりましたが、コースに関心が持てない人も、禅と奇跡のコースの一致点を学ぶことは、真実への揺るぎない信頼になり、生きる方向が無駄なく統一されるようになると思います。
たぶん史上初になるであろう、禅僧と奇跡のコースのスペシャリストとの対談をいつまでも残る形でお届けしようと思います。
この二つの世界を繋げるには僕自身も必要だと考え、3人での講演を開催することにしました。
道を求めている人にとっては目からうろこの鼎談になると思います。
すでにご紹介していますが、開催日も近づいてきたので再度ご案内します。
詳細は
コチラからご覧ください。
もちろん奇跡のコースも、真実に向かう道の一つに過ぎません。
原文タイトルが
A Course in Miracles
と言っていることからも明らかです。
他にもCourse in Miraclesはたくさんあることでしょう。
禅もノンデュアリティも仏教もスーフィズム(イスラム神秘主義)も道教もヒンズー教もタントラも行き着くところは同じです。
21世紀は宗教の枠を超えて、これらの内容がさらに洗練され、その人その人に合った形で提供されていけば、人類規模の意識変革に大きな貢献をもたらすと思います。
インターネットは使い方次第でその役目の一端を果たすと考えています。