山上の垂訓
最近は奇跡のコースの超訳に取り組んでいて、これが実に面白い。
僕自身も気づかされることが多く、刺激的な毎日です。
だからと言うのではないけれど、今日は聖書の言葉を扱ってみます。
空を飛ぶ鳥を見なさい
彼らは種蒔きもせず
刈り入れもせず
倉に納めることもしません
けれども
あなたがたの天の父が
これを養っていてくださるのです
あなたがたは
鳥よりも
もっとすぐれたものではありませんか
これはイエスが山上で話したという有名な教えです。
元々は「鳥」ではなく「カラス」だったようです。
当時からカラスは人間に嫌われていて、嫌われている生き物さえも天の父が養ってくれているのだから、神に似せて作った人間であるあなたを養わないわけがないじゃないかというニュアンスになります。
これは明日を心配しがちな人間のマインドに、とある真実を伝えています。
東洋的にいえば、全体への信頼、南無の精神と同じことです。
天の父(宇宙的知性)が人間を養うとき、それは単に食べ物を見つけられると言っているのではありません。
僕流の解釈を言えば、養うという言葉の意味の中には、各自の思考、直感、アイデア、衝動、行動などが含まれます。
早い話が、明日のことを心配しなくても、明日どうしたらいいかは、明日のあなたがなんとかすると言っています。
そのときに湧いてくる考えや衝動は、いまいくら考えてもわからない。
明日のことは明日のあなたに任せればいいのです。
そのときどうすればいいかとか、その現実に対処する力も、ちゃんと天の父が与えてくれています。
だから、あなたはいまもこうして生きているのではないですか?
というより、生かされてきました。
いままでも、どうしようと思い悩んだことは数えきれないくらいあったはずです。
でもここまで生きてきましたよね。
この先も同じです。
思い悩む事柄は、これからも次々に起きてくることでしょう。
でも同じように、あなたはあなたなりに何とかしていきます。
だって天の父があなたの中で生きているのだから。
だから
大丈夫
心配ない
のです。
昨日いただいた応援メッセージから、多くの愛と勇気をもらいました。
これも僕を生かしてくれる天からのプレゼントだと思っています。
何倍にもしてあなたにお返ししていきます。
「倍返しだ!!」