智子さんの瞑想教師物語

Toshiro Abe

2020年04月14日 10:42

僕が瞑想のマントラ伝授をしてもらったのは25年ほど前。

それまでも自己流で10年くらい瞑想をしていたのですが、新しい瞑想感覚が面白くて1年くらいは習慣にしていました。


でもそのうちなんとなくフェードアウトしてしまい、そのまましばらく忘れていたんです。

実はこの時の経験が、いまやっているWeb瞑想会に繋がっています。

一人ではだんだんやらなくなっていってしまう可能性があるから、オンラインで瞑想会ができればってね。


さて、そうやってフェードアウトしてしまってから10年ほどして、急にその瞑想を思い出し、そういえばマントラの種類は幾つかあったなと思い、ネット検索したら見つけた。


それで沖縄から東京に出向いて、新しいマントラを伝授してもらいました。

そのときは以前より体感が深く、とても気に入ったので家に帰って智子さんに、


「君もやってごらんよ」

と誘うと、


「興味ない」

でオシマイ(笑)



それから半年くらい僕は朝晩マントラ瞑想をしていたんだけど、ある日智子さんが


「その瞑想ってどこで受けられるの?」

って。


なぜ急にそんなことを言い出したのか不思議だったから、なんで?と尋ねると


「あなたが変わってきたから」

と言う。


そうか、ますますアタシが神に近づいたんだなと思ったけれどそれは言わずに、


「だったらやってごらんよ」

ということで、彼女もマントラ瞑想をすることになりました。


するとすっかり気に入って、僕より熱心にするようになったのです。


そして言いました。

「飛行機に乗るときの恐怖心が消えた。瞑想って凄いね」


それからは二人しての行動範囲が広がったのです。



そんなあるとき、瞑想教師から

「瞑想の先生になってみませんか」

と誘いを受け、面白そうだったので下見のつもりでタイのチェンマイに二人で旅行しました。


そこで初めて主宰のボブさんと会うのですが、お互いひとめぼれで何か一緒にやろうと意気投合。


その夜です。

ホテルの一室で、彼女を神秘体験(この言い方は好きではないけれど、こうとしか言えない)が包み、身体が光りだしたのです。

僕からはこれ以上説明できないけれど、またいつか本人が話すこともあるかもしれない。


ただ、智子さんはそのような体験は瞑想の本質ではなく、そのことを表面に出すのは控えたいという考えなので、まあこの話はこれくらいにしましょう。


それよりもっと大きいのは、そのとき彼女が、万物は一つのエネルギーからできているということを、身体全体で理解したこと。

すべてはワンネスの現れだと言い出した。


「そのことは君と会ってからずっと僕が言い続けていたことでしょ?」


と言うと


「そうだった?」

って(^^;)



その夜の体験が決定的になって、彼女が先に瞑想教師になる道を選びました。


あれから10余年。

いままでに延べ9000人くらいの人達にマントラを伝授し、おそらく世界でも稀な経験を積んだ瞑想教師の一人だと思います。



瞑想は自己の本質(空)に出会う道でもありますが、その前に彼女が大事にしているのはエネルギー体である心身の調整。

人生を生きるというのは、不自然な自分を生きることであり、その分、心身に無理な矯正を強いていて、それが生きることを難しくしているので、まずはその不自然さから解放し、本来の健全なエネルギーに戻そうと言うわけです。


いま思えば智子さんのシンガーとしての華やかなキャリアは、瞑想を人々に広めるためにあったのではないかと感じています。

特にその声質は、人々を瞑想に誘うのに十分です。



マントラ伝授は、彼女の歌声を使ったエネルギーワークから始まるのですが、瞑想は初めてだと言う人が、その瞬間から深い経験をする姿を無数に見てきました。

たぶん彼女自身のエネルギーが働きかけているのでしょう。


沖縄では実業界に彼女の瞑想を広めていこうという動きがあり、瞑想が社会に広がっていくのはこれからだと思っています。



NIKE瞑想発足会


今夜のWeb瞑想会は、初めて智子さんが一人で配信します。

機械の操作は息子がやってくれるので、僕は見守りたいと思います。




今夜のアクセスはコチラから




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