天然記念人物

Toshiro Abe

2019年10月06日 09:09

来てくれてありがとう。







天河神社がここまで有名になった背景には、太古からのパワースポットという以外に、柿坂宮司の存在が大きいと思います。

いまや伝説と言ってもいい存在で、僕も30年前に訪れた時は柿坂宮司とお会いするのが目的の一つでした。


リトリートの時は、宮司さんは最初と最後に必ず顔を出してくれるのですが、今回はことあるごとにいらしてくれました。

コーヒーとクッキーの差し入れや、思いがけないゲストを連れて来てくれたり。

禊殿での祈りと瞑想の際には、毎回一時間以上もただじっと後方から見守ってくれていたり。


なぜそこまでしてくれるのかと尋ねれば

「何故はありません」

と返ってくるのでもう聞きませんが、いつも愛を感じます。


いつか天河を訪れることがあれば、お目にかかれるかもしれませんよ。

その瞳は、半分は現象界を、そして半分は霊界を見ている様です。

ですからあなたを見た時も、表面的なあなたではなく、その奥にあるものを感じています。

この人にはどんな仮面も通用しません。

そのように言うと怖がる人もいますが、その瞳の奥には限りない慈悲が隠されています。


天河には世界的なアーティストや有名人たちが頻繁に訪れますが、その目的の半分は柿坂宮司に会うことではないでしょうか。

どうぞいつまでもお元気でいてください。

僕にとってあなたは、愛すべき天然記念人物です。






さて、昨日連れて来てくれたゲストは、アリシア・ベイ=ローレルさんという平和活動家。

とても素敵な女性でした。


印象的だったのは、

「日本に原爆を落としたことをアメリカ国民としてお詫びします」

と言ってくれたこと。


アメリカ人から初めて聞いた言葉だったのでとても印象に残りました。

アメリカはとか、中国はとか、朝鮮はとか言う前に、そこには我々と同じように心ある人達も多くいるということですね。



今日の記事の最後に、柿坂宮司が平成8年に書き残した一文を抜粋して紹介します。


天河神社の神事は、神事を通して自分自身の内なる火を輝かし、「全体」を知るということであり、決して短絡にうわべだけの快楽を求めるものではありません。


天河を訪れてくださる方々に伏してお願いしたい。

「己の心の中の迷いや苦しみに目を逸らさず、神に真向かってほしい」と。

心の扉を開き、宇宙全体と繋がっている己の魂の琴線を見つけてほしいと。

己と神とが一つになることであり、この体験を通して「新しい人間」への変容の第一歩としてほしいと。


このような意識の覚醒した、地に足をつけた社会に責任を持てる人々が、

宇宙・地球・人間・生きとし生ける全ての生命と一つになって笑い・歌い・輪になって踊る、

そんな共有共存の栄えゆく、光り輝く歓喜の未来が近づいていることを確信しています。




かんながら たまちはえませ










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【お知らせ】

「祝祭のリトリート」は満員のためお申し込みを締め切っています。

お申込みになられた方でご都合が変わった方は、お早めにご連絡ください。


11月3日は天河神社で喜多郎の奉納演奏があります。

16時 開場
17時 開演
19時 終演

タイトルは『古事記と宇宙』

横幅10mのスクリーンに映し出される幻想的な映像と喜多郎氏の音楽をお楽しみください。

入場は無料です。