覚醒

Toshiro Abe

2018年06月15日 09:44

すべては変化していきます。

あなたの外側のあらゆる現象も変わり続けているし、自分の肉体も心も変わり続けています。


あなたが認識できるもので、同じままであるものは何一つありません。


すべては変わり続けているので、変わらないようにとしがみつけば苦しみが生じます。

ここが人生ゲームの厄介なところ。


最愛の子供や親兄弟や、親しい人やペットとの別れ。

何ひとつ留まるものはありません。

最後は必ず別れなければなりません。



じゃ、どうしたらいいんでしょう。


簡単に言えば、

変化を認め、変化と共に生きること。



社会を捨てて出家しようと、どこへ逃げようと変化はついてくるのだから、変化と闘うのではなく、変化を信頼し変化と共に生きるのです。

現象界の動きに抵抗せず、完全に流れに身を任せた時、もはや変化は苦しみではなくなります。


そして突然の閃きが起きます。

それは、変化の中にあって、何一つ変化しないものの発見。



その発見はサレンダーした時に起きます。

完全に寛いだとき、100%リラックスした時に内側から訪れる洞察です。


わずかな葛藤でもあれば、内側にある不動の中心は見えません。

その不動の中心が、永遠の命であり、いまここです。


そしてそれが、本当のあなた。



あなたが知るものの中に変化しないものはないけれど、

それを知る者だけは変化せずに在り続けています。






あなたは子供の頃のあなたを知っています。

でもその子はいまのあなたとは関係ありません。


肉体の細胞はすっかり入れ替わっていますし、心の中身も変わっています。



でもあなたは、自分が子供の頃の写真を取り出して

「これは私だ」

と言うことでしょう。


なぜなら、子供の頃もいまと同じようにして自分を見ていた者がいたから、その子供が自分だと知っているのです。


そしてその者はいまも同じようにあり続けています。

これからもずっとね。



あなたの死さえも見届けることでしょう。

その時、死にゆく自分と同化しているのと、それを見ている者であるのとでは全く違います。



見ている者であり続けること。


それが覚醒です。



そこに至る第一歩は、流れを受け入れてリラックスすること。

人生の流れや変化を完全に信頼すること。


それが最初の一瞥に繋がっていきます。



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