移りゆくシャバダバダ!
金正恩とトランプの対談。
いろいろ感じたでしょうが、僕が最も印象的だったのは金正恩の存在。
あの若さで、あの落ち着きはなんだと思った。
考えてみれば彼は異例中の異例の存在です。
一国を完全に個人の手に握っている、世界でも極めてまれな存在。
そのような立場がどんなものかは想像を超えています。
しかも人心を掌握している方法は恐怖。
ただの恐怖ではなく、徹底した恐怖政治を敷いています。
人の心を知り尽くし、徹底したマインドコントロールのもとで、一国を自分の完全なコントロール下に置くということを実際にやっている男なのです。
それに対して、トランプは百戦錬磨のビジネスマン。
一目で相手が分かるというのは本当のことなのでしょう。
この組み合わせは、アリ対猪木戦を超えるインパクトがありましたね。
いいとか悪いとかは別として、
どちらも
「腹を割って話す」
ことができるので、話が早いのでしょう。
「越後屋、おぬしも悪よの~」
的な話もあったでしょうし、
戦争を回避してお互い上手くやりたいとの思いもあったことでしょう。
拉致問題も含めて、あまりにも話は複雑なので、何がどうなっていくのかはわかりませんが、武力衝突が当分回避されたことは良かったと思います。
いずれにしても朝鮮戦争が終わることに現実味が出てきた。
先のことは誰にも分からないので、せめて自分は
「Yes!」
の心境でいようと思います。