しんちゃんとなっちゃんの物語は小出しにしているわけではなくて、一つの記事を書くのに膨大なエネルギーを使うのと、細部にわたって関係者への許可を仰ぐのとで、一気に書くことができない。
考えてみればこの一週間、それだけに時間を費やしていたな。
ちょっとお休みします。
気分転換が必要みたいだから。
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昨日は秋分の日コンサート。
みつろう君とやり始めて今年で4回目。
やっぱり音楽は楽しい。
来てくれたみなさん、ありがとうございました。
会場を楽しませようとする、みつろう君のまっすぐなエネルギーを横から見て凄いなって思った。
練習の成果もあって、二人の音楽ユニットの個性も出てたよね。
気づきは言葉を学ぶことからではなく、笑ったり泣いたりしながら、自分の本当の気持ちに触れることでしかないと思った。
そして王道は、やっぱり瞑想だと思う。
みんな瞑想すればいいのにな。
瞑想はいまに帰ること。
いまの中には不安や心配が入り込む余地はない。
そういえば、みつろう君の曲で、「スターライダー」というのがあって、その詞の中に
不安の正体は未来
僕らの正体はいま
という箇所がある。
これって僕が書きそうなフレーズで、確か5年くらい前のブログに書いたような気がする。
彼がこの歌のレコーディングをしたのは3年くらい前だから辻褄は合う。
無断で使ったとしても彼には色々世話になっているから、許してあげよう。
そう思って過去記事を検索してみたが、該当する文章はなかった。
彼自身はまぎれもなく自分の創作だと言う。
彼のファンたちもそれを信じている。
さらに僕には、実際に書いたという確信はない。
ということは、やっぱり彼が書いたと言うことだ( ̄^ ̄)ゞ
言いがかりをつけてスマン。
とにかく彼とのユニットは楽しい。
そもそもみつろう君が
「ウチの嫁が、『最近阿部さんエネルギーがないから、あなた一緒に音楽やったら』って言うんですよ」
って言ってくれて、それでその気になったのに、彼は忙しくてオイちゃんと遊んでいる暇なんかなさそうだし、僕としては最後の手段で
「オレはいつまで生きているかわからんよ」
って脅迫しながら、次のスケジュールを決めさせようとしている。
昨日のコンサートの打ち上げの後で、中学の頃の同級生と飲みに行って、そこで僕が
「この数年は意欲がなくなって、半分黄昏ているんだ」
って言ったら
「お前からそんな話は聞きたくない」
って叱られた。
彼にとっては僕のイケイケな生き方が理想だったみたいだ。
でも意欲がなくなるのも悪いことじゃなくて、年齢とともに身体が変化するように自然な流れなんだと思う。
すでに「こうなりたい」という目標が消えて久しいけれど、それはそれでいい感じだ。
別れ際に友人が
「最近、死が怖くて眠れない時がある」
って言うから、初めて彼に僕が活動で伝えていることを真面目に話したら、
「よく分からないけど、ちょっと楽になった」
って。
そういえば子供の頃の友達に、真実の話をしたことは一度もなかったな。
どうせ聞く耳を持たないと思って、僕からはしてこなかった
でも、みんな歳をとって、死を自覚するようになって、これから彼らに何かしてあげられるのかもしれない。
横にいた智子さんが、とにかく瞑想したらいいと彼に勧めてくれて、彼もその気になったみたいだ。
ちょっと嬉しかった。
とりとめのない話に付き合ってくれてありがとう。