2020年06月30日

大祓神事

今日は夏越の大祓神事。

あまり知られていないけれど、年に二回全国の神社で一斉に執り行われるご神事です。


一回目は6月30日

二回目は12月31日

半年ごとの年度末に行われます。


これは推測ですが、古代はいまの一年が二年として数えられていたのではないでしょうか。

だからどちらも大晦日で、その一年の穢れを祓うためにご神事を執り行ったのではないか。


そう考えると、腑に落ちる点があります。


というのも、古代の天皇の没年齢の矛盾が解けるのです。

最高齢が仁徳天皇と景行天皇の143歳。

その他にも100歳以上で亡くなった天皇が9人います。


この記録をもって、古代天皇の存在は神話にすぎないという説が主流になるのですが、もし当時の一年の数え方がいまの倍(今日が大晦日)だったとしたら納得できます。

なぜなら150歳以上は一人もおらず、もし神話なら300歳くらいの人がいてもおかしくないからです。


143歳で亡くなった仁徳天皇が72歳だったならば納得がいきます。


僕は神武天皇は存在したと思っています。

橿原にある神武陵にお参りした時、理屈抜きの存在感に包まれ、そう確信しました。


神武天皇が八咫烏(ヤタガラス)の案内によって、熊野から吉野を経て大和に向かう途中、すでに聖地として崇められていた天河の地に立ち寄り、天河の磐座に額づいて祈りをささげた折、


「ヒノモト」


という言霊を得て、それが「日本」という国名になったというのはよく知られた話です。

ヒノモトの「ヒ」が何を意味するかは諸説ありますが、僕は宮司さんが言うように

魂の源

存在の源

という意味が一番しっくりきます。


大祓神事



さて、今日の大祓神事。

この半年間(古代の一年間?)、無事に過ごせたことへの感謝を捧げてきます。

そして今日で終了するZENサンガの9期が大きな成果を生んだことへのお礼と、10期がさらに愛にあふれる会になることを祈ってきます。




かんながら  たまちはえませ









Posted by Toshiro Abe at 10:40│Comments(10)
この記事へのコメント
あーちょっとそう思います。
そうですね。そうなんですね。
Posted by 月の正体 at 2020年06月30日 13:27
韋駄天様のところからの配信の動画のエネルギーに、何故だか、とても惹きつけられました。
何回か、拝見しました。(^人^)
珍しく、いつのまにか眠ってしまったりもしました。

宮司さんの聴いていらっしゃる音楽も、気になりました。(レゲエ……(・・?)

以前お世話になった先生のプロフィールに天河神社の事が載っていたので、それから、多分4年位、行ってみたいなぁという思いが
時々、湧いてきます。なかなか辿り着けないので、取り敢えず、宮下さんの「天河」という、CDを発見したので、聴いてみようと、昨日思いました(*^^*)
Posted by フロー at 2020年06月30日 13:35
ただ、感想を書いただけのつもりだったのですが、なんか馴れ馴れしかったかなあと、思いました(^-^;

オープンサンガ、有難うございましたm(._.)m
Posted by フロー at 2020年06月30日 13:43
今日確か日本時間14:48に世界同時瞑想が呼びかけられていましたね。
Posted by shon at 2020年06月30日 14:14
わたしたちは日本の中で生きている日本人です。

わたしたちは地球の中で生きている地球人です。

わたしたちは宇宙の中で生きている宇宙人です。

日本という国名は
日のもと・太陽のもとです。

太陽の光を浴びながら
地球との一体感を感じ
宇宙との一体感を感じ
ハートの愛の光を宇宙全体に広げてみましょう◎

わたしたちは肉体を持っている人間であると同時に
ハートから宇宙全体に広がっている永遠の愛の光です◎
Posted by 大空(おおぞら)大空(おおぞら) at 2020年06月30日 14:52
『あまり知られていないけれど、年に二回全国の神社で一斉に執り行われるご神事です。』


へえ~そうなんですねえ。。

ZENサンガの9期から10期への節目だからなのか節目感を感じておりましたが、別の意味もあったのかなあって、ちょっと思いました。


なんか、それに合わせるかのように自分なりに整理されるようなストーリーも展開します。


夕べは、OSHOが遺したメッセージを阿部さんが記事に書いてくれたものを読み返すことが起きました。 (2017年10月12日 天可神社とOSHO)


『彼の遺志とは

禅のパワーと、瞑想の普及により、日本人の精神の殻を打ち破り、立ち上がることによって、大国の暴力に支配されたこの世界に影響を与え、新しい人類の誕生に寄与すること。』



これは記事の抜粋ですが、記事全体を読んで、忘れちゃなんねえって。。

忘れようにも忘れない流れにあるとは思いますが、それでも忘れたくないって想うときもある。それは、読み返すといろいろ感じさせられるものがありますもんね。。


OSHOと天河神社が繋がっていることも改めて興味深いですし、天河とご縁が出来てから神武天皇の情報に行き合うことが増えたのも、個人的には興味深いです。(阿部さんお参りに行かれたんですね)


あと、全然関係ないんですけど、夜にカラスが2羽やって来て、家の前の電線に止まって休むんです(笑)

それがつがい?なものですから、微笑ましいのでした。

やたがらすにちなんでの要らん話でーす(*^^*)
Posted by おいも at 2020年06月30日 15:10
(*^^*)神武天皇のイラストを待ち受け画面にしました☆

ヒノモト

バックの赤が眩しいです☆
Posted by おいも at 2020年06月30日 15:19
ご神事でのお祈りが始めと終わりにあるって
なんだかサンガに改めて
意識を合わせる感じがします。
自分のこれまでの変化を振り返ってみたり
気持ちを新たにできたりして
ありがたい行事だと思いました(^_^)☆
阿部さん、ありがとうございます❗
Posted by 上地 at 2020年06月30日 15:37
日本の古代史の中で「神武東征」については諸説あるようですが、その実像について、憶測などではなく考古学、地理学、生物学などの多角的な観点からそれを裏付ける本を最近読みました。

昨年出版された「日本の誕生」(著:長浜浩明氏)という本ですが、大阪平野の地質や地形の変化と古事記、日本書紀の文献を照らし合わせて神武東征の時期を割り出した大変興味深い本でした。

1年に2回年を数えていた時代のことも書かれていました。さらには正気を失った戦後の古代史論についても触れていて大変面白い本でした。古代史に興味のある方には面白い本だと思います。
Posted by 正統派の猫背 at 2020年06月30日 19:52
そう言えばと思い出して、カタカムナの「ヒ」をネット検索してみると、
正に阿部さんが感じられている通りのニュアンスのようです。

いつもいい「ヒ」でありますように・・・・・
・・・・・なんて、本当は、いつだっていい「ヒ」、ですよね・・・・・
『魂の源』、『存在の源』が『悪くなる』はずないですもんね。
いつだって「ヒ」・・・『魂の源』、『存在の源』は『良い』のに、
わざわざそれを『悪い』みたいな『概念』などで覆い隠しているだけ。
だから、いつだっていい「ヒ」。
シンプルですね。

旧暦の6月末って、今のお盆過ぎなんですね・・・
旧暦の12月末は、今の1月末。
夏の盛りを過ぎて冬へ向かう時期、冬の寒さがゆるみ始めて春へ向かう時期を、
『年越し』としたのでしょうか。
季節の節目が、『一年』の節目に合ってるというのはいいですね・・・・・
Posted by ただの「自分」 at 2020年07月01日 01:37
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