かんながら

疲れやすくなったと感じている人いますか。

年齢による体力の衰えもありますが、疲れは身体だけとは限りません。

脳が疲れているということでもあるようです。


一日に平均でも数万の思考が去来し、しかもその９割以上は昨日も考えたこと。

まったく意味なく繰り返されている思考の量はハンパじゃありません。



今日は頭を休めるワンポイントアドバイスを書いてみます。


そのひとつは、思考の内容に名前を付けてしまうこと。


たとえば、Ｙ部長のことに関することであれば「Ｙ部長」

漠然とした将来不安であれば「将来不安」

そのまんまのタイトルを付けておくと、再びそれが出てきたとき


「あっ、また同じのが出てきた」

と気づけやすくなります。


そしたらその思考をスルーしてみるか、あるいは見方を変えてみるのです。


同じことを同じように考えてしまうのは、その思考の内容に対して同じような前提を持っているからです。

そして何回も出てくるのは、その奥に隠れたニーズがあるから。

それを見つけてあげるのは、同じ思考のループから離れるきっかけになります。






僕の場合は、最近だいぶ落ち着いてきましたが、以前は散漫な思考が朝から晩まで活躍していました。

いまの瞑想を本格的に始めてからの変化は著しく、思考と同化する時間のほうが珍しくなってきています。


あとはストップ瞑想。

どんな時でもいいから気づいた瞬間にすべての行為をストップして、ただ起きていることを全体的に注視する時間を作ること。


その時注視しているのは、辺りの気配だけでなく、内側に湧いている思考や、気分や、身体の微妙な変化などもです。


外側に対しても内側に対しても、完全な物見になりきってしまう。

秘訣は、思考の内容や、起きていることに対して、一切の判断を持ち込まないこと。

ただ見ているだけで、干渉しません。


そうやっていきなり中断を与えるのも、脳の休息に効果的です。


脳が休まると、ぐっすり眠れるようになります。

睡眠時間が長いのに寝足りないという人がいますが、その反対です。




脳の疲労は、何かを集中的に考えた結果ではなく、いつも漠然と考えている散漫な思考によってもたらされているそうです。

脳のアイドリング状態みたいな時間帯です。


いまもこの文章を読みながら、脳はアイドリング中かもしれないですよ。

定期的に休ませてあげようね。








何も考えずに、ひんでんうんそわか。

押せば命の泉わく。


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それで完了です(^^)