2009年01月19日

いやな出来事・心の闇

あるがままの自分を認める。

あるがままの自分を受け入れる。

あるがままの自分を愛する。


これはとても大切なことです。

だから何度も繰り返し伝えてきました。



しかしその一方でまったく正反対の事実があります。

それは僕たちがそれぞれに、固有の欠点や心の闇を抱えているということです。

決して完璧などではありませんし、そんな振りをするのも無意味です。

もし完璧だったら、この地上に存在するのは困難で、もうとっくに肉体生活を卒業しているはずです。



そんな僕たちには、自分自身を観察し検証する能力が与えられています。

自分の中で滞っている部分を見つけ、その障害物を取り除くことで、ますます輝きが増し、生き生きしてくるのです。

特にいまのように、大きなエネルギーが降り注いでいる変化の時代は、自分を飛躍的に成長させるチャンスです。


ところが実際に自分を見つめ直すのは骨が折れるので、つい楽をして見ないふりをしてしまいますが、この世はよくできたもので、しっかりと現実がいまの自分の姿を見せてくれます。


目の前で起きている現実の全ては、自分を映し出す鏡のようなものです。

人生最大の課題である「自分を知る」という目的のために、そのような出来事や人たちを、自分の人生に引き寄せたのです。


闇の部分は、うまくいかない出来事や、不快な経験としてやってきます。

その時に自分を正当化して、人や環境のせいにしていると、何一つ学ぶことができません。

自分の何がこのような現実を作り出したのかという立場にたてば、心の闇を見つけるチャンスになります。



一昨日書いた「いやな出来事」は、まさに僕にこのことを見せてくれた貴重な経験でした。

おかげでひと皮剥けたような気がします。


もし最短距離で成長をしたければ、最も信頼できる人に、自分についてのあらゆる面を聞き出すのがいいと思います。

かなり居心地の悪い時間になりますが、覚悟を持って聞けば、意外と簡単に受け入れることができます。


あなたの近くの人は、あなた以上にあなたを知っています。

人は自分自身を見ることは苦手ですが、人のことは細部にわたって見通せたりするものです。

そうやって情報を受け取ったら、成長にとって最高の近道です。



それを知ったからといって、自分を卑下したり、恥ずかしがる必要もありません。


教えてもらった心の闇は、真実の自分ではないからです。

真実の自分は、繰り返し伝えてきたように、純粋で汚れなき目覚めた意識なのです。

その闇は、自分が生きるために身につけてきた仮の姿です。



そんな自分を学んだあとは、新しい生き方を始めればいいのです。

その新しい生き方は、さらに多くのエネルギーを自分に引きつけ、現実をよりスムーズに進展させてくれることでしょう。


自分の強さを信じて、心の闇を見つめていきたいですね。




今日もここに来てくれてありがとうございました。






・・・・・・・・・・





明日の「いまここ塾」は通常どおり行われます。

初めての方も気楽にお越しください。



24日の「東京ライブ」は夜の部が満員で、昼の部を受付ています。



31日の「あの世に聞いたこの世の仕組みin沖縄」も好評受付中です。




Posted by Toshiro Abe at 10:15│Comments(20)
この記事へのコメント
阿部さん、いつもありがとうございます。
二ヶ月前に自分の弱さが引き寄せた嫌な出来事がありました。
いまだにその闇から抜けきれずにいます。
今日のブログをきっかけに抜け出したいです。
Posted by あゆ at 2009年01月19日 10:31
阿部さん 今日もありがとうございます。

阿部さんは やはり凄いですね。
真っ直ぐ自分を見つめて前進されてる。

自分の認めたくない所を、指摘されるのは本当に痛いですよね。
たいていの人は必死でその部分を隠そうとする。

でもそれは 本当の自分はきれいな光、きれいな愛の塊だから
上辺の汚れた部分を、自分だと思われる事を、魂が嫌がって居るのかも知れません。

上辺の汚れよりも 先ず本当のきれいな自分を分かってほしい。

その汚れも、クセも自分が付けたものですが
上辺の汚れで 自分の核が脅えて居るかもしれません。
やはり先ず自分をじっくり温めてあげる事が大事な気がします。
すると 嫌なクセも取れやすくなると思うのですが・・・

阿部さんの伝えたい事とちょっとズレがあるかもしれません スミマセン。
Posted by あい at 2009年01月19日 10:50
幼い頃からの、ある怖れが現在の自分にも多大に影響してるなあと、近頃やっと気づきました。
態度で私の欠点を鏡のように知らせてくれる、義弟の奥さんに(ちょっと渋々ですが・笑)感謝です。

そういう人が身内に現れたところがミソですね。
自分の中の怖れの古傷を越えるチャンスなのだ〜!
Posted by 菜緒 at 2009年01月19日 11:00
こんにちは、阿部さん!久しぶりに書きます。
今日の内容は、すごくわかりやすくて簡単で、1冊の本を一気に読んでしまったような感じです。

目の前で起きている現実の全ては、自分を映し出す鏡のようなものです。

そうなんですよね。そこを見ればわかるのですね。
現実は、なんかめんどくさくて避けて通りたくなるんですが、
すべては自分から起こっていることで・・・
ちゃんと向き合わないといけないんですよね。

今・・・・なんか・・・自分が選択してこうなったのに、
なんかめんどくさくてなってて・・・ちゃんと責任をもってやろうという気になりました。ホッ、よかった、よかった。ありがとう・・・

それと、子供に対してイライラとしていて、ついつい上の子にいじわるをして泣かした時、下の3歳半の息子に、すごい顔で『ねぇねとぼく、ママいない、いい!!』といわれちゃいました。こんなふうに返ってくるんですね。

とにかく、今日のお話はとても私にとって、タイムリーなお話でした。
ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。
Posted by yumi at 2009年01月19日 11:00
〉その時に自分を正当化して、人や環境のせいにしていると、何一つ学ぶことができません

。。。「正当化していない」、
自分にいいきかせてきた事を、
最近とっても自覚しました(^^;)

なんとなく気がついたけれど、
自分は悪くない、と信じ込んでいたんです。

でも、なんでこんなことが起こるのか?と凹みながら思っていました。
そして、久しぶりに「鏡」という言葉を思い出し、
当時理解したことを思い出してみて、
そして、また新しい発見をしたぁ~(T_T) という感じでした。

そして今日も、力図よく大きくうなずきながら読ませていただきました。
今日もさらにさらにたくさんの新しいことを知りました。

本当にありがとうございます。
Posted by まち at 2009年01月19日 11:24
いつも いつも ありがとうございます。

「自分の中で滞っている部分を見つけ、その障害物を取り除くことで、ますます輝きが増し、生き生きしてくるのです。」

「闇の部分は、うまくいかない出来事や、不快な経験としてやってきます。
その時に自分を正当化して、人や環境のせいにしていると、何一つ学ぶことができません。
自分の何がこのような現実を作り出したのかという立場にたてば、心の闇を見つけるチャンスになります。」

「教えてもらった心の闇は、真実の自分ではないからです。
真実の自分は、繰り返し伝えてきたように、純粋で汚れなき目覚めた意識なのです。
その闇は、自分が生きるために身につけてきた仮の姿です。」

                  ↓

【 そんな自分を学んだあとは、新しい生き方を始めればいいのです。】


「新しい生き方」 それが何か?と考える← この「考える」が曲者ですねぇ~


でも 答えは 必ず 『ちょうどいいときにやってくる』

それも 考えていないときに。。。。。


いつも ほんとうに ありがとうございます。

こやって毎日「自分見つめ」「自分整理」が 阿部さんの「おかげ」で、できます。

こころから 感謝 です。

ありがとうございます。
Posted by ひとみ at 2009年01月19日 11:27
どんなに重くたち込めた真っ黒い雲でも、
その上には真っ青な青空があるんですよね。
雲はとどまることなく流れている。
必ず晴れる!
今の私の暗かった心に、陽が射してきた感じです。
阿部さん…ありがとうございます!
今日この記事で嬉しかったです。
何度も読み返しています。

「東京ライブ」楽しみにしています。
CDが欲しいので、たくさん用意しておいてくださいませ。(^^♪
Posted by てるね at 2009年01月19日 12:27
自分の醜さや愚かさを見つめる時期にいます。
後悔や自分を責める気持ちになったりしますが、
同時に感謝やすぐ側の人の存在の大きさも
感じています。
たくさんのことに気づくことが出来ているのは
わかっているけれど、黙々と孤独な感じが
することもあって・・・。

阿部さんのブログは、大きな支えです。
必要な言葉が必要な時に聞けることで
リンクしているんだーと安心します。
いつも有難うございます。
Posted by ほさる at 2009年01月19日 12:55
白猫庵さん!今見たんですが、
昨日の私のコメントにコメントくださっていたんですね!
とっても嬉しいです!ありがとうございます!!
今日の阿倍さんの記事も、今の私に丁度いいものでした。
皆さんに助けられて生きているんだなぁ…って実感しています。
心が感謝でいっぱいになりました。
おかげさまで元気が出てきました。(^^♪。
Posted by てるね at 2009年01月19日 13:23
受け入れる心で、私以外の人間も受け入れたいと願います。

親や親友のように身近な人とも、全くの他人とも・・・
あらゆる人と分かち合えたらいいな・・・

無理なく偽ることなく、私を受け入れるように・・・

クールでも愛に溢れているように・・・

そこにはいかなる思想も宗教も国も人種もなく
ただ単純に笑いを共有できたらいいな・・・そう思います。
Posted by 渡辺 at 2009年01月19日 13:40
阿部さんこんにちは。

今回のお話もそのとうりですね。

目の前で起こる出来事は大体が自分の鏡となっておこります。

阿部さんは

☆心の闇

のことをおっしゃっていますが、何かそのようなものが現在あるのですか?

いつも明るいのでそんな風に思ってもみなかったけれど・・・。

心の闇はだれでも持っていると思いますが、あまりみつめていてもだめですよ。
本当に引き寄せられてしまいますよ。

本当に起きた時にどうにかすればいいんです。
余計な闇は気にしない方がいいです。
本当になっちゃいますよ。

私からの忠告です!(なんちゃって!)

いつものようにあかるくしていたほうがいいです(*^_^*)
Posted by 愛花 at 2009年01月19日 14:45
阿部パパ、今日もありがとうございます(*'ー'*)ふふっ♪

昼ごはんパクパク。

観照は苦しいですよね。私も去年は死にかけて毎日泣いてました。
パパに出会っていなかったら過去と同じように逃げていたでしょう。
忘れるは見ない振りですが、手放すには見つめなくちゃいけない。
もう苦しくて「人生はSMクラブかい!」と神様にツッコミましたが、
結局、私の無知(自分を知らないこと)が愛のムチだった訳です。

「目の前で起きている現実の全ては自分を映し出す鏡」

パパが昔からよく話してくれる鏡の話はほんとうに役立ちましたよ。
現実が自分の鏡なら、他人のせいにも、運命のせいにもできない。
不快な経験はサインですよね?心が安らげているかどうかの。

パパがいなかったら私7回くらい死んでそうだな(笑)

命を吹き込めるパパは素敵です。

(≧∇≦)ъ ナイス!
Posted by えり at 2009年01月19日 14:50
阿部 様

 こちらこそ、いつも訪問させていただいて

   どうもありがとうございます。

     もう60歳なんですよ・・・ (笑)

 死ぬ間際まで<自分を知る>という学びは

            続きますね。(汗)
Posted by 銀河鉄道 at 2009年01月19日 16:20
阿部さんの今日の日記は最近自分の心の動きを綴った自分の日記の内容そのものです!驚きました。

自分について学ぶって素晴らしいことですね!
今同じような体験をしている人がいっぱいいるのでしょうね。
皆でこの喜びを分かち合えたら!と思います。
今日もお互い頑張りましょう!
Posted by Marmite at 2009年01月19日 17:29
色が変わってびっくりしました!!
緑は今年の色ですもんね☆
Posted by 光 at 2009年01月19日 18:39
阿部さま、ありがとうございます。
(自分自身を観察し検証する能力が与えられています) この言葉は

むりせずに、そのままの自分でといっていただいた気がします、外からのマニュアルに頼ってしまいがちな、自分ですがもともと能力があるのですね。

何かに守られているような感覚なのでしょうか、タイムリーに実感することができました。
(大きなエネルギーが降り注いでいる変化の時代)、時間が経つのが早いこと

(さらに多くのエネルギーを自分に引きつけ、現実をよりスムーズに進展させてくれることでしょう。) とは、日々の問題の対処の仕方によって、おこる事が

大きく違うようです。なんでも、ありがたく想ってみようと、こころにきめたとき
必ず、次にうれしいことが起こります。それでいいんだよって応援してもらってる気がします。特にこの阿部さんのブログを読むようになってからです。
Posted by simple at 2009年01月19日 22:26
初めまして
前から阿部さんのブログ覗いてました、私は 去年の秋に主人が解雇されて私のパートでやりくりして、苦しいです。主人は知らないふりで、家事もやりません。私だけ・・・と言う気持ちが先走ります。 肉体的にも限界です。私の気持ちは、どこに置いたらいいのでしょうか。素直に阿部さんのメッセージが入りません。苦しいです
Posted by ミセス at 2009年01月19日 23:18
こんばんは。
今日も心にすっと通るシンプルなメッセージを有難うございます。

以前はこんがらがった思考で「ああでもない、こうでもない」と考えすぎてた自分でしたが、今はだいぶ客観的に見られるようになってきました。

>その闇は、自分が生きるために身につけてきた仮の姿です。

あー、そうなんだ。そういうふうに思えばいいんだ。
今日もまた一つ、楽になるヒントをもらいました☆
Posted by awareness at 2009年01月20日 00:05
こんばんは(..)
いつも拝見させて頂いてます。
コメントはあまり書き込んだ事がなかったのですが
どうすればいいのか分からなくなってきてしまったので書き込みさせて下さい。
最近、本当に自分の嫌な部分や闇を周りに指摘されるようになりました。

今まで何となくやり過ごしてた事がそうはいかなくなってきたのです。

悪い行いは直ぐに暴かれるし、人に謝ったりしても本当にそう思ってる?って聞かれます。


多分指摘は当たってます。

痛いところを突かれた!って思います。


悪い事をしたと認識しているのに心から反省して謝る事が出来ないのです。


自分の至らない部分を認識してさらに上を目指そうと思っていても

自然に心がそう思えない自分をそう思うようにしようとしても
感情が伴っていかないのです。


だから相手に本当にそう思ってる?って聞かれるんだと思います。


自分でもどうしたらいいのか分からなくて

書き込みさせて頂きました。

なんだか、悩み相談みたいになってしまってすいません…
Posted by ミリチャン☆♪ at 2009年01月21日 00:48
阿部さん、こんにちは。
今日も気付きに満ちたお話、ありがとうございます。

ちょうど昨晩、歩きながら、感情のたずなの扱い方を考えていました。
感情とは、煙のようなもの・・・
炎(怒りを正当化する思考)を消せば、煙(感情)はすぐに立ち上って消えるもの。
しかし、火元がくすぶっている限り、すぐにメラメラと着火してしまうのもまた事実。

ネガティブな感情が沸き起こった時というのは、その根源にある大元のトラウマや痛みを浄化する大チャンス!でもありますが、
よほどでなければ感情に飲み込まれ翻弄され蝕まれてしまうのが、人の性・・・。
結局、自我と向き合い、その火元から丹念に消していくことが、課題のようです。

そのための最適なツールが、瞑想だと、阿部さんはおっしゃるのでしょうね。

しかし、やはり、私は瞑想につきまとう危険性を回避できるかのか、不安になるのです。
いわゆるワンネスを体感したり、瞑想中に神々しく光輝く神が現れお告げを頂いたり、強烈なエクスタシーを体験したり、、、
それでも、特別意識に呑み込まれる事なく、瞑想が迷想とならず、
阿部さんのように、しっかりと地に足をつけて、社会に順応して生きていけるのだろうか。。。
私には、その自信がないのです。。。いきなり勘違いしまくって、教祖になっちゃうかもしれないし(汗

それでも、やはり、阿部さんは瞑想を勧められるのでしょうか・・・?



☆takaさん
僭越ながら、私からも一言、言わせて下さい。

>こんな私でもみんなと同じ1つなんでしょうか?

60億の人たちがひとつなのに、takaさんだけが1つじゃないだなんて!
そこまで特別な人なんて、この地球上に存在しえないと思います(笑
すべては、ひとつですから。
つまり、自分を嫌うということは、自分につながるすべての存在を嫌うことになってしまいます・・・。

「自己嫌悪・罪悪感・劣等感」こんな感情こそが、自我の発生源にあるのではないのでしょうか?
自我を減らして生きたい、という思いがあるなら、御自分を大切にすることが、何よりも大切です。
とはいえ自我を悪者だとみなして、退治するのではなく、自我にも愛情を注いでいただきたいのです。
自我は、心の闇です。闇が必要としているものは、さらなる闇ではありません。自我に必要なのは、光です。
takaさん御自身による、御自身への愛情です。
光を注げば闇は消えるように、愛を注がれた自我は、愛へと昇華します。
どうか、御自分を大切になさってください。
どうか、御自分で御自分を傷つけることのありませんように。
Posted by 智子 at 2009年01月22日 13:36
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