2008年09月16日

あはは

ある男が死んで、目が覚めるとそこは美しい花に囲まれた天国のような場所でした。

男はここに美味しいワインと豪華な食べ物があれば完璧だと思いました。

するとそれを思ったと同時に、目の前に素晴らしい御馳走が出現しました。


次は御殿を思い描きました。

すると次の瞬間、見事な装飾品に囲まれた素晴らしい部屋の中にいました。


次は美しい女性、次は金銀財宝、次は・・・・


それらは全部思い通りに、瞬時に目の前に現れました。


最初のうちはそんな天国を大いに楽しんでいましたが、あまりに望みがかなってしまうので、そのうちつまらなくなり、ついには大きな欲求不満に陥りだしました。

それが限界に達したとき、男は神様に言いました。


「もうこんな天国は沢山です。元に戻してください」


すると神様は言いました。


「お前は何を勘違いしているのだ。お前がいる場所は天国ではなく地獄だ」


びっくり!



僕はこの話が好きです。


さて、僕たちは人生が自分の思い通りであってほしいと願いますが、実際には思い通りにならないことのほうが多いですよね。


でも人生の幸せとは、すべてを思い通りにすることではなく、何が起きても、それを全面肯定できるような、そんな心境に至ることだと思います。


人生には上り坂があり、下り坂があり、まさかの坂があり、そんなふうに波乱に富んでいるから面白いのです。


坂を登るときは全身に汗をかきながら、一歩一歩力を込めて歩くだけです。

汗を書いたあとの爽快感は、汗をかいた人にしか味わえません。


たとえどのような不運に見舞われたとしても、何が起きたとしても、「OKわかりました。天がこれを私に望むのであれば、全て受け入れましょう」と全面肯定できたとしたら、その瞬間に視野が開けて、愛と可能性に満ちた世界が広がっていくでしょう。


それが昨日話した「どう在るか」ということです。



人生は天との共同作業で創り出していると、僕は思っています。

だからずっと天にお任せして生きてきました。


これといって天に感謝を告げることもありませんが(お互い様だから)、それでもいつも一緒に生きているという感覚はあります。


だから何かがうまくいかなくなると、もし天が望むならそれもよしと考え、自分にできる最善を尽くします。


すると、たいていのことは上手くいきます。

どうやら天も上手くいくことが好きみたいです。




僕の大好きな禅僧、良寛さんがこんな言葉を手紙に残しています。


「災難に逢う時節には災難に逢うが良くそうろう。

死ぬ時節には死ぬが良くそうろう。

これはこれ、災難を逃るる妙法にてそうろう」



災難がないようにと先のことをあれこれ心配するのではなく、起きることが起きるのだから、起きたら起きたで、それを受け入れる自分でありなさい。

それが心の苦しみから逃れる最良の秘訣だというわけです。


そして、まさにその態度が「いまを生きる」ということなのです。




思し召すまま 流れのままに




さて今日からまたウィークデイが始まりましたね。


気楽に頑張ってくださいねニコニコ


人生とは、いまを生きることですよ。






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Posted by Toshiro Abe at 09:02│Comments(25)
この記事へのコメント
私もこのお話好きです。
とても良いお話です。
世の中にはあれもこれもそろっている方っているいれど地獄なんでしょうか。

先日、いやなことがありましたが、すべてをうけいれて、そのことをきっかけに、そしたらとても気がらくになりました。
いいままでの自分がおかしくさえなりました。
それなりでいいのたとおもいました。
受容をすることはかんたんなんだけれどもむずかしいですね。
人にはこだわりがありますものね。
そんなこだわりをぜんぶすててしまってしまったとき、
とても心が穏やかに、明るくなりました、
そしてそこに愛もうまれたようなきがしました。
生きるってそういうことなんですね。
次のチャンスのときにはうまくいくようにできているのかな・・・。
勉強になりました。というよりシンクロしてしまいました。
Posted by マリー at 2008年09月16日 09:18
阿部さん今朝の説法おもしろかったです(^0^)
何でも叶うのは地獄か…

"GIVEN"…人もうらやむ美貌や富に恵まれた人が、
世を儚んで自害することって、ままありますよね。

自分に与えられた一握りのものに感謝して、
自分の身の幅でくらしていくこと。

いま生活するのに汗かいてるけど、とても倖せです。
Posted by なちゅき at 2008年09月16日 09:22
連休明けの朝のちょっとしんどい気分の時に
ぴったりのメッセージありがとうございました。

最近私は、老子の「上善如水」という言葉を
気に入っています。
阿部さんのメッセージと重なります。
Posted by いしい at 2008年09月16日 09:22
仕事の朝一番に、阿部さんのブログチェックが日課になりました。

土日はお休みです(笑)・・・・休みも大切ですよね☆

解りやすいお話をありがとうございます。

♪全面肯定♪素敵ですよね!!

いきなりプラスに意味づけしたり、プラス思考するのは

無理があったり、自分を誤魔化して無理やり納得させている部分が

あると思います。

物事を起きてくる現象を良い悪いで判断せず、意味づけせず

色をつけず、そのままを受け止めることが大切かなぁ~と

思います。

そこから自然にこれで良いんだ・・・このままですべて上手くいって

いるんだって本当に解るんだと思います。

とりわけこの世は感情に支配され易いですが、

どんなことが起きても軸をしっかり持ち ブレナイ自分で

いようと思います。

今日も阿部さんに感謝☆読者の皆さんの様々な意見・

コメントを楽しみにしています。


楽しい毎日をありがとうございます♪
Posted by ミミ at 2008年09月16日 09:34
あべさんおはようございます。

「天の思いしめすすまま。 流れのままに・・・」

最善を尽くし、満足していると、あんがいうまくいく。

最高の幸せだと思います。そのとおり。と実感します。

あ~~~幸せだな・・・と思います。

最近、気づいたのですが、あべさんのブログを読ませていただく様になった頃
から、自分が「社会で認められるためにこうしていかなきゃ」・・・という思いが薄くなった様な気がします。
以前のキュ~っとなる、苦しさや頑張らなきゃ。という自分の中の変な力を感じないので、リラックスして過ごす時間が増えているように思います。

身を任せていると、自然に与えられたりもする。

最善を尽くして、上手くいかなかったと思う事も、これも流れていくひとつの過程・・・私が、この事を過ごしていることで、全体でひとつになってる。なってる。・・・と妙な安心感がでてきて。笑

今、DOingは完璧でない自分、でも、beingはいつも純粋無垢でいつも美しい自分。

そんな自分の今がとても幸せです。

いつも、ありがとうございます。今日も、感謝して。
今ここを楽しんでいきます。
Posted by ななこ at 2008年09月16日 09:40
おはようございます。

専業主婦には やっといつもの連休に
戻りました。(あはは)

何度も何度も 繰り返し繰り返し
真実を 伝えてくださる阿部さん
ありがとうございます。

本日も 
ほどよい勇気と元気をいただいて
いまここ・いまここ。
Posted by kayoko at 2008年09月16日 09:43
阿部さん!

おはよーございます。

良寛さんの言葉を頂いて今日という1日がまた楽しく落ち着いて過ごせそうです。

今日の僕の予定は午後からの打ち合わせだけなので、コーヒーを飲みながら午前中までの長い時間パソコンの前に座って居られます。

多分。

最近の僕は、朝と晩必ずここに来て阿部さんや皆さんのコメントを拝見してます。

お蔭様で、最近心に余裕ができ自然と笑顔がでるようになりました。

今までいろんなブログを見てきましたがこんなにフレンドリーになれたのは始めてです。

そーいえば、小学生の頃、学校が終わるとカバンを玄関に投げ捨てて大好きな友達と秘密基地に行ってたことがありましたが、ここに来る時も同じような感じです。


今日の阿部さんの記事にある「出来事を肯定して最善をつくす。」
午後からの打ち合わせで使わさせて頂きます。 
Posted by 大工見習い at 2008年09月16日 10:15
最近は阿部さんにシンクロしているせいか

自分もまさにそんなことを日記にしていました。

しかし、思い通りにいくことは「天国ではなく地獄」だったとは。

思い通りにすることが人生ではなく、思い通りにいかないことも

受け入れることが人生。

「思い通りにすること」を受け入れるのは誰だってできますからね。

今日も多くの気づきを感じました。

いつも感謝。
Posted by ネオ at 2008年09月16日 10:44
ありのままの現実を受け入れて、
いつも「今」を幸せに生きていたいですね^^
Posted by ヘンゼルとグレーテル at 2008年09月16日 10:48
コメントありがとうございます。

いつまながら、みなさんのコメントは僕の言葉足らずを補ってくれます。

だからこのコメント欄を読むのが好きだという人が多いのでしょう。


これからもよろしくお願いします。
Posted by Toshiro AbeToshiro Abe at 2008年09月16日 10:58
おはようございます♪

お蔭様で 今日も生かして頂いています!  

感謝!

今日も良い一日であります様に♪
Posted by まねきねこ at 2008年09月16日 11:13
阿部さん、いつも元気付けてくださって、有難うございます。

勤め人を辞め、自営の道へと踏み出したところです。
何だか世間から離れたような感覚やこのままで大丈夫か?などと
過去や未来へ行ったり来たりすることも多々あります。
特に金銭的なことを考えると不安は大きくなります。

けれど、阿部さんのブログで今ここに戻ります。
そうすると、心が穏やかになります。
不安も消えると、幸せな気持ちになります。
こうしていることが幸せなんだなぁーって思います。
こうしたかったんだなぁーと思います。

その幸せを維持するのにお金が必要よねぇ?などと考えると
また不安がよぎります。
そして、阿部さんの言葉を思い出しては、今ここに近いところまで戻ります。

一日の中で本当にたくさんのことを考えていることにビックリします。

けれど、勤め人でいた時の安定した収入があるのにもかかわらず、
感じていたヘンな不安はなくなりました。


思い召すままに・・・けれど、最善を尽くします♪
Posted by ほさる at 2008年09月16日 11:17
ヘッセが書いた「クヌルプ」の最期を思い出しました。
人生の最期だけでなく、普段の日常でも
同じような心境を保つためにも、
この「いまここ塾」が必要なのだと思います。
Posted by douko at 2008年09月16日 11:56
『災難がないようにと先のことをあれこれ心配するのではなく、起きることが起きるのだから、起きたら起きたで、それを受け入れる自分でありなさい。』

・・・因果律やカルマによる災いを恐れたり、『引き寄せの法則』などで未来に期待したりしています。

『受け入れる』をメインテーマにしたいと思います。
Posted by ゆーきー at 2008年09月16日 13:27
満足しています。
そう思えて、とても幸せに思います。

私を知る人は笑うかも知れません。
強がりだと思われてしまうでしょうね。

子供が難病なのに?かわいそうに。
そう言われているかも知れません。

ところが私も子供も元気です!
あまりに明るいのでまさかと思う人もいるかもしれません。

神様は何か(特別な何かでなく例えば生きること)を
期待している。
そんな気がするのです。(子供もそう言います)
心停止があってから生きている今も、偶然とは
思わないんです。

欠けていても、幸せってありますよ。
心が豊かになっていく気がするんです。

それでも

心が疲れてしまった時には、瞑想します。゚ヽ(・c_,・。)ノ.+
Posted by さくら at 2008年09月16日 14:31
こんにちは。

私もこの、良寛さんの言葉が大好きです。

今日も命があることに感謝。

みなさんにここでお会いできることに感謝してます。

熱い日差しの散歩道、風が吹いただけで感謝できるこの気持ちのよさ。

これから娘のピアノです。

赤ん坊におっぱいあげてから、いってきます。

今日も幸せ感じられたら、きっと明日も幸せです。
Posted by 花畑 at 2008年09月16日 15:21
こういう地獄もあるんですね。

逆にきついってやつかも。

だめな子供を育てたければ、ほしいというものを何でも買い与えればよい。
という話もあるので、真実をついた話ですよねぇ。
Posted by 鹿児島 観光 at 2008年09月16日 17:55
こんばんは。
最近読み始めたばかりですが、日課になりました。
私も参加させていただきたくコメント致しました。

私は、成功するのは決まっていて、でも、すぐに望みがかなてしまったらつまらないから、それを手に入れるためのプロセスを楽しむために苦労があり、
喜怒哀楽があり、すべては経験するために、人生はあると思うことにして、
つらいことも一歩引いてプロセスを楽しむ自分を置くようにしています。
Posted by 陽子ママ at 2008年09月16日 20:05
阿部さん、いつもありがとう。

 今日僕は、親子の縁を切る、ということになりました。

 お互い憎み合っているのではありませんが、僕の付き合っている女の子が

フィリピンの人でホステスというだけで、騙されていて家も財産もとられる、と

いう頭しかなくて、しかたなく縁を切るという事になりました。


 こんな状況になっても、落ち着いていられるのは、神に自分をゆだねる覚悟をしているからです。


 今こんな状況になり、これからのことなんか分かりませんが、僕は、これが


起こるべくして起こっていることがわかっているので、大丈夫でいられます。


 素晴らしい、真実の道に繋がっていることも分かっています。


 信じています。 今まで親に頼って暮らしてきたので、やっと追い詰められ

て自立していくしか無くなった、28歳です。
Posted by ゆうや at 2008年09月16日 20:24
こんばんは、今日の阿倍さんの言葉に共感します。
ピチ受け入れなのですが、それをした時によしっ、どうしようかなと落ち着いて
考えることができました(その時に覚悟をきめて受け入れる
とよりそういう気持ちが倍増するかも)でも、夫婦げんかの時はうまくいかない
です。受け入れる前にコミュニケーションがたりないからでしょうかねー。
これからも阿倍さんの風の発信に吹かれて、いい気もちになりたいと思います。
ラジオでの一人つっこみ後に笑うあいだの間が最高です。今では、阿倍さんが笑う前に笑えるようになりました。(ちょっと意味がわからなくてすいません)
Posted by いま at 2008年09月16日 20:47
雨の朝、昨夏逝ってしまった近しい人のことを考えておりました。

すると、「起きることが起きるのだから、起きたら起きたで、それを受け入れる自分でありなさい」・・・

今日もありがとうございました。
Posted by よしこさん at 2008年09月16日 20:47
最近、欲しいもがなんでも手に入る秘密の本を読んでいましたが…
阿部さんから見ると、これは地獄の花園ですね...ε=ヾ(;゜ロ゜)ノ
確かに落ち着きませんね。
僕も今起きていることを受け入れるように魂のほうへシフトを変えていきたいです、…が欲がでます、そして、日常の気付があると感謝してます、今はこんな感じです。
阿部さん明日も楽しみにしています。
あはは
Posted by 小野 at 2008年09月16日 22:01
何もかも思い通りになれば幸せ…?

そんな事は絶対にありませんよね。苦労だと思うのは、自分の心ですもの。

私も母親の病気と5年間お付き合いさせていただきました。様々なことがあり、実際笑っていられなくて、涙したことも多々ありました。

それでも母親と過ごした5年間は、本当に心温まる素晴らしい日々でした。母親の病気と向かい合う姿や、自分の病気の方が完治が絶望的であるのに、他の病気の方への優しい気遣いなどを目の当たりにし、人としての在り方を身をもって教えてもらいました。

悲しい想いより以上に、困難な状況の中でお互いを想い合う幸せというものを実感しました。

今も母と過ごした日々を想うと、幸せな想いが溢れてきます。今思えば、闘病した5年間という時間は濃密な時間を越えた魂の触れ合った時間だった様に思います。

他の方から見れば不幸な時間かも知れませんが、私にとっては何よりも濃密な幸せの時間だったと思います。そのような想いで母を送り出せたことが何よりの母親孝行だったのかも知れません。

最後はひどい痛みで苦しかったに違いないのに、亡くなった時の顔は信じられない位、穏やかな笑顔でした。

私もそういう風に戻りたいな…と思います。
Posted by Junko0117 at 2008年09月16日 23:38
時々 自分は夢を見ているような妙な感覚になります。
あくせくと働いているが本当は夢なのでは。。。
目の前にいる愛おしい人も実在しないのでは。。。
そこに気持ちを寄せたたかと思えば、客観的に遠くから見ているような。。。
最近よくそのような感覚になります。
現実逃避をしているのとは 少し違うような気がするのですが。
Posted by 風来坊 at 2008年09月17日 00:02
以前、私の友だちが

「人生なんの弊害もなく、苦もなく、平坦に楽に生きて、楽に死にたい」

というようなことを言った人がいました。


私はそれを聞いて「すごくもったいないなぁ。」と思ったのを記憶しています。

私も思い通りの人生なんてちょっとつまらないと思います。

思い通りに行っているときはすごく幸福で楽しいのですが、

やはりそれは思い通りに行かなかったことがあるからこそ

その幸福を感じることができるんだと思っています。


人生まだ半分くらいしか生きていませんが、そんな私でも人には言えない

すごく苦しかった日々がありました。


でもどん底だ。。。と気づいた時、これが底だったらもうこれ以上は落ちることはない、あとははい上がるしかないんだ。。。。

と気づいて前を向くことができました。

その時どん底の自分を受け入れることができた自分は前よりちょっとは色んなことに寛容になれたかな?と思えます。

今ではちょっとした苦難だったら「なんのこれしき!」って思えます。

「しょうがない」という言葉もあっさり飲み込めてしまえます。いい意味で。


そんな日々を振り返っても、今ではそのどれもが今ある自分のプラスになっている。とそう思えます。

そんなことを思うと、人生は思い通りにいく平坦な道より、でこぼこ道の方が絶対「いい人生だったな~」と最後には言えるんじゃないかって思っています。
Posted by @けいこ@けいこ at 2008年09月17日 17:33
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