2017年09月21日
しんちゃんとなっちゃんの不思議な物語 3
もしあなたが普段のなっちゃんと会っても、まったく障害には気づかないことでしょう。
むしろ凛としたたたずまいや、誰にでも明るく接する人柄から、魅力的で美しい一人の女性として見えるはずです。
会話も知的で、私たちと何ら変わるところがないのです。
ただ、彼女の場合は何かのきっかけで発達障害の特徴が顔を出します。
通常私たちは、育ってくる途上で場の空気を読むことを覚え、皆が静かにしている時は静かにしようとしますし、TPOをわきまえることで社会に順応していきます。
人間社会の暗黙のルールを体で覚えていくのですが、彼女の場合は認知機能がうまく働かないことで、自然に習得する事が困難になります。
また聴覚 視覚 触覚 嗅覚が一般の人より過敏なので、私達が何も気にならない事が本人にとっては、ものすごくうるさかったり、辛い事だったりします。
なっちゃんに特に見受けられるのは、いわゆる思いこみの強さのようなもの。
一度思いこんでしまったら、たとえそれが誤解に基づくものであれ、頑として考えを変えることはありません。
たとえば、あの人は私を嫌っているとか、私はダメな人間だとか、そのような思いがリアルな現実としてのしかかってくるのです。
そして自分をとことん追い込んで苦しめていきます。
考えてみればこれらの症状は私たちの中にもあります。
相手の嫌なところを一度でも見てしまうと、その先は相手をそのような人としか見れなくなりますし、おそらくはあらゆる人に対して張っているレッテルは、良いも悪いも含めて、すべて思いこみの産物です。
人は誰にでも様々な面があって、「こういう人」などと決めつけることはできません。
そのようにして見ていくと、精神的な障害者も健常者も、単なる程度の差でしかないということになります。
ただその程度が、社会生活に支障をきたすケースを障害者と呼んでいるのです。
したがって本人自身にも、自分が病気であることへの自覚がないことがほとんどで、なっちゃんも、自分がまるで異常者であるかのようなレッテルを張られるのは耐え難いことでした。
なっちゃんは作業にも熱心で、言われたことには何でも「はい」と元気よく返事をして働いていました。
ところが不幸なことに、この思いこみの強さや感覚過敏が間もなくして現れてきたのです。
スタッフもいい人達で、みんなが気持ちよく働けるように気を配ってくれているのですが、なにぶんその作業場の狭さが、他者との間に保っていたい安全距離を脅かすように思えたのかもしれません。
やがてすぐに
「あの人は私を嫌っているに違いない。みんな私を迷惑がっている。」
と悩むようになり、その兆候はもはや治まることはありませんでした。
あんなに頑張って働いていたのに、ほどなくしてその職場を退職することになります。
天にも昇るような喜びからスタートしただけに、その落胆は私たちの想像を超えるくらい激しいものだったことでしょう。
「ここに勤められないということは、もうどこに行っても勤まるはずがない」
それからの数週間は身動きが取れないほどの暗闇が、彼女を襲い続けました。
むしろ凛としたたたずまいや、誰にでも明るく接する人柄から、魅力的で美しい一人の女性として見えるはずです。
会話も知的で、私たちと何ら変わるところがないのです。
ただ、彼女の場合は何かのきっかけで発達障害の特徴が顔を出します。
通常私たちは、育ってくる途上で場の空気を読むことを覚え、皆が静かにしている時は静かにしようとしますし、TPOをわきまえることで社会に順応していきます。
人間社会の暗黙のルールを体で覚えていくのですが、彼女の場合は認知機能がうまく働かないことで、自然に習得する事が困難になります。
また聴覚 視覚 触覚 嗅覚が一般の人より過敏なので、私達が何も気にならない事が本人にとっては、ものすごくうるさかったり、辛い事だったりします。
なっちゃんに特に見受けられるのは、いわゆる思いこみの強さのようなもの。
一度思いこんでしまったら、たとえそれが誤解に基づくものであれ、頑として考えを変えることはありません。
たとえば、あの人は私を嫌っているとか、私はダメな人間だとか、そのような思いがリアルな現実としてのしかかってくるのです。
そして自分をとことん追い込んで苦しめていきます。
考えてみればこれらの症状は私たちの中にもあります。
相手の嫌なところを一度でも見てしまうと、その先は相手をそのような人としか見れなくなりますし、おそらくはあらゆる人に対して張っているレッテルは、良いも悪いも含めて、すべて思いこみの産物です。
人は誰にでも様々な面があって、「こういう人」などと決めつけることはできません。
そのようにして見ていくと、精神的な障害者も健常者も、単なる程度の差でしかないということになります。
ただその程度が、社会生活に支障をきたすケースを障害者と呼んでいるのです。
したがって本人自身にも、自分が病気であることへの自覚がないことがほとんどで、なっちゃんも、自分がまるで異常者であるかのようなレッテルを張られるのは耐え難いことでした。
なっちゃんは作業にも熱心で、言われたことには何でも「はい」と元気よく返事をして働いていました。
ところが不幸なことに、この思いこみの強さや感覚過敏が間もなくして現れてきたのです。
スタッフもいい人達で、みんなが気持ちよく働けるように気を配ってくれているのですが、なにぶんその作業場の狭さが、他者との間に保っていたい安全距離を脅かすように思えたのかもしれません。
やがてすぐに
「あの人は私を嫌っているに違いない。みんな私を迷惑がっている。」
と悩むようになり、その兆候はもはや治まることはありませんでした。
あんなに頑張って働いていたのに、ほどなくしてその職場を退職することになります。
天にも昇るような喜びからスタートしただけに、その落胆は私たちの想像を超えるくらい激しいものだったことでしょう。
「ここに勤められないということは、もうどこに行っても勤まるはずがない」
それからの数週間は身動きが取れないほどの暗闇が、彼女を襲い続けました。
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Posted by Toshiro Abe at 09:30│Comments(33)
この記事へのコメント
今日もありがとうございます。続きが気になります。良い一日を
Posted by 林ゆみ子 at 2017年09月21日 10:21
あべさん?
正直読むのが辛い
つづきは読まないかもしれない
変な感覚にすごい引っぱられる。。
Posted by あべさーん at 2017年09月21日 11:24
本当は一気に書いてしまいたいのですが、衰え始めた集中力と、万が一にも間違いがないように関係各位に目を通してもらってから載せているので、こんな状態になります。
たぶんこうして毎日アップするという自分に課せたプレッシャーのお陰で、この物語が完結していくのだと思います。
一気に読みたい人は一週間後くらいに来てくれたら可能になっているはずです。
今日はいまから瞑想教師トレーニングに来てくれた男性陣を空港まで送っていきます。
彼らはすでにここまでに、44日間のレッスンをしてきました。
残り11日間で、どうやら卒業の運びです。
まさか年内に教師が誕生するとは思っていませんでした。
これもすべて「かんながら」
起こることはいつも想像を超えています。
Posted by 阿部敏郎 at 2017年09月21日 11:28
阿部さん
ご苦労様です & ありがとうございます <(_ _)>
阿部さんと関係者さんとの共同作業なのですね。
本のケースで考えてみると、本になる前に執筆段階から読めているのと同じですね。
そう思うと、とてもラッキーです。
待ちきれない方は、待ちきれない気持ちと対面するいい機会かも (^o^)
Posted by neo at 2017年09月21日 11:59
いつもありがとうございます。
こうした話は関係者が納得しない形で発表されると意味も効果も半減どころか逆効果になることもあります。
…正直「引っ張るなぁ。」という感想はありますが、関係者全員が納得できる表現で読みたいので無理に急がないでください。
確かに「思い込み」は私たちに必要でありながら困った存在でもありますね。軽減するだけでどれだけ自由に、気楽に生きられるか…。
私も昔は「病気からの解放」を求めていたりしましたが最近は「病気が苦であるという考え方」からの解放を求めていたりします。…まぁそうしたら「(自殺する気も自暴自棄にもならないが)無理して「生きる」ことに執着する必要、ないんじゃないか。やることやって終わったら帰ればいいだけの話だ。」とか思い始めましたが(笑)。
では今後も書きたいことをお書き下さい。
Posted by TSY at 2017年09月21日 13:01
何も問題の無いところに、思い込みが苦しさを持ち込むのだなと改めて感じました。わたしもどちらかと言えば思い込みは強い方だと思います。鬱になって会社を辞めたとき、自分のことを沢山責めていました。まさに、なにやっても私はダメなんだという感じに。今思えばあれは思い込みのピークだったのだなぁと思います。なっちゃんの話を読みながらそんなことを思い出しました。
Posted by 薄茶色 at 2017年09月21日 13:09
いつもアリ(´・ω・)(´_ _)ガトございます。
何でしょう。
とにかく続きを読みたくて毎日楽しみにしてしまう。
黒斎さんの極楽飯店を思い出すw
Posted by Nobu at 2017年09月21日 13:15
え…今日はここでおしまいですか。く、くるしい〜(笑)
なんか、私のことが書いてあると思っちゃいました。
ほんと、程度の違いなだけで、私自身にも重なることばかりです。
個人的には、今の社会でフルタイムで働いたら、病気にならない方がおかしいとまで思っています。
そのくらい、不自然なことに自分の身を合わせて暮らしているところがあると思う。
どういうことなのかよく分からないし、どう言ったらいいのかよく分からないけど、
もっと自分の感覚を大切にしつつ、社会と関われたらいいなあと思います。
というか、自分の感覚に正直になったところで、社会が形成されたらいいのかなあ…
とにかく、自分の感覚を大切にしたいし、して欲しいと思います。
失礼いたします。m(_ _)m
Posted by eryngium at 2017年09月21日 14:19
>> 『そのようにして見ていくと、精神的な障害者も健常者も、単なる程度の差でしかないということになります。』
私も、この見方には昔から賛成です。
職業訓練学校ではないですが、私の知り合いで、ニューヨーク在中の日本女性がいらっしゃるのですが、
娘さんを、お母さんの呼び方?で、『宇宙学校』というところに通わせているそうです。
そこでは、学習障害(=天才)のある子供たちを、ある種の天才と見なし、そのような子たちがたくさんいて、
先生方も、それぞれが違う(個性)のが当たり前という考え方で、自分たちはもとより、学校の在り方もそのようになっているそうです。
そのような捉え方が、社会にも、広まっていけば、いいなと思いました。
Posted by y-be at 2017年09月21日 14:44
いつも拝読してます。
続きが気になります。
私も実は発達障害の診断を受けています。日常生活には支障はあまりないのですが、やはり人間関係のやりとりで苦労しています。
こうして少しでも関心を持っていただける事が、すごく励みになります。
Posted by 波乗りジャニーズ at 2017年09月21日 15:09
社会の方が正常(正しい)だとするとなっちゃんは障害者扱いされますよね。
しかし、社会の方が異常だと見る人は何故少ないのでしょう?
社会が正常(基準)であるという物差しを持たないと、"自分は正しい"という確証を持てないからなんでしょうか?
社会の方が異常だとすればなっちゃんは健常者です。
この後の展開を楽しみにしています。
Posted by 模察 at 2017年09月21日 15:15
母の体を洗いながら、「この体で90年も生きてきたんだなー」と、「すごいなー」と思っていました。
生きていくのって大変ですよね。自分を愛することも難しい。
でも生きなくちゃいけない…体も心も大事にしながら。
阿部さん
いつも ありがとうございます?
"魔女の宅急便"のDVDを借りてきました。
目に映る全てのことはメッセージ〜♪
ユーミンの歌もいいですよね。
Posted by Rie at 2017年09月21日 15:42
みんなの、続きが気になる苦しい反応がウケます。笑
その気持ちわかる!
でも 阿部さんのペースで、が一番ホッとします。無理はしてほしくない(誰にも)。&自分も無理はしたくないw
Posted by 薄茶色 at 2017年09月21日 17:27
ここから戦争もはじまっちゃうのかなーーー
わたしもこういうところ満載にあるし。
なんだか勘違いがもったいないな。
もったいないばあさんがくるぞ
普通が普通になればいいな
Posted by つきよ at 2017年09月21日 19:08
私も知的障害者施設で財務をやってます。うちにも 外からはわからないなっちゃんみたいな子が就労施設に来ます。
でも、私の方がなっちゃんみたい…かも
弟が生まれてから
私は嫌われる 私はダメ って 幼少期から ビリーブシステムになっていて
転職を繰り返してます。
この先が楽しみです。
Posted by yagurumagiku(矢車菊) at 2017年09月21日 19:24
阿部さん
いつも自由に書き込みをさせていただいて、ほんとうにありがとうございます。
私がこうしていられるのは、阿部さんのお蔭が大きいと思っています。
ブログを書くこと、どうぞご無理なさらないでくださいね☆
23日は、イベントも控えていますしね☆
ここからですが、応援させていただきます☆\(^_^)/
Posted by eryngium at 2017年09月21日 19:35
>もしあなたが普段のなっちゃんと会っても、まったく障害には気づかないことでしょう。
>むしろ凛としたたたずまいや、誰にでも明るく接する人柄から、魅力的で美しい一人の女性として>見えるはずです。
>会話も知的で、私たちと何ら変わるところがないのです。
ここが、気になる文章でした。
私の偏見、うがった見方かもしれませんが、、、、。
なっちゃん、綺麗なタイプなの?かな?
周りと比べてその凛とした佇まいが人より際立つが故に
辛かったのかなって、、、。
だって、多分、そうゆう見方で周りは接してくるじゃないですか?
目立ってはしまうが故に、プラス、たぶん、中学高学年の時に
友達同士の中でのイザコザの対象のトラウマがあったのではないか?
ごめんなさい、全くもって勝手な想像です。
嫉妬の対象者になりやすい傾向があるのかなって、思った。
人の視線を余計に集めやすい綺麗な存在。
それが、余計に悪循環の歯車にハマっていく状態に陥ったのかなって、、、。
多分、絶対、この、考えは間違ってるし、しんちゃんさんからは
納得して貰えない内容かもしれません。
ごめんなさいm(__)m
目立ってはしまうがゆえの抱える辛さがあるのかなってただそうおもった。
これは多分違うね。
失礼いたしました。
私が勝手になっちゃんにくっつけたストーリーです。
ごめんね、なっちゃん。
阿部さん、
今回の記事こんな短いストーリーなのに、
読んでて辛かった。
なっちゃんの思いがそのままのってる文章だと思うくらいに。
Posted by かえぽん at 2017年09月21日 19:53
光☆光☆
おやすみなさい
Posted by 甲賀忍者 at 2017年09月21日 20:33
うわーっ、み、身につまされまくり〜〜〜〜〜(笑)
全く他人事ではないので、勉強させて頂くつもりで読んでいます。
自動的に最悪のパターンを脳内でシミュレーションする癖、辛かったなぁ〜・・・・・
開き直ってそのパターンが湧いてくるその都度その都度、覚悟完了しきるまで考えて、
後はやる事をやるだけと決めたら、なんとか治まってきましたけどね・・・・・でも数年かかったなー。
覚悟を決めて繰り返すことで、パターンが見えてきたからだと思ってます。
『思いこみの強さ』は、覚悟を決めれば『強靭な集中力』として機能できます。
なっちゃんも、そんな感じに『変換』、できたのでしょうか?
Posted by ただの「自分」 at 2017年09月21日 21:41
私も発達障害ですが、同時にラジニーシのサニヤスです、頑張って瞑想していきます。
Posted by 郡山サティ at 2017年09月21日 21:43
なっちゃんと同じ病気ですが、統合失調症という病気を詳しく知ってもらえて良かったです。
外出中は人に変な人と思われるのが怖いので、"普通"に見られるように気を付けています。
Posted by 隊長 at 2017年09月21日 22:08
しんちゃんと?なっちゃんの不思議な?物語り。
しんちゃん、いつ登場してくるんでしょうか?
また、何故、阿部さんは、記事のタイトルに「不思議」とつけたのでしょうか?
続きを読めばわかるのでしょうか?(笑)
なっちゃんが、自分ばかり責めてしまうのは、発達障害が原因なのでしょうか?
昔から、どんな理由であれ、多勢に無勢だと、無勢に味方したくなります。
なっちゃんを理解してくれる人が一人でもいたら、状況は違っていたかもしれませんね。
そういう意味でも、「統合失調症」についても、「発達障害」についても、
少しでも多くの人に知ってもらい、理解してもらうことが、大切なのでしょうね。
そのために、阿部さんは、数回に分けて、このお話を連載?することにした、ということなのかもしれませんね。
お話の後半、なっちゃんの落胆を思うと、とても気になります。
Posted by 真理世 at 2017年09月21日 22:46
私も便乗して、よいこちゃん解釈おば。。
この話、一気に読むのは若干もったいですね。
じっくり触れるのが宜しい。
阿部さんも、3回くらいの記事を通して伝えるのが良いでしょう。
つて、今日で3回目やんけー、終わっとるやないかーい
Posted by rakuni... at 2017年09月21日 23:45
>そのようにして見ていくと、精神的な障害者も健常者も、単なる程度の差でしかないということになります。
>ただその程度が、社会生活に支障をきたすケースを障害者と呼んでいるのです。
総ての人の中にある内面、精神性を指してる、度合いと言いたいのでしょうか。
そう、社会の正常、異常とは書かれてないですね。
あ、そう、アメリカのそのプログラムは日本でもやってほしいですね。
つくづく、続く。
なぜか丑三刻ひさし。で、
君の名はしのぶさん期待大過ぎて外れ、「言の葉の庭」がの感想。100円で観れた。(隠れ文挿入)
ちなみに今回の話とちょい似てるなぁ。ってつい先週観た「聲の形」想ひだす。
Posted by 日和る at 2017年09月22日 02:16
先ほどの宇宙学校(自由学校)で、書き忘れてましたが、「ただし、他人や、周りに迷惑をかけない範囲で・・」ってことらしいです。
それが、どのくらい許容量か、共通の許容量なのか、分かりませんが。
Posted by y-be at 2017年09月22日 03:47
>身動きが取れないほどの暗闇・・・なっちゃんの心情を阿部さんが想像した記述ですが、これを読むと 阿部さんもそこを経験していることが解ります。私もそうです。
人としての無数の経験の中で、もっとも「過酷」かもしれません。私はそれ以下を知らないです。
Posted by 李 信 at 2017年09月22日 05:59
知り合いの中に特殊な環境の中に身を置いてる人がいます。
その人は不思議な魅力を放っている存在でした。
小さな頃の育ってきた環境の中で複雑な事象に見舞われてきました。
今でも深い傷を背負ったままでいるのかな、、。
過去がいつもその人苦しめる。
大人になってからも同じ様な事象を繰り返し追体験してしまうのです。
その為一切の人間関係を絶ってしまいました。
綺麗で不思議な魅力を現していた風貌は今は観る影もありません。
あくまで想像ですが人が好奇心で近寄ってこないように無意識的にそうしてしまったのかも。
他人の何気ない言葉が自分を責めているように聞こえてしまう。
福祉関係からの相談員の訪問が自宅であるのかな?。
狭い空間に信頼関係のない人の訪問は自分の心の境界線を越えてくる恐怖の対象者としか映りません。
誰かが盗聴しているかもとか、スマホのレンズにはシール目隠しをしたりとか。
その人に映る現実は信頼感の欠如した不安定な世界。
本人がいくら社会復帰したいと思っていてもその感覚が消えない限り
(社会との関わり方を拒絶してしまった場合は特に)社会復帰は難しいのではないだろうか。
只その人をあるがままにその人としてプラスもマイナスもなく、
そのまんまで、ただ、そこに存在して、あるがままにそこにただ寄り添う。
この場は安心の場である。
それをどうやったらその人に届けられるのだろう。
でもわたしもその人をまだ避けている。
わたしもおなじことか、、、。
知り合いは、なっちゃんとは違う症状ですが、多分世の中には色んな重いを抱え
いまもどこかの片隅で傷つけられないようひっそりと暮らしている。
それに気付いている(認識している)自分が
瞑想を始めていくことがこの先関係してくるのだろうか。
もちろんそれだけではないのだろうけど、わたしにはまだわからない。
Posted by こっぱ at 2017年09月22日 06:50
いつもありがとうございます。
事実が何で、解釈がなんなのか?
そこに思いや解釈が加わればストーリーとして楽しめる。
が、そこに分別が始まる。
アイデンティティー。私は何か?思い込みの程度の差かもしれない。
その思い込みによって一定の体験をし、記憶が強化される。
それが私。
Posted by まっす〜 at 2017年09月22日 09:37
阿部さん、ありがとうございます!!
大切に大切に繰り返し読みます。
全部読んでないのにもうすでに愛が溢れてくる。
Posted by AYAKO at 2017年09月22日 09:59
日和るさん
映画は…
大きなスクリーンで、皆と泣きながら見ないと感動しないんちゃうの(笑)
どうせ…
DVDの小さな画面で見たんとちゃうの(笑)
感動は画面の大きさに比例するのだ〜
Posted by 甲賀忍者 at 2017年09月22日 12:37
こっパさんにはこの動画どうかしらん。
https://www.youtube.com/watch?v=mQYX3m_jADI&t=293s (『潜在意識活用法』ポジティブな感情を自在に引き出すメソッド)
もっと簡単な方法ならマリファナが良いらしいです(汗)
ウェイトトレーニングを行う場合、背筋を意識すれば背中に筋肉が付き、胸を意識すれば大胸筋が付くそうです。
マリファナもこれと似て、快楽の為に吸うと溺れてしまうから覚醒を意識して吸うと良いとか。
しかし手に入らないから意味ないですがね(苦笑)
Posted by It's a Sony ♪♪ at 2017年09月22日 21:52
だめですよ大胆な指名は!忍。にん。
わたしがいない、という、ただ演者とともにある。
ってな風に、入り込んだ状態。
スクリーンにしろ、ちっちゃな画面にしろ、大きさなどと、意識しないトキ。
感動、そのものになっている。
・・・ってなぐあいに。
ここでは書いとこぉ?っと。
同じ画面でも、もうひとつの方がよかったって・・伝わりませんでした。
阿部さんの講演会でもなく、ファンのコンサートでもないし、
映画の場合、皆と・・って感覚は持った事はない。
わたしはですが。
ただ、??ワンコインキャンペーンで準新作が観れた報告と感想でした。
さて、
阿部さんの次回が待ち遠しい。 (も付け足す)(ほんとうか)(ですよ)
Posted by 日和る at 2017年09月22日 23:11
こっぱさんのコメント、興味深く読ませていただきました。
Posted by rakuni... at 2017年09月22日 23:28
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